スポーツ
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スポーツ 2011年05月17日 11時45分
北京五輪マラソン金メダリスト・ワンジル選手の不審な転落死
5月16日に、2008年北京五輪の男子マラソン金メダリスト、サムエル・ワンジル選手が、母国ケニア国内の自宅でバルコニーから転落して死亡した。わずか24歳の若さであった。 ワンジル選手はケニアから日本に渡り、宮城・仙台育英高校に留学し高校駅伝で活躍。卒業後はトヨタ自動車に所属し、日本をベースに世界レベルの活躍を続けた。そして北京五輪ではレースシューズをケニアに忘れ、練習シューズで参戦しながら、2時間6分32秒の五輪新記録で優勝、金メダル獲得という離れ業を演じたスーパーランナーであった。 金メダル獲得で一躍ケニアの国民的英雄となったワンジル選手だったが、その後は波瀾万丈が続いた。2010年には妻と家政婦を銃で脅したとして告訴されていたのだ。 今回の転落死も、ケニア警察当局は自殺の可能性もあるとして捜査を進めているが、その死の背景には、ワンジル選手の三角関係があると囁かれている。警察の調べによると、ワンジル選手の妻が、自宅でワンジル選手が別の女性とベッドの上で二人でいるところを発見し、怒った妻が二人を寝室に閉じ込めたが、その直後にワンジル選手が転落した(飛び降りた?)という。 書道を嗜み、「あやや」こと歌手の松浦亜弥のファンとしても知られた、日本育ちの天才アスリート。24歳という、あまりに早すぎる死が惜しまれる。
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スポーツ 2011年05月16日 11時45分
愛川ゆず季の自主興行ゆずポン祭〜ゆずポン・バースディ前夜祭〜
Hカップグラビアアイドル愛川ゆず季の自主興行ゆずポン祭〜ゆずポン・バースディ前夜祭〜が15日東京・新木場1stRINGで行われ、愛川は栗原あゆみと対戦し時間切れ引き分けとなった。会場は女子プロレス界のアイドル対決とあって435人超満員札止めの熱狂ぶりだった。 試合は両者の力比べ合戦で幕が開いた。愛川はアームホイップから首四の字、コーナに追い詰めキック3連発。対して栗原は愛川の髪の毛を絞りあげ投げつける荒技に観客席からはブーイングの嵐、なおも栗原はキャメルクラッチからレッグロックで攻め立てるが愛川はロープに逃げた。 反撃する愛川はドロップキック4連発から卍固めでVサイン、すかさず栗原も卍固めで笑顔のVサインで返した。一気に主導権を握りたい栗原は愛川の顔面めがけ低空ドロップキックを放ち、ロープを利用してのぶらさがり腕ひしぎ十字固め、場外にダウンした愛川めがけ栗原はコーナーポストからのフライングボディアタックを爆発させた。 中盤からは2人の意地の張り合い、愛川は栗原の顔面にエルボーを打ち込めば栗原はビンタで愛川の顔面乱射。 負けじと愛川は右ハイキックからラ・ゆずヒストラルで押さえこむがカウント2、愛川は立ち上がる栗原の後頭部に後ろ蹴りからカカト落としをぶち込むがこれもカウント2で返された。栗原もジャーマン、串刺しダブルニー、ドロップキックでフォールを狙うが愛川も必死に返した。最後は栗原が裏投げを狙った所で時間切れ引き分けのゴングが鳴った。試合後リング上でマイクを持ち愛川は「栗原選手は本当に女子プロレスの中心にいる選手だと改めて実感しました。私はまだまだ未熟ですがまた機会があればシングルをやっていただきたいと思いますが、いつかはタッグも組みたいと思います」と合体を願望し、続いて「私は一年前ここ新木場1stRINGでプロレスを始め、この1年間プロレス生活に全てを捧げて練習、試合をしてきました。この素晴らしいプロレスに出会えたこと、近くで温かく応援して下さった皆さんに出会えた事に感謝します」と超満員で埋まったファンに涙ながらに訴えた。ドリームマッチ20分1本勝負愛川ゆず季(時間切れ引き分け)栗原あゆみ(アミーゴ・タケ)
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スポーツ 2011年05月14日 17時59分
元横綱・朝青龍 政界進出のウラ事情
