スポーツ
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スポーツ 2020年04月16日 12時20分
セクハラマッサージ報道の西武捕手に、ダルビッシュが無言のエール? ゲーム動画が話題に
プロ野球・埼玉西武ライオンズの森友哉捕手が、自宅に一般女性を呼び、セクハラマッサージを強要したと、雑誌『FLASH』(光文社)に報じられた。新型コロナウイルスで外出自粛が叫ばれている中での呼び出しということで、大きな話題となった。 記事では、LINEで家に来てほしいという旨の連絡があり、女性が行くと、洗濯を取り込むように命じたり、マッサージをお願いされたりしたという。そうしたやり取りを証明するかのように、森捕手が自宅でくつろぐ姿を隠し撮りした写真、さらにはLINEのやりとりまで雑誌内に掲載されていた。真相は不明だが、記事だけを見たネットユーザーは「森のバッティング好きだったのに残念」「ちょっと間違えば犯罪になりかねない行為」と不快感を露わにした。 「この記事に反応したのが、メジャーリーグのシカゴ・カブスに所属するダルビッシュ有。YouTubeチャンネル『ダルビッシュのサブちゃんねる』内で記事に触れたのです。このチャンネルは、主にゲームアプリ『プロ野球スピリッツA』でプレイをしながら、選手との思い出や近況を語る内容なのですが、ゲーム内で森捕手を起用。さらに動画のサムネイルにも同選手を採用していました。コメント欄に書き込まれた『週刊誌に文句を言うために森選手をサムネにしたんですね分かります』というコメントに対し、チャンネルが『いいね』を押していました。暗に『正解』ということなのでしょうか?」(エンタメ誌ライター) ダルビッシュの動画を観たというSNSユーザーからは「西武ファンの皆さんこのダルビッシュさんの動画見てください、ダルビッシュさんも、今の森くんの記事作った記者共に載せられたと言っていますが、嘘ばっか書くそうです。二度と信じない方がいいですよ」、「ダルビッシュなりの森選手へのエールなのかな?」といったダルビッシュの想いを汲むコメントがあった。森選手には、先輩であるダルビッシュ選手の気持ちを裏切らないように、野球に打ち込んでほしいものだ。
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スポーツ 2020年04月16日 11時30分
広島・長野にレギュラー落ちの危機? 未来の正捕手争いが波及、他のポジションも巻き込み競争は激化か
短時間の練習ではあったが、「広島らしさ」が伝わってきた(4月15日)。 広島は、チームを午前と午後に分けている。これはどのチームでも新型コロナウイルスの感染防止のために行われているが、興味深かったのは、若手捕手の坂倉将吾の盗塁阻止の二塁送球練習だった。練習後、昨季のセ・リーグ盗塁王の阪神・近本、東京ヤクルトの山田らをイメージして投球したことを明かしていた。 この練習を見て、ハッキリしたことが一つ。坂倉は捕手に専念するようだ。これに、新人の宇草孔基外野手(ドラフト2位、法政大学)の猛アピールが重なってくる。宇草はキャンプこそ一軍帯同だったが、オープン戦途中からは二軍で調整を続けていた。ここ数日は、打撃練習で快音を響かせ、首脳陣の目を惹き付けているという。 「宇草は東京六大学リーグでは強打の外野手として知られていました。4年春のリーグでは打率3割強、4本塁打をマークしてベストナインにも選ばれています」(アマチュア野球担当記者) 坂倉は好打の強肩捕手として日大三高からドラフト4位指名された(16年)。「将来の正捕手候補」と目されていたが、翌17年のドラフトで、広島は地元出身の中村奨成を1位指名した。同年夏の甲子園大会で“全国ネーム”となっていたため、未来の正捕手争いは中村有利とされているが、前任の緒方孝市監督も坂倉の才能を惜しんだのだろう。FAで抜けた丸佳浩の穴を埋める外野手候補の中に、坂倉も加えた。打撃優先の起用だったが、代打中心に51試合出場、不慣れのレフトの守備にも12試合も就いている。 「15日の二塁送球練習もそうだが、今春キャンプでは捕手一本でした」(スポーツ紙記者) 正捕手の會澤が元気なうちに、坂倉と中村を競わせていく本来のスタイルに戻したわけだ。 坂倉が捕手の練習に再び専念できるようになったのは、同じ左打ちのスラッガー候補である宇草が入ったからだろう。