社会
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社会 2019年05月13日 22時00分
経産省キャリア官僚が覚醒剤を密輸 若手出世頭の逮捕に陰謀説も
大型連休が始まってすぐ、驚きのニュースが飛び込んできた。経済産業省の若手官僚が覚醒剤所持で逮捕されたというのだ。それも、同期入省の中でもっとも昇進が早い東大出のキャリア官僚だったことから霞が関に激震が走った。 警視庁組織犯罪対策5課に麻薬特例法違反(規制薬物所持)で現行犯逮捕されたのは、経済産業省の課長補佐・西田哲也容疑者(28)。 「4月17日にアメリカ・ロサンゼルスから成田空港郵便局に届いたファッション雑誌の袋とじ部分に、ポリ袋に入れられた覚醒剤22・1グラム(末端価格約133万円)があることを、東京税関の係官が発見。通報を受けた組対5課は、この郵便物を押収して“泳がせ捜査”をしていたところ、西田容疑者が郵便局に連絡してきたのです。通常通り配達し、西田容疑者が受け取ったところで現行犯逮捕されています」(全国紙記者) 国際スピード郵便の雑誌などは、荷物に比べて税関検査を通過しやすいため、薬物の密輸に利用されやすいという。 「容疑者は否認していますが、慣れた手口ですから、これが初めてというわけではないでしょう」(同) 西田容疑者は東京・足立区の出身で、ストレートで東京大学工学部に合格。経産省入省後、資源エネルギー庁を経て、すぐに基幹局である製造産業局自動車課に配属され、現在はプロジェクトチームのリーダーを務めていた。 「だいたい32〜34歳ぐらいで課長補佐になるのが普通。少し前に31歳で補佐になったのがいて、そのときですら『異例中の異例だ!』とやっかみの声が上がった。それが、西田は28歳だからね。しかも省内のエース級が集まる自動車課の補佐。そのままいけばトップも狙えたのに、プレッシャーもキツかったのかな」(経産省関係者) 所属先が自動車課だったことから、こんな“陰謀説”まで囁かれている。 「日産・ルノー問題を抱え、難しい局面を迎えている。一部では日産絡みの陰謀で、彼がハメられたという説まで囁かれていますよ」(同) これもゴーンの呪いか。
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社会 2019年05月13日 21時30分
小室圭氏「眞子様と結婚したい意思に変わりはない」発言に非難轟々
秋篠宮家・眞子さまの婚約者の小室圭氏に新たな批判の声が出ている。弁護士資格取得のため米国留学中の小室氏だが、代理人弁護士が「日本で弁護士をやるとも決まっていません」と発言し、物議を醸したばかり。今回は5月11日放送の『サタデーステーション』(テレビ朝日系)で、小室氏の代理人から紹介された発言が発端となっている。 番組では、「小室さん 最近も連絡取り合う」とテロップを流し、MCの高島彩が「眞子さまと連絡を取り合っているという小室圭さんは今も結婚の意思を強く持っているということです」と伝えた。小室さんの代理人弁護士の話として、「最近も当然、連絡を取り合っています。一般のカップルが連絡を取り合う頻度で連絡を取っていると思います」と紹介。さらに「小室圭さんが眞子さまと結婚したいという意思は変わりません。圭さんも眞子さまの意思が変わったとは考えていません」と明かした。 この件にネットからは、《お願いだからやめさせてください。どうか洗脳から目覚めてほしい》《厚かましい人ですね。ここまで問題になっているのだから、身を引くことはできないのでしょうか。それができる人なら、ここまで国民に反対はされないんでしょうけど》《何て厚かましいのだろう、呆れちゃうね。結婚するなら、小室圭と眞子に血税が一切流れないようにするべき》《マコさんと結婚したい。