スポーツ
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スポーツ 2013年04月13日 11時00分
独走入手 中日「松坂大輔」獲りの裏に5球団「巨人潰し包囲網」の密約(2)
中畑監督同様、高木監督も今年が2年契約の最終年。勝負のシーズンなのだが、オープン戦では28年ぶりの最下位。右肩の違和感で救援エースの浅尾が出遅れたのも痛いが、選手の老齢化が原因。前任者の落合監督が勝利至上主義に徹したことで井端、荒木、和田、谷繁などにレギュラーを固定し、若手を育ててこなかったツケだ。 そんな事情もあり、石原慎太郎氏同様に自らを「暴走老人」を呼ぶ高木監督は、今季を巨人潰しのラストチャンスととらえ、松坂獲りに活路を見出そうとしているのである。 横浜と中日の連合は実は今回が初めてではない。長嶋巨人が全盛期だった2001年にも「巨人潰し包囲網」を呼びかけ、共闘を図っているのだ。 「当時の巨人は高橋由、松井、清原のクリーンナップで下位打線が江藤、清水、阿部。斬り込み役は仁志と二岡で全員がタイトルを狙える打者でした。他球団はお手上げ状態で当時横浜の森監督が『このまま巨大戦力が突っ走ったら追いつけない』と中日・星野監督に呼びかけ、巨人にだけエースをぶつけ、他球団相手のときは駒を落として戦うという流れができた。さらに森監督が親友の阪神・野村監督に、星野監督がこれまた親友の広島・山本監督に声をかけ、巨人包囲網が敷かれたのです。案の定、巨人は2位に沈んだのですが、漁夫の利を得たのが若松監督率いる巨人シンパのヤクルトでした。今回は全5球団で巨人潰し包囲網を敢行しようとしているのではないか」(スポーツ紙デスク) もっとさかのぼれば、1982年にも疑惑の連携があった。 このシーズン、中日と巨人が熾烈な優勝争いを展開。そこで迎えた横浜との最終3連戦。横浜は5位に低迷していたものの、長崎が中日の田尾と首位打者争いで丁々発止。結果はというと、2勝1敗で勝ち越した中日がリーグ優勝を決め、長崎が1厘差で首位打者を獲得した。その際にネット裏で囁かれていたのが「中日は優勝する代わりに首位打者は長崎に…」という密約説だった。 さて、今回の「巨人潰し包囲網」の旗頭は中畑監督が務めるが、そのバックボーンとなっているのが、母校・駒大を中心とする東都大学リーグの人脈だ。 「広島の野村監督にとって中畑は駒大の先輩にあたり、一緒にプレーこそしていないが、ともに太田誠前駒大監督の門下生。先輩から『巨人戦用先発ローテーションを、他の5球団でつくってもいいのではないか』と呼びかけられたら、エース・前田健太の巨人戦優先投入は避けられない。ヤクルトの小川監督は東都の中大OBで中畑側近の高木豊二軍監督が1学年下。先の巨人包囲網ではヤクルトが漁夫の利を得た経緯もあり、反旗を翻すのは難しい」(球界関係者) 阪神の和田監督も東都の日大出身に加え、主砲を競う新井貴浩、良太兄弟はともに駒大出身。 「華やかなイメージの東京6大学とは違い、実力の東都は地味ながらも真の実力を持つ人物が多い。ドラフト外にもかかわらず巨人の4番にかけ上った中畑をはじめ、習志野高時代にエースとして甲子園優勝経験を持つ小川、通算2020安打の野村、ロサンゼルス五輪で金メダルを獲得した和田。いずれもいぶし銀のプレーヤーで結束力が強い。長嶋茂雄(立大)、藤田元司(慶大)、広岡達朗(早大)、星野仙一(明大)、山本浩二(法大)…これまでは東京6大学出身の監督ばかりがもてはやされてきましたが、東都時代の到来を告げるためにも、結束して巨人を倒そうとしているのです。いかに巨大戦力を誇る巨人でも3本の矢どころか、5本の矢に束にかかって挑んでこられては、連覇は難しい」(全国紙運動部記者) 巨人の原監督はセ5球団の包囲網に「受けて立つ」と明言。そうはいっても巨人潰し包囲網の最終兵器が松坂大輔とまでは想定していまい。薩長土肥ならぬ横中阪広ヤ同盟の仕掛け人・中畑龍馬の凄技はいかに。
