社会
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社会 2019年07月21日 08時00分
日本人は“いいカモ” 多様化するヨーロッパ各国の「スリ」の実態とは?
最近はヨーロッパで中国人観光客が目立っているが、パリ警察によれば、2013年のフランスでの中国人のスリ被害者数は前年に比べ22%増えていたそうだ。しかし、日本人も他人事ではない。外務省「海外邦人擁護統計」によると、2016年に海外でスリ被害に遭った日本人の数は約4千人だという。 特にヨーロッパでは、日本人はカモにされやすいようだ。ピサの斜塔やバチカン美術館、トレビの泉など多くの観光客が集まる場所で、一見、観光客に見える人が実はスリの常習犯ということもあり、日本人観光客はガイドさんに注意するよう言われることも多い。しかし、日ごろ警戒心のない日本人にとっては注意しても防ぎにくい部分があるだろう。 多くの日本人が訪れるスペインやフランスで頻繁に発生しているのが、電車内でのスリだ。注意を促しているガイドブックも多く、実際、警戒している人がほとんどだろう。しかし、スリたちはどんなに警戒していても一瞬のスキを突くのだ。 最近多いのは、集団でスリをはたらくケースである。電車内でわざとターゲットの周りに人込みを作り、ターゲットが人込みを避けようとしている間にカバンから財布やスマートフォンを盗る。カバンを前に抱えていたり、ウエストポーチをして、さらにウエストポーチをシャツの中に隠すようにしていても、彼らはプロだ。少しでもカバンから手を離した瞬間、チャックを静かに開けて盗むのだ。そして、次の停車駅で盗んだ物とともに何もなかったかのように下車する。 地下鉄では、スリ集団の一人が窓ガラスに映るターゲットの動きを見ながら、ターゲットがどれほどスリに警戒しているのかチェックしている場合もある。ガイドブックを開いていれば一発でターゲットになり得るが、他にも路線図に目をやる回数が多かったり、駅の名前を確認する回数が多かったりすると、スリをしやすそうな相手だとみなされるようだ。 いい人ぶって近づき、スリをはたらくことが多いのはイタリアだ。特に女性は要注意。それなりの、いわゆるイケメンが時間を聞いてくる。こちらが時計やスマホを出して気を取られている隙に、別の仲間がカバンからこっそりお財布を盗るのだ。大胆な場合だと、時間を確かめるために出したスマホをそのまま奪って逃走することもある。 また、イタリアでは電車などで重いスーツケースを持っていると、親切に「運んであげる」と声を掛けてきて、スリをはたらくケースもある。声を掛けてきた人はスーツケースを運んでくれるのだが、「こっちに運んで」と言ってもわざと聞こえないふりをしたり、分からないふりをして違う場所を目指すのだ。そこで改めて運ぶ場所を伝えようとするのであるが、本人が指示に気を取られている隙に、仲間が後ろからこっそり忍び寄り、こちらのカバンやポケットから財布やスマホを盗む。 ハンガリーやチェコでは署名を騙ったスリがあるので注意したい。小奇麗な恰好をした集団や、お揃いのTシャツを着た若者がチャリティー活動を熱心にしているような様子を見せながら、署名を求めてくることがある。本当に署名活動をしている場合もあるが、署名活動を偽り、あなたが署名をしている隙に、盗みを働くスリ集団もいるようだ。 日本に暮らしているとスリに遭う機会は少なく、どのように注意をしていいか難しい部分もある。せっかくの旅行なのだから大切なものを盗まれて旅行を台無しにしてしまう前に、いくつかスリの手口を事前に知っておくといいだろう。
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社会 2019年07月21日 06時00分
“住民が死ぬことを禁止する村”村長発案の裏に深刻な問題が隠されていた?
