スポーツ
-
スポーツ 2013年05月16日 15時30分
もはやヤケクソ!? “WBC燃え尽き症候群”の中日・井端が高木監督と大ゲンカ!
まさに前代未聞。ベンチのなかで、監督と選手が口論を繰り広げ、それがテレビ中継で映し出されるという異例の事態が勃発した。 問題となったのは5月14日、ナゴヤドームでの中日対日本ハム戦で、中日が4-3でリードして迎えた7回表の日本ハムの攻撃の場面。二死二塁で、打者・稲葉篤紀がセンター前安打を放つと、中堅手・大島洋平の送球に誰もカットプレーに入らず、二塁走者の生還を許し、4-4の同点になった。 この回の日本ハムの攻撃終了後、“瞬間湯沸かし器”の異名をもつ高木守道監督(71)が烈火のごとく激怒した。怒りのホコ先は遊撃手の井端弘和内野手(38)で、「カットに入っていれば、アウトにできただろう」と糾弾。しかし、井端は「無理です。キャンプでもやっていない。(一塁手の)クラークが入るべき」と反論。 ふてくされた井端が帽子を脱ぎ捨てて、ベンチ裏に消えると、高木監督が追い掛けて、ベンチ裏でもバトルを展開。慌てた中日ナインが止めに入るほどの壮絶さで、このシーンは早々にインターネットの動画サイトYouTubeにも、多数投稿され、またたく間にプロ野球ファンに知れ渡るところとなってしまった。 間を取り持ったコーチが「本来なら、一塁手の(マット)クラークがカットに入るケース」と確認し、井端に責任がないことがハッキリした。試合後、井端は「クラークが入れないので、ボクが入らないといけなかった」と冷静さを取り戻したが、怒りが爆発した根本には、自身のふるわない成績へのイライラもあったようだ。 公式戦開幕前に開催された第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では、.556という驚異的な打率で、大会首位打者、ベストナイン(指名打者部門)を獲得し、侍ジャパンのベスト4進出に大きく貢献した井端。 しかし、公式戦に入ると、燃え尽き症候群というべきか、一向に調子は上向かず。15日現在、打率は2割ジャストと著しく低迷。WBCでは神がかり的な勝負強さで、何度も日本のピンチを救った井端だが、打点はわずか10、得点圏打率も.205と、WBCとは別人とも思える勝負弱さを見せている。 12日には38歳となった井端。大ベテランには、開幕前のWBCは過酷過ぎたのか…。(落合一郎)
-
スポーツ 2013年05月16日 11時45分
巨人が2度目のシーズン途中緊急トレード!?
巨人が“緊急トレード”した青木高広(31=前広島)を一軍に合流させた(5月10日)。青木は11年シーズン、76試合に登板したタフネス左腕であり、「救援投手の人数不足に陥っていた巨人側から申し込んだトレードだった」(関係者)という。その青木は登板過多による代償で昨季は1試合も投げていない。広島球団やウエスタンリーグに詳しいプロ野球OBは「復調の兆しがあったのなら、広島は放出しなかったと思う」と、厳しい言い方をしていた。 その青木は同6日の二軍戦(対日本ハム)で、4番手として登板。“貫祿のピッチング”で、3人をピシャリと抑えていたが…。 「選手層の厚い巨人がシーズン突入後にトレードに動いたということは、計算外のことが起きてしまったからですよ。救援投手陣の調子が想像していた以上に悪く、早めに手を打っておこう、と」(プロ野球解説者の1人) しかし、原巨人の『緊急補強』はこれだけではないようだ。 「千葉ロッテが元中日のマキシモ・ネルソンの獲得交渉に乗り出したことが判明しました。キャンプ中、阪神も彼の身辺調査に乗り出したように、日本球界を知るピッチャーは計算が立ち易いので」(前出・同) 千葉ロッテがネルソンに目をつけた背景に、渡辺俊介の故障離脱があった。先発投手のコマ不足を解消するためだが、阪神が調査していたときは「リリーフとして」だった。中日時代のネルソンは先発とリリーフの両方を経験しているが、両球団とも『日本球界の未経験者を獲るリスク』を恐れているのだろう。 他球団のこうした動きに絡め、こんな見方もされている。 「渡辺の故障は長期離脱ということではない。