社会
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社会 2010年11月11日 14時30分
東京都観光菊花大会が日比谷公園で開催中
東京都観光菊花大会が2010年11月1日から11月23日まで東京都千代田区の日比谷公園内の草地広場で開催されている。主催は日比谷公園菊花連盟らで、入場は無料である。 この大会は大正時代に開催されて以来、太平洋戦争中などを除き、毎年の恒例行事になっている。第1回大会が開催された1914年(大正3年)は第一次世界大戦が勃発した年であるが、国内では4月1日に宝塚少女歌劇(現在の宝塚歌劇団)が第1回公演を行い、10月1日に三越呉服店がエスカレータを備えて新装開店するなど大衆文化が花開いた。 菊花大会では約2000点の作品が東京菊花会ら団体別のブースに展示されている。展示種目は、大菊盆養(厚物、管物)、大菊切花、福助、だるま、江戸菊、 盆栽、懸崖、実用花、クッションマムなど様々である。実際、イソギンチャクのような形をしたものや、ポンポンダリアのような丸いものなどユニークな形のものもあった。近年は予算縮小で往時に比べると盛り上がりが欠けるが、それでも日本有数の菊花展であることには変わりない。 出品作品は愛情を込めて大切に育てられてきたことが想像できる力作ばかりであった。カラフルな菊の花は紅葉の始まりつつある公園の樹木や青空に囲まれて素敵なコントラストとなり、秋を体感することができる。日比谷公園周辺は官庁街であり、景観を圧迫するビル群がなければ都心とは思えない環境である。付近で働いている人ならば昼休みに見学するのも良い。会場では苗の販売や栽培方法の説明も行われていた。林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
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社会 2010年11月10日 14時00分
セイタカアワダチソウをムシャムシャ食べるヤギさんプロジェクト
鹿島建設株式会社が外来種の植物、セイタカアワダチソウ駆除のために「鹿島ヤギプロジェクト」に乗り出した。目的は、外来種の植物や雑草の駆除のために使われる草刈り機の騒音や、エネルギー消費量をゼロにすることでCO2を削減。さらには、駆除によるゴミをゼロにすることで環境にも配慮しているということだ。 セイタカアワダチソウの駆除はなぜ必要なのだろうか? もともとは北アメリカからの外来種で日本に入ってきたのだが、繁殖力が高く、生息するエリアでは他の植物まで浸食されてしまう生態系の被害が出ている。また、花粉症の原因といわれるブタクサに似ており、しばしば間違われることがあるそうだ。 長い年月をかけ日本中に広がったセイタカアワダチソウは、土壌の流出防止に貢献しているという声もあったり、あまりにも自然に溶け込んでいるためファンも存在する。 猛暑の影響かどうかは確認できないが、今年は例年より繁殖しているという。日本の生態系を考えれば、やはり放ってはおけない。 現在、鹿島建設の社宅敷地にあるセイタカアワダチソウや雑草をヤギに食べさせる実験が行われている。ヤギ業者から2週間交代のレンタルで、どの品種のヤギが一番駆除に適しているかのデータ採取をしている。 近隣に住宅地があるため、当初はヤギのメ〜、メ〜と鳴く声が騒音となり、迷惑にならないのか? といった懸念があったそうだ。しかし子供達が気軽にヤギと触れ合えるということで、ちょっとした名物になっている。 今後、鹿島ヤギプロジェクトの展開が大いに期待できるだろう。※文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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社会 2010年11月09日 13時00分
朝鮮学校無償化を推進する菅首相が北朝鮮のスパイ釈放嘆願書にうっかりサインしていた?
