レジャー
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レジャー 2008年01月09日 15時00分
シンザン記念 ドリームシグナル 初重賞VへGO!
日曜の京都メーンは、明け3歳馬の重賞第1弾「第42回シンザン記念」(JpnIII 芝1600m 13日)。クラシック戦線を占う意味でも興味深い一戦だ。東西の素質馬が顔をそろえたが、注目はメンバー有数の破壊力を秘めたドリームシグナル。実戦を使われながら力をつけ、朝日杯FSでは見せ場十分の4着に食い込んだ。待望のタイトル奪取は目前だ。 昨年は京王杯2歳S、朝日杯FSで(2)(4)着と重賞戦線で善戦してきたドリームシグナル。前走後は放牧の予定もあったが、休養せずにこのシンザン記念を目指した。 「毎年、このレースはメンバーが手薄なので、使うことにした。何としてもタイトルを取ってクラシックへと向かいたい」 西園師は確勝を期してのGIII参戦を強調する。 前走の朝日杯FSではスタートでつまずきながら4着まで巻き返した。1〜3着馬はすべて先行勢だっただけに、「前残りの決着で後ろから伸びてきたのはこの馬だけ。あの内容なら今回もチャンスだろう」。 春に向けてまずはここで初タイトル奪取だ。 【最終追いVTR】岩田騎手を背に追われた。前半はややセーブ気味。後半から徐々に加速していき、ラスト1Fで軽く仕掛けられた。この鞍上の押し出しに抜群の反応でグイッと鋭く伸びた。前走以上の重厚感で文句なしの仕上がりだ。
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レジャー 2008年01月09日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(5)
プロ(馬券師)は入会お断り。この是非をめぐり、根岸競馬を主催していた横浜レーシング倶楽部で内紛が勃発したことは前回で記したが、今回もそのすったもんだの続きを紹介していくこととしよう。 そもそも競馬場は居留民全体に借地契約されていた。それなのに、勝手に一部の居留民の入会を排除するとはけしからん!というのが不満派の主張だった。結局このお家騒動は収拾がつかず、1876(明治9)年10月、ついに不満派は横浜レーシング倶楽部に対抗して、横浜レーシングアソシエーションを結成する。 それから約2年間、両者は対立したまま、それぞれ主催の競馬を続けるが、借地料問題の行き詰まりもあって、共倒れ。競馬場用地は政府に返還されることで話がつき、1878(明治11)年、2つのクラブは合併し、横浜ジョッキー倶楽部が発足した。 さらに、2年後の1880(明治13)年、J.J.ケスウィック氏をはじめ居留外国人代表が3人、日本側からは陸軍中将も発起人に加わって、横浜ジョッキー倶楽部は「日本レースクラブ」と改称される。同クラブは日本人にもオープンにされ、会員の中には伊藤博文や大隈重信らそうそうたる面々が名を連ねた。また、JapanではなくNipponと冠されたクラブ名は、その後、日本の代表的な根岸競馬を象徴していく。 話は冒頭の部分に戻るが、横浜レーシング倶楽部が分離した背景には、とかく英国主導になりがちな居留地に対する不満が、その他の国にあったようだ。その対立感情がここに反映されたらしい。居留地から出ている新聞も見解が対立し、ジャパン・ヘラルドやジャパン・メイルが倶楽部側を、ジャパン・ガゼットがアソシエーション側を支持する論調だった。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
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レジャー 2008年01月08日 15時00分
スリーアベニュー ガーネットS連覇へ万全
照準をピタリと合わせてきた。昨年の覇者スリーアベニューが、上々の仕上がりで「第12回ガーネットS」(GIII 中山ダ1200m 13日)に挑む。昨暮れの復帰戦を叩いての参戦は陣営の青写真通り。砂の電撃戦では着外なしを誇る大器が狙うのはもちろん連覇だ。 「ここを目標に調整してきたからね。叩いた上積みも十分だよ」 500kgを超す雄大な馬体。悠然と歩くスリーアベニューの傍らで宮本助手はうなずいた。前走のギャラクシーSは3月の高松宮記念以来の休み明け。8カ月ぶりの実戦という厳しい条件に加え、実績のない1400mだったにもかかわらず、何とか4着にまとめた。 「久々でケイコ不足だった。