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スポーツ 2013年04月12日 15時30分
千葉ロッテ 日本ハム・大谷翔平効果でちゃっかりひと儲け
投手と野手の二刀流を目指す日本ハムのスーパールーキー・大谷翔平投手(18)が、投手としてデビューを果たした。 野手としては、開幕から1軍に帯同している大谷だが、投手としてはまだ2軍扱い。初陣の舞台は4月11日、千葉・QVCマリンフィールドでのイースタンリーグ公式戦の千葉ロッテ戦。 この試合で先発した大谷は初回から失点を許すなど、ピリッとせず、4回69球を投げ、5安打3四球2奪三振3失点で負け投手となった。最速152キロをマークしたものの、制球は定まらず、ホロ苦い投手デビューとなった。 前日の10日は、1軍の東京ドームでの楽天戦でベンチ入り。この日は朝6時起床とあって、寝不足で疲れを取る時間もなかったようだ。体はナイターに慣れており、自身も「ちょっと(体が)起きていなかった」とコメントした。 次回登板は20日、イースタンリーグ・チャレンジマッチでのフューチャーズ戦(鎌ヶ谷)とみられている。同日、1軍は同時間帯に札幌ドームでの西武戦があるため、1軍の試合を欠場して、2軍戦に臨むことになる。 大谷は二刀流を貫く以上、投手として、1軍に昇格するまでは、今後も1、2軍を行き来するハードスケジュールをこなさなければならない。 ところで、11日のロッテ戦だが、当初はロッテ2軍の本拠地である浦和球場で開催される予定だった。だが、ロッテ球団は大谷の先発で多数の来場が予想され、収容人員400人の浦和球場では混乱が起きると判断。「警備上の問題を考慮して」として、2日前の9日に試合会場を1軍本拠地のQVCマリンに変更した。 むろん、警備上の理由もあるだろうが、会場を変更したのは、それだけではないようだ。基本、浦和球場での試合は入場無料だが、QVCマリンでは大人1000円の入場料を取っている。 案の定、11日の2軍戦は平日の午前11時開始という悪条件ながら、2587人(主催者発表)の観衆が詰めかけた。9日に同所で行われた同一カード(2軍戦)の観客数は877人(同)で、ほぼ3倍増。 浦和球場での開催のままなら、どんなに観客が集まっても入場料収入はゼロだったが、QVCマリンに変更したことで、ロッテはちゃっかり258万7000円(推定)の入場料収入を得たことになる。1軍戦なら大した金額ではないが、2軍戦でこの収入は、球団運営上大きい。 大谷の次の登板は本拠地の鎌ヶ谷だが、イースタンリーグに属する他の球団としては、各球団の本拠地で登板してもらって、入場料収入アップに貢献してほしいと願うばかり。そのためには、投手・大谷に2軍のままでいてほしいというのが、ホンネだろう。(落合一郎)
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スポーツ 2013年04月12日 11時00分
独走入手 中日「松坂大輔」獲りの裏に5球団「巨人潰し包囲網」の密約(1)
プロ野球が開幕、ダントツ優勝候補の巨人は新外国人・ロペスの一発、名脇役・脇谷の逆転打で開幕戦勝利を飾り、戦力の違いを見せつけた。渡辺恒雄球団会長は14年ぶりのオープン戦1位について「WBC参加の超エリート7人がいなくとも出した数字」と豪語していたが、なるほど昨季2位中日に10.5差をつけて優勝した戦闘力はさらにパワーアップしている。 実力の違いを誰より体感しているのが、横浜DeNAの中畑監督だ。昨年、巨人に4勝17敗3分け。東京ドームでは白星なしの9敗1分けの完敗だった。 そこでにわかに助けを求めたのが、中日の高木監督。