しかし、こうも考えられる。その宇草が“一軍再昇格のカウントダウン”に入ったとなれば、「左の代打」としての坂倉の一軍出場機会は減るかもしれない。また、一学年下の中村は右バッターだが、こちらも強肩堅守の守備力を誇る。2人の正捕手争いも長く続くだろう。 広島は「育てて、使う」を大前提に選手を指名しているが、レギュラーを保証しない。「左バッター」では宇草と、正捕手争いでは中村と…。同じタイプの選手をぶつけ、ハイレベルなレギュラー争いを繰り広げ、チーム全体を底上げしていく。他のポジションでもこんな情報が聞かれた。 「復活を目指す田中広輔と、2年目の小園海斗のショートの定位置争いに決着がつきません。田中がサードに回る話が出て、外野の一角を掴みかけていた西川龍馬も外国人選手のポジション次第で、一塁と三塁の両方を準備しています。支配下を勝ち取って4年目のメヒアも使いたいはず。宇草が頭角を表せば、長野はどうなるのか?」(前出・同) 他のポジションにも波及していくのが、広島流と言えそうだ。長野もこのままで終わる選手ではない。15日の二塁投球練習では、2人のコーチが付き添っていた。この光景に火の付いた選手も少なくなかった。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月16日 11時00分
プロレス再開へ新日本・全日本・ノア・DDTら男女7団体が団結!馳浩衆院議員に要望書提出
長年の課題であった日本プロレス協会設立に向けた布石となるのか?15日、東京・衆議院第一議員会館にて、新日本プロレスとスターダムのオーナーであるブシロードの木谷高明取締役が、プロレス界全体からの総意として、石川・星稜高校の先輩後輩の関係で親交のある、現役プロレスラーにして衆議院議員の馳浩氏と面会し、「要望書」を提出した。 会場となった広めの会議室に馳浩氏が現れ、木谷取締役の呼びかけに応えて集結した、新日本プロレスから棚橋弘至、全日本プロレスから諏訪魔、DDTプロレスからHARASHIMA、プロレスリング・ノアから丸藤正道、ディアナから井上京子、東京女子プロレスから坂崎ユカ、スターダムから岩谷麻優といった男女7団体の代表選手と首脳陣が出席。スポーツ庁・経済産業省の各担当者とともに集まった報道陣に挨拶し、発起人であるブシロード・木谷取締役が代表して「要望書」を手渡した。 続いて、木谷取締役より「本日は緊急事態宣言の中、お集まりいただきありがとうございます。今回の要望書は私の名義になっておりますけれども、プロレス界全体、さらにはスポーツ界、ライブエンターテインメント界全体の課題だと思っておりますので、そのようにお受け取りいただければと思います」と語った。要望書には「現在新型コロナウイルス感染症の問題により、弊社グループの新日本プロレスリング、スターダムのみならず、プロレス業界全体が危機的な状況に瀕しております。今の状況ですと、レスラー同士の接触が生じるプロレスにおいて、無観客試合すら開催が危ぶまれ、半世紀続いてきた我が国のプロレス業界の灯を絶やしかねません。つきましては、以下の2点について要望申し上げます」とした上で、簡易検査キットの早期普及と、年間契約している選手の休業補償を要望している。 馳議員から選手に対して意見を求められると、棚橋は「今、選手たちは試合再開を待ちながら、道場での練習も選手が集中しないよう時間を区切りながらですが、しっかりやっています。試合ができないことで今後の生活にも不安がありますが、メジャースポーツといわれるプロ野球やサッカー、大相撲が再開していく中で、プロレスは“しんがり”、一番最後でもいいんじゃないかなと思います。プロレスができるようになった時が、日本のエンタメ業界の復活となるんじゃないかと思ってます」と語ると、岩谷は「私事ですが、2月19日にリアルバースデーイベントの開催を予定していましたが中止となってしまい、続いて3月8日の後楽園ホール大会も無観客で生配信となり、それからいくつかの大会が中止になっている中で、自分たちは“職業・プロレスラー”なのに試合ができないもどかしさもありました。でも、こういった簡易検査を実施していただければ選手も安心して試合ができますし、お客さまにも安心してご観戦いただけると思います。ずっと何もせず収束を待つよりも、このように行動に移してくださったことに感謝しています。これでまたプロレス界全体が盛り返していけるような流れになればいいなと思います」と実情を訴えた。 