スポーツ
-
スポーツ 2011年06月15日 15時30分
“元祖・女子レスの女王”山本美憂がロンドン五輪出場を目指し現役復帰!
あの山本美憂(36)がレスリングマットに帰ってくる! 91、94、95年と3度世界選手権を制し、全日本選手権V8の実績を誇る“元祖・女子レスリングの女王”である美憂が復帰を宣言した。美憂は12年ロンドン五輪出場を目指す。 72年ミュンヘン五輪代表の山本郁栄氏を父に持つ美憂は、総合格闘家の山本“KID”徳郁、同じく女子レスリング世界覇者の山本聖子の姉。 浜口京子とともに、日本女子レスリング界の黎明期を支えた美憂は、13歳で第1回全日本女子選手権を制覇し、同選手権で5連覇。91年には17歳で初出場した世界選手権において、史上最年少で優勝を果たした。その美貌もあって、周囲の注目度は抜群であった。 しかし、94年にJリーグ・浦和レッズ(当時)の池田伸康と結婚し引退。その後、第一子となる男児を出産するも、99年に離婚。同年に復帰し全日本も制したが、総合格闘家のエンセン井上と再婚し、00年に2度目の引退。 04年アテネ五輪で女子レスリングが初めて正式種目になることを契機に、2度目の復帰を果たすも、五輪出場はかなわず、同年4月に3度目の引退。その後、エンセンとも離婚したが、06年にアルペンスキー五輪代表の佐々木明と3度目の結婚。佐々木との間に第二子(男児)、第三子(女児)を設けた。 子育てもひと段落した美憂は、悲願の五輪出場を期し、3度目の現役復帰を決意した。現在、09年に復帰した妹・聖子の練習相手を務めており、関係者によると、「いい勝負をしている」という。まずは全日本選手権への出場資格を得る必要があり、10月の全日本女子オープンに優勝すれば、その資格が与えられる。 ブランクは実に7年。年齢的にもピークは過ぎているが、3児のママの底力に期待したい。(落合一郎)
-
スポーツ 2011年06月15日 11時45分
曙がAKBになった!? 「ちゃんと着れるサイズを用意しとけよ」
ゼロワン「レスラーズ」大会が14日、東京・後楽園ホールで行われ、64代横綱・曙とK-1MAX日本王者・長島☆自演乙☆雄一郎がタッグを組み大谷晋二郎、橋本大地と対戦した。 「AKB64」と名付け、自演乙とともに麦わら帽子のコスプレ姿で花道に現れた曙だが、体がでかすぎて衣装が間に合わず中途半端な格好。試合は一転、自演乙と大地はゴング前からヒートアップ、顔を付けあい睨みあい、エルボー合戦で顔面殴り合う展開で始まった。タッチをし曙が登場、大地はキックで攻めるが曙はハリ手1発ですっ飛ばす。試合中盤には自演乙は大谷を掌打で場外に落とし、見事なラ・ケブラーダを決め、リングに戻りコーナーで曙が土俵入りポーズを決めその頭上をムーンサルトで飛ぶ空中連携を見せた。 最後は粘る大地に曙がラリアート2連発からボディプレスで圧殺した。 試合後、曙は自演乙に「ちゃんと着れるサイズを用意しとけよ」と苦言。「特大サイズはライオン堂で売っているから」とコスプレに意欲満々。 また大地は来月3日の父・橋本真也の7回忌興行(後楽園ホール)で高山善広とのシングルマッチが決定した。○曙 長島☆自演乙☆雄一郎(19分25秒体固め)大谷晋二郎 ●橋本大地(アミーゴ・タケ)
-
スポーツ 2011年06月14日 16時07分
ノアの鉄人・小橋が7・23復帰