昨年1月場所終了後に、泥酔暴行問題の責任を取って強制引退させられた大相撲の元横綱・朝青龍ことドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(30)が、来年6月に予定される母国モンゴルの国会議員選挙に出馬する意向を明らかにした。 5月12日に静岡県庁を訪れた元朝青龍は、昨年10月の断髪式出席への礼のため、川勝平太知事を表敬訪問。その場で、「みんなのために、力を尽くし救うことができる人間になりたい」と政治家への思いを吐露した。 モンゴルでは元朝青龍の先輩力士にあたる元小結・旭鷲山ことダバー・バトバヤル氏(民主党)が、08年6月の選挙でトップ当選を果たしており、関係者によると、元朝青龍が出馬した場合、当選は確実といわれている。 引退後、政界進出以上に取りざたされていたのが他の格闘技への転向。まだ年齢も若く、体力の限界を迎えての引退ではなかっただけにファイティングスピリットも健在だった。 事実、K-1、総合格闘技DREAMを運営するFEGは熱視線を送っていた。現実的に高額所得者だった元朝青龍をくどけるファイトマネーを提示できる日本国内の格闘技団体は、FEG以外になかった。かつて、当時現職の親方だった曙をスカウトした実績をもつ谷川貞治イベントプロデューサーも、虎視たんたんと狙いを定めていた。大みそかの恒例イベント「Dynamite!!」の切り札として検討したようだが、FEGの経営難で事態は暗転。選手にファイトマネーすら満足に支払えない状態にまで陥った、FEGの元朝青龍スカウト作戦は暗礁に乗り上げた。 他の格闘技に転向したくても、上がるリングがない。そんな日本国内の格闘技界の情勢が、政界進出に拍車をかけたことは間違いない。政治家は年を取ってもできるが、格闘技は年を取ってはできない。彼のポテンシャルを考えれば、格闘技界側からしてみれば残念な話である。(落合一郎)
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スポーツ 2011年05月14日 17時59分
緊急トレードか!? プロ野球 斎藤離脱で“救援投手陣の編成”へ(北海道日本ハム編)
斎藤佑樹(22)が『左内腹斜筋の筋挫傷』で一軍登録を抹消された(5月9日/対ソフトバンク)。球団の発表によれば、「全治2、3週間」とのこと。「初めて痛めた箇所なので大事を取って」とも付け加えていたが、つまりは、交流戦の期間は投げられないということ。「治療に2、3週間」を要するとなれば、復帰調整させる時間もその後に設けなければならない。日本ハムは「先発ローテーションの1人」を欠いた状態で、約1カ月間をしのがなければならないのだ。 「斎藤は自ら降板を申し出ています。よほど痛かったのではないか?」 ネット裏のプロ野球解説者、及び報道陣からはそんな不安の声も聞かれた。 斎藤は中6日、日曜日に先発してきた。今後、『日曜日の戦い方』がどう変わっていくのか。それがチームの今後を大きく左右するのではないだろうか。「5回、100球」−−。これが、斎藤が先発した日の『降板の目処』とされていた。昨秋のドラフト会議以降、日本中の注目を集め、極度の緊張感によって斎藤佑樹は調整が巧くいかなかった。そのため、「5回、100球」の投球制限が設けられたのだが、一方で救援投手陣の負担も増えてしまった。 月曜日はゲームが組まれることはほとんどない。火曜日はダルビッシュが先発するので、日曜日に登板させた救援投手には2連休を与えられる。梨田昌孝監督はそんなふうに考えていたという。こうした事情を事前に聞かされていた関係者は「ダルビッシュだって救援を仰ぐことだってある。救援投手陣が登板過多でパンクしてしまうのでは?」と懸念していた。武田久と宮西尚生が11試合、増井浩俊が10試合、榊原諒と谷元圭介が9試合…。開幕から1カ月が経過した5月12日時点、10試合以上に登板した救援投手の人数は、ソフトバンク、ロッテが2人。西武はゼロ、楽天は1人。日本ハムとオリックスが3人。日本ハムの救援投手陣の登板数が突出して多いわけではないが、「9試合登板の投手」も2人いる。やはり、救援投手陣は登板過多の傾向は否めない。 斎藤は先発投手としての責任イニング(5回)は投げ抜いてきた。『代理の先発投手』が責任イニングを投げきる可能性は、斎藤よりも低くなる。救援投手陣の負担はむしろ増えるのではないだろうか。 また、昨季105試合に出場した正捕手・鶴岡慎也を故障で欠いた。