中日新聞グループと巨人の親会社の読売新聞はライバル関係にあり、「敵の敵は味方」とばかり、「巨人包囲網」を呼びかけたのだ。 「12球団で一番弱いので戦力を下さい」という中畑の申し出に高木監督が「巨人に勝ってもらうために3人出した」と応諾。昨シーズンまで中日でプレーしていたソト、ブランコ、ソーサの3助っ人を供出したのである。 スポーツ紙などの報道によれば、「巨人潰し」を共通項に横浜と中日が連携したとされるが、本誌が入手した情報によると、この助っ人譲渡にはある密約が秘められているという。ここにきて高木監督が突如として「うちはネームバリューがないが、来てくれるなら、そんないいことはない」と、松坂大輔にラブコールを送っているのもそのためだ。 「これまで横浜が獲得に積極的だった松坂をドラゴンズにスイッチしようというのです。実は就任早々、中畑監督はハマカラーをより鮮明に打ち出すことで観客動員を増やそうと考え、中日からFA宣言した横浜高OBの小池を獲得した。これで地元・横浜高出身の選手は西武から移籍した後藤、次期大砲の筒香など6人に増えた。その最終形が甲子園春夏制覇を果たした松坂の獲得にあったのです。しかし、中畑監督は今季もCS出場を逃せば、解任が確実なことから、路線の修正を余儀なくされた。そこで生き残りのために捻り出したのが、松坂の中日入りをアシストする見返りとして、中日から3外国人を譲り受けるというもの。じゃなければ、出しませんよ。現に開幕戦では譲渡した新4番のブランコに決勝打を放たれ、中日は痛い星を落としたわけですから…」(CSテレビ解説者) 今季の松坂はインディアンスでのメジャー続行を目指したものの、結果を残せず、開幕ロースター(25人枠)入りを逃した。一旦契約を白紙に戻した上でイ軍と契約を見直し、3Aからメジャー挑戦を再チャレンジするという。 「インディアンスの投手陣は層が薄く、3Aでの活躍次第ではシーズン途中からのメジャー昇格は残されている。しかし、レッドソックス時代の監督でもあったイ軍のフランコナ監督は先発ローテを松坂に期待しており、18勝を挙げた実績を尊重して先発以外に起用する考えはない。その意味で活躍の場は狭まっている。おそらく、松坂は6月末までに昇格できなければ、メジャーに見切りをつけ、日本球界入りするのではないか。FA資格を持っており十分可能なのです。その場合でも横浜はないでしょう。松坂が欲しているのは完全復活をアピールすることで、日本一が狙えるチームが条件。その点、中日には可能性がある。横浜はこれまでの関係を生かした上で自らは断念し、ドラゴンズ入りの橋渡しをしようとしているのです。この妙案に高木監督が飛び乗ったのです」(中日OBの野球解説者)
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スポーツ 2013年04月11日 18時09分
二刀流を目指す日ハム大谷翔平 イースタンリーグ初先発で3失点
プロ二刀流を目指す日本ハムドラフト1位・大谷翔平投手が11日、千葉県・QVCマリンでイースタンリーグ・ロッテ戦でプロ初先発した。 緊張気味の大谷は初回から球が上ずり制球が乱れる不安定な立ち上がり、それでも最速152キロのストレートなどを披露し、4回を投げ切り球数は69球、被安打5、奪三振2、3四球、失点3を奪われチームも1対6で敗れ悔しい初陣となった。
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スポーツ 2013年04月10日 15時30分
南海キャンディーズ・しずちゃん 年齢制限引き上げでリオ五輪出場に夢広がる