のではなく、皇室ブランドがほしいだけ》《信用度ゼロ 好感度ゼロ》 などと非難ゴウゴウ。前日にもフジテレビ系『直撃LIVEグッディ!』で特集されたが、出演した元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司氏が「女性、女系容認ということになれば」という前提でお2人が結婚した場合、小室氏は「圭殿下」「圭さま」の称号を手にした上で、合わせて年間4575万円の皇族費が国から支給されることを明かした。そして「弁護士業務を普段おやりになるのは現実的に無理」だという。 これについても、《小室圭が皇室入りして、『圭さま』とか『圭殿下』と呼ばれ、その上で余計な税金がかかるのは絶対に反対。仮に女性宮家を作るとしても、敬宮(愛子)様だけで十分で、秋篠宮家の2人を当主とした女性宮家を作る必要はない》《結婚するならすればいいけど皇室とは一切の縁を切ってほしい。皇室との親戚関係もすべて断ち切る覚悟があるなら結婚しようがしまいが好きにすればいいと思う。小室さんが皇族入りなんてもっての外》《どうしても2人が結婚したいなら眞子様には早く皇室を離脱して、血税からなる準備金も辞退して、日本から離れてアメリカで2人で自分たちの力だけで生活すればいい。圭殿下なんてあり得ない。》 などと反対の声しかない。しかも小室氏に追い打ちをかけるように、同級生から国立音楽大学附属小学校時代にイジメを受けたという告白が記事になっている。この記事についても「嘘か本当かは知らんがこういう話題が出ること自体論外」という意見が大半を占めている。 小室氏はここまで追い詰められてもまだ「結婚したい」というのだろうか。次の発言に注目が集まる。
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社会 2019年05月13日 12時00分
58歳無職の男、ホームレスを殴打し逮捕 信じがたい動機と身勝手な行動に怒りの声殺到
11日夜、神奈川県横浜市の石川町駅付近で、ホームレスの男性をブロック片で殴り、重傷を負わせたとして58歳男が逮捕されたことが判明。その身勝手な動機に怒りの声が広がっている。 事件が発生したのは、JR根岸線石川町駅付近の高架下。11日夜、路上で寝ていた69歳の男性に対し、10〜15センチのブロック片で頭を複数回殴打した疑いが持たれている。被害を受けた男性は急性硬膜下血腫になり、全治一か月程度の重傷。なお、命に別条はない。犯行後、男は警察に自首した。 なぜ、男はこのような凶行に出たのか。犯人と被害者には面識がなく、怨恨などもなかったそう。その動機について犯人は、「刑務所に入りたかった」「今の生活よりも刑務所のほうがいい」などと述べていることがわかっている。「刑務所に入りたいから犯罪を犯す」という行為は、非常に身勝手と言わざるを得ない。 犯人はこれまで暴行事件などで20回逮捕されており、刑務所での生活に慣れていた様子。そのため「戻りたい」と考え、凶行に出たというのだ。この事実に、ネットユーザーからは「刑務所のほうがいいっておかしい」「刑務所が居心地良いと思うような場所にしているのはおかしい」など、刑務所のあり方について怒りの声が。また、「こういう人間を外に出さないでほしい」「またやる可能性が高い」という不安の声も聞かれた。 刑務所は当然ながら自由がなく、過酷な生活を強いられるもの。ほとんどの受刑者は「二度と戻りたくない」と感じると聞くが、出所後貧困を極めた生活を送る者の中には、刑務所では最低限の食べ物は出ることから、今回の容疑者のように「最低限飯が食えるムショに戻りたい」と思い、犯罪に手を染める人間も存在している。 今回のような犯罪を抑止するためにも、刑務所内の規律強化や、刑を終えた人間の「出所後」をサポートするようなシステムの構築が求められる。