プロレスリング・ノアの13日大阪大会で、鉄人・小橋建太(44)が7月23日の大阪大会(大阪府立体育会館)で復帰することを表明した。「三沢光晴メモリアルナイト」と題された大阪大会の「三沢さん三回忌リング」に上がった小橋は「欠場中は皆さんにご心配をおかけしましたが、7月23日の大阪大会で復帰します」と宣言した。 小橋は2009年12月23日の東京・日本武道館大会後に離脱。10年1月に両肘と右膝を手術。長期の懸命なリハビリで復帰にメドが立ったという。約1年7か月ぶりの復帰に向けて「しっかりとコンディションをつくって試合に備えます」と話した。 06年6月には腎臓癌が見つかり、手術・治療のため長期欠場。07年12月2日の武道館大会で、546日ぶりとなるリングに復帰を果たしたことのある小橋。今回も不死鳥のごとくカムバックして、最近元気のないプロレス界に逆水平チョップをかましてもらいたいものだ。
-
-
スポーツ 2011年06月13日 15時30分
“三冠王者”紅闘志也凱旋、新・阿吽王者に矢野啓太&竹嶋健史… 6・12 地下プロレス『EXIT-77 CORE:X』
地下プロレス『EXIT-77 CORE:X』が4月10日、東京・新宿歌舞伎町二丁目「CORE STADIUM」にて挙行された。 例年よりひと足早い梅雨入りの影響もあり、早くも天井から汗が滴り落ちそうなほどの熱気と湿気に包まれたCORE STADIUM。また今年もとびきりに暑い“地下の夏”がやって来る−−。聖地のリングは、そう予感させるに十分な熱気をはらんでいた。【第1試合】“人間狂気”紅闘志也 & “超竜”高岩竜一 & “玄界の虎”間下隼人vs“頭突き世界一”富豪2夢路 & “足技の魔術師”小笠原和彦 & “求道妖怪”入道 第1試合からオールスターキャスト状態の、豪華絢爛6人タッグ。 先日のタイ遠征にて「TTBムエタイスーパーウェルター級王座」を見事KO勝利にて獲得し、WUW(World Underground Wrestling)世界王座&PK-1世界ムエタイスーパーウェルター級王座に並び、晴れて“三冠王者”となった紅闘志也の凱旋試合として注目が集まる試合だったが、夢路・小笠原・入道は「賞金首、いただき!」と言わんばかりに王者・紅に襲いかかる。特に道衣を脱ぎ捨て上半身をむき出しにする“先生”小笠原の、胴廻し回転蹴りまで繰り出す闘いぶりは、鬼気迫り目を見張るものがあった。 三つ目のお宝を異国・タイで強奪してみせた紅も、その勢いそのままに敵軍の急襲を真っ向から迎え撃ち、試合は白熱化する。紅が夢路の頭部をハイキックで蹴り上げれば、夢路はダメージを抱えながらも紅をフロントスープレックスで投げ飛ばし、紅の全身を漆黒のマットに激しく叩きつける。 この試合、どこまで行くのか…と、第1試合ながらメイン級の重厚さと苛烈さをはらんだシックスメンマッチだったが、試合を決めたのは地下初参戦の間下。鮮やかな蹴りを放ち、最後は入道をチキンウイング・フェイスロックで仕留めた。【第2試合】入道 vs 間下隼人 いつ果てるともない死闘を終えて間もなく、入道と間下に強いられた連戦。かつてこの地下の新聖地CORE STADIUMにおいて、“入道五人掛かり”“入道vs竹嶋三連戦”など、様々な試練が若き地下戦士たちに降りかかってきたが、今回過酷な運命を課せられたのは、入道と間下だった。 それにしても、汗が乾き息が直る間もなく、すぐさま第2試合で連戦という試練を両者に与えた地下組織・WUWの無慈悲さたるや…。しかしながら、間髪入れず入道と間下に一騎打ちに向かわせることにより、両者の闘争本能の火を一瞬たりとも絶やさせないという…これもWUWの首領イワノフ・ロゴスキーJr.の思惑なのか? 