馳議員は「きょうは皆さんお集まりいただき、プロレス界の窮状を見ていただいき、それぞれ省庁のほうからも見解をいただきありがとうございます。企業に対して、選手に対して、団体に対して、それぞれの支援策がありますので引き続き相談していただければと思います。いつまでもこの状況が続いてはいきませんし、簡易検査キット、医療体制の充実、薬の開発も世界的に進めている状況の中で、このコロナ対策が首尾よく進み、収束を迎える時には、V字回復を目指した取り組みもまた、プロレス業界にとっては重要な役割であると思います。会社の皆さんや選手の皆さんには、ファンの皆さんに本当に喜んでいただけるような試合やコンディション作りをお願いしたいと思います」と選手たちを労うと、「苦言を呈するようですが」と前置きをした上で、「こういう時にできればプロレス団体として、業界として、コミッショナーがあると対応しやすい。統一されたコミッションがあると、我々受ける方も助かるということも、世間社会的にも認められたジャンルとしてしっかりされるものと思いますので、今日まとめ役の木谷さんにも宿題としてお願いしておきたいと思います」と逆要望。木谷取締役も「チャリティーやオールスター戦実現のためにも音頭を取りたい」とコミッショナー制度設立へ前向きな姿勢を見せている。 最後に、木谷取締役は「これでプロレス界だけでなく、ライブエンターテインメント界復活への第一歩にはなったと思います。再開の目途が立つのはまだ先ですが、こうして支援策もいろいろと提示していただきましたので、思い切って要望書を提出させてもらってよかったです」と手応えを感じたようだ。今回の要望書提出は、プロレスに限らずスポーツとエンターテインメント業界が一年間棒に振る危機に対し、交流の有無関係なく男女7団体が団結して、厳しい現状に一石を投じたのは大きな一歩と言えるだろう。 木谷取締役には、馳議員からの“宿題”をクリアしてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年04月15日 22時30分
ノア・タッグリーグ、丸藤&望月予選敗退に「タイトル戦でリベンジする」
『ノアTVマッチ』として、『グローバルタッグリーグ2020』の公式戦を無観客試合で開催し、公式配信サイトで公開してきたプロレスリング・ノアが14日、公式戦の最終戦を迎えた。最終戦まで全チームが2点で並ぶという異例の展開は、意外な結末が待ち受けていた。 Aブロックは、清宮海斗&谷口周平が拳王&マサ北宮と、GHCタッグチャンピオンチームの丸藤正道&望月成晃がレネ・デュプリ&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. とそれぞれ対決。拳王組とデュプリ組が勝利し、拳王組は直接対決でデュプリ組に敗れているため、大穴のデュプリ組が決勝に進出。 Bブロックは、杉浦貴&関根シュレック秀樹と齋藤彰俊&井上雅央、前タッグチャンピオンチームの“AXIZ”潮崎豪&中嶋勝彦と関本大介&稲村愛輝がそれぞれ対決。杉浦組とAXIZが勝利を収め、こちらも直接対決でAXIZが杉浦組に勝利していることから、AXIZが決勝に進出している。 潮崎は「世界がこういう状況だからこそ、俺達でそのイヤなことが吹き飛ぶような闘いをやろうぜ」と決勝に向けてアピール。GHCヘビー級王者である潮崎にとってはGHC2冠王になるチャンスであるとともに、優勝すれば1.5東京・後楽園ホール大会で丸藤&望月に獲られたベルトを再び狙うチャンスが訪れるが、デュプリ組はその丸藤組を破っているだけに侮れない相手だ。 一方、予選敗退となった丸藤は「タッグチャンピオンとして誰が来ても挑戦を受けるしかない」と覚悟を明らかにすると、望月も「この試合が始まる前からリーグ戦突破は勝ってもなかったらしいけど、そんな事関係なく勝ちに行きました。予選敗退は面目ないです。優勝チーム、俺らに勝ったチーム、どちらでもいいけど、タイトル戦でリベンジする!ベテランは負けを味わった後が強いんだよ!」と優勝チームの挑戦を受けて立つ考え。注目の優勝決定戦は18日に公式配信サイトと、CS放送ファイティングTVサムライで中継される。(どら増田)
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スポーツ 2020年04月15日 20時05分