度重なる失態で信用を失った民主党だが、尖閣ビデオ流出騒動の裏で朝鮮学校無償化の流れが進んでいる。一部報道では、反日教育を問わないとする文部科学省の姿勢があるという。ただでさえ各自治体が補助していることに対して非難が上がっている中で、日本がそこまでおこなう必要があるのか? との声が根強い。 朝鮮学校無償化を検討する「専門家委員会」のメンバーは非公表とのことだ。外部から圧力を受ける可能性があるからというのが理由らしいが、政府・与党は野党からの厳しい追求に対してもあいまいな返答で逃げ腰であった。 日本国内の教育の差別を無くさないといけないという意見もあるが、朝鮮学校から北朝鮮へ資金が流れている疑惑すらある中においては、「教育」を神格化しすぎて、現実を見ていないことになってしまう。拉致問題と教育問題を切り離して考えたいところだが、資金提供疑惑を解明もせずに安易に無償化決定してはいけない。 なぜ民主党や菅総理がそこまでこだわるのだろうか? そのヒントの1つとなるのが、安倍元総理の公式サイトに掲載されていた。菅内閣が発足したばかりの時に発表されたものだが、今回の迷走と繋がる菅総理の姿勢がみえてくる。 「安倍元総理は菅総理がかつて日本人拉致実行犯である北朝鮮のスパイ・シンガンスの釈放嘆願書に署名したことに関して「シンガンスは原敕晁さんを拉致して、原さんになりすまし、日本と韓国で工作活動を行い、韓国で逮捕された。シンガンスは横田めぐみさん拉致の責任者だったと言われている人物」と指摘。 「米国で9・11同時多発テロの実行犯の釈放嘆願書に署名したら大統領になることはあり得ない。日本の国会議員は721人いるが、シンガンスの釈放嘆願書に署名したのは菅総理と千葉景子法務大臣の2人だけ」。 現内閣の重要人物である2人が署名している。菅総理があるTV番組に出演した時、署名した理由についてこう述べている。 「署名した事はあります。しかしその人間が、誰かというのをですね、いちいち調べるような余裕が無い時の署名です」 つまり総理になる前から、重要人物をちゃんと調べずに釈放することに加担していたのだ。昔のことだから関係ないと思われるようだが、現在の国会答弁も突っ込まれると「逃げ」に終始した発言ばかりで当時と何も変わっていないのである。 安倍元総理の公式サイトにはTVメディアがあまり取り上げない衝撃の事実にも言及している。 『安倍元総理はさらに菅総理がこれまで嘆願書署名について「いろいろ言い訳をしているが、菅総理が(北朝鮮を支援する)そのサークルに入っていたことは間違いのない事実だ」』 それが真実かどうかはわからない。朝鮮学校無償化を推進することに繋がっているのだろうか? それとも誰かの「うっかり署名」だろうか?
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社会 2010年11月09日 08時00分
ウエディングドレスの戦国時代が到来
近年の不況の影響で国内の消費は冷え込んだままだが、それはブライダル業界においても同じ。結婚式を挙げるカップルの数は年々減少し、集客を図れず事業からの撤退を余儀なくされる企業が増えている。 そんななか市場も変わりつつある。親の薦める大規模な結婚式場から、もっと身近で気楽なゲストハウスウエディングを選ぶようになっている。これは単に金銭的な問題だけではなく、結婚式の内容の自由度にも違いがあるからだ。 いまの若者は自分らしい「オリジナルウエディング」を望んでおり、既存のホテル・式場で決められたドレスに、決められた食事、決められた進行を押し付けられることにうんざり。高いお金を出してまで挙げる式なのに、これではカップルが望む「夢見た結婚式」の姿を完全に見失ってしまっている。“ジミ婚”ともいわれるが、規模は小さくても自分で決めた式を挙げたいというカップルの志向はじわりじわりと増えているのだ。 そんななか、「これからはブライダル業界の戦国時代へと突入するでしょう!」