前走の東京新聞杯は13番人気の低評価でしたが、中団追走からジワジワと脚を伸ばして5着に頑張りました。しかも、初めて経験する不良馬場に加えて、内にササる左回り。もともと道悪に実績がなかったのに、これだけの走りができたのは立派です。昨暮れの阪神C(0秒5差8着)といい、重賞でもちょっと展開が向けば、勝ち負けできるのではというぐらいの力をつけてきました。
昨秋から使い詰めできていたので、1カ月半ほどローテーションがあいたのもプラスに出そう。実際に、先週、今週の追い切りでは軽快な動きを見せていますからね。デキとしては、むしろ前走よりも良さそうな感じです。
中山のマイル戦は<1011>と得意としていますし、今回はここ2戦に比べて、一枚落ちるメンバー構成。後藤騎手も3度目の騎乗で、癖は手の内に入れたはず。土曜日は雨予報と出ていましたから、前走で見せたガッツをここでも発揮してくれるはずです。