それであの内容ならよく走っていると思う」と改めて底力を認識したようだ。 1200mのダートでは鬼的な強さを発揮する。<6510>と完ぺきに近い成績。それを最も端的に表現したのが、昨年のこのレース、ガーネットSだった。 「強い競馬だったものね。4コーナーでは前との差がかなりあって、まともなら届かないような位置取りだった。次元の違う末脚で差してきた」と振り返った。 その言葉通り、4角はまだ12番手。不良馬場で前が圧倒的に有利な状況で重賞初Vを決めた。その後は裂蹄に悩まされ、わずか2戦で戦列を離れたが、今はそれもすっかり回復。連覇を狙える態勢を整えてきた。 「順調に攻めを消化できたから。坂のある中山だと持ち前のパワーを存分に生かせる。ディフェンディング・チャンピオンの力を示して、今年は大きく飛躍したい」 挑戦者から受けて立つ側へ。ここは単なる足がかりとばかりに決めるつもりだ。
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レジャー 2008年01月08日 15時00分
右回りも克服可能 トウショウギア
悲願の重賞制覇に燃える古豪トウショウギアの前に立ちはだかるのは、鬼門の右回りコースだ。 全11勝中、左回り10勝に対して、右回りはわずか1勝しかしていない。池上助手は「相手うんぬんより、自分(中山コース)との闘い」と見ている。果たして、右回り攻略の秘策はあるのだろうか。 池上助手は「スムーズに折り合いをつけるために、前に壁をつくりたい。左回りならその必要はないけどね。壁をつくるには内枠がベター」と祈るような気持ちだ。 そのお手本が、昨年の2回中山開催の「千葉S」(ダ1200m)。5番枠からスタート、前に壁をつくり5番手でスムーズに折り合う理想的な展開。直線に向くと満を持して抜け出し、2着ハリーズコメットを0秒3突き放す圧勝劇だった。 この千葉Sが右回りの唯一の勝ち星だ。乗り難しいコースではあるが、それはコンビの田中勝騎手(千葉Sを含め8勝)は百も承知している。トウショウギアの実力を余すところなく引き出してくれるだろう。 「前走後はいったん、短期放牧に出して(12月26日帰厩)、ここを目標に調整してきた。今週やれば態勢は整うよ」 その前走・霜月Sはハナ差2着と惜しくもチャンスを逸したが、最後は酷量59kgが響いた格好。池上助手は「直線の伸び脚(上がり35秒1はメンバー最速)は際立っていたし、負けて強しといえる内容だった」と愛馬をねぎらった。 そして、「力の衰えはまったくないですね。ハンデは気にならないし、今後のために勝って賞金を加算したい」とキッパリだ。 ここはあくまでも通過点でしかない。
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レジャー 2008年01月08日 15時00分
シンザン記念 大器ドリームシグナルが出陣
京都競馬場では今年初の3歳重賞「第42回シンザン記念」(JpnIII 芝1600m 13日)が行われる。ダノンゴーゴー、マヤノベンケイをはじめ、骨っぽいメンバーが顔をそろえる中で主役の期待を集めるのは朝日杯FSで4着好走のドリームシグナルだ。2008年注目の素質馬が年頭の一戦で初のタイトル奪取を狙う。 昨年暮れの朝日杯FSではスタートでつまずき、後方からの競馬となったドリームシグナル。それでも、持ち前のレースセンスの良さで徐々に先団へと進出、直線ではしぶとい伸びを見せて4着に善戦した。 「前走は思っていたより後ろからの競馬になって流れに乗り切れなかったが、2着馬とは0秒2差。負けたけど、この馬の底力を十分に感じさせてくれた」 西園師は価値ある4着の内容をこう振り返った。当然、JpnIII戦では負けられない立場だ。主役として初重賞制覇を狙う。 「どんな流れになっても対応できるセンスの良さと精神面でタフなところがこの馬の持ち味。うまく成長していけばGIも狙える器なのでここで弾みをつけたい」 クラシックへの出走権確保に向けてもまずは確実に勝利を収めておきたいところ。初のタイトル奪取で08年の好スタートを切る。
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レジャー 2008年01月07日 15時00分
飽くなきチャレンジャー 山口竜一騎手に迫る
