スポーツ
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スポーツ 2011年06月06日 11時45分
レッドソックスとの衝突も覚悟! 松坂「右肘手術」の舞台裏
右肘故障で一時帰国していた松坂大輔(30=レッドソックス)が再渡米したのは、5月30日夕方。チーム首脳陣と右肘の治療に関する話し合いをさらに重ねていく予定だが、松坂は『野球人生の大幅な修正』も覚悟しなければならないようだ。<松坂が手術を受ける方向に傾いている> 6月2日(現地時間)、複数の米メディアがそう報じていた。それに対して、レ軍首脳陣は対照的なコメントを残していた。同1日時点の発言だが、テリー・フランコーナ監督はこう答えている。 「手術しないで治そうと考えるのが自然だ」 松坂に近い日本の関係者によれば、「万全な状態に戻すため、彼自身は手術を受けたいと思っている」と話していた。レ軍チームドクター、及び球団トレーナーによる精密検査の結果は、「右肘の内側側副靱帯と屈筋群の異常」。その後、セカンドオピニオン(別医師による再検査)を担当したルイス・ヨーカム医師は、『右肘靱帯の損傷』と発表。つまり、レ軍チームドクターの診断以上に「深刻な結果」を伝えたわけだ。 これによって、松坂とレ軍の間に『2つの大きな問題』が発生した。1つは、手術を受けたい松坂と、治療・リハビリだけで早期復帰させたいレ軍首脳陣との考え方の違いだ。米国人メディアの1人がこう解説する。 「今さらですが、松坂獲得に投じた入札金は5110万ドル(約60億円)。年俸は6年総額で5200万ドル(年俸1年分は約7億円)。岡島(秀樹=35)は07年の入団時、125万ドル(約1億4700万円)。09年シーズンに田澤純一、斎藤隆を獲得しています。日本人投手にはそれなりの投資をしてきたものの、それに似合うだけの活躍をしていないと判断したからでしょう。岡島はかなり貢献したと思いますがね…。松坂が手術を受けることになれば、1年から1年半は投げられなくなります。契約は来年オフまで残っているので、レ軍は今季と来季、『投げられない投手』に125万ドルを払うことになります。大金をドブに捨てるようなものだから、手術をしないでくれというのがホンネでしょう」 そしてもう1つは、松坂が信用されていないこと。過去、調整法を巡るイザコザもあったが、今回は『感情論』だ。一時帰国していた約1週間、松坂はボロクソに悪口を言われていた。それも地元・米ボストンのメディアを使って…。 「何故、松坂が一時帰国したのかって? きっと漢方薬で治療するんだろう」 悪意のある皮肉だが、まだマシな方だ。 かなりヒドイ悪口が書かれていた。 「地元紙には球団関係者とか、チームメイトが言ったとありましたが…。悪意のある捏造記事の可能性もあります」(前出・米メディア陣の1人) スラング英語の具体的な記載は避けることにする。動物の部位にたとえて、一方的に松坂をガンコ者などと見下した言い方をしていた。いくら成績不振でも、ここまで言われる必要はないはずだが…。 前出のヨーカム医師は肩、肘の手術においては「権威」だという。一部報道によれば、『トミー・ジョン手術』が施されるとあった。復帰までは「早くて8カ月」、手術の成功率は「現在は90%」とのこと。松坂は気持ちを整理していくにしたがって、「10%の失敗を恐れる気持ちよりも、長く現役を続けるためにも手術を受けるべき」と判断したようだ。 「日米を問わず、選手は優勝したいと思う気持ちが強いため、治療を後伸ばしにして現役を縮めた選手も過去にいました」(プロ野球解説者の1人) 松坂の立場になれば、ここまで悪口を言われたら、無理をする気にはなれないだろう。 日本時間の6月3日夕方、「松坂が手術を受けることが正式決定した」との一報が飛び込んできた。帰国後すぐにメスを入れられなかったのは「レ軍首脳陣を説得するのに、時間が掛かった」とも言われている。 レ軍首脳陣は6年契約の大型マネーを投資している以上、来季も投げられるかどうか分からなくなる手術に納得がいかなかった。かといって、そんなことを露骨に言えば、権利主張にうるさいメジャー選手会も黙っていないだろう。松坂とレ軍はわだかまりを残すかもしれない。しかし、今回の松坂の手術による長期離脱は、日本人選手のポスティング制度を見直す契機にもなりそうだ。※レ軍・フランコーナ監督、ヨーカム医師のカタカナ表記は共同通信社・配信記事を参考にいたしました。
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スポーツ 2011年06月04日 17時59分
全日本プロレス・ヘイトへの暴行事件で軍団メンバーが無期限出場停止処分に!