と断言するのは、渋谷系カリスマモデルを起用してブライダル業界とアパレル業界の橋渡しをするイベント「渋谷ブライダルコレクション」を運営する株式会社nemoの本多利也社長。 本多社長はこう語る。 「これからは女性アパレルメーカーのウエディングドレス参入時代がやってきます。ドレスは素材や質ではなく、ドレス自体の可愛さやカリスマモデルによるデザインのドレスが選ばれるようになるでしょう。 女性の心理はシンプルです。“自分が思い描いている素敵な結婚式をしたい!”これだけ。わざわざ高いお金を払ってまで自分が知りもしないメーカーのウエディングドレスは着ないですし、同じお金を払うのであれば自分が知っているアパレルブランドのウエディングドレスを必ず手にしようと考えます。 この点で、今までのウエディングドレスメーカーは知名度のあるアパレルブランドのドレスには太刀打ちができません。 加えて、ドレスメーカーは保証金を積んで式場にドレスを卸していたため、この事態が起きれば現状維持の式場・ドレスメーカーは一気に危機に立たされるでしょう。 女性にとって結婚式とは、誰もが一度は憧れる素敵な夢のステージ。その夢のステージは、夢にまで見るように想像させることが大事ではないでしょうか。 今後のブライダルマーケットにおける最重要課題は、この部分もっともっと分かりやすく見せることであり、形式や言葉に左右されない若者たちの夢と希望を裏切らないものを提供することが大事でしょう。 このことを真摯にとらえ、顧客志向のより良いサービスを提供しようとするブライダル企業にとっては躍進のチャンス到来の時代ではないでしょうか」
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社会 2010年11月06日 15時30分
死の教育はどうあるべきか?
東京都杉並区の浜田山小学校で不適切なクイズが出されたとして、学校や教育委員会が保護者らに謝罪したニュースが、先月話題になった。なお東京都では私立小学校への「お受験」が盛んだが、浜田山小学校は公立校であるにも関わらず学区外からの入学志望者が多く、「杉並の学習院」と称されるほどに人気のある名門校だとか。 女性教師の「三姉妹の次女が、自殺した姉の葬式に来ていた男性に一目ぼれした。また彼に会うためにはどうすればいいか」という質問に対し「妹を殺して、また葬式を出せばいい」と子供たちに答えさせたというもの。これを聞いて僕は、ブラックジョークとして出来過ぎているし、以前にもどこかで聞いたことのある話に思えた。そこで同校の卒業生である知人に話を訊いてみたところ、クイズの質問部分だけ伝えた時点で「妹を殺すんでしょ」と、あっさり正解を言い当ててしまった。「どうして分かったの?」「だってそれ、八百屋お七が元ネタだから」なるほど八百屋お七の話なら何度か聞いていたはずで、単に忘れていただけだったようだ。 「振袖火事」や「明暦の大火」と呼ばれる江戸時代に発生した大火事の折、避難先の寺院で出会った僧侶見習いの男性を好きになった、八百屋の娘・お七。また火事になれば彼に会えると考え放火し、死罪になったと伝えられている。実話を題材にした井原西鶴の浮世草子『好色五人女』にも収録され、広く知られることとなった。なお「好色」とは今でいうようなエロティックなものというわけではなく「恋愛」程度の意味合いだとか。細かい史実については不明だが、彼女の墓は今も東京都文京区の圓乗寺に残っている。クイズでは火事ではなく殺人に摩り替っていたが、話の流れは似たようなものだ。 まさか子供たちの親や校長や教育委員会の方々が八百屋お七を知らないとは考えられないので、僕と同じように忘れていただけなのだろうか。それにしても子供に教育する立場の親御さんや先生方が誰もそこに気付かなかったというのは、ちょっと信じらないことではある。ニュースの続報によれば「大学時代に聞いたクイズ」とのことで、女性教師は歴史的事件が元になっているとは知らなかったようで、呆れた話である。 