いぶし銀の存在感で人気を誇る“ヤマリュウ”が新たな夢を探している。 現在、南関東で期間限定騎乗中の山口竜一騎手(船橋・林正人厩舎)は、宇都宮競馬の廃止に伴い2005年にホッカイドウ競馬へ移籍。移籍2年目にインパーフェクトでラベンダー賞(JRA 芝1200m)を勝利し、「地方馬でJRAのレースに勝つ。JRAの芝戦で勝つ」という長年の夢をすべて実現した。 07年は「量より質の年。いい馬と出会い、いい経験ができた」。マサノミネルバやディラクエとのコンビでダートグレードを制し、成績を見れば文句のない一年だった。だが、「実は夢が全部かなった後はモチベーションが少し下がっている状態。今年は情熱探し」と明かした。 北海道では「人生で一番、一生分働いてる」というほど生活が激変。宇都宮ではトップクラスでも北海道では新参者だ。それでも、辛酸をなめる日々をファンが支えてくれた。 「道営のホームページに応援の書き込みがあったりして、その気持ちに応えたかった。宇都宮時代は自分だけ見ていたけど、騎手として改めて気づくことがいっぱいあった」 支えを糧に北の大地で躍動。3シーズンを全速力で駆け抜けてきただけに、次の夢が見つかるまでには少し時間がかかるかもしれないが、情熱探しのフットワークは軽い。 「南関東で騎乗したいとずっと思っていたのが実現したし、今年は北海道が終わった後、シンガポールに行きたいと思っている。JRA受験も考えているし、安藤勝騎手とか岩田康騎手とかと同等に乗れるようになりたいね」 限定騎乗終了翌日に44歳を迎える。「中年の夢」は無限の可能性を秘めている。
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レジャー 2008年01月07日 15時00分
先週の新馬勝ち馬(京都)
今年の新馬勝ち一番乗りはローズカットダイヤ(牝、父フレンチデピュティ、母ダイヤモンドジェム=栗東・平田厩舎)。5日(土)のダ1400m戦(牝馬限定)で好位3番手から力強く先行抜け出して快勝した。勝ち時計は1分26秒0(良)。 「道中、砂を被り嫌がっていましたが、追い出すとしっかり伸びてくれました」と好感触の藤岡康騎手。平田師も「千葉のセリで買った馬だけにうれしいですね。調教の動きから期待はしていました。距離が延びても心配ないです」と先々の期待を口にしていた。 6日(日)の芝2000m戦は注目は良血馬が評判通りの強さを見せた。快速で鳴らしたメイショウボーラーの半弟メイショウテッペイ(牡、父ダンスインザダーク、母ナイスレイズ=栗東・白井厩舎)がそれだ。好スタートからハナを奪うと危なげなく逃げ切った。勝ち時計は2分6秒3(良)。 「仕上がりも良く、ハナを切るつもりで行きました。うまくペースを落とし、ゴール前も余裕がありました」と福永騎手。兄弟ともに手掛けることになった白井師も「父がダンスインザダークにかわったので距離の心配はない。これからが楽しみ」と早くもクラシックを意識していた。
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レジャー 2008年01月07日 15時00分
先週の新馬勝ち馬(中山)
6日(日)の芝1800m戦は、単勝3番人気に支持されたスペシャルディナー(父スペシャルウィーク、母ソフトパイン=美浦・伊藤伸厩舎)がクビ差で差し切り勝ちを収めた。勝ち時計は1分52秒4(良)。 中団から直線追い出されると鋭く伸びて、粘るオリエンタルヨークを鮮やかに差し切った。今年の初勝利となった鞍上・柴田善騎手は「今日初めて乗ったけど、返し馬からいいリズムで道中もすごく落ち着いていた。上手に走っていたから、追えば伸びると思っていた。加速したときにいい感じだったので、これなら届くと思った」と満面笑み。今後についても「最後の切れ味が良かった。うまく大事に育てていけば、いい武器を持っているので楽しみ」と将来を嘱望していた。 5日(土)のダ1200m戦は428kgの小兵バーニングブライト(牡、父サクラローレル、母バーニングウッド=美浦・菊川厩舎)が、直線鮮やかな追い込み勝ちを決めた。勝ちタイムは1分14秒1(良)。 4角で勝利を確信したという安藤光騎手は「千二では足らないと思ったが、前崩れの展開に恵まれた。ただ、逃げて勝ったのではないし、内容は良かった。次につながると思う」と収穫を口にした。「芝?馬が硬いので何ともいえない」芝への適性は微妙だが、この日のレースぶりから距離については、1600mまでは問題ないだろう。
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レジャー 2008年01月05日 15時00分
初富士S(1600万下 中山芝1600m 6日) アベコーの気になる本命は!?