全日本プロレス5・29兵庫・神戸サンボーホール大会の試合後に、急性硬膜下血腫で倒れ開頭手術を受けた悪役ユニット、ブードゥー・マーダーズ(以下、VM)所属のスーパー・ヘイト選手(41=本名:平井伸和)が、試合前に控え室で、ユニットリーダーのTARUに暴行されていたことは既報通り。 TARUは自主的に無期限活動自粛を全日本に申し出て受理されたが、6月3日、同団体より事件に関係した者に対する処分が発表された。 まず、VMは強制解散。TARUを含め、VMメンバーのKONO、稔、MAZADAの計4人には無期限出場停止処分が科せられた。同時に世界ジュニア・ヘビー級王者の稔、世界タッグ王者のKONO(パートナーはジョー・ドーリング)が保持するベルトははく奪された。 現場にいた関係者への調査でKONOらの3人はヘイト選手に手は出しておらず、暴行したTARUを止めに入ったとの証言も出ている。本当にそうであれば、ここまでの処分は厳しすぎるとも思えるが、「現場にいたという事実を重く受け止めた」(内田雅之取締役)末の厳罰となった。処分の解除については、ヘイト選手の回復を待って、本人及び家族との和解が成立した場合となるもよう。 ヘイト選手は命に別状はないものの、依然意識が完全に戻っておらず、会話もままならない状態で予断は許されない。 なお、6・19両国国技館大会では、世界タッグ、世界ジュニア・ヘビー級両選手権戦が予定されていたが、対戦カードは変更となる。(最強プロレスサイトBATTLENET/ミカエル・コバタ)
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スポーツ 2011年06月04日 17時59分
“元アイドル女子プロレスラー”脇澤美穂がスターダムに入団し10年ぶりに復帰!
あのワッキーがリングに帰ってくる! 6月3日、スターダムが会見を開き、元全日本女子プロレス(以下、全女)の脇澤美穂(31)が同団体に入団し、約10年ぶりの復帰を目指すことを発表した。 96年7月にデビューした脇澤は、納見佳容(引退)とのアイドルコンビ、「ミホカヨ」で人気を博した。00年4月にはフジテレビのプロレス番組「格闘女神ATHENA」にて企画されたつんくプロデュースユニット、キッスの世界(メンバーは脇澤、納見、中西百重=引退、高橋奈苗)でCDデビューを果たし、プロレス界の外でも話題を振りまいた。その潜在能力の高さから、将来が嘱望されたものの、01年12月に惜しまれつつ、若くして引退。 引退後は普通の生活をしていたが、08年にお笑いタレントを志し、吉川崇とのコンビ、「吉川☆ミホカヨ」のミホカヨとして活動を開始。当初はワタナベエンターテインメントに所属していたが、昨年末で契約切れ。現在はフリーとなり、苦労が続いていた。 脇澤は「お笑い芸人として、レベルを上げるために、もう1回プロレスをやって、芸人は芸人として、プロレスラーはプロレスラーとしてがんばります」とコメント。 脇澤とは全女平成8年組の同期生で、スターダムのエースである奈苗は、「プロレスを利用されるのはイヤなんです。絶対にプロレスはプロレスとして確立してやってもらいたい。プロレスは片手間でできるほど甘いものじゃない。それはやっていた人間なので、分かってると思います」と厳しい目を向けた。 すでに脇澤は5月から練習を開始しているが、約10年のブランクは大きく、「仕上がりはゼロ」(奈苗)。ロッシー小川社長はビッグマッチとなる7・24後楽園での復帰戦を視野に入れているが、「後楽園にしたかったけど、とても間に合わない感じなので、様子を見てからですね。早ければ早いほどいい」と、復帰時期については慎重姿勢を崩さなかった。 奈苗がいう通り、プロレスは甘いものではない。芸人との両立が簡単にできるものでもない。脇澤が再びリングで輝けるかどうかは、本人の努力次第であろう。(最強プロレスサイトBATTLENET/ミカエル・コバタ)スターダムSeason2『grows up stars2011』◆6月12日(日)東京・新木場1st RING(12:30)▼プレ・デビュー エキシビションマッチ3分間鹿島沙希vs夏樹☆たいよう▼20分1本勝負世IV虎vs須佐えり▼キッズ・ファイト〜夢のプロレス物語〜3分1本勝負夢vs後日発表▼30分1本勝負夏樹☆たいようvs星輝ありさ▼30分1本勝負高橋奈苗&岩谷麻優vs愛川ゆず季&美闘陽子