なお八百屋お七との関連は定かではないが、警察の犯罪心理分析官が容疑者に性格異常がないかチェックする「サイコパステスト」には、小学校で出されたクイズと全く同じものがあるという話も出ている。「妹を殺す」と答えればサイコパス(性格異常)気味と診断されるそうだが、八百屋お七のエピソードを知っていれば同じように答えるだろうから、信頼できる内容なのかどうかは疑問だ。 さておき子供向けの物語には恐ろしいものが沢山ある。グリム童話の恐ろしさを指摘した桐生操さんの『本当は恐ろしいグリム童話』はベストセラーになったし、日本の童話でも『こぶとり爺さん』『はなさか爺さん』『舌切すずめ』など、誰かが酷い目にあう話は多い。それらは欲張りや悪人は酷い目にあうと戒めるが、童話の中には必ずしも教訓を込めたものばかりではなく、何だかよく判らないが怖いものもある。それは正直者が馬鹿を見る事も少なくない理不尽な世の中の真理を伝えている気がする。 日本史や世界史でも多くの人間が殺し合ってきた歴史を教えるし、事故や殺人による訃報は常に報道されているが、その多くは時間的や地理的に遠い世界の出来事ばかりで、身近なものは少ない。人間より寿命の短いペットを飼っていたり、高齢者と同居していれば、死と接する機会は自ずと増え、大切な存在を失ったことによる悲しみも学ぶことができる。けれど最近は親子だけの核家族やペット不可の住居も多く、身近な死と直面する場面は少なくなってきているようにも感じられる。子供の自殺が増えていることもあり、死の教育の必要性が高まってきているように思えてならない。(工藤伸一)
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社会 2010年11月06日 14時00分
水子供養はなぜ定着したか?
いまや普通に、神社や仏閣で「水子供養」と書かれたのぼり旗や看板を見かけることがある。そのせいか、多くの人は「水子供養」が大昔から日本全国で行なわれていたものだと思っているようだ。 「水子供養」の発祥は江戸時代といわれてはいるが、ところが一般的に知られるようになったのは1970年代中ごろであり、定着したのは80年代になってからといわれている。 「水子供養」が広まった理由として「戦後にフリーセックスなど性の乱れが広がったため、妊娠中絶をする女性が増えたから」ともいわれているが、人口中絶の統計を見ると、戦後最も中絶が多かったのは、1955年(昭和30年)の117万143件である。 以降、1965年(昭和40年)では84万3248件、1975年(昭和50年)では67万1597件、1985年(昭和60年)では55万127件(※参照:厚生労働省 国立社会保障・人口問題研究所発表資料より)と、妊娠中絶は減り続け、昨年の2009年では過去最少の22万1980件となっている。つまり、戦後妊娠中絶が減少していく中、1970年代中ごろから突如「水子供養」が流行しだしたのだ。 その理由としては、ある宗教団体と墓石屋が「水子地蔵」を大量生産・大量販売したことにある。これが当たった。当然、他の神社仏閣や新興宗教団体もマネをするようになり、日本に「水子供養」が定着するようになった。 筆者はここで「水子供養はただの霊感商法である」などと言うつもりはない。そんなことを言ってしまえば、宗教や占いもまた、ただの霊感商法ということになってしまう。 宗教にせよ占いにせよ、不安定な精神を持ってしまった人類にとって、上手に働けば救いとなるだろう。しかし悪く働けば、戦争の原因や権力の濫用(らんよう)にもなる。 「水子供養」が定着したのは、母親たちの罪の意識や我が子への想いがあり、需要と供給が満たされたからであるとも考えられる。事実、妊娠中絶をした女性たちの中には、精神的ストレスから「中絶後遺症候群」といわれる心身の病になってしまう人も少なくないという。そういった女性たちが「水子供養」を受けることによって、少しでも救いになるのであれば、それはそれでいいことなのかもしれない。 ただ、江戸時代では、本来「水子」は神の子とされ、たとえ流産や死産、中絶をしたとしても、それは神の元に帰るのであり、親を怨んだり祟ったりするという考えはけっしてなかった。