鳩山前首相は、一部で報道されている「影響力のある日本人100人」総合ランキングの7位に入り、「大変光栄なことです。」とツブやいている。ただしそのランキングには良い影響力か悪い影響力かのランキングではないため、良いようにとればランキング7位は名誉といえるだろう。
他のツブヤキを見ていこう。
『私が好きな吉野弘さんの「祝婚歌」にこんな一節がある。「正しいことを言うときは少し控えめにするほうがいい 正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい」。外交交渉の要諦はここにあると、昨今の外交案件をみてつくづく思う。外交こそ人間関係そのものである』
首相時代にアメリカとの外交をボロボロにした当人が外交を批判するツブやきをしてもまったく説得力が無いだろう。韓国へ赴き、日本外交の代表のごとく振舞う姿も批判の対象となっている。
「一般論として聞いてください。メディアがある人物を「様々な危険を想定し、警察は行動を非公開にしています」と言いながら、その人をヘリまで使い追跡しています。ご当人や周囲の安全が心配です。皆さんはメディアの役割と責任をどう考えますか」
首相経験がある人がこのような発言をツイッター上でおこなうのは非常に異例のことだ。政治家の役割と責任はどう考えますか? と返してあげたい。
「代表選挙の応援団を見ていると、官僚出身、元アナウンサー、政経塾出身、弁護士は菅総理側が多いように思う。一方の小沢元幹事長側には一匹狼的な議員が多い。偶然だろうか。私には覚悟の差のような気がしてならない」
政治家を辞めるのを止めるといったブレ発言とブレ行動で注目されている鳩山前首相はどのような覚悟があるのだろうか?