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スポーツ 2011年06月03日 15時30分
借金地獄! 阪神ベンチ裏がアノ問題で揺れている
借金「9」。38試合を消化して14勝23敗1分け、勝率3割7分8厘。真弓阪神がドロ沼の借金地獄に喘いでいる…。そんな渦中の真弓明信監督(57)に対し、坂井信也オーナー(63)が関西系メディアに「シーズン中の途中休養はない」と言い切った。現場とフロントが一体となって巻き返しを図っていく旨を訴えていたが、 「否定とはいえ、『休養』なんて言葉が出るなんて、それこそ怪しい。水面下でそういう気配があったのではないか?」 と“穿った見方”も囁かれている。阪神関係者には甚だ失礼かもしれないが、否定であれ、この時期に監督人事に関する言動は禁物である。一時は最下位に低迷したチーム不振の原因は『打線の低迷』と『故障者の続出』だろう。 改めて、昨季のデータを見てみた。 2010年の阪神打線はチーム台率2割9分。前年の2割5分5厘からの“大躍進”であり、球団史上最高の数値だった。マートンの年間安打数214本、城島の加入で打線の厚みを増し、主力選手も自己最高をマークするなど、対戦投手を震え上がらせた。 今シーズンは「低反発の統一球」が導入された。5月30日時点でのチーム打率は2割4分3厘(リーグ3位)。真弓監督も『長打率』など、打撃陣の数値がある程度落ちることを想定していたはずだが、ここまで落ち込むとは思ってもみなかったはずだ。 しかし、チーム不振の本当の原因は『投手継投策の失敗』ではないだろうか。 クローザー・藤川球児への繋ぎ役として獲得した小林宏の不振も痛い。このままでは終わらない一流投手ではあるが、真弓監督は救援投手陣に自らの継投方法とその目的を説明しなおす必要もありそうだ。 真弓監督は“イニング跨ぎ”の継投策を多用している。 5月22日、対埼玉西武戦。小林宏が延長10回表のマウンドへ。無失点で切り抜けたが、11回表に炎上して敗戦−−。 同25日、対千葉ロッテ戦。2番手・久保田智之が6回表を三者凡退に抑えたが、7回表に2失点−−。 6月1日、対北海道日本ハム戦。3番手・小林宏がイニングをまたいだ8回裏に決勝打を許す。小林宏の救援失敗は5度目−−。 救援投手が2イニング目に掴まるケースが目立つ。真弓監督はこの“イニング跨ぎ”の継投策について、「1日2イニングでも、それほど疲れは残らない」と語り、長丁場となるペナントレース終盤戦に向け、救援投手を温存しておこうとしている。前任の岡田彰布監督時代は「救援投手1人が1イニングずつ」を抑えるやり方で、継投リレー布陣・JFKが確立された。真弓監督はこの岡田時代の継投リレーを「1人が不調だと、全てがダメになってしまう」と否定的な見解を示している。 「どちらの継投策が優れているか」ではない。真弓監督は救援投手が実際に投げさせてみてから、“イニング跨ぎ”をさせるか否かを決めているような節も多分も見受けられるのだ。実際に投げている救援投手にすれば、「もう1イニング」と言われても、モチベーションは上がらないだろう。それが2イニング目に炎上する原因だと思われる。 真弓監督はペナントレース終盤に見据え、登板過多にさせたくないこと、「救援投手1人が1イニングずつ」というタスキリレー式・継投策の弱点を、救援投手陣に改めて説明すべきである。 故障者の復帰は当初の予定よりも早くなりそうだ。救援投手陣が岡田監督時代のような強さを取り戻せば、打線も「1点リードすれば勝てる」と奮起するのではないだろうか。この時期の監督人事に関する発言はキナ臭いものばかりだ…。