そもそも、まだ世にも出ていない胎児が「親を怨み、親を祟る」などという発想はなかったのだ。 もし、現代の「水子供養」に「水子を供養しないと祟られますよ」とか「あなたがいま病気なのは水子を供養していないからです」などと恐怖をあおり、心身ともに弱っている母親に高額な供養料を求めるようなところがあるとしたら、それはいかがなものであろうか? と思うのである。巨椋修(おぐらおさむ)(山口敏太郎事務所)山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
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社会 2010年11月06日 10時30分
鳩山前首相がネットで選ぶ「影響力のある日本人100人」総合ランキング7位に 入って喜ぶ
政府・与党を振り回す前首相、鳩山由紀夫だが、彼のツイッターでのつぶやきには意味深なものが非常に多いように感じられる。フォロワーが67万人を超えているので、注目している人も多いと思うが、まだまだ知らない人のために前首相のツブやきのいくつかを紹介しよう。 鳩山前首相は、一部で報道されている「影響力のある日本人100人」総合ランキングの7位に入り、「大変光栄なことです。」とツブやいている。ただしそのランキングには良い影響力か悪い影響力かのランキングではないため、良いようにとればランキング7位は名誉といえるだろう。 他のツブヤキを見ていこう。 『私が好きな吉野弘さんの「祝婚歌」にこんな一節がある。「正しいことを言うときは少し控えめにするほうがいい 正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい」。外交交渉の要諦はここにあると、昨今の外交案件をみてつくづく思う。外交こそ人間関係そのものである』 首相時代にアメリカとの外交をボロボロにした当人が外交を批判するツブやきをしてもまったく説得力が無いだろう。韓国へ赴き、日本外交の代表のごとく振舞う姿も批判の対象となっている。 「一般論として聞いてください。メディアがある人物を「様々な危険を想定し、警察は行動を非公開にしています」と言いながら、その人をヘリまで使い追跡しています。ご当人や周囲の安全が心配です。皆さんはメディアの役割と責任をどう考えますか」 首相経験がある人がこのような発言をツイッター上でおこなうのは非常に異例のことだ。政治家の役割と責任はどう考えますか? と返してあげたい。 「代表選挙の応援団を見ていると、官僚出身、元アナウンサー、政経塾出身、弁護士は菅総理側が多いように思う。一方の小沢元幹事長側には一匹狼的な議員が多い。偶然だろうか。私には覚悟の差のような気がしてならない」 政治家を辞めるのを止めるといったブレ発言とブレ行動で注目されている鳩山前首相はどのような覚悟があるのだろうか?
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社会 2010年11月05日 16時00分
脇が甘い人が首相になったら、他も甘くなった? 尖閣動画流出
公開を待ち望んでたあの尖閣諸島での衝突事件の動画がネットへ流出したと騒動になっている。ツイッター上で無数のつぶやきがされ、某掲示板では祭りが始まるほどの騒ぎだ。動画共有サイトでは秒単位でユーザーの書き込みがあり、政府の対応の悪さや中国の姿勢を非難するコトバであふれている。 わずか3分30秒ほどの映像だが、警告のサイレンを鳴らし、停船命令を繰り返すも中国漁船はまったく止まることはなく、明らかに故意と思われるような衝突をしているように見える。船上にいる船員らしき人も焦っているようにはとても思えない。 非公開の決断をした政府・与党の責任は重大と言わざるを得ないだろう。海上保安官が命を張ってる姿、そして臨場感が痛いほど伝わってくる。 たまたま衝突した程度で済んだが一歩、間違えば命に関わる大きな事故になった可能性がある。