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社会 2019年05月13日 07時00分
韓国・北朝鮮「同時崩壊」世界から見放された“厄介者”外交
4月25日、ロシアのウラジオストクで北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と、ロシアのプーチン大統領による「露朝首脳会談」が行われた。会談時間は3時間以上に及び、その後のディナーまで含めると5時間もの長丁場となった。「金正恩氏は、2月の米朝首脳会談の決裂をふまえ、ロシアに対米交渉の後ろ盾の役割を担ってもらおうと考えていました。しかし、会談時間こそ長いものの、唯一の収穫は北朝鮮有事の際の“亡命ルートの確認”くらいです。金正恩氏の『助けて! プーチン』の哀願も空しく、袖にされています」(北朝鮮ウオッチャー) その4日後、朝鮮労働党の機関紙『労働新聞』は、「金(きん)はなくても暮らせるが、コメがなければ1日も生きられない」という正恩氏の発言を紹介し、食糧増産を強く推奨した。これは「金正恩はいなくても生きていけるが、コメがなくては生きていけない」とも解釈できる。こんなブラックジョークのような発言の掲載が許されるほど、北朝鮮は追い詰められているのだ。 ロシアに冷たくあしらわれた北朝鮮は、もはや最大の同盟国である中国に頼るしかないが、中国も米国と貿易戦争の真っ只中だ。「交渉は難航し、両国間の意見がまとまるのは、もうしばらく時間がかかりそうです。中国は今のタイミングで米国を刺激することは絶対に避けたい。当分の間は北朝鮮を表立って支援することはできないでしょう」(国際ジャーナリスト) 結局、中露に見捨てられた北朝鮮は、国連の制裁を前に日干しになるのを待つしかない。 一方、韓国も世界から見捨てられつつある。「4月11日に行われた米韓会談でトランプ大統領は、文在寅大統領を『鼻であしらった』といわれています。しかも、韓国政府は否定していますが、実際に2人がサシで話したのは、たったの2分でした。実質、門前払いされたのです」(同) もはや米国と対等な話し合いもできないほど落ちぶれた韓国は、経済面でもピンチを迎えている。 スマートフォンで世界シェア1位を誇る韓国の大企業「サムスン電子」が4月5日に発表した’19年1〜3月期の連結営業利益は、前年同期比60%減の6兆2300億ウォン(約6000億円)と、大幅な減益だったのである。「サムスン電子は、日本からスマホの製造装置である工作機械を輸入して、欧米や日本のデザイン、機能を模倣して安く組み立てる“コピペ・ビジネス”で大きくなりました。しかし、徴用工問題で日本企業の資産差し押さえが実行されれば、日本の報復措置として『工作機械の禁輸・輸出制限』が行われる可能性があります。もしそうなれば、サムスン電子は終わりです」 サムスン財閥が韓国GDPに占める割合は約2割と大きい。「韓国経済は“サムスン1本足打法”と揶揄されています。そのサムスン財閥の中核企業であるサムスン電子の業績が悪化するだけで、韓国経済は一気に困窮してしまうのです」(経済アナリスト) さらに、韓国の中堅財閥である「錦湖アシアナグループ」が、国内2位のアシアナ航空を売却すると4月15日に発表。実質的に、同財閥は解体されることになったのだ。「韓国経済は極端に財閥に依存しており、それ以外の企業の業績は微々たるものです。大財閥を補完していたクムホのような中堅財閥まで解体されれば、韓国経済はいよいよ終わりと言ってよいでしょう」(同) このため、国際ビジネス社会における“世界の韓国離れ”も急速に起きている。米資本の企業においては、すでに韓国からの事業撤退が始まり、さらに同様の動きが欧州や中国企業でも出始めているという。