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北京五輪日本代表に石原知事が「死ぬ気で戦え」と喝!

 来月8日に開幕する北京五輪の日本代表選手団の結団式と壮行会が28日、都内のホテルで行われ、東京都の石原慎太郎知事(75)が「死ぬ気で戦ってもらいたい」などと物騒な激励をした。

 2016年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会会長として来賓に招かれた石原氏は、「ひとつでも多くメダルをとってもらえれば、東京五輪招致に向けて機運も高まってくる。坂田三吉の歌じゃないけれど『行った限りは勝たねばならぬ』。楽しんできます、なんて気持ちじゃたまらないよ国民は。死ぬ気で戦ってきてもらいたい。体張って闘ってきてほしい。頑張れよ!」と闘魂注入した。
 石原知事は以前から、五輪で負けてヘラヘラ笑っているような代表選手に不快感を示しており、あらためて日の丸を背負って戦う覚悟を植え付けておきたかったようだ。
 この鼓舞に感化されたか、それとも地なのか、チームがんばれニッポンの松岡修造応援団長(40)もやたらハイテンションで、「中途半端に応援しちゃ絶対いけない。頑張れニッポン!」などと拳を突き上げた。
 実はこの前段、“事件”があった。冒頭に挨拶する予定の福田康夫首相(72)が遅刻し、激励を受ける選手団が壇上に立ったまま待たされるというマヌケな時間が続いたのだ。“場つなぎ”で、選手団旗手を務める卓球の福原愛選手(19)や野球の星野仙一監督(61)がマイクを握ったものの、会場内には締まらないムードが漂った。
 ところが、福田首相は遅刻を詫びもせず、「まずはおめでとうと申し上げたい。ケチなことは申しません。すべての方にメダルを取ってきてもらいたい」と“KY激励”。内閣改造でも何でもそうだけど、この人はどうにもテンポが遅い。
 出番を待たされた石原氏の一喝は、良くも悪くもそんなムードを吹き飛ばす一撃だった。

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