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オウム平田信容疑者をかくまった斎藤明美容疑者が勤めていた整体院の気になる好待遇

 昨年12月31日に出頭し逮捕されたオウム真理教元幹部、平田信容疑者(46)をかくまった斎藤明美容疑者(49)。彼女は1月10日に自首し、犯人蔵匿の罪で逮捕された。

 ところで、斎藤容疑者の大阪府東大阪市での潜伏生活が明るみに出るにつれ、どうしても気になるのが勤務していた整体院のこと。

 両容疑者が潜伏していた同市内のマンションは、勤務先が借り上げていたもので、家賃は約8万円。間取りはクローゼット付き8畳洋室と4.5畳のダイニングキッチン、バスルームとトイレが備わる1DK。大阪市外の1DKで、この家賃はかなりの高級マンションだ。捜査関係者によると、3万円程度は勤務先が負担しており、家賃の実質負担は5万円程度だったようだ。さすがに2人で暮らすには手狭な感は否めないが、5万円で高級マンションに住めるのだから、ありがたいことだ。むしろ、社宅であれば、もっとリーズナブルな物件でいいのにと思ってしまう。

 そして、盛んに報道されている昼食代。こちらは勤務先が1000円までなら負担をしてくれ、斎藤容疑者は安い弁当を二つ購入し、1000円以内に収めて、平田容疑者と食べていた。この不景気な時代に、こんな面倒見のいい職場などあるだろうか。大手企業などは社員食堂を設置し、昼食代を安く抑えてくれるが、さすがにランチ代を払ってくれるところなど、そうそうないだろう。

 1日約1000円負担してくれるということは、月でいうと約2万円の昼食代が浮く。これに、家賃負担の3万円を足すと、生活費を約5万円も補助してくれていたことになる。給料は20万円弱だったというが、5万円が勤務先負担であったことを考慮すれば、なかなかの好待遇だ。こんないい勤務先に巡り合えた斎藤容疑者はラッキーというべきか。不景気の今、そんな勤め先があれば、働きたいと思う人も多いのでは…。
(蔵元英二)

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