試合は地下初参戦の間下が、地下リングでの経験に勝る入道に戦慄KOで勝利。見事連勝を飾った。地獄の連戦の中で、地下世界初体験の間下が垣間見た“リアル”とは、いったい何だったのだろうか…?【メインイベント 地下日本阿吽選手権】[王者組]“地下横綱”梅沢菊次郎 & “JAPANESE OSHO”日龍vs[挑戦者組]“革命王子”矢野啓太 & “タックル将校”竹嶋健史 メインの阿吽選手権に、異国で大化けの“YOKOZUNA & OSHO”の肉弾坊主コンビが、貫禄たっぷりに登場。矢野&竹嶋の義兄弟タッグを迎え撃つ。 試合は、日龍が珍しくスタンド勝負に活路を見いだしていたのが印象的であった。これも矢野&竹嶋のレスリングテクニックを警戒してのこと。これだけでも、地下世界における矢野啓太の存在感の大きさがうかがい知れる。矢野の援軍を得た竹嶋は、今まで以上に自信を増した闘いを見せる。自慢のタックルで梅沢を吹き飛ばした瞬間に、彼の確かな進化を見た。相棒・竹嶋の存在が心強いのか、矢野も闘いぶりはさらに縦横無尽、自由さを増している。気づけば無敵を誇ったYOKOZUNA & OSHOの巨体コンビが、リング上の主導権を握られている。 そして自信満々の矢野は、なんと横綱・梅沢相手に新種のスペシャル・ホールド「セルフォン・スリーパー」で試合をフィニッシュ! 王座交代が決まった瞬間、CORE STADIUMの観客席は何ともいえないどよめき、そしてしばらく間を置いてから、祝福の拍手に包まれた。しかし試合後、憤懣やるかたない日龍は、勝利の喜びに浸る竹嶋を猛然と急襲しリング上は騒然! あまりにも珍しい“和尚”のキレた瞬間に、ファンの誰もが目を丸くした。 日龍の大暴れがようやく収まり、改めて阿吽の帯を巻いて喜びを再び噛みしめた王者組は、二人だけでリングに残り、全試合が終了したにもかかわらず、なんとマットの上で延々とスパーリングを開始。その意味は、お互いの原点確認だったのか、それともこの地下マットを俺たちが支配するという宣戦布告だったのか。試合の結果がどうであれ、矢野啓太の行動は常にミステリアスなのだ。 全試合結果は以下の通り。◆地下プロレス『EXIT-77 CORE:X』2011年6月12日(日)開始:18:00会場:東京・新宿歌舞伎町二丁目「CORE STADIUM」<第1試合>紅闘志也、高岩竜一、○間下隼人(15分16秒 チキンウイング・フェイスロック)富豪2夢路、小笠原和彦、●入道<第2試合>○間下隼人(4分50秒 KO)●入道 ※バズソーキック<第3試合 地下日本阿吽選手権>[挑戦者組]○矢野啓太、竹嶋健史(16分07秒 セルフォン・スリーパーホールド)[王者組]●梅沢菊次郎、日龍※王者組が防衛失敗。挑戦者組が第5代地下日本阿吽王者となる。※勝負を直接決した矢野に「阿」の帯、パートナーの竹嶋に「吽」の帯が授与される。※試合はすべて時間無制限一本勝負。KO、ギブアップのみで決着。地下プロレスtwitterhttp://twitter.com/Chika_Wrestling地下プロレス データベースhttp://www43.atwiki.jp/wuw-exit/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/タイ・コラートで紅闘志也がTTBタイトル取得!http://npn.co.jp/article/detail/78811932/
-
スポーツ 2011年06月13日 11時45分
アントニオ猪木が東京スポーツに宣戦布告!