海外には日本では考えられない法令が、いくつか存在しているようだ。 “死ぬことを禁止する”という条例を制定したのは、イタリア・カンパニア州にあるファルチャーノ・デル・マッシコ村だ。人口3700人ほどのこの村には、墓地を開発する技術を持った人がおらず、これまでは近隣の村の墓地に遺体を埋葬していたそうだ。しかし、近隣の村に埋葬するスペースがなくなり、埋葬を断られてしまったため、2013年3月、村長の発案によって住民に死ぬことが禁止された。条例が制定されて1週間もたたないうちにこの世を去った住民がいたが、条例を破ったからといって、死人に罰則は設けられなかった。村長によると、「村が抱える事情を多くの人に知ってもらいたい」という意向もあるという。この条例は2019年5月時点では存在している。 一方、健康的な生活を目指し、結果的に寿命を延ばすことに繋がる規制もある。 2011年10月には、フランスでケチャップの使用が規制された。この法令は全国の学校のカフェテリアのみで適用され、学生はケチャップを自由によそうことが禁止された。この法令も2019年5月時点では存在している。法令の目的は、フランス伝統の食文化を守ることと、素材の味を楽しむ健康的な食生活を身に着けることだという。特にケチャップは脂肪や塩分の高い食事に使われることが多いため、禁止された背景があるようだ。ただし、最大週1回のみ、フライドポテトと一緒に小さなケチャップをカフェテリアが提供することは許可されている。 今の世の中に不可欠なものを全面的に禁止しているのは、アメリカのとある地域だ。 アメリカ・ウエストバージニア州にあるグリーンバンクでは、スマホなどの電磁波を発する物体の持ち込み、および使用が1958年以来、禁止されている。グリーンバングには、宇宙から発せられる、かすかな電波信号を観測する世界最大の電波望遠鏡が設置されているため、電波信号の受信を妨げないようにする目的だという。半径16キロ以内の地域では、電磁波を発するものを使用している人を取り締まる車が常に巡回していて、見回りをしているそうだ。海外ニュースサイト『CNN』の報道によると、スマホや、Wi-Fi、電子レンジを使用したことが見回りによって明らかになった場合、法令違反で逮捕される可能性もあるという。この法令もまた2019年5月時点では存在している。 他の国や地域に住む人から見れば、不思議とも思える法令もあるかもしれない。しかし、どの法令もそれぞれの国や地域がそこに住む人のことを考え、地域の特長を生かすために制定されているのだろう。
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社会 2019年07月20日 22時30分
少年が突然の失踪、金を盗まれたと語る男と家族に届いた“少年の”手紙【未解決事件ファイル】
1969年2月23日、長崎県佐世保市に住む当時14歳の男子中学生Aさん(仮名)が制服姿で自宅を出た後、行方が分からなくなった。Aさんに一体何が起きたのか。Aさんからお金を盗まれたと証言する男性、失踪の翌日に家族のもとに届いたAさんからの手紙。いくつかの手掛かりを残したまま、2019年現在もAさんの消息は生死含めて不明のままだ。 Aさんの姿が最後に確認されたのは、2月23日の日曜日の午後2時過ぎ。「ちょっと街に行ってくる」と家族に声をかけ、制服に制帽姿で家を出て行ったのを母親が確認している。ただし、その日に学校の授業があったかは不明である。 それから約4時間後の午後6時30分頃。Aさんの自宅に、一家と面識のない当時24歳のクリーニング店員Cさんが訪れた。Aさんともう一人の少年Bさんにお金を盗まれたと言い、Aさんの制帽から家を探してきたと話した。なお、このBさんの消息も不明で、本当にAさんの友人だったのか判明していない。 Cさんによると、午後3時30分頃に市内の道路で、AさんとBさんが側溝に落ちたバイクを引き上げようとしていたという。Cさんは、彼らを手伝おうとジャンパーを脱ぎ、道路わきに置いた瞬間、Bさんがジャンパーを奪って逃走。遅れてAさんも逃げ出した。ジャンパーの中には46万円もの大金が入っていたので、Cさんは必死で追いかけたが捕まえることは出来なかったという。遅れて逃げ出したAさんの制帽を取ることが出来たので、名前から実家を探し当てたという。 さらに、事件翌日の24日、Aさんから父親に宛てられた直筆の手紙が実家に届いた。内容は「前略 心配かけてすみません。