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スポーツ 2011年06月02日 15時30分
赤井英和の娘・赤井沙希がプロレス初挑戦
“浪速のロッキー”として一世を風びした元プロボクサーで俳優の赤井英和の娘で、モデル、女優などとして活躍するタレント赤井沙希(24)がプロレスに初挑戦した。 沙希は現在、TBS系列で放送されている女子プロレスを題材にしたドラマ「マッスルガール!」(TBSは火曜深夜、大阪MBSは土曜深夜放送)に、悪役レスラーのビッグデビルこと向日葵の役名で出演中。このドラマには女子プロレス団体のアイスリボンとJWPが全面協力している。 その縁で、沙希は6月1日、埼玉・蕨市のイサミレッスル武闘館で行われたアイスリボンの定期戦に登場。「マッスルガール!」の役どころそのままのビッグデビルで参戦し、共演者でアイスリボン所属選手の志田光(役名:星薫)とタッグを組み、真琴&藤本つかさとエキシビションマッチで対戦。 沙希は顔面を踏みつけたり、場外で暴れ回るなど、役どころさながらの悪党ファイトを展開。対戦相手をあと一歩のところまで追い込んだが、規定の10分が経過し決着は付かなかった。 演技ではなく、ホンモノのプロレスに初トライした沙希は、「気持ちよかった。プロレスは大好きなので、今後も志田ちゃんの友だちとして、ファンとして関わっていきたい」と満足気。 アイスリボンでは毎週水曜日と土曜日に、道場でもある同所で定期戦を行っている。ここ1カ月の水曜日の観客数は5月11日=89人、同18日=86人、同25日=124人で、この日は68人と振るわなかった。せっかくの沙希登場も、残念ながら告知不足は否めなかった。(坂本太郎)
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スポーツ 2011年06月02日 11時45分
開頭手術受けた全日本プロレスのレスラー・ヘイト 試合前に仲間に暴行されていた!
全日本プロレス5・29兵庫・神戸サンボーホール大会の試合後に倒れ、開頭手術を受けたスーパー・ヘイト選手(41=本名:平井伸和)の正式な病名が、急性硬膜下血腫であったことが明らかになった。 その後、ヘイト選手は自力で呼吸できるようになり、人工呼吸器を外した。意識は完全には回復していないものの、呼びかけに手を握り返すなどの反応を見せているという。 そのヘイト選手に関し、思わぬ事実が表面化した。大会当日の控え室で、所属する悪役ユニット、ブードゥー・マーダーズのリーダーであるTARUが、ヘイト選手の顔面を数発殴打していたのだ。 当事者のTARUによると、5月の九州シリーズ中に、プライベート、仕事の両面で、ヘイト選手ともめごとがあり、この日の試合前に口論となって暴行に及んだという。TARUの暴力と事故との因果関係は、現時点では不明で調査中である。責任を感じたTARUは無期限の活動休止を申し入れ、全日本に受け入れられた。 医学的に、その因果関係が明らかになるかどうかは分からぬが、もし、試合前のTARUの暴行が、急性硬膜下血腫を引き起こした要因になったのであれば、TARUは重大な責任を負わなければならなくなる。(最強プロレスサイトBATTLENET/ミカエル・コバタ)
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スポーツ 2011年06月01日 15時30分
K-1・谷川プロデューサーがイッツ・ショータイムの提訴に待った!