西武・山川、「これがプロ野球か」と驚愕? 尊敬する先輩が練習中に見せた予想外のプレーを暴露
西武・山川穂高が、14日にインスタグラムを生配信。チームの先輩である中村剛也について言及した。 山川は同日20時半から23時半ごろにかけ、自身のインスタグラムを用いインスタライブを生配信。その中で中村に驚かされた過去のエピソードを語った。 具体的な時期は明かしていないが、山川によると中村が怪我で二軍にいた時期に、投手と内野手が守備の動きや流れを確認する「投内連携」の練習が行われたとのこと。この時は無死一、二塁という想定で行われていたが、三塁を守った中村が投手からの送球を取り損ねたという。 すると、中村は一塁を守る山川に向け、「ポケットからごそごそって(何か)取り出して、『ビュン!』って投げてきた」とのこと。山川はこれを捕球したが、手元を見ると「ボールじゃなくて、『いろはす』(日本コカ・コーラ)の小さいペットボトルだった」と驚いたという。 投内連携はコーチが2人ほど見ていたが、なぜか中村は何も怒られなかったという山川。「『これがプロ野球か』と(思った)。本塁打王を何回も獲得して、チームの中心にいるようなすごい人って『いろはす』投げても怒られないんだって思った」と大笑いしながら振り返っていた。 今回の生配信を受け、ネット上には「いろはす投げられて『これがプロ野球か』は意味が分からん(笑)」、「中村のことめちゃくちゃいじってる感じがして笑える」、「コーチは単純に気付いてなかっただけなんじゃないか?」、「ペットボトルでも正確に投げられるって言う意味では確かに凄いと思う」といった反応が多数寄せられている。 西武(2002-)一筋でプレーする36歳の中村はプロ18年間で「1664試合・.256・415本・1166打点・1467安打」をマークし、本塁打王を6回(2008-2009,2011-2012,2014-2015)獲得している長距離打者。若手時代のキャンプの声出しで「好きな言葉はおかわりです!」と発言したことから、ファンからは“おかわり君”との愛称で親しまれている。 こちらも西武(2014-)一筋でプレーする28歳の山川は、昨シーズンまで「428試合・.269・129本塁打・341打点・398安打」を記録し本塁打王を2回獲得(2018-2019)。新人時代から一番尊敬する選手に中村の名を挙げ、その後中村と同じく本塁打を量産する打者に成長したことから“おかわり2世”と呼ぶファンも多い。 尊敬する先輩のエピソードを笑顔で語った山川。その姿をファンも大いに楽しんでいたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について山川穂高の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/hotaka.yamakawa/
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スポーツ 2020年04月15日 18時15分
阪神・糸井が「スライダーの投げ方分からへん」? 試合中にまさかの発言、元同僚今成氏が困惑した投手時代の裏話を暴露
元プロ野球選手の今成亮太氏が14日、ラジオ番組『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。阪神・糸井嘉男との裏話を明かした。 現役時代に日本ハム(2006-2012)、阪神(2012-2018)の2球団で活躍した32歳の今成氏と、これまで日本ハム(2004-2012)、オリックス(2013-2016)、阪神(2017-)の3球団でプレーしている38歳の糸井。両者は2006年から2012年にかけて日本ハム、2017年から2018年にかけては阪神で共にプレーした間柄だが、今回の放送で今成氏は日本ハム時代の裏話を語った。 2006年に捕手として日本ハムに入団した今成氏は、「僕が(プロで)初めて受けた投手が糸井さん」だったとのこと。当時は野手ではなく投手だった糸井の球をブルペンで受けていたところ、投球していた糸井から突然「おい、ちょっと来いや」と言われたという。 「何で怒ってるのこの人?」とおびながら糸井の元に向かった今成氏。糸井は特に怒ってはいなかったというが、いきなり肩を組まれ「ここ(ブルペン)の俺と、マウンドの俺はちゃうからな」と言われたという。 その後、チームの紅白戦で糸井とバッテリーを組む機会があった今成氏。