中盤戦以降の復帰が有力視されている」(ベテラン記者) どういう意味かというと、仮に千葉ロッテがネルソンの獲得に成功し、渡辺が復帰したとき、先発投手の人数が溢れてしまう。おそらく、日本球界の経験のあるネルソンは獲得すれば戦力になるだろう。そうなった場合、ネルソンはリリーフの経験も持つ。渡辺の復帰後、そのネルソンをリリーフに配置換えとしたとしても、リリーフ投手の一軍登録枠、外国人登録の人数枠で誰かが弾き出される。救援投手を補強したい巨人はそこにつけ込んで、シーズン中の緊急トレードの第2弾を仕掛けるというのだ。 「ネルソンを狙っているのは千葉ロッテだけではありません。また、日本球界の経験の有無に関わらず、外国人投手の途中補強を狙っている球団もあって…」(前出・同) ネルソン獲得には直接関わらないにしても、巨人がこうした他球団の補強状況を見て、商談を持ち掛ける…。 巨人内部から聞こえてきた話では、育成枠の土田瑞起投手(23=2年目)の評判がいい。「ストッパー志望」とのことで、この背番号「018番」を支配下登録してくるかもしれないが、交流戦が始まり、巨人偵察部隊はパの救援投手の“品定め”もしているようだ。
-
スポーツ 2013年05月16日 11時00分
激白インタビュー 山中慎介(WBC世界バンタム級王者 「統一戦構想」ぶち上げの真相 〜亀田興毅をマットに沈める“神の左”〜(3)
WBA世界バンタム級タイトルマッチで、亀田興毅は判定勝ちの末にリングでファンに土下座した。その翌日、激闘の末にWBC世界バンタム級チャンピオンを防衛した山中は、リング上で「統一戦をしたい」と発言した。 −−あの統一戦発言の真意を聞かせてください。 「やりたいなと思ってたことを言っただけです。亀田君のWBAだけじゃないですよ。他にIBFとWBOもありますから。どれか一つでも実現できたらいいなと思ってます」 −−いつごろからその構想を練っていたんですか? 「世界戦初防衛後からですね。それまでは、そんなこと考えてなかったし、世界チャンピオンになったときは初防衛をきっちりしなきゃとしか考えてなかった。そのあとから徐々に欲というか、そういうのが出てきましたね」 −−欲というのは、もっと強くなりたいことですか。それとももっとメジャーになりたい? 「そうですね、もっとメジャーにならないと最終的な目標であるラスベガスの試合もできないんで。ラスベガスで試合をするには、知名度と人気と実力がいります。統一戦を勝てば、話題になるじゃないですか。そのときの相手の名前が大きければ大きいほど、ビッグマッチにもなる」 −−つまり、統一戦すらも最終的な目標のための通過点ということですか? 「んー、まあ言ってるだけっていうのもあるんですけどね(笑)。簡単に口にしてますが、本当は統一戦もラスベガスもかなり難しいことだっていうのはわかってるんです。ただ、これまでも自分で自分を追い込んでここまで来ました。だからこれも高い目標を公言しちゃうことで自分を追い込んでいるって感じですね」 −−それでも対亀田戦のイメージはできている? 「試合運びとかはまだぜんぜん考えてません。決まってからでいいのかなと思ってます。これはIBFでもWBOでも同じことです」 −−あの発言から時間も経っていますが、具体的な反応はなにかありましたか? 「わからないです。だいたい会長に任せてあるんで。まあ言い続けてれば何か変わるかなというぐらいですね」
-
-
スポーツ 2013年05月15日 11時00分
激白インタビュー 山中慎介(WBC世界バンタム級王者 「統一戦構想」ぶち上げの真相 〜亀田興毅をマットに沈める“神の左”〜(2)
山中は南京都高校でボクシングと出会った。3年生で臨んだ、とやま国体では、のちにWBC世界スーパーフェザー級王者となる粟生隆寛を決勝で敗り優勝している。他にも華やかなボクシング経歴をいくつも引っさげて、山中は専修大学へ進学しボクシング部主将を務めた。 「高校のときはかなり練習しました。大学時代はその財産だけでやってましたね(笑)。練習しないので、負けることもあった。そのままプロに入ったから、序盤はいい動きがぜんぜんできなくて、とにかくごまかしが利かなくなったんです」 −−それでも、プロデビューから今日まで無敗ですよね。 「2回の引き分けがあるんですよ。