悪い友達にさそわれて、人のお金をとりました。中には四十万以上も入っていましたが、僕は少ししかもらっていません。 学校の方は、僕の気持ちがおさまるまで、病欠にしていてください。 すぐに帰っておわびいたします。 どうかさがさないで下さい。 A(少年の名)」というものだった。しかし、Aさんの筆跡であることは間違いないものの、自分の名前を間違えており、普段Aさんが使わない「前略」という文字が記されていたことから、両親は不自然さを感じたという。 警察は、手紙の内容が何者かに書かされていたのではないかと考えて、誘拐事件と判断。大量の捜査員を動員し、市内から山中まで捜索を開始した。しかし、Aさんの姿は見つからず、翌日25日は公開捜査に踏み切るも、目撃証言すら確認出来なかった。 Cさんの証言には疑わしい点がいくつもあった。警察の捜査によると、Cさんが語った場所にはバイクが落ちた形跡は見られず、誰一人目撃者もいなかった。また、Cさんと初対面のAさんらがジャンパーに金が入っていることを知らないはずなのに、何故ジャンパーを盗んだのかという疑問。さらに、Cさんの家族すら46万円の出所を知らなかったという。警察の捜査によると、Cさんは4か月前まで少年刑務所にいたことが判明。出所してから、どうやって46万円もの大金を稼ぐことが出来たのかという警察の問いに、Cさんは答えていないという。 警察は、Cさんが事件に関与しているのではないかと考え、ウソ発見器にかけるなど、厳重な取り調べを行った。しかし、証拠の決め手はなかった。1973年11月16日付の朝日新聞の夕刊は、Cさんが金の出所について、「言うと不利になる」と語ったことを報じているが、事件との関係は確認されていない。 家族に宛てた手紙に残された「前略」「名前の誤り」は誰かに書かされたことを示しているのだろうか。また、Aさん失踪後に突如現れたCさんは何者だったのだろうか。事件から1年後、Aさんの家族は佐賀県に引っ越しをしている。息子が帰る家がなくなってしまうことになるが、どのような理由で長崎県から離れたのだろうか。不可解な謎ばかり残したまま、真相は未だ明らかになっていない。
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社会 2019年07月20日 22時00分
提携解消! スシローと元気寿司の未来予想図
市場規模6000億円超とされる回転寿司業界。業界1位『スシロー』を運営するスシローグローバルホールディングスと、業界5位『元気寿司』の親会社である神明ホールディングスが資本業務提携解消を発表(6月18日)し、元気寿司が活気づいている。 もともと、コメ卸最大手の神明ホールディングスは、元気寿司を軸に外食事業を伸ばす戦略を立てていた。まず2013年から'14年にかけ、業界4位の『かっぱ寿司』を展開するカッパ・クリエイトとの経営統合を目指していたが、破談になった経緯がある。 「その後、国内外での直営店を増やしたいスシローが元気寿司に経営統合話を持ちかけ、'17年から協議を進めてきた。実現すれば、業界2位の『くら寿司』や同3位の『はま寿司』を抑えて、世界シェアでもナンバー1の回転寿司チェーンが誕生する予定だったんです」(経済ジャーナリスト) スシローは国内で500店舗以上を運営するが、海外は約10店舗程度と出遅れている。一方、元気寿司グループは海外に200店舗近く出店しており、スシローとしては魅力的だった。 「そもそも、スシローと元気寿司は経営方針が合わない。回転にこだわるスシローと、回らない寿司に力を入れている元気寿司。スシローがファミレス化でサイドメニューを増やしているのに対し、元気寿司は寿司ネタを充実させている。根強い元気寿司ファンからは“スシロー化”を心配する声が上がっていたのです」(回転寿司ライター) 『回転寿司に関する消費者実態調査2019』(マルハニチロ)によれば、消費者のニーズは値段の安さよりも、ネタの新鮮さにこだわる層が増えているという実態もある。 「これまで回転寿司業界はスシロー、くら寿司、はま寿司、かっぱ寿司が“四天王”と言われていたが、元気寿司が牙城の一角を崩すかもしれませんよ」(同) 業界ニーズも回転する。
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社会 2019年07月20日 21時15分
『NTTドコモ』からと思いきや…ショートメールを狙ったフィッシング詐欺が急増中!
