スポーツ
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スポーツ 2011年06月09日 15時30分
復調できなければ『年金支給額』が違う? 松井が迎えた野球人生の正念場
せめて、来シーズンまで! アスレチックス・松井秀喜(36)が、本当にヤバイ。48試合に出場して、打率2割1分3厘、本塁打3、打点20−−。6月のヒット数は12打数1安打(7日時点)。チームは6試合を消化しているが、スタメン出場できたのは2試合のみ。アスレチックスは岩隈久志との交渉決裂でも分かる通り、“ドライなチーム”である。選手の好不調、優勝戦線に残れるか否かのチーム状況に応じて、シーズン中でも容赦ない放出トレードを行ってくる。 ボブ・ゲレン監督、そして、ビリー・ビーンGMは「(松井は)段々良くなっていく。他に調子の良い選手がいたからベンチスタートになっただけのこと」と前向きに語っていたが、このまま行けば、松井が“ドライなシーズン途中の放出”の標的とされるのは必至だ。 こんな見方もされている−−。 「一般論として、メジャーでは優勝戦線から脱落したチームは来季を見据え、高額年俸選手、もしくはベテランをシーズン途中に放出して、若手選手を集め直します。アスレチックスは松井でひと儲けしようとしても、今の成績では相手チームもシビアな判断をしてくるはず」(米メディア陣の1人) 優勝争いをしているチームは“ピンポイント”で選手補強する。左の指名打者、代打要員、もしくはセットアッパーといった具合に…。松井は左の指名打者か代打候補になるだろうが、2割1分3厘の低打率では相手球団が欲しいとは思わないだろう。 これから先復調し、爆発的な活躍を見せたとしても、アスレチックスは選手編成に関して“ドライなチーム”である。再契約できる補償は何処にもない。 「松井には3人目の快挙を達成してほしい」 現地特派員たちの間では、そんな声も出ているという。「3人目の快挙」とは、メジャーリーガーの年金対象選手のことだ。メジャーでは10年(1年を172日)以上プレーした選手は45歳から満額を受け取ることが出来、62歳から受け取ることにすれば、年間16万5000ドルが支給される。1ドル80円で換算すれば、1320万円。将来、外資両替レートがどうなっているか分からないが、NPBは同じ『10年強のプレーヤー』でも、約110万円程度(15年強の在籍選手は一律42万円/一部検討中)。比べものにならない待遇差である。歴代日本人メジャーリーガーのなかで、野茂英雄氏とイチローだけ。長谷川滋利氏も9年で引退しており、3人目となる最短距離にいるのが、今季9シーズン目を迎えた松井だ。松井も年金目当てでキャリアを重ねて行ったわけではないだろうが、「快挙達成を」と、周囲は応援しているのだという。 日本のオールスター戦のファン投票が始まるころ、NPB関係者の間では大リーグ機構との相違点が話題となる。NPBはメジャーリーグのように企業体としてビジネス活動を行っているわけではない。放映権、肖像権、商標権ビジネスは各球団が主体となっており、収入源といえるのはオールスター戦や日本シリーズの収益である。したがって、今夏もメジャーとの球宴開催が話題となり、企業体システムや選手年金にも話が及び、松井が有資格者になれるか否かも話題になったのだ。 「松井は1度スランプにはまると長引くタイプだし、もともと春先はそんなに成績が良くないんです。巨人時代は開幕から1カ月くらい、指揮官もそれを見越して我慢しながら使っていました。低迷するアスレチックスにはそういう余裕がないんでしょう」(前出・特派記者) 年金…。松井にすれば、「大きなお世話!」だが、このまま復調できなければ、来季のアスレチックス残留はもちろん、移籍先を探すのにも苦労するだろう。
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スポーツ 2011年06月09日 11時45分
バレちゃった遼くんの無免許運転