「蜜月関係だったドイツでも、10年前に頻発した公共工事受注に絡む贈収賄事件で複数の市長が逮捕された後、韓国企業は排除されていますし、フランスをはじめとする欧州企業でもパートナーシップを破棄する動きが加速しています。そればかりか中東やアフリカのマーケットからも韓国ビジネスの慣習、いわゆる安かろう悪かろう製品の押し売りやパクリ商法にノーが突き付けられています」(同) さらに、宗教の世界でも韓国排除の動きが加速しているようだ。「韓国では国民の3割がキリスト教徒とされ、文氏夫妻も敬虔なカトリック信者です。このため、世界のキリスト教社会においてそれなりの存在感を示してきたのですが、その立場が最近になって揺らいでいるのです」(韓国ウオッチャー) これは、昨年10月に文氏がバチカン(ローマ法王庁)を公式訪問した際、ローマ法王に訪朝を依頼したことが原因とされる。「訪朝依頼に対して、バチカン市国のみならず、多くのキリスト教国家から『ローマ法王の政治的利用だ!』との批判の声が上がり、韓国はキリスト教社会でも次々と味方を失っているのです。文氏は、北朝鮮問題に前のめりになるあまり、あらゆる場面で勇み足をやっている印象です」(同) それなのに、北朝鮮は韓国に対しても冷たい態度を取り、ミサイル発射を再開した。「正恩氏のソウル訪問」という計画も、南北両サイドで話題にすら上がらなくなっている。 世界から見放された韓国と北朝鮮の“同時崩壊”も、そう遠くはないのかもしれない。
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社会 2019年05月13日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(1)父・田中角次(下)
新潟県柏崎の二田尋常高等小学校で「開びゃく以来の秀才」と言われた田中角栄は、旧制中学へ進めた能力がありながら、卒業と同時に同小学校高等科へと進んだ。競走馬2、3頭を連れ、各地の地方競馬を転々とする父・角次だったが、満足する勝ち鞍をあげられず、息子を中学へ進学させる資力がなかったのである。 しかし、角次は田中が高等小学校を卒業した際、なぜか「すぐ働け」とは言わなかった。卒業から10年ほど経って田中がその理由をたずねると、角次はこう答えたと述懐している。「自分はお前を中学にも大学にもやりたいと思っていた。しかし、事、志と違ってなかなか事業がうまくいかない。勝てそうな馬も、勝てない。心ならずも上級学校にやれなかったので、お前にすぐ働いてもらおうという気は、どうしても起きなかったのだ」(『私の履歴書』日本経済新聞社) 父親の目から見ても、息子の出来のよさには、惜しんであまりあるものがあったようだ。父親の無念ぶりも知れる。同級生の一人は、当時の田中の明敏ぶりをこう証言している。 「小学校1年から高等科2年での卒業までの8年間、ずっと組長だった。家畜商だった関係からか、近隣の家より先んじて新聞を取っていた。高等科のときだったか、角栄さんは『新聞を見ても難しいことばかりだが、広告を見るのも楽しいものだ。娑婆の移り変わりが分かるし面白い』と言っていた。時に、昭和5、6年ごろで、頭のいい角栄さんは、すでに田舎で都会のことを知るには新聞しかないと気付いていたようです。ほかの人たちとは、明らかに違っていた=要約」(『私の中の田中角栄』荒川才智・田中角栄記念館編) ここでは、昭和初期にして新聞を購読していた、角次の“進取の精神”が浮かび上がってくる。 結局、田中は高等科卒業後、中学の講義録を取り寄せて向学心を満足させる一方、救農土木工事の仕事についたりしたが、青雲の志やみ難く、上京することになる。