糸井が真っすぐばかり投げるため「(打者に)狙われる」と考え、持ち球の一つであるスライダーのサインを出したが、糸井は首を横に振って応じず。不審に思った今成氏が糸井の元に向かうと、ど忘れしたのか糸井の口から「スライダーの投げ方分からへん…」というまさかの発言が飛び出したという。 「えっ?どういうこと?」と思いつつ一度は聞き入れるも、その後「さすがにもうそろそろ変化球いこう」と思いスライダーのサインを出し続けた今成氏。すると、根負けした糸井がサインに応じるも、分からないなりに投げようと意識しすぎたのか「腕がめちゃくちゃ緩んだ」と投球フォームが乱れたという。 糸井の投球フォームは「投げる前からスライダーって(バレバレ)」だったという今成氏。「最後ベンチに帰ってくる時に、糸井さんから『あそこ(ブルペン)とここ(マウンド)の俺、ちゃうやろ?』って言われた」と改めて同じことを言われたと笑っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「今の糸井は打者だけど、投手時代にこんな面白い話があったのか」、「当時の今成がめちゃくちゃ困惑したことが伝わってくる」、「持ち球なのにスライダーの投げ方分からんってどういうこと(笑)」といった反応が多数寄せられている。 2006年4月末に投手から野手へ転向し、その後昨シーズンまでに「1502試合・.302・163本・697打点・1624安打」をマークしている糸井。現在も阪神打線をけん引する打者として活躍している。ファンから「宇宙人」と呼ばれるほどの“天然ボケ”な性格も有名で、過去には“球を打った瞬間に一塁ではなく三塁に走り出した”、“「何の球種を待っていたんですか?」という記者の質問に「ストライクです」と答えた”などの逸話が知られている。 その糸井の“天然発言”に今成が困惑したという今回のエピソードはファンに好評だったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年04月15日 18時00分
阪神・藤浪「新型コロナ感染」でトレード放出が消えた!
4人目の感染者は出なかった(4月5日時点)。この報告に阪神首脳陣、全スタッフは安堵のため息をついていた。藤浪晋太郎(26)ほか2選手の新型コロナウイルスの感染判明(3月27日)から2週間が経過しようとしている。だが、現役選手から感染者を出してしまい、球界は大きなダメージを負った――。「4月3日、12球団の代表者会議が開かれ、開幕戦をいつに設定するかが話し合われました。セ・リーグ、つまり、感染者を出してしまった側は強く意見することができませんでした」(ベテラン記者) プロ野球は4月24日に開幕するのを断念したが、これに関連して、球界は新たな問題にも直面している。それと同時に意味深長な言葉も聞かれるようになった。「関西は大変だねぇ…」 まず、この言葉についてだが、阪神から感染者が出てしまったことは改めて問題にする話ではない。日本中が外出を自粛していた時期に大勢で食事会を開いていたのはよろしくないが、今さら、「大変だねぇ」という話ではない。「藤浪にトレードの話が出ていたようです。昨秋から山本昌臨時コーチにも学び、それで結果が出なかったのだから、環境を変えてやるしかない、と。他球団は『再生の自信あり』と見ています」(球界関係者) 長くチームを支えてきた鳥谷敬も冷酷な引退勧告を受けてチームを去った。優勝から長く遠ざかっているチームを生まれ変わらせるために、「藤浪も」の考えがあったとしても、おかしくはない。「日本中が新型コロナのことで混乱しています。12球団で申し合わせたわけではありませんが、今季はトレードはなし。選手、その家族への影響を考えたら、移籍(=転居)なんてさせられないからです」(同) 自己管理が甘かったとはいえ、藤浪は感染の被害者だ。その彼を放出したとなれば、日本中からブーイングを受けるだろう。「大変だねぇ」とは、まとまり掛けたトレードを取り消したことを指していたのかもしれない。「今季、143試合を消化できないとなれば、交流戦やCSをやるのか否かも決めなければなりません。試合減によるFA取得日数の特別規則の策定も早急に迫られます」(ベテラン記者) これらは、開幕戦のさらなる延期によって発生した新たな問題だ。 セ・リーグは苦手な交流戦の中止を提案したかったが、感染者を出したことでできなかったという。阪神の罪は大きい?