遼くんことプロゴルファーの石川遼が、日本国内では無効の国際運転免許証で自動車を運転していたことが発覚した。 父の勝美氏によると、遼くんは2月からの遠征中に米国の運転免許証と国際運転免許証を取得し、4月に帰国。02年に改正された道路交通法ではこの国際免許証は海外に連続して3カ月以上滞在しなければ日本では無効で、無免許運転となるが、5月下旬までこのことを知らずに運転していたという。 勝美氏は「米国の当局で『日本で使える』と確認したつもりだったが不十分だった。事故などを起こす前に分かって良かった。例外的な免許の取り方だから注意が必要だったと、本人も含めて反省している」と話しているが、発覚したのは週刊誌の報道によるものだった。 「スポーツ紙やゴルフ誌の担当記者はみんな知っていたが、取材拒否される可能性もあるのではと書けなかった。おそらく、書けないイライラが募った記者が週刊誌にタレ込んだんだろう。かなりヤバイ不祥事だが、遼くんの場合、CM契約やスポンサーなどにまったく悪影響はなさそう」(ゴルフ担当記者) 今週発売の「週刊文春」によると、遼くんは今年2月に米・ネバダ州で免許を取得したが、滞在していたのは2カ月で日本で有効になるまで1カ月足りず。 5月下旬の会見で遼くんは「最近はよく車の運転をしてるんです」と話していたが、会見後、報道陣から「遼くんの免許証は有効なのか?」と疑問の声があがり、それに気づいた勝美氏は「日本では無効。だから運転の話は書かないでくれ」と説明、その時はバレなかったが、あっさり週刊誌にすっぱ抜かれてしまった。
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スポーツ 2011年06月08日 11時45分
次期社長は貧乏くじ? 全日本プロレス・武藤社長が引責辞任!
全日本プロレス・武藤敬司社長が辞任を表明した。 同団体は6月7日、会見を開き、一連のスーパー・ヘイト選手(本名:平井伸和)の事件に関し、武藤社長が責任を取って辞任することを明らかにした。辞表は同日付で提出され、武藤は取締役にとどまる。後任の社長には内田雅之取締役が内部昇格する。武藤は「選手を処分するのは断腸の思いだった。選手を罰するなら自分自身ケジメをつけないといけないと思った。木曜日(2日)には決意が固まっていた」とコメント。 5・29神戸大会でヘイト選手が、試合後に急性硬膜下血腫で倒れて開頭手術を受け、いまだに意識が戻らない状態が続いている。その試合前には、TARUがヘイト選手に暴行を加えていたことが判明。TARUを始め、同じ控え室にいた軍団メンバーのKONO、稔、MAZADAの計4選手が無期限出場停止処分となった。 事件後、武藤は沈黙を守っていたが、即社長辞任に至った。後任の内田氏はプロレス畑以外の出身で、武藤に乞われて同団体の経営に参画。斬新なアイデアで、武藤全日本をサポートしてきた。当初は社長就任を固辞したという内田氏は、「このような状況のなかで、代表取締役という大任を仰せつかり、重責を全うできるか大変不安でもあります。選手、スタッフ一丸となって、この難局を乗り越えていこうと決意しました」と話した。 企業で事件が起きた場合、代表者の対応はさまざまだが、事件の処理に一定の区切りがついた段階で身を引くのが一般的。その意味では、次期社長の内田氏は、まさしく火事の真っただなかに、火の中に入るようなもので、貧乏くじを引いたともいえる。再発を防ぐため、同団体では現場責任者のカズ・ハヤシが中心となって、フリー選手を含めて、より一層管理体制を強化する方針を示した。大役を担った内田氏の手綱さばきに注目が集まる。 なお、武藤はこの事件に関して、一連の過剰な取材、報道をしてきた東京スポーツ紙に対し、個人的な取材拒否を宣告。全日本、新日本プロレス、プロレスリング・ノアの3団体が協力する同社主催のオールスター戦、8・27日本武道館大会への出場が微妙になった。(落合一郎)
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スポーツ 2011年06月08日 11時45分
松坂twitterに「つぶやいてて大丈夫か」の声
今週中に右肘の靱帯修復手術(トミー・ジョン手術)を受ける予定の米大リーグ・レッドソックス松坂大輔投手(30)が、最近始めた自身のtwitterで現在の不安な心境を告白している。しかしネット上などでは「こんな大事な時期につぶやいていて大丈夫か」の声が挙がっている。 「リハビリは大変だと思うけど、今は全く想像出来ないんだよね」、「今も自分の肘を見てメスがここに入るのかと不安ばかりが頭の中にありますね」、「皆さんに聞かれているリハビリ期間ですが、一般的に8〜12か月、長い人はプラス1、2か月という感じですかね」とつぶやいている松坂。ファンにとってはナマの状態をつぶやいてもらえるので、うれしいかぎりのようだ。しかし一方で、「右肘の状態は大リーガーにとってトップシークレットだと思うのだが大丈夫か?」