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先週の新馬勝ち馬(中山)

 6日(日)の芝1800m戦は、単勝3番人気に支持されたスペシャルディナー(父スペシャルウィーク、母ソフトパイン=美浦・伊藤伸厩舎)がクビ差で差し切り勝ちを収めた。勝ち時計は1分52秒4(良)。
 中団から直線追い出されると鋭く伸びて、粘るオリエンタルヨークを鮮やかに差し切った。今年の初勝利となった鞍上・柴田善騎手は「今日初めて乗ったけど、返し馬からいいリズムで道中もすごく落ち着いていた。上手に走っていたから、追えば伸びると思っていた。加速したときにいい感じだったので、これなら届くと思った」と満面笑み。今後についても「最後の切れ味が良かった。うまく大事に育てていけば、いい武器を持っているので楽しみ」と将来を嘱望していた。

 5日(土)のダ1200m戦は428kgの小兵バーニングブライト(牡、父サクラローレル、母バーニングウッド=美浦・菊川厩舎)が、直線鮮やかな追い込み勝ちを決めた。勝ちタイムは1分14秒1(良)。
 4角で勝利を確信したという安藤光騎手は「千二では足らないと思ったが、前崩れの展開に恵まれた。ただ、逃げて勝ったのではないし、内容は良かった。次につながると思う」と収穫を口にした。「芝?馬が硬いので何ともいえない」芝への適性は微妙だが、この日のレースぶりから距離については、1600mまでは問題ないだろう。

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