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スポーツ 2020年04月15日 17時30分
巨人・岩隈、入団2年目で復活の兆し? 日本復帰後に長期欠場、共通点の多い松坂以上の活躍に期待のワケは
巨人・岩隈久志投手がフリー打撃に登板した(4月14日)。約50球、練習後、一部メディアに答えた「打者への感覚もつかめた」なるコメントからして、復活はまだ先になりそうだが、回復に向けての調整は順調に進んでいるようだ。 「松坂と岩隈、先に勝ち星を挙げるのはどっちだ?」 悪い冗談を言うメディアもいないわけではないが、この2人には共通点がある。侍ジャパンのエースとして国際試合で好投、メジャー挑戦、日本帰還。経歴はもちろんだが、日本球界に帰還した後、故障で長期欠場に追い込まれている。 岩隈は米マリナーズ時代の2017年に右肩のクリーニング手術を受けている。その影響で翌18年のほとんどを棒に振り、19年の巨人入り後もリハビリに専念していた。また、昨年10月、鼠径ヘルニアの手術も受けている。19年の優勝に貢献できず、加えて新たな故障を負ったわけだ。自身の年齢を考えれば、引退の2文字もチラつくはずだが、岩隈は現役続行の道を選んだ。 「今年の春季キャンプも手術の影響でリハビリ中心の練習でした」(スポーツ紙記者) 本人の復活に懸ける意思の強さと、球団の「まだ戦力になる」という評価が合致しなければ、現役生活は続けられない。 他の選手だったら、クビになっていてもおかしくはないはずだ。しかし、岩隈が今季もユニフォームを着ることができたのは、過去の実績に対する敬意だけではなかった。 「岩隈くらい、投球スタイルを変えたピッチャーはいないでしょう。二段モーションが禁止されたころは変化球に活路に見出し、その後はボールを低めに集め、故障後は肘の位置を下げたり…。投手としてのセンス、素質、応用力が高い」(チーム関係者) また、在京球団のスコアラーが言うには「クイックモーションが巧い」とのこと。盗塁のしにくい投手としても評価されているという。 近鉄、楽天時代を知るプロ野球OBに聞くと、「移動の新幹線の中でお菓子を食べるなど、子どもみたいなところもある」そうだ。日本球界に帰還した後の言動はオトナだ。おそらくだが、メジャーリーグに渡ったことが彼を変貌させたのではないだろうか。 他のメジャーリーグに挑戦した日本人投手と異なる点を挙げると、岩隈は「先発での起用」を約束されていなかった。マリナーズと契約した2012年、岩隈は中継ぎ投手でデビューし、先発のチャンスをもらえたのは7月に入ってからだった。ここで、「待つこと」の苦しみ、辛さを知ったのかもしれない。自身が絶好調だと思っても、チャンスが回って来ない苦しみ。これが、今日の故障と向き合う姿勢にもつながったのではないだろうか。 「楽天時代、体の違和感を訴え、自分から登板を回避するところがありました。監督、コーチは『ちょっとでいいから無理をしてくれたら』と見ていましたが」(前出・OB) 長く現役を続けた歴代のプロ野球選手にも、周囲には理解できない言動や、「あえて無理をしないワガママさ」があった。ワガママは自分に忠実、自分に嘘をつかないとも言い換えられる。ペナントレースが始まらない今、自分を見失った者が後に泣きを見るだろう。 そう考えると、クセの強いベテランたちの言動、考え方に今日の閉鎖的な社会を生き抜くヒントがあるのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月15日 13時55分
動画共演の下柳氏は「濃厚接触者にはなってません」 元阪神・片岡氏がコロナ感染公表、球界OBからもエール相次ぐ
元日本ハム・阪神の片岡篤史氏が14日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。自身が新型コロナウイルスに感染したことを公表した。 『コロナウィルスに感染しました』というタイトルの本動画で、片岡氏は鼻に酸素供給用のチューブを着け病床に横たわった状態で、「コロナウイルスに感染してしまい、4月8日から入院しています」と報告。表情に力はなく、かなり息苦しそうな様子で、声もかすれて途切れ途切れだった。 片岡氏は直近では、12日まで自身のユーチューブチャンネルに動画をアップしていたが、これらは事前にストックしていたものといい、「動画が更新されなくなったら、ストックしている動画が無くなったと思ってください」とファンに説明。また、「今、コロナで世の中大変なことになっていますので、皆様も今まで以上に十分予防していただいて、感染されないようにしてください」とも呼び掛けていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「日々動画を楽しんでただけに今の姿はショックです、元気に戻ってくるのを待ってます」、「息も絶え絶えですごく苦しそう…コロナにかかったらこんな状態になるのか」、「ウィルスは怖いということを再認識させられました。