それもダウンを取られての引き分け。自分の中であれは負けと同じ感覚でした。日本チャンピオンになるまでは、1回でも負けたら引退するつもりだったんです。だからその引き分け2回でかなり追い詰められました」 −−たった1度の負けで引退は極端じゃないですか? 「いまは違いますよ。でも、当時はそう決めてました。プロってけっこうそんなもんやと思います。1度負けるとモチベーションが切れるし、負けたボクサーはなかなか次の試合を組んでもらえない。1度の負けは確実に引退へ近づくんです。だから、2度の引き分けから日本チャンピオン戦までの期間で、かなり練習量が増えましたね」 −−その結果、日本タイトル戦を挟んで、前々回の世界防衛戦まで9連続KO。しかも対戦相手は、すべてそのとき戦える最強ばかりでした。 「そんなに強くない相手とマッチメイクされても、それは嫌なプレッシャーになるだけだと思うんですよ。みんな勝って当たり前と思いながら見るし、どんな倒し方をするのか、ただそれだけを期待されるような試合は辛いです」 −−でも負ければそれで終わりの世界。できれば勝ちやすい相手と戦ったほうが楽ではないですか? 「そうかもしれないし、ジム側はそう思ってるでしょう。でも対戦相手がそのとき最高に強いなら、きっと試合は盛り上がる。それに、強い相手と試合を組んでもらうことで自分自身をさらに強くできます。試合に向けての練習をしていても、普段より強くなっていくのを感じる。それは今回の試合でも、前回も前々回も同じです」
-
スポーツ 2013年05月14日 11時00分
激白インタビュー 山中慎介(WBC世界バンタム級王者 「統一戦構想」ぶち上げの真相 〜亀田興毅をマットに沈める“神の左”〜(1)
−−WBC世界バンタム級チャンピオンとして3度目の防衛成功、本当におめでとうございます。試合から1カ月ほど経過していますが、体調などはいかがですか? 「ありがとうございます。いまはもう筋肉痛もとれました。試合中にちょっと拳を痛めたんですが、それも治ってます」 −−最終12Rでも真っ向から打ち合ってのTKOでした。勝利後、観客たちに“神の左”をアピールしていましたね。 「神の左は言いすぎですよね(笑)。まあ日本テレビさんがそう言ってすごく盛り上げてくれたんで、その左で倒したよ、というアピールでした」 −−オリンピック金メダリストからプロへの転向を宣言した村田諒太選手も「あと出しジャンケンみたいな左カウンターが凄い」と絶賛していました。 「彼は同じ高校の後輩なんですよ。だから先輩を褒めることしか言えなかったんでしょう(笑)。でも3Rの左カウンターは、たしかに相手の動きが見えていたので狙いにいきました」 −−強烈なダウンを奪ったときですね。普段からカウンターは確信的に狙っているんですか? 「はっきり狙うっていうのは少ないですね。あるとすれば、しっかり自分が攻撃できていると自然にカウンターになることは多いと思います」 −−世界王者になって2年が経ちました。それまでとは生活が変わりましたか? 「生活のリズムは日本チャンピオンのときとそう変わらないです。ただ、こうやって取材を受けたりテレビに出させてもらったりで、周りの対応が変わりましたね」 −−日本チャンピオンになるまでは、いろいろな仕事もしていたとか。 「そうですね。ラーメン屋が一番長かったですね。4年くらい働いてました」 −−大学卒業後にプロ入りし、28歳で世界チャンピオン。途中でボクシングを辞めたいと思ったことはなかったんですか? 「ないです。最近は大学卒業してからプロ入りする人も珍しくないし、それに絶対チャンピオンになるんだと決めてましたから。自分にはその実力があるんだと。周りはそんなことまったく思ってなかったでしょう(笑)。ぜんぜん期待されてなかった」 −−なぜですか? 「練習しなかったからです(笑)」
-
-
スポーツ 2013年05月13日 11時00分
5・5引退式の全舞台裏 決定か松井監督で臨む巨人・阪神「米開幕戦」(2)
