レジャー
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レジャー 2008年04月02日 15時00分
ダービー卿CT(GIII 芝1600m 6日) キングストレイル 久々も不安なし
一昨年2着と惜敗しているキングストレイルも侮れない。 ここが約4カ月半ぶりのブランクを抱えているが、「仕上げに抜かりはない」と葛西助手。「当初からここか、東風Sで始動する青写真だったが、万全を期してここまで待った」という。 もともと仕上がりの早いタイプでもある。今回と同じ休み明けで快勝したセントライト記念、京成杯AHはまさに真骨頂。 ハンデ58kgについても、「これから大きいところ(GI)を狙う馬だし、克服してもらわないと困る」と葛西助手は楽観視していた。 【最終追いVTR】青木騎手を背に、ポリトラックで5F61秒0、上がり3F35秒0→12秒2(馬なり)の超抜時計をマーク。終始、楽な手応えのまま5F標で4馬身先行させた、プラテアード(古馬1000万)と併入に持ち込んだ。久々の不安はない。
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レジャー 2008年04月02日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(17)
米国から横浜に来て輸入商を営むかたわら、1896(明治29)年に、日本レースクラブの委員となったS・アイザックスは、東京地方が関東大震災に見舞われた1923(大正12)年から理事長に就任した。 大震災から修復した根岸競馬場の新スタンドは、これまでの木造にかわる鉄骨・鉄筋コンクリートの高層建築で、アイザックスの競馬運営の豊かな経験をもとに、最新の技術を生かして設計された。 一等館は地上7階、延べ面積7700平方メートル、観覧席4500席のほか、貴賓室、委員室、食堂、騎手室、休憩室、事務室などが入り、その東側に並ぶ二等館も同じ高さで、観覧席は入場者増に伴う1932(昭和7)年の増築を加えて1万2000人収容となった。1934(昭和9)年にはガラス張りの天蓋ひさしが増設された。 新スタンドはこれら増築を含め、5年がかりで完成。総工費55億円をかけ、当時としては目を見張る近代建築であった。天蓋ひさしは大きく前面に張り出しているものの、支柱はできるだけ少なくして、左右のコーナーもよく見渡すことができた。はるか彼方には、東京湾と三浦半島を一望できる眺めの良さだった。 この根岸のスタンドは「日本で一番見やすい」といわれ、全国各地のスタンドのモデルとされた。 一方、このころの日本は震災に次ぐ、経済恐慌に見舞われていた。この打開策をアジア進出に求めた日本は1931(昭和6)年9月の満州事変ぼっ発を機に軍拡充の動きが高まる。1932(昭和7)年の上海事変、1933(昭和8)年の国際連盟脱退、1936(昭和11)年の2・26事件を経て、1937(昭和12)年7月7日、日中戦争を迎えることになる。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
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レジャー 2008年04月01日 15時00分
大阪杯 3度目の盾制覇へメイショウサムソンが始動
昨年もここを勝って春の天皇賞を制した。自身3度目の盾獲りへ向け、メイショウサムソンが「第52回大阪杯」(GII 阪神芝2000m 6日)から始動する。今年はドバイ遠征を目指していたが、チャーター便の都合がつかず、春は国内に専念。秋の欧州遠征をにらみつつ、まずは日本の王者として足固めだ。 抜かりはない。春の大目標に掲げていたドバイ遠征こそ、チャーター便の都合がつかず断念せざるを得なかったが、その分じっくり乗り込みをこなしてきた。メイショウサムソンが文句なしの仕上がりで今年の初戦に臨めそうだ。 「ドバイを想定していたから放牧に出さず、ずっと厩舎で調整してきた。気負いもなく、いい感じで仕上がっている」と高橋成師はうなずいた。 前走の有馬記念は秋GI3走目の疲れが出たのか、8着に敗れた。しかし、その後はしっかり立て直されてきた。 調教の動きにも効果ははっきり表れている。2週前の3月19日には栗東坂路で800mを51秒9→38秒2→25秒1→12秒4。さらに、1週前の3月26日には坂路51秒5→37秒8→25秒2→12秒8と続けて好タイムをマークした。 水曜日には速い時計、日曜日にも15-15をこなしている。入念かつ慎重な調整過程だ。腹袋が大きくどっしり映る体形も、日を追うごとに引き締まってきた。 