苦しい中のメッセージありがとうございます」といった反応が多数寄せられている。 片岡氏のコロナ感染を受けて、複数の球界OBもコメントを寄せている。今年の1月20日に白血病を公表し、現在も闘病中の元広島・北別府学氏は、14日に自身のブログで「重たい病気を乗り越える事ができたら 共に世の中が、少しでも明るくなれるように発信していこう!」と激励。 片岡氏が今月5日から11日にかけて自身のユーチューブチャンネルにアップした4本の動画に出演した、元チームメイトの下柳剛氏は、14日に自身のインスタグラムに「皆さんも片岡篤史のために祈って下さい!篤っちゃんは直ぐに治すと言ってました!」と投稿。同時に、「収録は3月9日で下柳は大丈夫です!!濃厚接触者にはなってません!!」と報告した。 日本ハム時代の片岡氏とプレー経験のある元日本ハムの森本稀哲氏は、15日に自身のツイッターに投稿。二軍の練習で片岡氏とキャッチボールを行った際、送球を片岡氏の膝にぶつけてしまったというエピソードを交え、「片岡さん!なんて笑い話を必ずまたしましょう!」と回復を願った。 今回の動画内で、片岡氏は感染経路については言及しておらず、各メディアの報道でも、現在(15日正午現在)までに詳細は明らかになっていない。現在は関西を拠点に野球解説者として活躍、とメディアで伝えられており、居住地、病院は共に関西圏だと思われる。 今月1日に感染が判明し現在も集中治療室での治療が続いている、近鉄などで監督を務めた梨田昌孝氏に次ぎ、球界OBでは2人目の感染者となってしまった50歳の片岡氏。多くのファンや球界OBが早期の回復を祈っている。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA北別府学氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/manabu-kitabeppu/下柳剛氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shimoyanagi_tsuyoshi/森本稀哲氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/onifukkusencho
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スポーツ 2020年04月15日 11時35分
WWEシャーロット・フレアー、紫雷イオを挑発!戸澤陽は惜敗
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間14日、アメリカ・フロリダ州オーランドにあるWWEパフォーマンスセンターで開催した主力ブランドのロウを世界配信した。 アメリカでも新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な問題となっているが、フロリダ州はWWEの開催を認めており、WWEでは毎月開催されるPPVの他、毎週、無観客試合でロウやスマックダウン、NXT、205Liveといった番組を世界配信している。 この日のロウには、軽量級ブランド205Liveから“スタミナーモンスター”戸澤陽が、オースティン・セオリーと対戦した。戸澤は序盤、回し蹴りや延髄斬りで攻め込むと、セオリーも戸澤をターンバックルに叩き付けて反撃。さらに、戸澤がハリケーン・ラナからビックブーツをセオリーに放ち、エプロンからダッシュしてセントーンを炸裂。 これを勝機と見た戸澤は、ミサイルキックやオクトパスホールドと怒涛の攻撃を展開したが、最後はセオリーが一瞬の隙を突いてATLを戸澤に炸裂させて3カウント。戸澤は善戦するも無念の黒星となった。試合後にはアンドラデとエンジェル・ガルザが現れ、セオリーと共に3人掛かりで戸澤を襲撃。アンドラデのハンマーロックDDTでKOされてしまった。元新日本プロレスのKUSHIDAがクルーザー級王座に手の届く位置まで来ているだけに、戸澤もそろそろ存在感を見せつけておきたいところだ。 また、『レッスルマニア36』でNXT女子王者となった“女王”シャーロット・フレアーがゴージャスに登場。「次に高貴なる女王様に立ち向かってくるのは誰かしら。私は知っているわ。イオ・シライ!日本のキレイなお嬢様は、女王様の厳しいレッスンを受けてマットにひれ伏すことになるわ」と次期挑戦者に決定している紫雷イオを挑発。イオは現れなかったが、日米女王対決がそう遠くない時期に実現することを示唆している。 日本のスターダムで絶対王者だったイオが、シャーロット相手にどんな闘いを披露するのか期待したい。(どら増田 / 写真・©2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
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