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シンザン記念 ドリームシグナル 初重賞VへGO!

 日曜の京都メーンは、明け3歳馬の重賞第1弾「第42回シンザン記念」(JpnIII 芝1600m 13日)。クラシック戦線を占う意味でも興味深い一戦だ。東西の素質馬が顔をそろえたが、注目はメンバー有数の破壊力を秘めたドリームシグナル。実戦を使われながら力をつけ、朝日杯FSでは見せ場十分の4着に食い込んだ。待望のタイトル奪取は目前だ。
 昨年は京王杯2歳S、朝日杯FSで(2)(4)着と重賞戦線で善戦してきたドリームシグナル。前走後は放牧の予定もあったが、休養せずにこのシンザン記念を目指した。
 「毎年、このレースはメンバーが手薄なので、使うことにした。何としてもタイトルを取ってクラシックへと向かいたい」
 西園師は確勝を期してのGIII参戦を強調する。

 前走の朝日杯FSではスタートでつまずきながら4着まで巻き返した。1〜3着馬はすべて先行勢だっただけに、「前残りの決着で後ろから伸びてきたのはこの馬だけ。あの内容なら今回もチャンスだろう」。
 春に向けてまずはここで初タイトル奪取だ。

 【最終追いVTR】岩田騎手を背に追われた。前半はややセーブ気味。後半から徐々に加速していき、ラスト1Fで軽く仕掛けられた。この鞍上の押し出しに抜群の反応でグイッと鋭く伸びた。前走以上の重厚感で文句なしの仕上がりだ。

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