こちらは3年目の大野奨太が奮闘しており、かねてから指摘されていた「ダルビッシュとの相性の悪さ」も克服しつつある。 「大野は基本的に強気の配球を好みます。味方投手がサインに首を振っても、基本的には要求する球種を変えないタイプ。でも、今は投手陣の信頼を得るため、球種を変えるときも少なくない。彼の持ち味が発揮されるのはまだ先のことかもしれません。外角中心の逃げの配球も多くなっている」 関係者はそんな不安要素も口にしていた。 打線では、中田翔がようやく一人前になりつつある。『ダルビッシュ対岩隈久志』のエース対決となった5月10日には、決勝打となる2ランアーチを放つなど、勝負強さも見せているが、首脳陣が求めているのは“継続”ではないだろうか。 「勉強したことがないのに東大に受かるようなヤツ。せめて、人の半分でいいから…」 そんな言い方をするチーム関係者もいた。 首脳陣は「右方向にも強い打球を飛ぶようになった」とも評していた。ギリギリまでボールを引き付け、内外角で打ち方を打ち分けているという。集中力が途切れる悪いクセが、いつ再発することやら…。首脳陣は100%の信頼をまだ置いていない。今の中田の好調は、嬉しい誤算とも言える。 ペナントレース突入前、4番手以降の先発投手の力量が懸念されていた。「5回、100球」の制限をつけ、斎藤でチームの弱点を補ってきた。その斎藤が交流戦を外れる。救援投手陣も疲労がたまっている。巨人に高橋信二を送り出したとき、日本ハムは若手投手の見返りを要求したというが、かなわなかった。余剰人員を作らない『編成方針』は間違っていないが、ペナントレース中盤以降は乱打戦も覚悟しなければならないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2011年05月14日 17時59分
緊急トレードか!? プロ野球 今がピーク?夏場に息切れしなければ…(福岡ソフトバンク編)
パ・リーグの打率トップは内川聖一(28)。08年のセ・リーグ首位打者で『3年連続3割』を達成した実力者にとって、リーグが変わることへの懸念は全くの無用だった。打率部門10傑に、福岡ソフトバンク選手が4人もランキングされている。『チーム総得点103』も12球団トップ(12日時点)。多村仁志が少し出遅れたが、ソフトバンクは打撃のチームとして順調な滑り出しができたようである。 賛否両論あった摂津正の先発転向にしても、合格点を付けられるのではないだろうか。5月8日の対日本ハム戦では7回2失点と好投。3勝目こそ逃したが、124球を放り、チームの勝利にも貢献している。 12日の対オリックス戦では、首位打者・内川がスタメンから外れた。投打ともに12球団トップとも称される選手層の暑さだろう。しかし、秋山幸二監督はペナントレース中盤以降の戦いに一抹の不安を抱えているのではないだろうか。まだ本領を発揮していない選手もいるが、現時点で、チーム力は“ほぼピーク”にあると言っていい。 これから先は「選手の調子が落ちていく」可能性の方が高いからだ。こんな情報も交錯している。 「セ・リーグ各球団は羨望の眼差しで見ています。今年は変則日程なので、交流戦が終わるのが少し早くなります。つまり、シーズン中のトレードを仕掛けるタイミングが例年よりも早くなります。選手層の厚いホークスに『商談』が殺到するでしょうね」(在京球団職員) 当然、応じられないトレードもあるだろう。 また、こんな傾向も見られる。ソフトバンクはパ・リーグの対戦5球団に対し、負け越しているチームは1つもない。しかし、ホームゲーム10勝4敗に対し、ロード5勝5敗1分け。「内弁慶」の様相が出ている。また、まだ25試合を消化したばかりだが、15勝9敗1分けの内訳を見てみると、大きく勝ち越しているのは楽天に対してだけで、2位・日本ハム、3位・千葉ロッテ、5位・埼玉西武、6位・オリックスとは「わずか1勝」を勝ち越しただけだ。エース級をぶつけられると、ソフトバンクの強力打線をもってしても、なかなか点が取れないのだろう。 ベテランも多いチームなので連戦が続けば、体力的に苦しい。GW明けの連日の雨により、すでに13連戦の可能性が出てきたチームも出てきた。ソフトバンクはまだその恐れはないが、交流戦の相手となるセ・リーグチームは巨人、中日だけ。雨天による連戦が組み込まれれば、ベテラン勢の体調管理はますます難しくなってくる。 「パ5球団は内川の研究・対策に本腰を入れていますよ。好打者なのは分かっていましたが、彼(の安打)を止めれば、ソフトバンクを独走させないで済む。交流戦を見て、セ・リーグの内川対策を参考にしたい」(ライバル球団スコアラー) 交流戦をどう乗り切るか…。ペナントレース後半を有利に進めるには、投打ともにピークにある好調さを持続させなければならない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2011年05月13日 11時45分