IGF会長・アントニオ猪木が、東京スポーツ新聞社(以下、東スポ)にケンカを吹っかけた。 猪木は6月11日、会見を開き、8月27日に東京・両国国技館でビッグマッチを開催するプランであることを明言した。 8月27日といえば、東スポが主催者となり、新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアの3団体による夢のオールスター戦〜東日本大震災復興支援チャリティー興行(日本武道館)が開催される。猪木はあえて、その同じ日に興行戦争を仕掛けようというのだ。「別に同じ日にぶつけなくてもいいんだけど、話題としておもしろいでしょ」と猪木。当日はオールスターメンバーの武道館に対抗して、「みんながビックリする、ひっくり返し」で勝負するという。 5月下旬から、ドイツ、オランダ、オーストリアの欧州3カ国を視察した猪木。オランダではK-1のアーネスト・ホースト(引退)、ピーター・アーツらとも食事会で会談し、彼らの門下生の売り込みも殺到したという。 また、スーパー・ヘイト選手(本名=平井伸和)に関する報道姿勢が原因となり、東スポに個人的な取材拒否を通告した全日本プロレス前社長・武藤敬司の参戦にもまんざらではない様子で、武藤の出場が実現すれば、より東スポへの対抗意識が鮮明となる。 並の人間なら、夢のオールスター戦のウラでビッグマッチ開催など思いもつかないが、ここがまた猪木らしいところ。猪木は「今までやってきたものとは違うものをやりたい」とも語っており、オールスター戦からはずされた団体の大物選手、意外な大物格闘家が、猪木興行に集結するかもしれない。(落合一郎)
-
-
スポーツ 2011年06月13日 11時45分
TARU暴行問題で全日社長辞任の武藤がリング上で謝罪
12日、全日本プロレスは東京・後楽園ホールで5月29日、神戸大会でスーパー・ヘイトこと平井伸和選手がTARUに暴行を受け試合後、開頭手術を受け硬膜下血腫と診断され今なお意識不明となった件でファンに謝罪した。 試合前には内田社長、武藤前社長ら全選手がリングに上がり、新社長となった内田氏がマイクを持ち「ファンの皆様、関係者の皆様ご心配とご迷惑をおかけして、お詫び申し上げます。平井選手の1日も早い回復をお祈り申し上げます。これからの全日本プロレス、最高のプロレスをご覧いただけるように精進して参りますので、よろしくお願いいたします」と深々と頭を下げた。(アミーゴ・タケ)
-
スポーツ 2011年06月13日 11時45分
松坂の長期離脱で再認識「黒田はエライ!」
ドジャース・黒田博樹(36)がフィリーズ戦に先発したが、7敗目を喫した。6回途中まで投げ、被安打4失点1。イニング途中の降板ではあったが、ドジャースの完封負けが今季6度目(6月8日時点/現地時間)。「5回3分の1で1失点」という内容からしても、黒田に非はなさそうである。 だが、黒田を称賛するデータは他にもあった。黒田はたとえ不調であっても、ゲームメイクする力に長けた投手でもあるようだ。 「スライダー、シュートの使い方が非常に巧い投手だと思います。松坂(大輔)とは違うタイプだというのが米国の評価です」(米メディア陣の1人) 松坂だけではないが、メジャー挑戦した日本人投手の多くは『フライボール・ピッチャー』だった。先駆者・野茂英雄氏もそうだったが、バックスピンの効いた速球を武器にするタイプが多かった。もちろん、黒田のストレートも一級品ではあるが、メジャーではスライダー、シュートを内外角に投げ分ける投球が目立つ。その投球スタイルの変貌は黒田なりの研究によるものだろう。 『フライボール・ピッチャー』の弱点は、ホームランのリスクが高いこと。つまり、黒田はストレートのキレ、スピードで勝負するよりも、シュート、スライダーで凡打(内野ゴロ)を量産させる安全策のピッチングに活路を見出してきたのだ。 「黒田は変化球を低めに集めているので、ホームランを食らうリスクが少ない投手だと評価されています」(前出・同) 8日は被弾を食らったが(1本)、黒田が称賛される理由はほかにもある。試合序盤で失点されるケースが少ないのだ。 メジャーでは先の『クオリティースタート』が20回以上ある先発投手は「一流」と賞される。昨季の黒田は21回をカウントしている。それが11勝13敗(防御率3.39)と負け数が多くても、ドジャースが強く引き止めた理由だろう。 前出の米メディア陣によれば、黒田が広島帰還を前提に単年契約で残留したことについて、早くも「慰留交渉を始めるべき」との地元報道が出ているという。 「いや、広島も黒田を帰還させたい気持ちに変わりはありません。最後は本人次第ですが、野村謙二郎監督自らの渡米も考えられます。それくらい、広島は本気なんです」(日本球界関係者) もっと言えば、メジャー式の調整方法に適応できたか否かも大きい。松坂は最後までその調整法に適応できなかった。 今季、日本人メジャーリーガーは全体に成績が悪い。現時点で合格点を与えられるのはこの黒田と福留孝介くらいだろう。バックスピンの効いたストレートも有効な武器ではあるが、黒田の成功は、今オフにメジャー挑戦を表明するとされるダルビッシュにも参考になるはずだ。※メジャー関連のカタカナ表記は月刊メジャー・リーグ(ベースボール・マガジン社)を参考にいたしました。
-
スポーツ 2011年06月11日 17時59分
タイ・コラートで紅闘志也選手と赤松秀樹選手(全栄会館)がTTBタイトル取得!