ボクシングを続けるお笑い芸人、南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代(34=よしもとクリエイティブエージェンシー)に、16年リオ五輪出場の夢が広がった。 これまで、国際アマチュアボクシング連盟(AIBA)が設けたルールでは、年齢制限の上限が34歳だったが、AIBAのルール変更で、年齢上限が34歳から40歳に引き上げられたことが分かった。 今までのルール下では、山崎が現役選手を続けられるのは、35歳の誕生日を迎える来年2月4日の前日まで。このままでは、リオ五輪どころか、選手生命も1年を切っていたが、今回のルール変更で選手寿命が延びた。 これで、山崎は安心して練習に専念することができるようになるが、問題はリオ五輪の年齢上限。日本連盟関係者によると、リオ五輪で40歳を上限とする新ルールが適用される可能性があり、次回のAIBA理事会で協議されるという。新ルール適用が決まれば、山崎にも出場資格が生まれる。 山崎はロンドン五輪出場を目指して、昨年5月に中国で開催された「アマチュアボクシング女子世界選手権」にミドル級で日本代表として出場。3回戦まで進出したが、同階級でアジア最上位になることができず、五輪出場権を逃した。 しばらく、ボクシングから離れていた山崎は、12月の「アマチュアボクシング女子全日本選手権」(山形)で復帰。決勝戦の対戦相手の石井智紋(福山平成大コーチ)が棄権し、不戦勝で全日本のミドル級を制した。 さる4月2日には、東京・後楽園ホールで開催された「女子チャレンジマッチ」に出場。2年前のデビュー戦で敗れた薛春秋(台湾)に判定勝ちし、リベンジを果たした。 恩師である梅津正彦トレーナーはがんで闘病中。師匠のためにも、1日でも長く選手を続けたかった山崎にとっては、年齢上限引き上げは朗報。リオ五輪でも、新ルールが適用されることが望まれるところだ。(落合一郎)
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スポーツ 2013年04月08日 15時30分
外国人史上初の2000本安打達成のDeNA・ラミレス お役御免へ
DeNAのアレックス・ラミレス外野手(38)が4月6日のヤクルト戦(神宮球場)で、6回表、左翼スタンドへ本塁打を放ち、プロ野球史上42人目となる通算2000本安打を達成した。外国人選手としては、初の偉業。 1695試合での記録到達は、川上哲治(巨人)の1646試合に次ぐ、史上2番目のスピード達成となった。 ラミレスは98年にインディアンスでメジャー昇格。00年途中に、パイレーツに移籍。メジャーでは控えとなることが多く、実働3年間で、通算安打数はわずか86本。 01年、「家と車のローンを返済する」目的で、日本に渡り、ヤクルトに入団。1年目から、29本塁打、88打点、打率.280の好成績を収める。3年目の03年には40本塁打、124打点、189安打で、本塁打王、打点王、最多安打のタイトルを獲得し、初の3割(.333)をマークした。 以降、ヤクルトの中心打者として活躍したが、契約問題のこじれから、07年オフに自由契約となり、巨人に移籍。08年には125打点で2年連続の打点王、09年には打率.322で初の首位打者、186安打で3度目の最多安打に輝く。10年は49本塁打で2度目の本塁打王、129打点で4度目の打点王を獲得し、自己最高のシーズンとなった。 しかし、11年から導入された統一球に苦しみ、同年は23本塁打、73打点、打率.279と自己ワーストのシーズンとなり、出場機会も減った。 そのため、出場機会を求めて、12年にDeNAに移籍。19本塁打、76打点と長打力は落ちたが、2年ぶりの3割(.300)をマークし、アベレージヒッターへの転換を図った。 そして、2000本まで残り7本となっていた今季、7試合目で大記録を達成した。