情報流出という予測不可能な形で民主党が言いわけのできない環境が整ってしまった。当然、他のネットニュースではトップ級の扱いで報じられている。菅首相、仙谷官房長官の2トップはあいまいな判断を下すことが絶対に許されない状況だ。 動画をネット上にアップした者は英雄扱いをされているが、どのような経緯で映像を入手したのか非常に気になる。先日も捜査状況に関する重要情報が流出したことで国際的な信用が失墜しようとしている。その騒動が冷めやらぬ中で尖閣事件の映像流出も起き、日本の情報管理の甘さだけが目立つ結果となった。 脇が甘い人物が首相になったことで、特定国に甘く、情報管理に甘くなったというのはあまりにも皮肉すぎる。
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社会 2010年11月05日 14時00分
民主党が沖縄を日本から切り捨てた? 県外民主党議員の沖縄入り禁止
民主党が沖縄県知事選へ候補者を擁立することを断念した。沖縄県外の民主党議員が沖縄入りして応援することを禁ずるお触れも出している。 発端となるのは、前首相の鳩山由紀夫の時から引きずっている普天間基地移設の問題だ。解決するどころか泥沼の様相を見せ、民主党も一枚岩では無い。 2010年11月28日におこなわれる沖縄県知事選ではこの普天間基地の移設問題が大きな争点となるだろう。 県知事選立候補予定者の伊波氏はグアム移設、対する仲井真氏は県外移設を主張している。もう1人の候補者である金城氏は県内移設を主張しているため、政府の思惑と一致するものの、民主党がバックアップする政党の者では無いため、大きく動くことができないのが現状だ。一部の支持者の間では某候補者を応援しよう! という内容のチェーンメールが全国各地に出回っているそうだが、そこまで効果的なものであるかは不透明だ。 尖閣諸島での事件が未だ解決しない中でおこなわれる沖縄県知事選の重要性を政府・与党は誰よりも理解しているはずだ。 選挙に負けるのが怖いという理由かどうかは不明だが、候補者の擁立断念、沖縄県外からの民主党議員の応援禁止という判断をおこなったことで、ネット上から批判の声がかなり多く出ている。 「民主の異常、議員の沖縄入りを禁止。換言すれば、民主は47都道府県の一つ、沖縄県を切り捨てることになる。民主主義というのは正々堂々とと自らの信念を主張できる体制を言う。にも関わらず、選挙だけを念頭において切り捨てる行為は、民意を無視するということに他ならない」 「沖縄の情報統制は中国の体制と見間違うばかりだ。唯一の県内移設推進、日米同盟強化を掲げる候補の情報を排除したら、沖縄県民には県外、国外移設の選択肢しかないじゃないか。何党だからということじゃなく、民主主義の崩壊、報道の死を危惧する」 「県外移設を支持した民主党員は、公約を守れなかったペナはどうなったんだと思ってるんじゃないかと」 「沖縄知事選、民主は放棄ですな…もうどうしようもないテイタラクぶりは笑うしかありません」 「菅政権の姿勢、ぜんぜんわからないですよ。明らかにして、ちゃんと戦ってください。参院選に続いて敵前逃亡、こんな与党はいないでしょう」 「普天間移設をぐちゃぐちゃに引っ掻き回したあげく、沖縄から逃げ回ってばかりの民主党。どう責任を取るつもりだ? まぁ無責任政党だから責任を取るつもりなんかないだろうけど」 「沖縄の選挙の結果しだいで、日本の命運変わる(アメリカいなくなれば、そら、中国が守ってくれるよ、共産党支配下にしてくれてね!)のに、もう、結果はわっかてるよーなもんだ。民主も、自民も、日本を壊すんだな。自民党の意気地なし! シカトされてる政党だけがホントの事言ってる、ってなんだよ」 「民主も国民も、政党としての「義務」を果たそうとしないんですね。「惨敗」が怖くて沖縄県知事選に出馬しない。有権者に批判票を入れる「機会」すら奪っている。何様なのだろうか? 口ばかりで」 民主党はこのまま沖縄県を切り捨ててしまうのか?