NTTドコモを装ったフィッシングSNSが急増している。dカードなどの情報を搾取され、不正利用される被害も発生しており、フィッシング対策協議会では注意を呼び掛けている。 詐欺メールはドコモ公式SMSと同じスレッドに表示される場合もあり、ぱっと見、公式メールと見分けがつかないため、信じてしまう人が多発しているようだ。 フィッシングSMSの本文は、《お客さまがご利用のキャリア決済が不正利用の可能性があります。ウェブページで二段階認証お願いします。》《お客さまがご利用のdカードが不正利用の可能性があります。本人認証設定をお願いします。》《お客さまのdアカウントに異常ログインの可能性がございます。下記URLで検証お願いします。》 など、dアカウントやdカードなどで不正利用や不正アクセスがあったとして、リンク先のURLへ誘導する内容になっている。リンク先の偽ウェブサイトでは、dアカウントのIDやパスワード、クレジット情報などの個人情報の入力を求められ、うっかり記入してしまうと不正利用されてしまう。 「誘導先のURLは“mydocomop.com”や“mydocomoj.com”などとなっており、最後に“p”や“j”が付きます。たった一文字違いですが、公式とは全く関係ないサイトですので、身に覚えがなく、怪しいと思ったらまずは公式メールなのかよく確認してください。もし誤ってクリックしてしまった場合は、リンク先のサイトでは絶対に個人情報は入力してはいけません。現在、当該URLは停止されていることが確認されていますが、今後、類似サイトが出現する可能性も高いので、安心せず注意を怠らないようにしてください」(ITジャーナリスト) もともと、電子メールを利用した詐欺は昔から横行していたが、最近ではキャリアのスパム対策などもあり、開くことなくゴミ箱に移動されてしまうため、安心している人も多い。しかし、電話番号をベースにしているSMSは電子メールに比べて開封率が高いため、詐欺グループはそのような盲点を突いてくるのだ。 SMSに届くメールの対応はくれぐれも慎重にしたい。
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社会 2019年07月20日 19時00分
赤ちゃんに30回超のわいせつ行為をした女“小児性愛者”を釈放 女の勤務先に怒りの声が殺到のワケとは?
海外ニュースサイト『The Telegraph』は11日、2009年から刑務所に収容されていた“英国史上最悪の小児性愛犯罪者”と悪名高い49歳の女が釈放されたと報じた。 「子供たちへの重篤な危険性はもはやない」という当局の判断に基づく処置だという。自身も2児の母である女は、勤め先の託児所の乳幼児に対し、少なくとも30回以上卑猥な写真を撮るなどのわいせつ行為をしたとされている。しかし、本人曰く「父母の心情に配慮して」という理由で、事件について詳細な言及は避けており、被害の実態はいまだにはっきりとはわかっていないそうだ。また、同記事によると、Facebookで知り合った小児性愛趣味を持つ仲間と「誰が一番ヤバイか」を競い、乳幼児のみだらな姿を撮影しては写真を交換していたという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「イギリスの司法は、この女が保育に携わっても安全だと判断したのか。どうかしている」「職場を利用して犯罪をする最低な犯罪者」「たった10年しか経っていないのに、こんな危険な犯罪者を外に出すなんて狂っている」など女への批判や司法制度への批判が殺到。 さらに、「子どもたちが将来心に傷を負わないか気がかりだ」「新たな被害者が出ないか心配」「こんな女に実子がいること信じられない。実子は被害に遭っていないのか?」と再犯の可能性を危ぶむ声が上がった。 小児に限らず、性犯罪の特徴として被害者が正確に事件について語れないことが多く、事件の全貌がはっきりしないということが挙げられる。それでも、イギリスの国民統計局が2019年3月までの1年間を対象として行った「犯罪調査」によれば、子供が被害に遭った性犯罪の数は60,685件に上るという。また、小児性愛犯罪の場合は、加害者が身近な人物であることが多いことが分かった。 日本国内に目を向けてみると、法務省が公表した「平成27年版犯罪白書」によると、13歳未満の子どもに対する強制わいせつ事件は、1年間で953件発生しており、実に1日に2件以上起きている計算だという。また、一度子どもに手を出した犯罪者の再犯率は、84.6%と極めて高いことも分かった。 小児性愛犯罪は、自分を護ることができない子供たちを狙う点だけでなく、事件の把握・および再犯罪率等の把握がしにくく、犯罪者がのさばりやすいという点でも卑劣極まりない。