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スリーアベニュー ガーネットS連覇へ万全

 照準をピタリと合わせてきた。昨年の覇者スリーアベニューが、上々の仕上がりで「第12回ガーネットS」(GIII 中山ダ1200m 13日)に挑む。昨暮れの復帰戦を叩いての参戦は陣営の青写真通り。砂の電撃戦では着外なしを誇る大器が狙うのはもちろん連覇だ。
 「ここを目標に調整してきたからね。叩いた上積みも十分だよ」
 500kgを超す雄大な馬体。悠然と歩くスリーアベニューの傍らで宮本助手はうなずいた。前走のギャラクシーSは3月の高松宮記念以来の休み明け。8カ月ぶりの実戦という厳しい条件に加え、実績のない1400mだったにもかかわらず、何とか4着にまとめた。
 「久々でケイコ不足だった。それであの内容ならよく走っていると思う」と改めて底力を認識したようだ。

 1200mのダートでは鬼的な強さを発揮する。<6510>と完ぺきに近い成績。それを最も端的に表現したのが、昨年のこのレース、ガーネットSだった。
 「強い競馬だったものね。4コーナーでは前との差がかなりあって、まともなら届かないような位置取りだった。次元の違う末脚で差してきた」と振り返った。
 その言葉通り、4角はまだ12番手。不良馬場で前が圧倒的に有利な状況で重賞初Vを決めた。その後は裂蹄に悩まされ、わずか2戦で戦列を離れたが、今はそれもすっかり回復。連覇を狙える態勢を整えてきた。
 「順調に攻めを消化できたから。坂のある中山だと持ち前のパワーを存分に生かせる。ディフェンディング・チャンピオンの力を示して、今年は大きく飛躍したい」
 挑戦者から受けて立つ側へ。ここは単なる足がかりとばかりに決めるつもりだ。

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