足が遅く、内野安打が期待できないことを考慮すると、13年目1695試合でのスピード達成は、ラミレスならではの打撃技術の高さがあったからこそだ。 そんなラミレスだが、大記録を達成したことで、チーム構想で“お役御免”へと向かうというのだから、ことは穏やかではない。現実として、翌7日のヤクルト戦(神宮)では、7回表終了時、4-4の同点にも関わらず、早々に守備固めのため、交代させられた。 某スポーツ紙記者は「ザルといえるラミレスの左翼守備は、最下位脱出を狙うDeNAのガンでもあったわけです。昨季終了後、中畑(清)監督はミーティングで、『来季は厳しくいく。ラミちゃんも、あの守備では使えない』と明言しています。2000本安打達成で、今後、ラミレスは早々に交代させて守備固めを入れるか、代打要員になる可能性が高いです。幸い、控えにはソフトバンクから復帰した多村(仁志)や金城(龍彦)らのレギュラークラスの選手がいますから、ラミレスを外しても困りません」と語る。 次なる目標に、あと21本と迫った400本塁打を掲げたラミレスだが、フル出場しないと、年内の達成は難しい数字。推定年俸3億5000万円といわれるラミレス。今後の成績次第では、日本一高給取りの代打屋に降格してしまうかもしれない。(落合一郎)
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スポーツ 2013年04月07日 11時00分
プロ野球開幕 本誌スクープ 巨人・阪神・中日「セ3強」に異常事態(3)
一方、12球団ナンバー1といわれた中日投手陣がものの見事に崩壊した。オープン戦とはいえ、8連敗を喫して最下位に沈んだが、原因は高木守道監督が解任した権藤博前コーチの“祟り”にある。 昨季までは権藤氏がドラゴンズの投手部門を全面的に預かり、高木監督がブルペンに姿を見せることはほとんどなかった。 にもかかわらず、昨年の巨人とのCSファイナルステージで日本シリーズに王手をかけながら3連敗した際、抑えエースの岩瀬で「正攻法」勝負を挑んだ権藤氏に対し、ブルペン事情を知らない高木監督が勢いのある浅尾や山井の投入を注文したことで口論となり、権藤氏がケツをまくる形で退団したのだ。 「その後遺症がモロに出た。投手陣を全面委託していた権藤コーチが不在になったことで、高木監督がブルペンで陣頭指揮を始めたのです。が、12球団1を自負する投手陣に『投手陣の心得』や『調整法の云々』を怒り口調で説くものだから、ソッポを向きだした。ほとんどが権藤シンパですから、ブルペンが機能しないのは当然です。野手陣もこれまではベテランに特権を与え、谷繁、和田、井端、荒木などは地方球場の試合には連れて行かず、名古屋に残して調整させてきた。その特権が剥奪され、ベテラン陣は開幕を前に疲労困憊。選手会長の吉見の『ベンチの雰囲気がヤバイなと感じる』『空気が暗い』の言葉がすべてを物語っています」(地元テレビ局スタッフ) それでなくとも瞬間湯沸かし器の異名を持つ高木監督だが、さらに不機嫌を増幅させているのが、開幕戦であたった横浜DeNAの外国人だ。昨季まで中日でプレーしていた主砲ブランコ、ソト、ソーサ両投手の外国人トリオがこぞって横浜に移ったからである。 「いずれにせよ、今季の中日対横浜戦は遺恨カードとなり売り物になる。いま中日首脳が目指しているのがカネをかけずに利益を出す広島カープ型の球団経営です。貧乏球団に映る広島だが、実は38年連続で黒字を計上しており、直近の年間利益も2億5221万円。年間10億円近い赤字を出すドラゴンズ首脳からすれば、コンパクトなカープ型経営はまさにお手本なのです。その意味では最終年が予想される今季の高木監督の役目は高額なベテラン選手を一掃し、若手中心にスイッチすること。そのためにはオープン戦同様、負け続けることが大事なのです(笑)」(中日新聞関係者) 戦力的には今季のセ・リーグは巨人、阪神、中日の人気御三家の争いに見えるが、それぞれ爆弾を抱えており、予断は許さない。