2011年5月29日と30日、タイ国ナコンラチャシマ県(コラート)シキュウ市で行われたムエタイ戦。 政治的な絡みもあるのだろうか? 地元の富豪が協賛となった地元では超ビックイベントとなり、メインは地元選手とのTTBというタイトルをかけた国際戦が行われた。 初日は紅闘志也選手が出場、2日目は赤松直樹選手(全栄会館)が出場した。 2夜連続という田舎では珍しい興行となるが、雨が多い時期でもあり野外リングのため、開催延期日を多めにおさえているようでもあった。当初の大会開催は28日であったが、協賛でもある村長さんの急用の為1日延期になるという、とてもタイの田舎らしい理由だが、我々日本陣営に微妙な緊迫感と緊張感を浴びせらた。 2011年5月29日、メインイベント(第6試合目)で紅闘志也選手が登場。 相手はカセンレック・ソンブンチャイ選手。元ラジャダムナン・スタジアムとルンピニ・スタジアムのランカーで、若き頃のテーパリット・シットクウォンイム選手(元ラジャダムナン・ライト級王者)を倒している実力者である。 アゥエイでもお得意の紅ワールドを出しながら入場、ワイクルーも綺麗にこなした紅選手。 1Rは様子見のムエタイスタイルであるが、紅選手はハイキックやかかと落しなどの大技を披露、カセンレック選手に圧力をかけていくと同時に、観客にも実力とプロのエンターテェイメント伝わらせる。カセンレック選手は後ずさりながら、紅選手の攻撃をかわしていく。紅選手のパンチがカセンレック選手に数発当たると怯む姿もあり、1Rは紅選手の優勢。 2Rはパンチを主体とした攻撃に切り替えた紅選手。1分経過あたりで、紅選手はパンチの連打で、カセンレック選手が怯んだところを、膝蹴りでダウンさせ一撃のKOを見せてくれた。紅闘志選手、TTBスーパーウェルター級タイトルを取得した。 試合後に「コレナイ、コレナイ」という観客の声。紅(クレナイ)と言えないタイ人は“コレナイ”と言っているのが、今でも耳に残っている。 2011年5月30日、前日同様にアウェイでの戦い、緊迫感とは違う異様な雰囲気の中、第7戦目のメインイベント・TTBフェザー級タイトルマッチで全栄会館の赤松秀樹選手がセンゲン・ソーキットソンスン選手と対戦した。センゲン選手は元ラジャダムナン・フライ級チャンピオンでありルンピニスタジアムのランカー。元K-1MAXチャンピオンのブァカーオ選手や元ラジャダムナン・ライト級チャンピオンのテーパリット選手にも勝った実績をもっている。現在もイサーン地区のムエタイ興行には数多く参加して400戦以上をこなしているつわもの。 赤松秀樹選手は全栄会館の代表兼選手、空手をベースにした足技主体の落ち着いた確実性のある攻撃が特徴。元プロキック日本スーパーバンタム級チャンピオン。 空手着で登場した赤松選手に会場は大注目した。空手VSムエタイという異色な戦いがタイの田舎で実現された。 1R開始。赤松選手の蹴りを受けてかわし、ほとんど攻撃してこないセンゲン選手であるが、たまに出す蹴りは赤松選手のボディにヒットさせる。400戦以上をこなす男の不気味な行動である。単純にムエタイ1R目の様子見スタイルだったのかもしれないが…。 2R、赤松選手の攻撃が強まり、キックで攻め込む。センゲン選手は蹴った足をキャッチするといったキック封じ技が目立つようになった。強烈な前蹴りも放ち、赤松選手との実力の差が分かる展開となった。 3R、センゲン選手のキック主体の攻撃を受ける赤松選手であるが、センゲン選手もスタミナ切れが目立ってきた様子。スリップダウンのような感じで赤松選手がダウンも奪う。 4R、後半、赤松選手がラッシュをかける。