横綱白鵬が幕内通算500勝
大相撲技量審査場所 5日目(12日、両国国技館) 横綱白鵬は立ち会いから一気に左上手を取るとそのまま寄り切り5連勝を飾った。他を寄せ付けない圧倒的な強さを見せつけ幕内通算500勝も達成した。 また平幕豪栄道は大関琴欧洲を突き落としで破り4大関を総なめした。 ガチンコ力士の異名がある関脇稀勢の里は日馬富士の外掛けを食らい3敗となり大関取りが遠のいた。なお全勝は白鵬と平幕の豊響、魁聖の3人となった。(アミーゴ・タケ)
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スポーツ 2011年05月11日 19時00分
T-1興行にも登場したディアナ・野崎渚が解雇!
去る2月3日の「T-1興行」にも登場した、女子プロレス「ディアナ」所属の美人レスラー・野崎渚が、5月10日付で団体を解雇された。 以下は「ディアナ」井上京子代表の公式コメント。 弊社所属の野崎渚ですが、この度、重大な契約違反行為があり、更に先日の5月4日アリーナマッチにおいて試合を無断欠場致しました。団体内において処分の検討を慎重に協議した結果、問題を重く捉え、本日付けで野崎渚を解雇処分とすることになりましたのでご報告致します。 なお、このような結果になったことにつきまして、団体と致しましても選手の管理体制について猛省し、また、ファンの皆様にはご迷惑、ご心配をお掛けしたことを重ね重ねお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。 これにより、5月15日の川崎大会の発表カード(野崎渚vsアジャ・コング)に変更がございますが、代替カードにつきましては明日、記者会見を開きご報告致したいと思います。 宜しくお願い致します。ワールド女子プロレス・ディアナ(株)代表取締役 井上京子 そして以下は、野崎のブログより本人コメント。 http://ameblo.jp/nnagisan/entry-10887945442.html 2011-05-10 23:46:30 2011/05/10テーマ:ブログ 本日発表がありましたが、所属していたディアナを退団することになりました。 今回、私の勝手な行動のために、社長の京子さんをはじめ、たくさんの関係者やファンの方にご迷惑をおかけしてしまいました。 本当に申し訳ありません。 今後についてですが、今回の自分の行動の責任をとりまして、引退という形を含めて、どうするべきかを考えています。 ただ、もしひとつだけ最後にわがままを許していただけるなら、現在参戦させていただいているWAVEさんのリーグ戦『Catch the WAVE』だけは最終戦まで出場したいという気持ちがあります。 もし出場できるのならば、リーグ戦の日程終了後に、あらためて自分の今後についてご報告させていただきたいと思っています。 最後にもう一度お詫びいたします。本当に申し訳ありませんでした。野崎 渚 最後に、「T-1」興行主催・二見社長の無念のコメント。 井上京子選手から事情を聞いたが、流石に内容はここでは書けない。 まぁ怒るより悲しいよね。温厚な京子選手が怒るんだから、余程のことがあったかと。 野崎渚は悪い子じゃないし、特に問題がある子ではないが、正直な所「NEO女子プロレス」時代に周りが甘やかし過ぎた。特に、京子選手が「NEO」を退団した以降がポイント。その時もう少し、厳しく教えなければいけなかった。だから、今回京子選手が貧乏くじを引いちゃった感じだな。 でも、基本的に今どきの子は難しいよ。結局、「アイスリボン」に若い子が集まるのは、さくらえみの人望ではなく、なあなあ主義だから。要するに、同好会と一緒。今回の「ディアナ」の対応は間違っていないと思う。