何より信頼していたであろう身近な大人から被害を受ければ、心に大きな傷跡が残るだろう。子供たちの安全を第一に法整備を整え、また近隣の監視を強めていく必要がある。記事内の引用についてBritain's worst female paedophile to be released from prison (The Telegraph)よりhttps://www.telegraph.co.uk/news/2019/07/11/britains-worst-female-paedophile-released-prison/Office for National Statistics(国民統計局)よりhttps://www.ons.gov.uk/peoplepopulationandcommunity/crimeandjustice/bulletins/crimeinenglandandwales/yearendingmarch2019平成27年版 犯罪白書よりhttp://hakusyo1.moj.go.jp/jp/62/nfm/n62_2_6_2_6_1.html
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社会 2019年07月20日 15時00分
スペインで「おひとりさま」は変人扱い? “日本の常識”が通用しない海外での外食事情
海外旅行に行くと、レストランで食事をする機会は多いだろう。しかし、外食をする際、日本では普通だと思っていることが、海外では不思議がられたり、マナー違反になることもあるようだ。 日本では一人でランチを楽しんだり、一人でカフェでまったりするのはよくあることだ。しかし、そういった文化がないのがスペインとギリシャだ。スペインとギリシャでは食事は大勢でするもの。一人で食事をしているのは奇妙に見えるようだ。観光地では、おひとりさまに慣れているレストランも多いが、少し観光地を離れると、おひとりさまは不思議な存在。一人で食事をすることに違和感があるため、一人の人を見つけると近くのテーブルの人が「こっちに来る?」と声を掛け、自分たちのテーブルに混ぜようとすることも珍しくない。声を掛けられると戸惑うと思うが、そこはお礼をして混ぜてもらうことがマナーのようだ。 他のヨーロッパの国でも日本とは異なる、外食での独自の文化が存在する。 ドイツでは、「席がなければ相席は当たり前」という文化がある。日本でも食堂などで相席になることはあるが、ドイツの場合、よほどの高級レストランでない限り、相席をすることは日常茶飯事。座っていると「この席、空いていますか?」と話しかけられ、空いていたら相席を認めるのがマナーである。スペインやギリシャのように互いに仲良く話をすることはないが、4人席に知らない2組のカップルが座ることも珍しくない。相席文化がない観光客は、席が空いていたとしても、相席を断ってしまう人もいる。この行動は冷たい人だと思われることもあるようだ。よほどのことがない限り、相席を受け入れるほうがいいかもしれない。相手にとっても失礼にならず、自分も現地に馴染むことができるからだ。 “らしい”独特のマナーがあるのがイタリアだ。日本では店員がコップやお皿を割ると、すぐさま「失礼しました」と謝罪し、申し訳ない雰囲気が漂うが、イタリアはその反対だ。店員が何かを割るたびに客は拍手をするのがマナーなのだ。これはイタリアには「コップやお皿が割れると縁起がいい」という言い伝えがあるからだという。時には物が割れた時に隣の人と乾杯をすることもあり、割れ物はその場の雰囲気を盛り上げてくれる。こうした風習は、イギリスやブルガリアの一部の地域でも見受けられるという。 食事は海外での楽しみの一つだ。その国のマナーを知っておくと外食がより楽しめ、美味しい食事だけでなく現地の人と触れ合える、最高の異文化体験となるだろう。
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社会 2019年07月20日 08時00分
高学歴はむしろプラス要素! “バリキャリ女”こそモテまくるドイツの恋愛事情