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スポーツ 2013年04月06日 17時59分
WBC侍ジャパン打者陣はお疲れモード! 首位打者・ベストナインの井端は打率1割台に低迷
やはりというべきか…。 プロ野球公式戦が開幕して、1週間が過ぎたが、第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場した侍ジャパンの面々が、ちょっと元気がない。 WBCでさほど酷使されなかった投手陣に関しては、摂津正投手(30=ソフトバンク)、牧田和久投手(28=西武)、涌井秀章投手(26=西武)、田中将大投手(24=楽天)らが、先発で勝ち投手になっている。 一方、ちょっと深刻なのは打者陣だ。内川聖一外野手(30=ソフトバンク)が打率.304(以下、成績はすべて4月5日現在)、WBCで働けなかった昨年のパ・リーグ首位打者の角中勝也(25=ロッテ)は打率.333と上々のスタートを切り、糸井嘉男外野手(31=オリックス)は打率.286とまずまずだが、他の打者陣は軒並み、お疲れモードだ。 特に顕著なのが、WBCで打率.556と驚異的な成績で、首位打者となり、ベストナイン(指名打者)にも輝いた井端弘和内野手(37=中日)。WBCではブラジル戦や台湾戦で日本の窮地を救う神がかり的な活躍を見せた井端だが、27打数5安打1打点で、打率は.192と1割台に低迷。もはや、燃え尽き症候群というべきか…。 他の面々も打率は、松井稼頭央内野手(37=楽天).261、松田宣浩内野手(29=ソフトバンク)=.259、坂本勇人内野手(24=巨人)=.240.鳥谷敬内野手(31=阪神)=.231、長野久義内野手(28=巨人)=.231、中田翔外野手(23=日本ハム)=.231、阿部慎之助捕手(34=巨人).222、本多雄一内野手(28=ソフトバンク)=.192、炭谷銀仁朗捕手(25=西武)=.158と低調。規定打席不足の稲葉篤紀内野手(40=日本ハム)は.118、相川亮二捕手(36=ヤクルト)=.111だ。 本来なら、オープン戦で調整している時期に、プレッシャーのかかる国際試合を闘ってきたわけだから、疲れが抜けていなくても致し方ないところだが、なんとか立て直して好成績を収めてほしいところだ。(落合一郎)
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スポーツ 2013年04月06日 11時00分
春場所も客入りに響いた上位陣の不甲斐なさ
ファンも見るところはちゃんと見ている。荒れることで定評のある大相撲春場所が終了したが、今年も大荒れだった。 前半、先場所に、全勝優勝した横綱日馬富士(28)が2日連続して金星を献上し、優勝争いから大きく後退。大関陣に至っては負けない日はない状態で、3日目にして早くも勝ちっぱなしが1人もいなくなった。それ以上に目にあまったのが、横綱、大関陣のいわゆる負けっぷりの悪さだ。 勝ったときはご機嫌で、取り囲んだ報道陣の質問にも軽快に答えるのだが、負けたときはまさに手の平返しであまりにも態度が悪すぎるのだ。 「日馬富士なんか、ひどいものでしたよ。3日目高安、4日目千代大龍に連敗したときなんか、悪ガキそのもの。風呂場から口笛を吹いて出て来て、取材に集まった報道陣を見て薄笑いを浮かべていました。負けてこんな態度を取る横綱はみたことがない。2日目から連敗地獄にはまりこみ、6日目から休場した琴欧州は、例によって負けたときは目を宙に浮かせ、暗い顔でノーコメント。またしても早々と日本人優勝の期待を裏切った稀勢の里まで、負けた日はチェッ、チェッと舌打ちだけして帰ってしまいました」(担当記者) 上位陣の取りこぼしはある意味でファンに対する裏切り行為。これではファンを軽んじていると言われても致し方ない。おかげで、苦労したのが春場所の総責任者の貴乃花親方(元横綱)だ。担当部長2年目で、去年は館内を9日間も満員にして協会内の評価をあげた。今年は、「去年を上回る10日間以上、満員にしてみせる」と宣言し、陣頭指揮にあたったが、この看板力士たちの態度の悪さがまわりまわって、肝心な客足にも影響した。特効薬は力士の実力向上以外にない。