欧州最大のキックボクシング団体で、これまで、K-1と友好関係を保ってきたイッツ・ショータイムが、契約選手へのファイトマネー未払い等の事由で、K-1を提訴する動きを見せたのは既報通り。 その後、5月30日(日本時間31日)に、ショータイムのサイモン・ルッツ代表が、公式ホームページ上で新たな見解を示した。ルッツ代表は、K-1・谷川貞治イベントプロデューサー(以下、EP)から電話連絡があり、会談をもったことを明かした。 リリースによると、谷川氏は謝罪の言葉を述べるとともに、イッツ・ショータイム・ジャパンの日本興行(7・18ディファ有明)開催には何の問題もない旨の発言をしたという。これにより、ショータイム側のK-1への不信感が多少やわらいだもようだ。 しかし、K-1運営会社のFEGが、ショータイムに対し、40万ドルを超えるファイトマネー及び、他にも数億円規模で契約不履行となっている多くの選手契約書が存在することも事実だ。 谷川EPはショータイムに、「1週間以内に前向きな提案をしたいので、法的措置は待ってほしい」と、提訴に待ったをかけたという。ショータイムは、これまでの友好関係を考慮し、谷川EPの提案を受け入れた。ただし、期限内に前向きな提案がなければ、法的措置の手続きを継続することを明言した。 リリースの最後に、「谷川氏がK-1復興への道を見つけられないなら残念です」との言葉で締めくくったルッツ代表。提訴へ動く一方で、復興を期待する気持ちを持ち合わせていることも見え隠れする。 果たして、K-1がショータイムと合意できるような前向きな提案ができるのかどうか注目が集まる。(落合一郎)●関連記事欧州最大のキックボクシング団体イッツ・ショータイムがK-1を提訴も、事態はドロ沼化の様相http://npn.co.jp/article/detail/27498541/
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スポーツ 2011年06月01日 15時30分
長島☆自演乙☆に続き、K-1ヘビー級の日本人エース・京太郎もプロレスデビュー!
10年のK-1 MAX(中量級)日本王者の長島☆自演乙☆雄一郎が、5・5後楽園ホール(ブシロード主催)での佐藤耕平(ZERO1)戦で、プロレスデビュー戦を白星で飾ったことは記憶に新しいところ。 その自演乙に続き、今度はK-1の日本人エースでK-1ヘビー級王者の京太郎(24=チームドラゴン)が、プロレスデビューを果たす。 全日本プロレスが5月31日、都内で会見を開き、6・19両国国技館大会での船木誠勝(全日本)vs京太郎の一戦が決定したことを発表した。船木はプロレスに復帰する前、総合格闘技DREAMを戦場としていたが、その当時、チ−ムドラゴンに約半年間通い、両者はスパーリングをした間柄。 京太郎は昨年2・28後楽園(パワープロダクション主催)で、中邑真輔(新日本プロレス)とK-1&プロレスのMIXルールで対戦。エキシビションマッチながら、新日本のトップである中邑相手に、非凡なプロレスセンスを見せていた。 自演乙同様、京太郎も子どもの頃からのプロレスファンで、それがきっかけで格闘技を始めた。そのため、格闘家にありがちなプロレスアレルギーはない。今後について、京太郎は「今回の出来次第。プロレス側の人に見極めてほしい」と、継続的なプロレス参戦にも意欲的。 ホームグラウンドであるK-1は、MAXこそ、6・25代々木で再開することが決まったが、ヘビー級のワールドGPについては、「8月頃から再開したい」(K-1・谷川貞治イベントプロデューサー)としているが、現時点ではメドは立たず。中量級と違って、ヘビー級の場合は他の打撃系格闘技団体に受け皿がないだけに、プロレス参戦にはやむにやまれぬ事情もある。 だが、京太郎はプロレス参戦に前向きな姿勢を見せているだけに、K-1ワールドGPの再開がままならないようならば、プロレスへ転出する可能性もある。その土壌を作るためにも、京太郎は6・19両国でファンを納得させられるような結果を出す必要がある。(落合一郎)
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スポーツ 2011年05月31日 11時45分
斎藤佑樹 左脇腹痛は一流投手の証?