2019年4月12日、東京大学の入学式の祝辞で、東大名誉教授で社会学者の上野千鶴子氏が「他大学との合コン(合同コンパ)で、東大の女子学生は“東大”というと引かれるから東大ということを隠す」と触れた。学歴は時に女性にとってマイナスになるということだろう。 国際連合教育科学文化機関(UNESCO)が2012年に発表したデータによると、日本の女性の大学および短大進学率は約58%。先進国の中ではドイツが約63%と近い数字になる。しかし同じような大学進学率であっても、ドイツでは女性が高学歴であったり、高収入を得ていることが、恋愛において壁になることはないようだ。 日本では、女性がいい大学を卒業していることに負い目を感じる男性もいるそうだ。しかしドイツでは学歴や経済力は女性にとっての魅力の一つ。結婚しても働く女性が多く、男性側も、ともに経済面で家族を支えられる相手を求める傾向が強い。ドイツの婚活サイトをのぞいてみても、自身の立派な学歴や経歴を堂々と書いている人が多い。女性は高学歴や仕事の地位を隠すことはあまりないという。 日本では、高学歴・高収入の女性に男性が引いてしまうのは、「経済面において男性は女性よりも上にいて頼られるべき」という意識があるからだという説もある。だが、ドイツでは女性が男性に頼りたいと思っておらず、男性も女性から頼られたいと思い過ぎてはいないようだ。例えばデートで食事をしたとしても、支払いはたいてい別々。女性も男性におごられると、「自身が下に見られているのではないか」と嫌悪感を示す人が多いという。そのため、男性もあえて「割り勘で」と店員に告げる。互いに平等な関係を望んでいるといえるだろう。 また、日本では控えめな女性を好む男性が多いと言われるが、ドイツでは男性が女性に奥ゆかしさや控えめな態度を求めていない。ドイツでは「言うことははっきり言う」のが、美徳とされている。思ったことを言わないと、後でトラブルにもなりやすいため、自己主張することはコミュニケーションの一つと捉えられているのだ。反対に意見を言わない人やあいまいな表現をする人はとっつきにくいと思われやすい。そのため、コミュニケーションが重要になる恋愛においても、自己主張ができる女性の方がモテるのだ。 昨今、日本でも共働きの家庭が増えている。今後、男女ともにさらに意識改革が進み、女性の学歴や仕事での地位がネックにならない社会になっていくといいだろう。
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社会 2019年07月20日 06時00分
政治家から官僚までウソつきばかり…韓国の呆れた振る舞いにアゼンボーゼン!
隣国と仲が悪いというのは世界共通の話だ。インドとパキスタンは相互不信が沸点に達し、核兵器を持つに至った。ブラジルとアルゼンチンも一時期、核武装計画を進めていた。日本と中国、言うまでもなく韓国との仲は最悪で、中韓もよくない。 米国の世論調査機関『ビュー・リサーチ・センター』が「欧州各国国民が互いをどう見ているかの意識調査」を発表しているが、二度にわたる世界大戦の主戦場となった反省から、国家を超えた枠組みを作っていこうとする欧州連合(EU)の国々も、その実態は日韓、日中、中韓関係と似たようなものだ。 さて、日韓関係だが、そもそも日本を友好国ではないという態度を取ったのは韓国の方だ。自衛隊機に対するレーダー照射や徴用工賠償請求、自衛隊の観艦式参加拒否など、日本人の癇に障るような行為を堂々と展開してきた。 半導体関連3品目について、日本が「不適切な事案があった」と指摘すると、韓国は当初「証拠を示せ」と威圧的に出た。ところが、韓国の国会議員に資料要求されると、たちまち156件もの不正輸出があったことがバレた。すると7月10日に韓国産業通商資源省(日本の経産省に相当)は、不正輸出について「わが国の戦略物資輸出管理制度が効果的かつ透明性をもって運用されている反証だ」と居直った。きちんと管理してないから不正輸出が起きたのに、摘発されているということは「効果的かつ透明」に処理されているとワケの分からない御託を並べたのだ。 これでは、開いた口が塞がらないどころか、アゴが外れそうになる…。 一方、徴用工賠償請求では、日本は第3国の仲裁協議を提案したが、一切応じようとしない。日本が話し合いを求めてもこれまた応じない。にもかかわらず、半導体関連3品の優遇処置を外すと、世界貿易機関(WTO)に友好国待遇をしないことが国際法違反の貿易阻害と愚痴った。揚げ句、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が、ポンペオ国務長官に電話し、「日本の貿易制限措置が世界の貿易秩序に悪影響を与える」と非難した。 韓国民は知らないだろうが、EUも韓国をホワイト国指定していない。貿易管理の瑕疵があるからだ。韓国がホワイト国指定してほしいなら、日本と友好国らしい振る舞いをするべきだろう。
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社会 2019年07月20日 06時00分
ロケット花火が口の中で爆発、56歳の女性が即死 「想像するだけで恐ろしい」と恐怖の悲鳴殺到も物議に?