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スポーツ 2013年04月06日 11時00分
プロ野球開幕 本誌スクープ 巨人・阪神・中日「セ3強」に異常事態(2)
巨人とは違って阪神首脳がペナント争い以上に警戒しているのが、観客動員に陰りが見えだしたこと。トップの座を7年ぶりに巨人に譲り渡した反省から今シーズンは大補強を敢行。 大リーグ帰りの西岡剛内野手(ツインズ)と福留孝介外野手(ヤンキース傘下)を他球団と競り合って獲得し、フリーエージェント(FA)の日高剛捕手(オリックス)、さらには大リーガーのコンラッド内野手(レイズ)も加わった。 そして、ドラフトでは昨年の甲子園で春夏連覇の大型右腕・藤浪晋太郎(大阪桐蔭)を引き当て、昨シーズンからの変貌面では両リーグで1番といっていい。 「財布のヒモが固い阪神がこれだけ派手な補強に踏み切ったのは、一にも二にも観客動員が目的です。優勝した2005年は平均4万2508人を甲子園に集めたのに、5位に終わった監督1年目の和田監督は3万7886人。しかも、前年比9%減の12球団ワーストです。しかし、今季はこれだけ新戦力をそろえても金本引退、ストッパー藤川の穴は埋められない。他球団がアベノミクスに伴う経済好転でチケットの売れ行きを伸ばしているのに、タイガースだけは苦戦しているのです。土曜、日曜以外のチケットをいかに売るかが目下の最大のテーマで、ルーキー藤浪の先発をウイークデー限定にする、という珍プランまで検討されている。勝敗より商売では何をかいわんやでしょう」(トラ番記者) 中でも、深刻なのがポスト金本問題。4番にだれを据えるのか。和田監督は新井貴浩の復活を期待しているが、右肩の回復が思わしくなく、弟の良太に落ち着いた。 阪神OBによれば、球団首脳が何より恐れているのが「株主総会」だという。 「例年通り、今年も6月にタイガースの親会社である阪急・阪神HDの株主総会が行われますが、今年は虎キチの株主たちから『赤字を出さないためにも金本を現役復帰させてはどうか、それが無理なら和田監督を辞めさせて金本政権を組閣しろ』という緊急提案が予定されているというのです。例年、株主総会は荒れるが、今年は福留に3年6億、西岡に2年4億、日高に2年1億を投じたにもかかわらず、観客増につなげていないこともあり『いっそ彼らをクビにして2億2000万円で引退した金本を呼び戻せ』という声が強まってきている。赤字経営に目を光らせるのが株主の役目ですから、HD首脳も無視できない。昨年も阪神はセ・パ交流戦がはじまるまで5割をキープしていたが、前半戦終了の7月18日には借金10の5位に落ちた。株主総会での混乱が影響しているのです」 金本人気に期待を寄せるのは、このオフには鳥谷敬が海外FAを宣言、藤川球児(カブス)に続こうとしているからだ。早大時代に4連覇を一緒に勝ち取った青木宣親(ヤクルト→ブルワーズ)と和田誠(ソフトバンク→オリオールズ)に先を越された無念さに加え、WBCで名を売ったことで機が熟してきている。昨年の金本、藤川に続いて今年は鳥谷に逃げられては、いよいよ深刻な事態となる。
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