昭和9年3月27日、15歳と10カ月の田中は、午前9時、柏崎駅から信越線回り上野行きの鈍行列車の人となったのだった。 夕方5時すぎ、田中は高崎駅で降りた。高崎競馬に来ていた角次と待ち合わせており、合流して一晩をすごした。久しぶりの父子水入らずの時間であった。このとき、角次は「弥彦山」という競走馬を連れていた。 一方、母・フメは田中が渡してくれた給料にビタ一文手をつけず、貯めておいた分を含めて85円、上京の時、田中に持たせたのだった。田中はこのうち50円を角次に差し出し、折りから群馬県桐生に嫁いでいた長姉にも、高崎駅へ見送りに来てくれた際に20円を渡した。残りは15円だったが、一応、上京後の仕事先は紹介されており、田中は夜学の授業料があればよしとしていたのだった。ここでは、田中の“なんとかなる精神”と自信がうかがえた。★「政治家は引き際が大事じゃ」 上京後の田中は苦学しながら職を転々とした揚げ句、土木建築業で成功、24歳時には立ち上げていた「田中土建工業」が、当年度の年間施工実績で全国50位以内にランクイン。やがて田中は強運と努力で衆院議員として国政に参画、戦後復興に次々と議員立法をつくり上げていくことは、すでに読者ご案内のところとなる。 昭和21(1946)年の初出馬では、父・角次も牛馬商仲間に、「オラのところのバカが選挙に出ると言っている。よろしく頼みます」などと頭を下げていたものだった。しかし、この初出馬は落選、翌年の衆院解散に再挑戦し、ここで田中は中選挙区〈新潟3区〉で12人中3位で当選を果たすことになる。このときの角次は、“大出世”の息子にご満悦の一方で、田中に「政治家は引き際が大事じゃ」など、クギもまた刺したのだった。 さらに角次は、田中が代議士の一方で、赤字で廃線寸前だった長岡鉄道を再建するため社長に就任した折りには、田中に「赤字会社の社長になる奴はバカだ」と言いつつも、豪雪でしばしストップして近隣住民を困らすことからの脱却を目指し、路線電化への期待を密かに息子に託したようであった。陰ながら、自分とは違う勢いのある息子の生き方に、拍手を送っていたということである。 その後、田中は郵政大臣、自民党政調会長、大蔵大臣と着実に出世の階段をのぼっていった。その蔵相3期目の昭和39年4月、角次は死去した。大柄で、若い頃は草相撲の大関を張った頑健な体も、老いとの闘いには勝てなかった。 時に、蔵相の田中は、IMF(国際通貨基金)の「八条国」移行、OECD(経済協力開発機構)への加盟問題など、わが国の開放経済体制移行への大仕事のさなかであった。父危篤の報に、急きょ新潟へかけつけたが、角次はすでに意識はなかった。「アニ(角栄)と、男同士の話がしたい」 それが、角次の田中に対する最後の言葉だったが、もとより田中は、直接、耳にすることはできなかった。 田中角栄にとって、父・角次とは何だったのか。角次は一時、養鯉業に手を出して失敗、その光景がまぶたに焼き付いていたのか、あの有名だった目白の田中邸の池でのニシキゴイ、そして“ヤマッ気”など、たしかに父親のDNAを受け継いだ部分はあったものの、田中の生きざまを決定づけたとは言えなかった。田中は、後年、こう言っていた。 「朝から晩までただ黙々と田畑で働いていた母の姿が、あくまでいまの私をつくったと思っている」と。(本文中敬称略/次号は母・フメ)***********************************************【著者】=早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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社会 2019年05月13日 06時00分
タイプ別・上司の“ベストな攻略法”! ポイントを押さえれば苦手な上司ともうまくいく?