と心配する声が出ている。これから手術、リハビリ生活の内容をつぶやく段階で、不用意な発言やノーテンキな発言などで選手生命を縮めてしまわないかというのだ。 手術を執刀するのは、肩と肘治療の権威でエンゼルスのチームドクターでもあるルイス・ヨーカム氏。成功率は90%ともいわれ、それほど心配はないようだが、松坂にとっては今後の野球生命に影響するだけに、不安がるのは当然。そのためということもないのだろうが、最近になってtwitterを始めた松坂なのだが…。 すでに首脳陣やチームドクターと日程調整を行ったとみられる。一両日中にも手術に踏み切るとみられている松坂。球場外での行動にも注目が集まってしまうだけにtwitterの言動にも慎重さが求められることになる。
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スポーツ 2011年06月08日 11時45分
日本人メジャーリーガー大コケで『ネクスト・マツザカ』の評価も急落?
イチローも打率低迷、ゴジラ松井は極度の不振…。その影響だろう。日本球界を視察しているメジャースカウトは“彼らの調査書”を下方修正しているという。 彼らとはヤクルトの青木宣親外野手(29)と、ソフトバンクの川崎宗則内野手(30)のこと。川崎は順調に行けば、今シーズン中に国外FA権を取得する。「イチローの仲介で、すでにマリナーズと話が着いている」なんて“際どい情報”も囁かれているほどだが、問題は青木の方である。 青木もメジャー志望は強く、ポスティングによる米挑戦を球団と相談してきたが、昨年オフは小川新体制を支えるため、また、ヤクルト側の強い要望もあって残留を選択した。かといって、青木本人がメジャー挑戦の夢を諦めたわけではない。 「ヤクルトは複数年契約を提示しましたが、青木がそれを断って単年契約を交わしました。球団も複数年契約を結べなかったことで、青木の(米挑戦の)決意を確認したというか…。球団も単年契約で納得したということは、青木を快く見送るつもりなのでは?」(プロ野球解説者の1人) 「球団が後押しする」という意見に対し、反論も多い。しかし、ヤクルト球団は本社専務だった衣笠剛氏がオーナー代行を兼任して、新社長に就任する(5月13日発表)。 「球団はまだ赤字を抱えています。それを解消させるための人事とも目されています」(前出・同) この社長交代が青木のメジャー挑戦の追い風となるかどうかはまだ分からないが、日本人野手の評価が難しくなってきたという。 あるメジャースカウトは「私見」と前置きした上でこう説明する。 「イチロー、松井の不振は年齢的な理由もあると思います。松井稼頭央が躓き、福留孝介、岩村明憲も活躍が長続きしませんでした。田口壮も苦しみましたし、身体能力の高い西岡剛も体格差の壁に泣かされました。川崎、青木は国際試合でも好成績を残していますが、自信を持って『通用する』と報告できません」 「体格差の壁」とは、西岡を故障に追いやった対戦チーム選手の“危険スライディング”のこと。独特の表現ではあるが、体格差がなければ、「ここまで重症な怪我は負わなかった」との見方もされているそうだ。今季の西岡のプレーが川崎の参考材料にもなると目されていただけに、小柄な日本人内野手への評価はますます難しくなってきた。 「今季は日本人メジャーリーガーの成績が全体的に芳しくありません。合格点を与えられるのは黒田(博樹)だけかも」(現地特派員) 岡島秀樹の活躍で、日本人リリーバーの評価が一気に高まった。小林雅英、薮田安彦、福盛和男が好条件でメジャー挑戦できたのは「岡島のおかげ」とも言われたが、総崩れしてしまった。その後遺症は今日も払拭されていない。松坂大輔の故障・長期離脱も、米メディアが『ネクスト・マツザカ』として紹介したダルビッシュ、そして、藤川球児、岩隈久志の評価にも影響を与えつつあるという。 「ダルビッシュは是が非でも欲しい投手です。でも、松坂の不振、故障を考えると3年以上の長期契約は怖い…」(前出・メジャースカウト) イチローと松井が復調しないことには、川崎、青木の評価も変わりそうである。球団が後押ししても、メジャーが獲得に挙手せず、マイナー契約なんてことになったら…。
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スポーツ 2011年06月07日 08時00分
大仁田厚が被災地で長州力とガチンコ遭遇!