プロとして当然。 それにしても、京子選手はかわいそうだな。気の毒だよ。寝る時間を惜しんで、頑張っているのを知っているのでなおさら。今のところ報われないが、何とか立て直してほしいし、若い子たちを守ってほしいね。 京子選手も災難続きで大変だと思うが、出来るだけの協力はしたいと思うし。 野崎が解雇、市井舞が引退、これにより次回「T-1興行」の構想が完全に狂ったな。次回大会をいつやるか決めていないのでアレだが。 あと野崎は引退も示唆していたが、仮に現役を続行したとしても、使う女子団体はないと思う。男子団体に上がるしかない。ただ、噂される「SMASH」に上がったら、それは道義に反するし。難しいところだな。 それにしても、やっぱり「T-1興行」って問題児の集まりなんだな(笑)。市井にしろ、野崎にしろ、既存の女子プロでは扱えないわけで。でも、リング上で問題を起こすのは構わないが、リング外となると、それはただのわがまま。 野崎の「T-1興行」参戦? それはわからないな。大会が決まらないと。決まってから考える。 一般論で言えば、野崎を出したら、「ディアナ」からは選手を借りられなくなるな。 その前に、本人が現役を続けるかどうか。市井のように引退したら使えないから。 野崎もまだ若いんだし、今回の件を糧にして、やり直しをした方がいい。ただ、変な連中から、そそのかされなければいいが。 とにかく、京子選手は「ディアナ」を立て直してほしいね。二見社長、予告通りサバイバル飛田を返り討ちし、週プロ断罪&襲撃宣言! 2・3『二見記念日 T-1スペシャル』http://npn.co.jp/article/detail/52384035/
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スポーツ 2011年05月11日 08時00分
緊急トレードか!? プロ野球 計算外の不振&嬉しい誤算(埼玉西武編)黄金ルーキーはなぜ出て来ない?
1番・片岡、2番・栗山、3番・中島、4番・中村。若手成長株の浅村栄斗(20)に実戦経験を積ませるため、一塁手で起用。銀仁朗(23)も正捕手への階段を駆け上がり、ドラフト3位の秋山翔吾外野手(23)もスタメンを経験した。若くして実力を兼ね備えた好選手が多い。打線を固定できたチームは他にもあるが、彼らは全員、生え抜きである。その点では、西武のレギュラー野手陣は12球団トップではないだろうか。 また、先発投手陣も良い。エース・涌井を筆頭に、岸、帆足、新人の牧田和久(26)。右のオーバーハンド、左腕、アンダースローと、レパートリーも豊富だ。その埼玉西武ライオンズが、序盤戦は最下位争いに甘んじた…(7勝12敗1分け/勝率3割6分8厘)。 新人・牧田のプロ初勝利が5月6日まで遅れた。4試合目の先発でやっと勝ったが、過去3回の防御率は2.78。先に2敗を喫しており、まさに味方打線の援護に恵まれなかったわけだが、序盤戦の展開を見る限り、試合主導権を握れない『薄氷の勝利』も多かった。 何故、勝っていても主導権を握れないのか−−。まず、絶対的な守護神(クローザー)がいないこと。セットアッパーを含めた救援投手陣にこれといった人材がいないため、先発投手は責任イニング(5回)以上を投げなければならない。先取点を挙げた試合でも、精神的に追い込まれているから、試合主導権が掴めないのだ。 当初は昨季33セーブのシコースキーと、復活を目指すグラマンが予定されていたが、震災による一時帰国で調整に失敗したのだろう。岡本篤志(29)が孤軍奮闘していると言ってもいいだろう。この問題は人材が豊富なだけにいずれ解消されると思われる。しかし、『黄金ルーキー』が出て来ないのは問題だ。それも、2年続けて…。 雄星(19)は開幕一軍入りを果たしたが、1球も投げずに二軍降格となった。大石達也(22)は『先発挑戦』の課題を消化できず、一軍昇格の目処は立っていない。 「大石のストレートは澤村(=巨人)に勝るとも劣らないものがあります。早大時代は主に救援投手として活躍していました。学生時代から典型的な救援タイプと称されてきたのは、まず、球種が少ないこと。それと全力投球することによって長所が発揮されるタイプだからです」(在京球団スカウト) 先発となれば、1試合で100球以上投げなければならない。