仕事をスムーズに進める際に大切なのが職場の人間関係だ。特に上司と円滑なコミュニケーションが取れずに悩む人は少なくないのではないだろうか。上司の心をつかみ、“味方”に変えるにはどうすればいいのか。企業の研修では、「上司のタイプ」を分析・分類し、自分の企画やプロジェクトを上司に認めてもらう方法が注目を集めているようだ。 さまざまな企業が行っている「リーダーシップ研修」によると、上司は大きく”3タイプ”に分類されるという。 まずは「論理型」。いわゆる"デキる"タイプで、実績も十分で仕事を早くこなす能力にも長けており、自信もあるがゆえ、プライドも高い。主に課長クラスに多いといわれている。 論理型の上司に提案や企画をプレゼンする場合は、「根拠を数字とともに提示する」ことが大事。「論拠は数字」と考えるタイプが多いので、グラフなどを作成し一目で内容が把握できる資料が好まれるようだ。 また論理型の上司は、“自分が一番優れている”との思い込みが激しいタイプが多いためか、チームを作り、まとめ上げることをおっくうに感じることも多いという。まとめ役を買って出るとかわいがられることも。社内評価の高いこのタイプの上司に目をかけられると、出世の道が大きく開かれるメリットがあるといわれている。 次は「共感型」。日本人に多い"人の輪"を重んじるタイプの上司だ。温厚で人柄も良く、面倒見がいいことから“嫌われない”特性を持つ。部下のさまざまな意見を尊重し結果を出すスタイルで、主に係長クラスに多いといわれている。 共感型の上司には、「“これは絶対に成功させたい”と、気持ちを前面に出して」プレゼンしよう。こうすれば、親身になってアドバイスしてくれ、スムーズに仕事が進む傾向にあるようだ。数字よりも、“パッション”が伝わりやすいという。 また共感型の上司は、自分の意見を通すことが苦手なために、決定力に欠けリスクを嫌うことも特徴。“反対意見が少ない”ということが伝えられると、さらに企画が通りやすくなるようだ。職場で信頼の厚いこのタイプの上司に気に入られると、さまざまな役職の社員とのパイプができ、困ったときに助けてくれる存在が集まるメリットがあるといわれている。 最後は「ビジョン型」の上司。型破りな発想で成功したタイプで、いわゆる天才肌。群れることを嫌い、思い込んだら一直線に突き進みハイリスク・ハイリターンを好む。創業者などに多いタイプといわれている。 ビジョン型の上司に響くのは、「斬新で面白い企画・プレゼン」。データなどに頼るよりも、ざっくりでもいいのでイメージや斬新なアイデアを伝えることに重点を置くといいようだ。通常ならバカバカしいと思われるような案件でも、このタイプの上司の琴線に触れれば、一気に具現化する可能性もある。 またビジョン型の上司は、思い立ったらすぐ行動することが得意な反面、企画の手続きなど、細かい詰めの作業は苦手という一面を持つという。プロジェクトが進んだら、詰めのサポートを心がけると喜ばれるようだ。器量の大きなこのタイプに気に入られると、上司が成功した際に独立の話を持ちかけられるなど、パートナーとして重用されるメリットなどがあるという。 上司のタイプを理解しておけば、自分の希望や企画なども通りやすくなり、円滑な関係も構築できるだろう。まずは上司のタイプを見極めるべく"観察"から始めてみては。
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社会 2019年05月12日 22時30分
「大切な話が…」 相談の直前に刺殺された16歳少女の謎【未解決事件ファイル】
「とても大切な話がある」。事件の直前、友人に相談を持ち掛けていた少女が、地下道で刺殺された事件がある。 2000年1月20日午前3時50分頃、広島県広島市中区西白鳥町にある地下道で当時16歳の少女Aさん(仮名)が血を流して倒れているのを通行人が発見。救急車で搬送されたが、約1時間後に出血多量のため死亡した。 凶器は刃渡り10cmほどの刃物とみられているが、現在も見つかっていない。Aさんの着衣に乱れはなく、財布の中の現金も残されていた。当初は、通り魔か怨恨による犯行ではないかとみられていたが、目撃証言も物証となるような遺留品も現在まで発見されていない。 Aさんは、前日の1月19日の夜から1月20日の午前3時頃までJR広島駅付近の繁華街で友人と遊んでいた。午前3時15分頃になると、1人でタクシーに乗り、自宅付近へと向かった。Aさんは自宅から50mほどの場所にある事件のあった地下道付近でタクシーから降車。地下道を通って、降車位置とは反対側にあるコンビニエンスストアに向かった。 コンビニエンスストアの防犯カメラには午前3時半頃までAさんが滞在している姿が映っているのが確認されており、特に変わった様子はなかった。これがAさんが生存している姿を映した最後の映像になる。 