元参議院議員でタレント兼プロレスラーの大仁田厚が、被災地で“旧敵”長州力と奇跡的な再会を果たした。 大仁田と長州は東日本大震災以降、人知れず被災地での支援活動を続けている。6月5日、大仁田は福島の南相馬市を訪問。まず、給食センターに物資を届けた後、避難所となっている原町第二中学校へ、炊き出しに向かった。 すると、先に同所を訪れていたのが長州だった。偶然の再会に、大仁田が声をかけると、かつて抗争を繰り広げた長州とガッチリ握手。旧交を温めた2人は、今後も被災地への支援活動を続けていくことを確認し合ったという。 両者の関係といえば、引退していた長州に対し、大仁田が執ように対戦要望を出し、それに長州が折れて、00年7月30日に対戦が実現。この試合をきっかけに、長州は本格復帰を果たした間柄。その後、長州が新日本プロレスを退団し、WJプロレスを旗揚げしてからも抗争は続いた。 2人が会うのは08年7月12日に開催された大仁田主催興行(ディファ有明)、長州主催のリキプロ興行(新宿FACE)に双方が出場し合って以来、実に2年11カ月ぶりだという。 思わぬ旧敵との偶然の遭遇に刺激を受けた大仁田は、「会えてうれしかった。これからも、被災者を元気づけていきたい」と笑顔を見せた。(最強プロレスサイトBATTLENET/ミカエル・コバタ)
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スポーツ 2011年06月06日 15時30分
「まるで東電・清水社長」とやゆ! 全日本プロレス・武藤社長の評価急落?
今、全日本プロレスの看板レスラーでもある武藤敬司社長の評価が、業界内、プロレスファンの間で急落しているというのだ。 全日本といえば、5月29日、兵庫・神戸サンボーホール大会で、悪役ユニットのブードゥー・マーダーズに所属するスーパー・ヘイト選手(本名:平井伸和)が、試合後に急性硬膜下血腫で倒れ開頭手術を受けた。その試合前には、同軍団のリーダー・TARUがヘイト選手に暴行を加えていたことが発覚。TARUを始め、連帯責任として同軍団のメンバーであるKONO、稔、MAZADAが無期限出場停止処分となった。 ところが、事故の翌日から、マスコミ対応を一手に引き受けてきたのは内田雅之取締役。武藤社長はコメントを出すこともなく、公に一度も姿を現していない。現在、武藤社長は古傷である両ヒザへの負担を軽くするため、スポット参戦を続けている。事故が起きた5・29神戸大会には出場せず、事故後初の興行となった6・5島根・浜田大会にも姿を見せることはなかった。 これだけ大きな事件が起きて、1人の選手が重大なケガを負っているにもかかわらず、事故後1週間経っても、いまだコメントすら出さない武藤社長に批判の声が出始めているというのだ。 「こんな事件が起きて、姿を見せないどころか、コメントすら出さず、対応を部下に任せっきりなんて無責任ではないでしょうか。社長としての責任を放棄しているとしか思えません。ファンも武藤社長のコメントを待っているはず」(ベテランライターA氏) 大事故といえば、東日本大震災による福島原発事故の対応に関し、東京電力の清水正孝社長が、直後の会見にこそ出席したものの、その後、「体調不良」を理由に雲隠れ。後にめまい、高血圧で入院したと報じられたが、その間、陣頭指揮を執ったのは副社長。清水社長が現場復帰したのは、震災から約1カ月後であった。体調不良とはいえ、会社、国の一大事に社長としての責任を果たさなかったのは事実。 会社の一大事に姿すら見せない武藤社長。「まるで東電・清水社長のようだ」とやゆされても仕方がない。武藤社長も体調不良なのか? 一日も早く表に出て、社長としての責任を果たすことが望まれるところだ。(落合一郎)
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スポーツ 2011年06月06日 15時30分
広島打線「50イニング連続無得点」は統一球のイタズラ?