みなさん、お正月はいかがお過ごしですか。実は私事で恐縮なのですが、新年を迎えてから、いや正確には昨年末に旧友や知人との忘年会が連発。ほとんど睡眠らしい睡眠を取っていないことに、気づきました。 大みそかの紅白歌合戦では招待を受けて6時間も会場で大盛り上がり。新年を迎えて今度は友人たちと新年パーティー。初詣があり、自宅に戻れば、年賀状書きがあり、実家、親戚縁者へ年始参り。そうこうしている間に、競馬の予想が始まり、4日はグリーンチャンネル「データでVANVAN!」に出演。戻ってきてまた予想。のんびりとお正月…というのは無理なのかもしれませんね。 さあ、中山2日目のメーンは初富士Sです。昨年は8番人気のナスノストロークが優勝。7番人気のジョリーダンス、6番人気のリザーブカードが2、3着。3連単は17万8900円の大波乱。その前の年も3連単は14万4470円。今年も波乱含みの様相です。 で、注目はゼットフラッシュ。昨年の1、2月で連勝し、寒い冬の季節に強いところを実証。その勢いを準オープンにぶつけ昨春は(2)(3)(2)着と大攻勢。重賞で大活躍しているサイレントプライドや、エイシンデピュティなどと、それぞれ0秒1差、0秒4差で渡り合っているのです。ゆえにこのメンバーに入ると、間違いなく実績上位。しかも、驚いたのは中山はマイル戦のみに出走し、<1201>と、抜群の安定感を披露しています。 何といってもゼットフラッシュの長所は、逃げ、先行、差しと、どんな流れでも対応できるセンスの良さ、器用さを兼ね備えていることです。3走前に上総特別で計時した1マイル1分32秒8の時計は、1週前に行われた京成杯AHで優勝したキングストレイルの1分32秒6とほぼ互角。ここは2カ月ぶりの実戦ですが、12月中旬からここを目標に、坂路でみっちり乗り込み調整。いわば今回は満を持しての登板。チャンスです。 相手は実績上位のカイシュウタキオンと、充実ゲイルスパーキーです。
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レジャー 2008年01月05日 15時00分
初富士S(1600万下 中山芝1600m 6日) 本紙・橋本はゲイルスパーキー
素質開花したゲイルスパーキーに期待。 昇級戦の前走でいきなり小差3着と好走。ここに大きく望みをつないでいる。デビューから8戦(3勝)して3着以下2回(4、5着)というセンスの良さに、地力が備わったのだから、鬼に金棒といっても過言ではない。「除外だけが心配だった」と笑顔の古賀慎師。開幕週はゲイルスパーキー1頭で必勝の意気込みを燃やしている。 これからまだまだ強くなる明け4歳馬で、陣営の目標も「重賞制覇」(同師)とあくまで高い。身上の差し脚は一段と威力を増しており、チャンスは十分だ。 当面の相手は、休み明け2戦目で走りごろのトップディアマンテ。実績のある芝にかわり、好勝負に持ち込みそう。 台風の目はホクレレ。フラワーC2着をはじめ、重賞で戦ってきた実績と実力は久々でも注意が必要であろう。 復調著しいカイシュウタキオンはじめ、△勢の食い込みも。
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