その後、コンビニエンスストアを出て再度地下道を通った時にAさんは襲われたものとみられている。犯人に襲われた直後、偶然にも友人がAさんに電話をかけており、Aさんは「痛い、血が止まらない」と口にした。しかし、友人が「どうしたの?」と聞いたとたんに電話は切られてしまい、Aさんの口から何が起きたのか語られることはなかった。 Aさんは事件直前、友人に「とても大事なこと」の相談を持ち掛けていた。近いうちに話すからアドバイスしてほしいと友人に依頼していたのだが、相談の内容は明かされないまま被害に遭ってしまった。 また、事件から2年後の2003年1月にAさんの養母が詐欺事件で逮捕されたと産経新聞が報じた。養母の夫が1999年3月に亡くなった時、養母とAさんは別居していたにもかかわらず、Aさんを養育していると民生委員をだまして遺族基礎年金を受け取っていたようだ。なお、養母がAさんの死亡に関係しているとの報道はなく、事件解明の糸口はつかめていない。 Aさんは1999年3月時点で養母のもとを離れ、事件に遭った2000年1月20日まで広島県中区にある祖母宅で実の祖母と2人暮らしをしていた。学校には通わず、アルバイトとして働いていたという。 複雑な家庭環境の中で、Aさんが抱えていた悩みは何だったのだろうか。また、Aさんはなぜ犯人に狙われたのか、2019年になっても事件解明には至っていない。
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社会 2019年05月12日 22時00分
畠山鈴香〜秋田児童連続殺害事件
2006年4月9日、秋田県で小学4年生の少女(当時9歳)が行方不明となり、3日後に自宅から10キロ離れた川の下流で遺体となって発見された。その約1カ月後の5月17日、同じ町内に住む小学1年生の男児(7歳)がいなくなり、翌日、市道脇で遺体で見つかった。今度は首に絞められたような跡があることから警察は殺人事件として捜査を開始した。 そして6月5日、捜査本部は水死した少女の母親である畠山鈴香(33歳)を逮捕した。家宅捜索で鈴香の自宅から男児の血痕等が見つかり、鈴香が犯行を自供。さらに7月には自分の娘も殺害したことを認めた。 裁判で鈴香は、犯行の動機を「娘とどう接してよいかわからず、連れ出して橋の欄干から突き落とした。娘が天国で寂しくないように、日頃から仲良くしていた男児を呼び寄せ、自宅でロープで絞め殺した」などと話した。 2008年3月、秋田地裁は鈴香に無期懲役の判決を下し、09年5月に鈴香の無期が確定した。
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社会 2019年05月12日 07時00分
村山真紀〜仙台同僚OL殺人事件
2007年6月15日、仙台市内の住宅街で、放置された軽自動車の中から市内のスーパーに勤務する27歳女性の全裸遺体が発見された。8月24日、警察は女性の同僚だった村山真紀(当時33歳)を逮捕した。殺害された女性の31歳の夫は、真紀の元交際相手だった。 スーパーで働いていた真紀は、結婚している身でありながら幹部候補生として入社してきた男性と男女の関係になった。その後、真紀は家を出て男性と同棲するようになり、不倫関係は5年も続いた。 ところが、男性は2006年に入社してきた新入社員の女性と懇意になり、真紀と別れてしまう。 これを恨んだ真紀は、女性にストーカー行為などの嫌がらせを繰り返すようになり、男性と女性の結婚が決まると、スーパーを退職。そして6月14日の夜、帰宅しようとしていた女性を車中で殺害し、遺体ごと住宅街に放置した。 2008年1月31日、仙台地裁は真紀に懲役16年の判決を言い渡した。傍聴席からは「人殺し!」「死んでしまえ!!」などの罵声が飛び交った。
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社会 2019年05月12日 06時00分
コンタクトのまま就寝した女性、角膜が壊死 衝撃の画像にコンタクト使用者から恐怖の声
疲れた時に、うっかりコンタクトレンズをつけたまま眠ってしまうという人もいるかもしれない。だが、それは「してはいけない」とコンタクトレンズの注意書きにも書いてあるし、眼科医に注意された経験がある人もいるだろう。 アメリカではコンタクトレンズをつけたまま就寝し、恐ろしい感染症に罹患した女性がいる。 海外ニュースサイト『DailyMail』は5月3日、アメリカのノースコロラド州に住む眼科医のパトリック・ボルマー氏が、コンタクトレンズをつけたまま寝てしまった女性の角膜がバクテリアによって壊死した写真をインターネット上にアップし、多くの人に衝撃を与えていると報じた。 紹介されている写真に写っている目は、緑膿菌性角膜潰瘍にかかっており、黒目の部分が黄緑色になり、白目は真っ赤に充血し、目の周りにはねっとりとした大量の緑の膿が滲んでいる。