ストレートによる力勝負を5イニングも6イニングも続けるのは体力的に無理だ。そうなると、7割から8割程度の力加減で変化球を折り曲げながら打ち損じを誘う投球を修得しなければならない。 そのための投球フォームの改造に失敗し、重量感溢れるストレートが投げられなくなってしまったというのだ。 「救援投手は『短命』です。先発投手として、エースとして大きく育てたいという球団の意向は間違っていない」(球界関係者) 西武はドラフトで逸材を発掘し、チームの中核選手に育て挙げていく球団でもある。当然、1年目から結果を出すタイプもいれば、3年以上を要する“遅咲き”もいる。投打ともに主力選手に生え抜きが多い。よって、スカウティングは間違っていない。2位以下の指名選手が一軍に上がり、他球団との競合の末に獲得した黄金ルーキーが出て来ないとは、育成に何か問題があるのだろうか。 『育成の新敗』と結論づけるのはまだ早いが、大石は大卒投手である。22歳で獲得した新人が一軍戦力になるまで3年以上を要するとなれば、渡辺監督以下、首脳陣の指導能力が問われることにもなりかねない。 救援陣に一抹の不安を抱えながらの試合展開が続いている。ここに、大石がはまれば「問題解決」となるのだが…。 5月6日、エース・涌井秀章(24)の右肘の違和感で登録を抹消された。球団は「軽症」と伝えていたが、わざわざ「一軍登録を抹消してまで様子を見なければならない」のだから、完全復帰まで時間が掛かるのではないだろうか。首位戦線に浮上するためにも『投手陣の再整備』は急務である。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2011年05月10日 15時30分
大相撲・技量審査場所「最強の“ガチンコ力士”は誰?」
大相撲の八百長問題を受け、本場所再開への「みそぎ場所」と位置づけられるテレビ中継・入場料・天王賜杯・懸賞金など「ないない尽くし」の大相撲・技量審査場所が8日から両国国技館で行われている。 ワイドショーやスポーツ紙によると、不正防止策として支度部屋への携帯電話持ち込みを禁止するための「預かり所」を設置しているが、「あんなのはただのパフォーマンス。ハッキリ言って、ダミーの携帯を出しておいても何にも言われない」(相撲担当記者)というから、根本的な体質の改善は難しそう。 そもそも、場所前に携帯メールが“証拠”としてみつかった元幕内・春日錦ら八百長に関与したと一方的に「認定」された25人の力士らを大量処分したのは“とかげの尻尾切り”だったという。 「春日錦は調査に全面協力したが、調査に対して名前をあげたのは09年以降に対戦した幕内下位と十両の力士のみ。“疑惑”がもたれている多くの幕内上位力士の名前が出なかったため、『春日錦が協会と取引したのでは』と疑われている。いわゆる星の貸し借りをする“互助会”的なグループはいくつもあり、ほかに八百長に関わった力士は大勢いる」(相撲協会関係者) 「認定」され、あっさりと各界をさる力士たちが多い中、元幕内・蒼国来や元十両・星風らが「八百長の事実がないのに不当な解雇処分を受けた」として、訴訟に踏み切ることを明かし、八百長問題は長引きそうだが、今後の展開はどうなるのだろうか? 「2日目を終えて、早くも横綱・白鵬、大関・把瑠都の横綱・大関に土がついた。“ガチンコ力士”として期待されている稀勢の里、豊ノ島は気負いすぎているからか身体が動いていない。白鵬の優勝は堅そうだが、史上空前の“ガチンコ場所”だけに、今場所の結果が現在の実力とおもっていいだろう」(元力士)
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スポーツ 2011年05月10日 15時30分
緊急トレードか!? プロ野球 計算外の不振&嬉しい誤算(阪神編)「魔の8回を託せるセットアッパーは…」