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社会 2010年11月05日 10時00分
尖閣衝突ビデオを流出させたのは誰か!?
9月7日に尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船「みずき」と中国漁船「ミンシンリョウ5179」が衝突した際の証拠ビデオと思われる動画が、11月4日(木)深夜、動画共有サイト「Youtube」に投稿された。タイトルは「本当の尖閣海上保安庁1〜5」及び「どうなる尖閣海上保安庁6」の計6本。動画をアップしたユーザのアカウント名は「sengoku38」で、民主党・仙谷由人官房長官にちなんだものだろうか。 朝2時頃には海上保安庁が内容を確認したと時事通信が伝えており、本物が流出したとみて間違いないようだ。国会に提出されたビデオは編集済みで6分50秒しかなかったと報じられているが、今回は44分26秒もあるため未編集のオリジナル映像と思われる。そのうち「みずき」で撮影されたビデオは5本目までで、計41分57秒。最後の6本目は巡視船「はてるま」から観た2分29秒の映像。「みずきが漁船から体当たりを受けた」と報告する声も聞こえる。 最初の3本では漁船が網を揚げる様子を淡々と監視。乗務員が状況を報告する声もはっきりと聞こえる。画像は鮮明で、漁船乗組員の姿も確認できる。そして動画4本目で「本船に船首を向け挑発的な動きを見せています」と伝えられた直後「みずき」後方から漁船が衝突。並走しながら中国語で停船を呼び掛けるが、一向に停まる気配を見せない。日本語で「おい、止まれ!」英語で「STOP!」などの怒号も飛び交う。更に動画5本目で、斜め後方から二度目の衝突。いずれも進路を誤ってのものではなく、意図的に攻撃をしかけてきたようにしか見えない。そして漁船が逃走し遠ざかっていくところで動画は終わる。 先月24日にフジテレビ系列『新報道2001』に生出演していた石原慎太郎都知事は「巡視艇の乗員が海に落ちたのを漁船側がモリで突いている」と、ビデオを観た政府関係者の数名から聞いたと語っていたが、そのような場面はない。けれど後に船長の身柄を拘束しているため、動画には続きがあるはず。今回は明らかにされなかった部分にそれが含まれるのか、気になるところだ。 PC内のデータをバラまいてしまう「Winnyウィルス」などの影響による政府絡みの情報漏洩は以前から何度かあったため、いつかはこういうことになりそうだとは感じていた。けれど今回は事故的なものではなく、何者かが自ら動画を投稿したかたちだ。11月13日から神奈川・横浜市で開催予定のAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議を目前に控えたタイミングだが、それに先立って予定されている日米首脳会談の日取りは未だ調整中。何らかの思惑で政府がわざと流した可能性もあると指摘する声も出ている。今後また動画の続きも公開されるのか、流出の経緯が明らかになるのか定かではないが、国民の知る権利に応えてくれた「sengoku38」氏にひとまずは拍手を送りたい。(工藤伸一)
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社会
都知事選特集 占い師対決
2007年04月02日 15時00分
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谷隼人が都知事選候補者を応援
2007年04月02日 15時00分
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都知事候補 黒川氏がメイドさんと“合体”
2007年03月31日 15時00分
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都知事選 ドクター中松、夜の渋谷交差点で新発明「回転舞台」披露
2007年03月30日 15時00分
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都知事選 石原氏「厳戒歌舞伎町演説」で語った手柄話
2007年03月29日 15時00分
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石原陣営に焦りアリアリ!? 今朝の政見放送でまさかの慎太“老”ぶし炸裂!!
2007年03月28日 15時00分
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都知事選政見放送で仰天マニフェスト
2007年03月27日 15時00分
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都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
2007年03月26日 15時00分
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都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
2007年03月24日 15時00分
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都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
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都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
2007年03月22日 15時00分
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桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
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都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
2007年03月19日 15時00分
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ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
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丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
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石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
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上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分