それを上手くかわすセンゲン選手であるが、パンチにラッシュを受け、センゲン選手は再び倒れこむ。 5R、赤松選手は前ラウンドでスタミナが切れた様子の動きでした。お互いに大きな勝負はかけない展開で5R終了となりました。判定で3-0で赤松選手が勝利、昨晩の紅選手に続きTTBタイトルを取得した。 アウェイでの赤松選手のファイトに高評価したいです。センゲン選手が無名日本人選手を甘く見たという一面も見えた。ただ、このセンゲン選手、ガチに調整してきたらかなり怖い選手であることは確かだ。もし次に日本人と対戦する場合は、かなりヤバい展開になるだろう。<おまけ> 現地案内や通訳等同行したTOMナカムラ選手も30日の第2試合でムエタイ参戦。 ルールは2R肘なしのフリーウェイトのムエタイ変則マッチで、元ルンピニースタジアムのランカーと対戦しました。クビ相撲で投げられ、スタミナ切れ、判定負け。タイトルマッチとは違うタイのお祭り的な会場の盛り上がりがとても印象的だった。コラート地区ムエタイ国際戦開催日:2011年5月29日開催場所:タイ国ナコンラチャシマ県シキュウ市第6試合目(メインイベント)TTB スーパーウェルター級タイトルマッチ 5Rムエタイルール○ 紅闘志也 VS ●カセンレック・ソンブンチャイ KO(2R)開催日:2011年5月30日第6試合目(メインイベント)TTB フェザー級タイトルマッチ 5Rムエタイルール○ 赤松秀樹(全栄会館) VS ●センゲン・ソーキットソンスン 5R判定(3-0)第2試合目ムエタイ肘なし変則マッチ 2R フリーウェイト● TOMナカムラ VS ○ 元ルンピニーランカー選手 2R判定(3-0)TEXT & PHOTO BYラチャダー村岡
-
スポーツ 2011年06月11日 08時00分
右肘手術の松坂にレッドソックスが恨み節
レッドソックスがライバル・ヤンキースとの直接対決に快勝した。ア・リーグ東地区の首位はまだヤンキースだが、2位・レッドソックスはゲーム差ナシと肉薄した(7日/現地時間)。3位・レイズ以下がやや離されつつえり、両伝統チームによる激しい優勝争いが繰り広げられそうである。 レッドソックスと言えば、開幕は連敗で苦しいスタートとなった。この快進撃を支えているのは調子を取り戻した投手陣とされているが、こんな皮肉も聞かれた。「マツザカがいなくなったからだ」−−。 「手術後のリハビリ、手術等で低下した体力、筋力を取り戻す時間も必要ですから、松坂の本格的復帰は再来年になると思われます」(米メディア陣の1人) 松坂大輔(30)は10日中に右肘の『腱移植手術』を受けるが(8日時点)、レッドソックスとの契約は来年オフまで残っている。たとえ、故障で長期離脱しても給料は払う。それが契約なのだから、仕方ない…。松坂側からすれば、1球も投げずに1600万ドル(約12億円強)の年俸を貰えるわけだ。 不労所得…。松坂も心苦しく思っているはず。だが、今回の長期離脱によって、レッドソックスと松坂の折り合いの悪さか再認識させられた。 球団は松坂を獲得した07年シーズンより、専属通訳、個人トレーナー、担当広報を設けるなど、“VIP待遇”を続けてきた。「そういう契約だから」と言えばそれまでだが、松坂はメジャー式の調整法に適応できなかった。アメリカでは「肩は消耗品」なる考えが定着しているため、レッドソックスもブルペン投球数などはできるだけ少なくさせる。松坂はそれに最後まで適応できず、首脳陣との意見の食い違いを日本人メディアにこぼしていた。当然、その“愚痴”は活字になる。球団幹部に叱責される。普段は顔を合わすことのない幹部職員と対峙したことで、事の重大さを知る。謝罪するが、メジャー式の練習方法に適応できないから『結果』がともなわない。 