この女性の場合は、抗生物質を点眼し、傷が残るリスクを避けるためにステロイドを処方することで、失明の事態は免れた。それでも、若干の視力の低下が残る可能性はあるという。同記事によると、緑膿菌は毒性が強く、角膜の傷から感染し、細菌の毒素が涙液を介して結膜にも炎症を起こすので結膜も充血し、かなりの痛みも伴うという。運が悪いと24時間以内に潰瘍が生じ、最悪の場合は失明へと至る危険なものと報じられている。また、日本眼科学会の公式サイトによると、緑膿菌性角膜潰瘍は、重度の視力障碍につながる疾患で、緑膿菌が角膜感染することによって引き起こされるという。日本でもコンタクトレンズ利用者の増加によって、感染者の若年化が進んでいるとのことだ。 ネット上では、「コンタクトレンズをつけたまま頻繁に寝てしまうことを数年間続けていたら、角膜が変形し始めていると診断されたことがある」といった実際にコンタクトレンズによる事故の当事者と思われるユーザーからの声や、「この女性は一生悔やむに違いない」「怖くてもうコンタクトレンズを使えない」「これは閲覧注意だね」「画像を見たらトラウマになりそう」「緑膿菌って確か角膜を食べて分解するんだって」といった声も寄せられた。さらに、「ぶっちゃけ2〜3か月は着けっぱなしにしている」「ワンデーのコンタクトレンズを1か月くらい消毒して使ってるけどヤバイのか?」など、ずさんなコンタクトレンズの使用をしているというネットユーザーからの声もあった。 コンタクトレンズ総合メーカー「メニコン」公式サイトによると、コンタクトレンズの正しい使い方は「装着時間を正しく守る」「コンタクトレンズやケア用品(特にコンタクトレンズケース)は常に清潔に保つ」「自覚症状がなくてもコンタクトレンズに傷や汚れがついていることがあるので定期検診を受ける」ように注意喚起されている。 コンタクトレンズを着用している人は、その危険性を甘く見がちだ。慣れているからと言って、感染症や失明の恐れがある以上、そのリスクを軽視するべきではない。また、当たり前のことだが、必ず夜眠る前は必ずコンタクトレンズを外す習慣をつけないと、明日は我が身かもしれない。
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日本人は死ぬまで働き続けなければならない
2010年07月21日 12時30分
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神々を迎える大松明の炎──和歌山「那智の火祭り」
2010年07月20日 16時30分
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宮崎駿曰く、「iナントカ」〜ジブリ・オフィシャルアプリが登場!?
2010年07月20日 14時30分
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西成シャブ地帯
2010年07月20日 12時30分
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小沢新党瓦解、自民・公明・みんなの党との連立失敗、党内抗争へ
2010年07月17日 15時00分
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JAL 労働条件改善の日々
2010年07月16日 15時00分
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参院選を終えて…演説マナー違反政治家への対処法
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知られざる“大相撲賭博”の実態
2010年07月09日 11時30分
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社会
愛知県西三河地方の伝説「鶏石」
2010年07月08日 14時00分
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社会
失敗した第3セクター・名古屋あおなみ線
2010年07月07日 18時30分
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社会
花田勝氏、角界について大いに語る
2010年07月07日 18時00分
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社会
それでいいの? アウトレットモール
2010年07月07日 13時00分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分