左脇腹痛で戦線を離脱していた斎藤佑樹(22=北海道日本ハムファイターズ)が、復帰実戦モードに突入した。 痛みも和らぎ、あとは実戦投球だけ。そんな前向きな状態だったが、登板が予定されていた5月28、29日の巨人二軍戦が雨天中止に…。復帰・調整メニューは足踏み状態となった。斎藤は雨天中止のモヤモヤを払拭するように、ブルペンで120球以上の投球を行っている。これだけ投げ込んで「違和感ナシ」だから、左脇腹痛は完治したと見ていいだろう。その『左脇腹』の故障について、プロ野球関係者の間ではこんな議論も巻き起こっていた。何故、左脇腹を故障したのか−−。 近年、左脇腹痛で戦線を離脱した投手に、ドジャースの黒田博樹もいる。投手出身のプロ野球解説者によれば、右腕の振りの強さ、鋭さに、他の筋肉部位が“悲鳴を上げた”結果であって、往年の江川卓投手も同様の故障を経験しているという。故障を肯定しているわけではないが、脇腹痛は「一流投手の証」とも認識されているそうだ。 しかし、斎藤については否定的な見解も聞かれた。 「ピッチングフォームを崩している点については、大学時代から指摘されてきました。ピッチングフォームの悪癖による怪我ではないでしょうか」(在阪球団関係者) 一般論として、投手の故障個所は肩、肘が多い。とくに連投を強いられる救援投手がそうだが、登板過多(勤続疲労)がその原因となっている。『故障』を学生野球レベルで語るとすれば、その原因の多くは「投球フォームの悪癖」だという。 斎藤の場合は、やはり投球フォームの乱れによるものではないだろうか。左脇腹の故障が発覚したとき、斎藤は「初めて」と話していた。ストレートの球速を高めるため、「意図的に現在の投球フォームに崩した」とも聞いているが、そうした『無理』が蓄積されての故障だったと思われる。 「應武篤良・早大監督(当時)も再三、注意していました。でも、斎藤はガンコなところもあって、投球フォームをもとに戻しませんでした」 早稲田大学時代を知る関係者がそう証言する。 日本ハムから指名された直後、「斎藤の投球フォームをどう修正していくか」も、スター育成の重要なテーマとされていた。春季キャンプを観たプロ野球解説者たちも「あの投球フォームは…」とこぼしていたが、それはテレビカメラがまわっていないことを確認してからの発言だった。『斎藤批判』はTV局側が“自主規制”していたせいもあるが、梨田監督、吉井投手コーチの「投球フォーム改造は次のステップ」とする教育方針に配慮してのことだった。 「今の投球フォームが斎藤に適している、という声もないわけではないんです。あの投げ肩で実際に結果を出しているわけですから。低めに変化球を集め、打ち損じを誘う今の投球スタイルでいいのか、ストレートにキレが生じるような下半身主導の投球フォームに代えるのか…。日本ハム首脳陣は斎藤本人に決めさせようとしているのでは」(プロ野球解説者の1人) 一流選手の調整、感覚(感性)は一流選手にしか分からないと言う。その意味では、今回のリハビリと調整方法は『一流』だった。「完治は交流戦明け」と目されていた怪我を短期間で治してみせた。短期間で完治できたのは自分自身を客観視できるからで、それこそ、一流選手になれる資質である。 「ドラフト直後からずっと、カメラに追い回されていたので、今回の怪我は精神面でもリフレッシュできたはず」(関係者) 斎藤に足りないもの。それは、自分自身の投球スタイルを見つめ直す時間ではないだろうか。
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スポーツ 2011年05月31日 11時45分
全日本プロレスの悪役選手が試合後に倒れ、開頭手術を受ける
全日本プロレスの悪党ユニット、ブードゥ・マーダーズ(以下、VM)に所属するスーパー・ヘイト選手(41=本名:平井伸和)が、5月29日に兵庫・神戸サンボーホール大会での試合後に倒れ、開頭手術を受けた。 ヘイト選手は同大会の第3試合で、KENSOとウィップ・アス・ランバージャック・デスマッチで対戦。6分36秒、ダブルニードロップからの片エビ固めで敗れた。 同団体のリリースによると、ヘイト選手は試合後、体調不良を訴え嘔吐し、意識を失ったため、救急車で病院に搬送された。検査の結果、脳卒中と診断され、同日深夜に緊急手術を受けた。手術は無事成功し、意識の回復を待っている状態だという。 ヘイト選手は幼少期を神戸で過ごしており、この大会は凱旋興行。しかも、この一戦はデビュー20周年記念試合として、位置付けられていただけに、なんとも皮肉な事態となってしまった。 91年4月にSWSでデビューしたヘイト選手は、WARを経て、全日本に入団。08年10月にVMに加入し、リングネームをヘイトに改名。今年1月にはバージョンアップしたスーパー・ヘイトに名を改めたばかりだった。 試合のダメージと脳卒中との関連性は不明だという。プロレスで、このようなケースはまれで、04年8月に高山善廣(フリー)が、試合後に脳梗塞で倒れた例がある。高山は約2年間のリハビリを経て、復帰を果たした。 今はただ、ヘイト選手の回復を祈るばかりである。(最強プロレスサイトBATTLENET/ミカエル・コバタ)※画像はヘイト選手のブログより
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生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
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猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
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1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
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復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
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来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
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大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分