そこで巨人が試金石として実施したのが、今回の「長嶋茂雄&松井秀喜W国民栄誉賞!独占生中継スペシャル〜松井秀喜 引退セレモニー」だったのだ。 ゴジラとミスターと政治力を駆使して観客動員、スポンサー獲得の実力を探ったのである。 結果は予想をはるかに上回るものだった。チケットの前売り完売は当然として、都内の金券ショップでは5900円のバックネット裏の指定席Sが2枚で15万円。ネットオークションにいたっては2000円の外野指定席に2枚で4万5000円の値が付き、6500円のエキサイトシートは2枚13万円で応札された。もっと好条件の席は2枚で30万〜40万円まで高騰、球界関係者を仰天させた。 「アベノミクスの効果もあるが、要はゴジラとミスターが揃い踏みしさえすれば、10万〜30万円程度の出費は惜しまないファンがゴマンといるということです。春爛漫の米西海岸に旅行できて、日本でも容易に手に入らない巨人・阪神戦チケットがもれなくついてくる。それでいて20万〜30万円のツアーなら安いものでしょう。これに松井の監督デビュー戦のプレミアがつけばもはや鉄板。師匠の長嶋さんもお祝いに駆けつける。そうなれば、ドジャースタジアムもエンゼルススタジアムも日本からのツアー客などで満パイになるのは確実。ですから米国開幕戦は松井監督のもとで、が絶対条件なのです」(日本テレビ関係者) 引退セレモニーが米国開幕戦へ向けた「ホップ」だとすれば、「ステップ」は7月28日に予定されているヤンキースタジアムでの松井の「ヤンキース引退セレモニー」。ヤ軍はこの日のために松井と1日だけ契約を結び、貢献をたたえるとともに、来場者先着1万8000人に松井のボブルヘッド人形をプレゼント予定。 実はこの日が「GT米国開幕戦」発表のXデーだという。事情通が明かす。 「当初、巨人が考えていた米国開幕戦はヤンキースタジアムでした。ヤンキースは米国のナンバー1球団だし、巨人と業務提携している。そこで半年前となる7月28日に開催を発表する段取りになっていたのです。しかし、3月のニューヨークは寒過ぎるのに加え、移動時間と費用がかさむ。そこで温暖で日本に近い西海岸にスイッチした。7月28日には松井の引退式を行い、松井が巨人の指揮を執ることを告知するシナリオに書き換えたのです」 松井監督招聘の黒幕である渡辺恒雄球団会長も5月5日の東京ドームでの式典を心待ちにしていた。 「『俺がいるうちに巨人に帰ってきてくれよ』と、改めて松井に次期監督就任を要請したと見られます。いくら頑固者の松井でも、ここまで三顧の礼で迎えられれば、断りきれない。松井は今季で任期を満了する原監督を気遣ってか即答を避けたようだが、米国開幕戦は“松井監督”が絶対条件だけに、受諾しない限り巨人はゴーサインを出せない」(球界関係者) ゴジラは包囲された。
-
スポーツ 2013年05月12日 11時00分
5・5引退式の全舞台裏 決定か松井監督で臨む巨人・阪神「米開幕戦」(1)
国民栄誉賞&引退セレモニーで見せつけられたゴジラ人気。巨人は来春、球界初の米国開幕戦を実施するが、松井の監督デビューのお披露目の場にするのが真の狙いだった! 5月5日、東京ドームで行われた巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(77)と巨人・大リーグで活躍した松井秀喜氏(38)のW国民栄誉賞授与式&引退セレモニー。ハイライトは始球式。背番号55の松井がマウンドに上がると、栄光の背番号3のミスターが打席に。捕手は原辰徳監督。国民栄誉賞を手渡した安倍晋三首相が球審を務めるという演出がハマり、独占生中継した日本テレビの視聴率も最高値に跳ね上がった。 「問題はこれからです。巨人は独走態勢に入り、今季の優勝は確実。しかし、ペナント争いの興味が薄れることで観客動員やテレビ視聴率で不安を残す。そこで読売首脳が進めているのが、新体制への移行なのです。巨人は阪神をパートナーに来年3月、米国開幕戦をロサンゼルスのドジャースタジアムとアナハイムのエンゼルススタジアムで行うが、その米国開幕戦を松井の公式戦監督デビューにしようとしている。開幕戦を米国内でやるということはキャンプ、オープン戦も米国内で実施する必要があり、2月以降のスポーツマスコミは松井巨人一色となる。古巣のヤンキース、エンゼルス、アスレチックスといったメジャー球団とのオープン戦を含めて、日本テレビが独占中継できるのですから、そりゃ笑いが止まらない」(全国紙放送担当記者) 史上初となるGT米国開幕戦実現を危ぶむ声はある。