花火の季節がやってきた。個人で遊ぶ手持ち花火から、大玉の打ち上げ花火まで、花火の楽しみ方はいろいろだ。海外には、祭りに参加中、ロケット花火の直撃を受けて死亡した女性がいる。 海外ニュースサイト「The Sun」と「Daily Mail」は7月15日と16日、祭りの宗教行列の中に飛び込んできたロケット花火が爆発し、女性が即死したと報じた。 記事によると13日、スペイン中部の町・ビソ・デル・マルケスに住む56歳の女性は、この町の祭りの一環で開催された宗教行列に参加したそうだ。町の教会の前で地元住民や観光客が集まって列をつくり、午後8時30分頃、行列が出発。その矢先に行列めがけ飛んできたロケット花火が、行列の中にいた女性の口の中に入り爆発。女性は即死したとみられ、駆けつけた救急隊は、なすすべもなかったそうだ。 祭りは即座に中止になったといい、この町の町議会は、2日間喪に服して犠牲となった女性への弔意を示し、町の施設に半旗を掲げたという。この女性は町のコミュニティー活動に積極的に参加していたといい、人口2000人の小さな町では、よく知られた人物だったそうだ。 地元メディアによると警察は、この花火に点火し発射した51歳の男を逮捕したそうで、この男は危険行為による殺人罪で起訴される可能性があるという。なお、記事中には、なぜ空中に打ち上げるべきロケット花火が行列の中に飛んでいったのか、詳しい情報はない。 このニュースが世界に広がると、ネットでは「お祭りでこのような事故が起きるなんて悲しすぎる」「ロケット花火を発射した男が許せない」「私は殺人罪での起訴には反対。これって事故だと思う」「女性の口の中にロケット花火が飛んできたなんて想像するだけで怖い」などさまざまな声が挙がっていた。 これから夏本番を迎え、家族や仲間と一緒に線香花火、ねずみ花火、ロケット花火、手持ち花火といった、手軽に楽しめるおもちゃ花火で遊ぶ機会も多くなることだろう。 経済産業省のHPに公開されている「平成30年度火薬類事故防止対策事業報告書」によると、1994年から2018年までの過去25年間に、国内でおもちゃ花火による事故は126件発生し、118人が負傷している。 昨年、同事故は18件発生。そのうち負傷事故は4件で負傷者が4人、雑草などに燃え移った火災事故が14件だった。また、18件中17件の事故が、7月10日から9月2日までの期間に集中して起きている。まさに今の時期は、花火で遊ぶ機会が増えるので、注意が必要だ。 公益社団法人日本煙火協会のHPから過去に起こった事故の事例を、その注意点も含めて、いくつか紹介したい(年齢はいずれも当時)。 2002年7月、栃木県で5歳の女児が、手持ち花火を持って遊んでいたところ、花火の火が自身の衣服に燃え移り、腹部など全身のおよそ半分をやけどする重傷を負ったという。手持ち花火を持った時は、腕をしっかりと伸ばすよう注意しよう。 2012年8月、静岡県で8歳の男児が、炭火で手持ち花火に点火したところ、火花が飛び散り、左足の甲にやけどを負ったそうだ。花火を点火する際は、ローソクや線香など正しい点火具を使うよう注意が必要だ。 2015年8月、愛知県で27歳の男性が、手持ち花火にローソクを用いて点火しようとしたが、なかなか着火せず横を向いたところ火花が飛び、右手人差指にやけどを負ったという。花火に火をつける際は、無理に長時間あぶらないよう注意したい。 手持ち花火は、子供から大人まで老若男女を問わず気軽に楽しめる。小さな子供と一緒の場合には、大人が常に子供の行動に目を配るなど細心の注意が必要であることは言うまでもないが、大人でも使い方を間違えたり、ちょっとした油断で事故が起こり得る。花火に書いてある遊び方をよく読み、楽しく遊びたいものだ。この記事の引用についてWoman killed after out-of-control firework ‘shoots into her mouth and explodes’ at Spanish festivalhttps://www.thesun.co.uk/news/9510086/woman-killed-after-out-of-control-firework-shoots-into-her-mouth-and-explodes-at-spanish-festival/Woman is killed after firework lodges in her MOUTH and explodes at a Spanish festivalhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-7252147/Woman-killed-firework-lodges-MOUTH-explodes-Spanish-festival.html?ito=email_share_article-top平成30年度 火薬類事故防止対策事業 報告書https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/H30FY/000063.pdfhttp://www.hanabi-jpa.jp/omocha/accident.html公益社団法人 日本煙火協会http://www.hanabi-jpa.jp/omocha/accident.html
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特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