広島打線がドロ沼地獄に陥った。セ・リーグワースト記録となる『50イニング連続無得点』で、チームは7連敗(6月3日時点)。その間、球団ワーストの4試合連続完封負けなども喫し、ハッキリ言って、広島ベンチはピリピリムードと、重苦しい空気の両方が入り交じっている。「打線は水モノ」とは昔からよく言うが、ここまでヒドイと、「やっぱりアレか!?」と考えてしまう−−。 アレとは、今シーズンから導入された低反発の統一球のことだ。●ヤクルト 37試合=チーム総得点121●中日 36試合=同119●巨人 38試合=同121●広島 38試合=同129●阪神 38試合=同102●横浜 41試合=同136 <6月2日時点> チーム総得点を『1試合平均』で見てみると、ヤクルトが3.27点、中日は3.30点、巨人は3.18点、広島は3.39点、阪神は2.68点、横浜は3.31点。昨シーズンの成績(144試合)は、ヤクルトが4.28点。中日は3.74点、巨人は4.93点。広島は4.13点、阪神は5.13点、横浜は3.61点。つまり、セ・リーグ6球団とも1試合当たりの得点能力は「1点」平均でダウンしているのだ。 「昨季、セ・リーグは『年間200本安打』が2人も出現しましたからね」(プロ野球解説者の1人) 現マリナーズのイチローが『年間200本安打』を達成したときは、“偉業”と騒がれたはず。なのに、ここまで簡単に記録更新されると、試合数が「130」から「144」に増えただけではないだろう。 「個人的には、投手の力量も影響していると考えます。昨季は防御率2点台の投手が広島の前田と中日のチェンしかいませんでした。巨人のチーム防御率が3点台、阪神は4点台、横浜は4.91。乱暴な言い方だが、昨季の横浜は、1試合につき、5失点を覚悟しなければならない状態でした」(前出・同) 統一球が導入された背景には、国際試合があった。とくに投手がそうだったが、代表に選ばれたメンバーから「感触が違う」なるクレーム、違和感が寄せられた。NPBとしても、「球場、球団ごとに試合球が違うのは改めるべき」とし、製作メーカーは1社と定めた統一球が誕生したわけだ。 その統一球の特徴である『低反発性』から、どの球団も「打球の飛距離が落ち、ホームランも減少するだろう」とは話していた。しかし、チーム得点のダウンは統一球のせいだけだろうか。 「何人かの監督が『機動力のアップ』を統一球の対策に挙げていました。どのチームにも俊足の選手も増えていますが、生かしきれていないような気がします」(在京球団職員) 一部関係者の私見だが、従来のペナントレース開幕日直前に震災が起き、「実戦練習ができなかった影響もあるのではないか」と指摘していた。 また、こんな声も聞かれた。某球団のスコアラーが個人的な印象と前置きしつつも、こう言う。 「選手は統一球が『飛ばない』ことを意識しすぎているのでは…。コンパクトにバットを振って芯に充てようとの思いが強すぎるのか、本来のスイングを見失っているのではないか」 同様に、統一球はツーシーム系の小さな変化球を得意とする投手には有利にはたらいたが、カーブ、縦スライダーなどの大きな軌道を描く変化球をウィニングショットとする投手には不向きなボールだという。後者の典型例が広島・前田投手である…。前出のスコアラーによれば、「広島打線はツーシーム系の変化球を得意とする投手に苦手意識がある」という。その通りだとすれば、広島打線の50イニング連続無得点のワースト記録は、統一球による打撃力の低下ではなく、ツーシーム系の変化球がプラスにはたらいた影響だろう。 いずれにせよ、統一球に対する投打の違和感が完全になくなるまで、もう暫く時間が掛かりそうだ。
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スポーツ 2011年06月06日 11時45分
イチローが『米球宴』落選の大ピンチ!