公式戦、それも開幕戦ともなれば、2試合だけやってトンボ返りとはいかない。 両チームはスタッフを多数抱えており、1機ずつチャーター機が必要で滞在も約2週間。経費面を考えると安易には結論が下せないのだ。その点、開幕戦を日本でやれば赤字の心配はなく、数億円の利益が計算できる。率先役の巨人・桃井恒和球団社長が「検討しているのは事実だが、赤字になるなら行かない。夏までに結論を出す」と決断を先送りしているのもそのためだ。 昨春、米大リーグのマリナーズとアスレチックスが東京ドームで日本開幕戦を行った。大手広告代理店の担当者によれば、それができたのは巨人の親会社である読売新聞社が興行権を買い取ったからだという。 「米国開幕戦もメジャー側が興行権を買い取ってくれれば赤字を出す心配がないのだが、そうはいかない。しかも、今回は巨人と阪神がそれぞれ1試合ずつ主催する形となり、阪神に呼びかけた手前、巨人としては絶対に赤字を出さないと判断できるまでゴーサインは出せないでしょう」(阪神球団関係者)
-
スポーツ 2013年05月11日 17時59分
ボクシング井岡一翔が視聴率でも亀田興毅を圧倒!
2階級を制覇したボクシングWBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔(24=井岡)が、5月8日、大阪・ボディメーカーコロシアムで防衛戦に臨み、挑戦者・同級2位のウィサヌ・ゴーキャットジム(29=タイ)を9回2分51秒、KOで沈め、同王座の初防衛に成功した。これで、井岡はデビュー以来、無敗の12連勝となった。 この試合はTBS系列で生中継され、視聴率は関東地区=13.5%、関西地区=18.7%だった。TBSの北村公一郎プロデューサーは「関西の数字はすごい」と評価した。4月7日に同局が放送したWBA世界バンタム級王者・亀田興毅(26=亀田)のV6戦の視聴率は、関東地区=11.2%、関西地区=13.9%で、関東、関西ともに井岡が圧倒。特に両者の地元である関西では、大きな差を付けた。 井岡のボクシング中継はこれまでも、高い数字を示しており、昨年6月20日に行われた八重樫東とのWBC&WBA世界ミニマム級王座統一戦では、関東地区=18.2%、関西地区=22.3%の視聴率を弾き出していた。今回は統一戦ほど注目度が高くなかったため、八重樫戦の視聴率には及ばなかったが、ボクシング中継としては高い数字。 これで、井岡は2戦連続KO勝利。八重樫戦は判定勝ちだったが、KO勝ちが多く、アクレッシブなファイトを見せる井岡の試合は、ボクシングファンではない視聴者にも好評な様子。かたや、興毅の試合は、判定決着が多く、見どころのない凡戦になることが少なくない。V5戦でのウーゴ・ルイス戦のように、強豪相手との対戦を組まないかぎり、視聴者がソッポを向いても致し方ない。 今や日本ボクシング界の盟主となりつつある井岡の次戦は9月以降になる見込みで、WBAから課される指名試合となる可能性もありそうで、同級暫定王者のアルベルト・ロセル(ペルー)戦も浮上した。V2戦をクリアすれば、3階級制覇を視野に入れるもようだ。(落合一郎)
-
スポーツ 2013年05月11日 11時00分
話題は“武蔵丸の甥”入門と蒼国来の復帰だけ 横綱気迫ナシの5月場所の不安
大相撲夏場所が5月12日から両国国技館で幕を開ける。1日に行われた新弟子検査には、元横綱武蔵丸の武蔵川親方の甥で、ハワイ出身のフィアマル・ペニタニ(18歳=武蔵川部屋)ら6人が受験し、全員が身長167センチ以上、体重67キロ以上の体格基準をクリア。内臓検査などを経て、初日に合格が発表される予定だ。 これで初場所前、春場所前と合わせた今年の受験者は61人となり、合格者で過去最少だった去年の56人を早くも上回る見込みとなった。久しく低迷していた人気がようやく上向いて来たことを象徴する出来事といえるだろう。 入場券の売れ行きも上々で、すでに千秋楽をはじめ、週末はいずれも完売。それ以外も残券はわずか、という日が目立っている。 「夏場所は、あまり客の入りは良くないんですけどね。