「道中、砂を被り嫌がっていましたが、追い出すとしっかり伸びてくれました」と好感触の藤岡康騎手。平田師も「千葉のセリで買った馬だけにうれしいですね。調教の動きから期待はしていました。距離が延びても心配ないです」と先々の期待を口にしていた。
6日(日)の芝2000m戦は注目は良血馬が評判通りの強さを見せた。快速で鳴らしたメイショウボーラーの半弟メイショウテッペイ(牡、父ダンスインザダーク、母ナイスレイズ=栗東・白井厩舎)がそれだ。好スタートからハナを奪うと危なげなく逃げ切った。勝ち時計は2分6秒3(良)。
「仕上がりも良く、ハナを切るつもりで行きました。うまくペースを落とし、ゴール前も余裕がありました」と福永騎手。兄弟ともに手掛けることになった白井師も「父がダンスインザダークにかわったので距離の心配はない。これからが楽しみ」と早くもクラシックを意識していた。