メジャー・オールスター戦のファン投票『第1回中間発表』が発表された。このままでは、イチロー(37=マリナーズ)の『偉大な記録』も途切れてしまいそうだ。連続200本安打もそうだが、このままでは『11年連続米球宴出場』が果たせそうにない。イチローへのファン投票数は67万4406票。ア・リーグ外野手部門4位。“出場確定枠”の3位になるには、同3位のハミルトンとの差『約7万4000票』を詰めなければならない。 現地特派員の1人がこう予想する。 「5月の打撃成績があまりにも悪すぎました。巻き返すには、単にヒットを積み重ねるだけではなく、逆転タイムリーなどインパクトの強い結果を残さないと…」 4月末時点での打率は3割2分8厘。しかし、5月の26試合は105打数22安打。『月間打率』になおすと2割1分で、過去10年とそれと見比べても、自己ワーストだった。 「守備でもいくつかエラーがありました。簡単な飛球を落としているんです。本人は陽の光が眼に入ったとか言っていましたが、今までなら、絶対にあり得なかったミスです」(前出・同) 一部では、今季38歳となる年齢的理由から視力の衰えを疑う旨も報じられていた。「メジャー1、2年目ほどのスピードはない」(米メディア陣の1人)とは言うものの、「メジャー全体ではトップクラスの脚力」なる評価は変わっていない。 オリックス時代を知るNPB関係者も「彼なりに打撃復調のきっかけは掴んでいくはず」とエールをおくっていたが、米球宴出場への逆風はこれからが本番を迎えそうである。米メディア陣の1人がこう懸念する。 「イチローとマリナーズナイン、米メディアとの関係ですよ」 イチローは日本人メディアに対しても、特定の取材者にしかコメントを出さない時期も長かった。イチローのコメントは、確かに難しい。また、ぶっきらぼうな物言いをするときもある。もちろん、悪意は全くないのだが、それを不快に思い、敵意があると言わざるを得ない記事を乗せてきた米・地元紙も少なくなかった。しかし、それを封じ込めてきたのも、イチローの突出した打撃成績だった。 前出の米メディア陣が続ける。 「今まではイチローの成績も高く、バッシング記事を書きたくても書けなかった(米国の)全国紙もあるんです。このまま成績が上がらなければ、イチローは厳しいバッシングを受けることになる」 米国の野球ファンはシビアだが、同時に正直でもある。成績の高い選手にはライバルチームの在籍であっても、惜しみなく球宴に投票する。たとえ、『イチロー・バッシング』が報じられたとしても、球宴の投票には影響がないと思うのだが…。 不思議な現象も起きていた。イチローが考えられないような不振に陥っているというのに、マリナーズはア・リーグ西地区で優勝争いを繰り広げているのだ。ファン投票の中間発表があった6月1日時点で、首位・レンジャーズとのゲーム差は僅か1.5。過去10年間の殆どは、「イチローが活躍してもチームが勝てなかった」のだが…。イチローが復調したら、マリナーズは勢いづくはず。いや、また反対にチームが失速なんてことにならないだろうか。
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スポーツ 2011年06月06日 11時45分
髪ングアウト! 薄毛ルーニーが植毛手術
イングランド代表でマンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニー(25)が植毛手術を受けたと4日、英大衆紙が報じていたが、ルーニー本人もtwitterで「25歳でハゲてきていた。結果には大満足」とカミングアウト(画像参照)。スクープを認める形となった。 スッパ抜いたのは英大衆紙「THE Sun(ザ・サン)」。それによるとルーニーは3日、ロンドン市内の有名クリニックで「ハイテク植毛治療」を受けたという。ルーニーもあっけらかんとしたもので「まだ少し腫れているが、治ったら披露するよ」とファンに約束している。 薄毛に悩んでいたといわれるルーニー。最近も、同僚の元イングランド代表FWマイケル・オーウェン(31)に「プロフィールの写真は何歳だ? 顔は12歳のように見えるけど、髪の毛は60歳だな!」とtwitter上で指摘されるなど、イジられ続けてきただけに「これでもう文句は言わせない!」といった心境だろうか。
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生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
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猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
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1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
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復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
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来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
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大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分