日程的にゴールデンウイークの直後でサイフの紐が厳しく、近郊の農家がちょうど田植えなどの繁忙期と重なり、相撲見物どころではないというところも多いですから。それにもかかわらず、これだけ前売り券が売れているということは相撲人気が復活してきた証拠。八百長問題で失墜して2年、ようやく相撲界あげての努力が実ってきたんじゃないでしょうか。先場所も大入りの日が10日もありましたし、場所前の春巡業も7カ所とも満員で、尾車巡業部長(元大関琴風)もホクホク顔でした」(協会関係者) しかし、肝心な力士たちのモチベーションはいまひとつ。4月27日に一般公開された横審の稽古総見でも手抜きが目立ち、盛り上がりに欠けた。 「連覇を狙う白鵬は、八百長裁判で解雇無効を勝ち取り2年ぶりに復帰が決まった蒼国来に胸を出しただけ。日馬富士も大関陣との申し合いを回避し、鶴竜とお茶を濁しておしまい。大関陣もさっぱりで、北の湖理事長は『稽古になっていない』と渋い顔でした。これでは本番が思いやられます」(担当記者) ファンは移り気なもの。うかうかしていると、せっかくの人気上昇傾向も一夜でついえてしまうということをお忘れなく。
-
-
スポーツ 2013年05月09日 19時00分
宮里藍もビックリ!? 日本女子OP開催地が突如変更になった“一本の松騒動”
宮里藍や横峯さくらの活躍で、人気上昇中の女子ゴルフ界に思わぬ騒動が持ち上がっている。来秋開催予定の『日本女子オープンゴルフ選手権』の開催地が突如、変更となり、ファンの間に衝撃が走っているのだ。 「コトの起こりは、日本ゴルフ協会が3年前に決定した『龍ヶ崎カントリー倶楽部』(茨城県龍ヶ崎市)での開催を5月1日に撤回。別のゴルフ場に切り替えたことからだが、その裏には、岩手県陸前高田市の奇跡の一本松もビックリの“松の伐採バトル”があったと評判なのです」(事情通) この人物によれば、協会側は10番ホール左斜面のラフに植えられた、一本の松の伐採か移植を提案。これが倶楽部側に拒否されたことから開催地を変更したが、そこには思わぬ“地雷”が埋まっていたのだ。 別のゴルファーが言う。 「実は龍ヶ崎カントリーは、ゴルフ場設計の第一人者である故・井上誠一氏が設計した名門コース。そのため、倶楽部会員の中には『松の木を動かすなど言語道断!』との声も多かったのです。しかも『日本女子オープン』は、'96年にも同地で開催されており、この時にはこんなイチャモンは一切なかった。これが原因で協会の傲慢さを口にする者もいるほどなのです」 もっとも、こうした声に対して協会側には譲れない言い分もあるようだ。協会の広報担当者がこう語る。 「10番ホールは高低差が激しい難ホール。左右のラフだけでなく、フェアウェイ中央にもうっそうと葉を茂らせた松が植わっているのです。'96年の開催時には木はまだ小さく、さまざまな攻め方も考えられたが、今では大きくなりすぎてティーショットの際に逃げ場がない。フェアなゲームをセッティングすることが我々の役目であることから、移植か伐採を申し入れたが、それが受け入れられなかったということなのです」 ゴルフ場設計の名匠も、木の年輪までは考え及ばなかったということか。
-
スポーツ
ハッスル消滅!? 小川H軍休止宣言
2006年12月27日 15時00分
-
スポーツ
大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
2006年12月14日 15時00分
-
スポーツ
珍指令 KID 秒殺禁止
2006年12月12日 15時00分
-
スポーツ
生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
-
スポーツ
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
-
スポーツ
1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
-
スポーツ
復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
-
スポーツ
来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分