「松坂の投げる日はベテラン捕手のバリティックをスタメン起用させていました」(現地特派員の1人) 松坂はバリティックの経験豊富な配球術に救われてきたが、そのベテラン捕手称賛の言動は、エスポシート、サルタラマキーア、ワグナーなど他捕手陣への批判と捉えられてきた。些細な行き違いが重なっただけかもしれないが、レッドソックスは松坂を「扱いにくい選手」とし、また、松坂も居心地の悪さを感じてきたという。 「松坂は立ち上がりが悪く、試合序盤に失点する悪癖がありました。西武時代からそういう傾向があったとも聞いていますが…。松坂が投げる試合は先に点を取られて追い掛ける展開になるので、野手陣も『やりにくい投手』と見ていました」(前出・米メディア陣の1人) レッドソックスは表向きこそ、松坂の回復と早期復活を口にしていたが、「いないもの」と判断している。 松坂も反省しなければならない点はたくさんありそうだが、06年オフ、複数の球団と交渉することができていたら、別の球団を選択していただろう。 「松坂が戦線を離脱した翌日から、日本人メディアの姿も見られなくなりました」(同) チームに馴染めなかったことや、メジャー式の調整方法を修得できなかった非は、松坂にある。岡島が非情なマイナー降格を受けているだけに、残された田澤純一の今後が気掛かりである…。※外国人選手名のカタカナ表記は月刊メジャー・リーグ(ベースボール・マガジン社)を参考にいたしました。
-
-
スポーツ 2011年06月10日 15時30分
八百長関与で解雇の元幕内・蒼国来が日本相撲協会と和解!
八百長に関与したとして、日本相撲協会から引退勧告を受けながら、潔白を主張し引退届を提出せず、4月14日に解雇された中国出身の元幕内・蒼国来こと恩和図布新氏(27)が、協会と暫定的に和解した。 元蒼国来は解雇は不当として、幕内力士としての地位保全と給与の仮払いを求めた仮処分を申請していた。その審尋が6月9日、東京地裁で開かれ、協会が元蒼国来に6月から1年間、幕内力士の月給に当たる130万9000円を毎月仮払いすることで和解した。これは、前回の審尋で東京地裁が提示していた和解案を双方が受け入れたもの。 元蒼国来の代理人は「和解案は蒼国来が潔白であることを意味する」と話し、相撲協会側は「訴訟における厳格な手続きの下で、『故意による無気力相撲』の存在を明確にする方が望ましいと判断したため、裁判所の提案を受け入れた」とのコメントを残した。 ただ、あくまでも元蒼国来の目的は土俵への復帰で、来週中にも本提訴する。支払われる仮払金は本訴の結果を受けて精算される。八百長問題はついに、本格的に法廷の場で争われることになる。 元蒼国来は今でも所属していた荒汐部屋で生活しており、復帰に向け意欲を見せ、稽古も再開する予定。元蒼国来は「あくまで相撲に戻ることが目的なので、本訴で八百長をしていないと理解してくれれば土俵に戻りたい」と話した。(落合一郎)
-
スポーツ
生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
-
スポーツ
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
-
スポーツ
1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
-
スポーツ
復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
-
スポーツ
来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分