GWを終えた5月8日時点で、9勝12敗1分け。勝率5割ラインをウロウロ…。この序盤戦の躓きは、経営陣も考えられなかった大誤算だろう。 阪神・南信男球団社長が電鉄本社内での『定例オーナー報告』に臨んだのは、4月25日。同社長がタイガースの現有戦力について、電鉄本社で話し合ったのは、これが初めてではない。オープン戦も“本番モード”に突入していた3月7日、同社長は『緊急トレード』に関する進捗状況をわざわざ確認している。 「当時、阪神が探していたのは大型野手。できれば外野手というのが、編成部に伝えた要望でした」(チーム関係者) 阪神は主砲・金本知憲外野手(43)の復活に疑念を抱いていた。同関係者は「金本の復活がベスト」と前置きしつつも、クリーンアップを託せる大型外野手をトレード補強できるなら、「それ相応の出血も覚悟していた」とも言う。つまり、「金本の復調にまだ時間が掛かる」と見て、阪神フロントは打撃陣の戦力ダウンも懸念していたのである。 「去年の打撃陣の成績は出来過ぎの感もありました」(同) 阪神フロントの不安は予測通りになったわけだ。 どの球団もそうだったが、東日本大震災の影響で『開幕直前トレード』を遠慮している。選手とその家族に及ぼす負担を配慮したためだ。南社長は4月25日の『オーナー報告』後、「30試合が終わったくらいで(戦力を)検証すればいい」とコメント。ブラゼル・2割3分1厘、マートン・2割5分3厘、金本・1割7分5厘、城島・2割3分9厘…。チーム平均打率2割4分6厘(5月7日時点)。昨季12球団トップの2割9分を誇った(同部門)打線は落ち込み、スタメンで3割強の打率を保っているのは新井貴だけである。『大型野手の補強トレード』は避けられないようだが、他球団は今季の阪神について『別の見方』をしていた。 救援投手陣の再編があるのか否か…。 トリプルK(久保田、小林宏、藤川球児)。昨季8イニング目に献上した総失点は81点。09年40点であり、先発投手陣が責任イニングの5回まで持たずに降板した試合が、09年の「23」から「36」まで増えた。8イニング目を託せるセットアッパーは『先発陣の蘇生』にも影響するウィークポイントであり、真弓明信監督(57)は、そこに前千葉ロッテのクローザーだった小林宏(32)を据えた。その小林宏の不振で『トリプルK』が『勝利の方程式』に発展しないのである。 その小林宏が「魔の8イニング」に登板して、逆転負けを喫したのが5月7日の横浜戦。この時点で11試合登板し、防御率5・23。真弓監督はトリプルKに、新人左腕の榎田大樹(24)を絡める救援再編にも着手しつつある。暫くは榎田に託すことになるが、二軍戦11試合(15イニング)を投げ、無失点とマークした若竹竜士(23)をテストしてみるのも面白いと思うが…。 林威助(32)の好調ぶりを見ると、大型外野手を外部補強しなくても済むのでは? 7日のファーム戦を観たが、先発・鶴直人(24)も緩急を駆使し、7回1失点と好投していた。投打ともに「一軍で使ってほしい」と思わせる選手はたくさんいるのだが…。 小林宏の復調が待たれるが、「魔の8イニングを託せる」救援投手に補強ポイントを変更してきた場合、ライバル球団は大型外野手の加入以上に脅威を感じるだろう。(スポーツライター・飯山満)※南信男球団社長のコメントは共同通信記事を参考に致しました。
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生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
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猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
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1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
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復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
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来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
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大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分