「昨年もこのレースから始動して勝っているけど、あの時は転厩初戦で手探りな面ばかりだった。しかも、放牧帰りだったからね。その点、今年は自信を持って調整できているから」 オールマイティーに距離をこなしているサムソンだが、最も安定感があるのはこの2000m。GI初制覇となった皐月賞をはじめ、昨秋の天皇賞、そして昨年の大阪杯と<3100>の素晴らしい成績を誇っている。 「昨年よりいい感じでこられたから、期待通りの結果を出してくれると思っている。ケイコをやればやるほど覇気が出てくるタイプで、今はじんわり気合も乗っている。体にも柔らかみがあるからね」 馬インフルエンザ騒動で流れた昨年の凱旋門賞挑戦、そして今年のドバイと海外とは縁がないサムソンだが、この秋には欧州遠征のプランもある。それまでに必要なのは国内王者の足固め。3度目の盾制覇に向け、まずはここをきっちり勝つ。
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レジャー 2008年04月01日 15時00分
大阪杯 最強女王ダイワスカーレットが牡馬一蹴だ
2007年の最優秀3歳牝馬がいよいよ始動する。ダイワスカーレットは昨年暮れの有馬記念2着後、ドバイ遠征を視野に入れて調整が行われてきた。 しかし、2月上旬にフレグモーネ、そして中旬に創傷性角膜炎を発症。この予想外のアクシデントで予定していたフェブラリーS、ドバイ遠征を断念することになった。 「いろいろなことがあったけど、ここまで無難に調整できている。体は現在、510kg。大きく見えるけど、決して太くはない」 松田国師はアクシデントを乗り越えて迎える08年のスタートを前に、独特のタッチで愛馬を評し、納得の表情を浮かべた。 1週前追い切りでは、高松宮記念を直前に控え、戦闘モードに入っていたフサイチリシャール(古馬オープン)とDWコースで併せ馬を行い、馬なりで併入。6F77秒9の強烈な時計を叩き出した。 「昨年はまだ心身ともに完成途上だったけど、今は競走馬として完成してきた。だから、ケイコでもビシビシ攻めていけるんだ」 昨春、オークスを回避した時のようなひ弱さは影をひそめた。牡馬にもヒケを取らない筋骨隆々の馬体、松田国流の調整で、女王はさらに輝きを増し始めている。 「ドバイは断念したけど、今年は海外遠征に改めてチャンレンジしたいと思っているんだ。それに昨年、2着に敗れた有馬記念を獲りたいね。いろいろやりたいことがあるよ」 希望と期待を胸に膨らませた夢の08年がここからスタートする。
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レジャー 2008年03月31日 15時00分
マーチS 末脚一閃! ナナヨーヒマワリが初重賞V
「第15回マーチS」(GIII 中山ダ1800m 30日)は、7番人気のナナヨーヒマワリ(牡7歳、栗東・小原厩舎)が最後方待機から直線で一気に脚を伸ばし、鮮やかに差し切った。2着は6番人気のマコトスパルビエロ、1番人気のフィフティーワナーは3着に終わった。勝ち時計は1分51秒6(良)。 「(最後方は)この馬のいつものポジション。流れが速かったので、着くらいはありそうだと思って、必死で追った」と殊勲の小原騎手。7歳馬だが、「トモが弱いので、大事に使ってきたからね。この年だけど、ドンドン強くなっているし、これからが楽しみ。ボクも重賞を勝つのは(2002年小倉大賞典のタマモヒビキ以来)久しぶりだから」と笑顔が弾けた。 気になる次走は未定だが、アンタレスS(GIII 京都ダ1800m 4月27日)が有力だ。「使うところがないので、ここを使って放牧へ出す予定だったけど、勝ってしまったからね。賞金が加算できたし、ダートの重賞路線へいくことになるでしょう」とジョッキー。 母ナナヨーウイングは1999年のメジロドーベルが勝ったオークスでの2着馬。この馬も「距離が長くなって、安定してきた。決め手は一線級に入ってもヒケを取らないと思う」というだけに、目が離せない。
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レジャー 2008年03月31日 15時00分
高松宮記念 ファイングレインが春のスプリント王者に君臨
スズカフェニックスの2連覇なるか。春の短距離王決定戦「第38回高松宮記念」(GI 芝1200m)は30日、中京競馬場で行われ、中団を進んだ4番人気のファイングレインにがい歌が上がった。勝ち時計は1分7秒1(良)。2着にはクビ差でキンシャサノキセキ、1番人気に支持されたスズカフェニックスは追い込み届かず3着に終わった。 レースが近づくにつれ、小雨が降り始めた中京競馬場…怪しい雲行きに波乱の予兆が漂った。 レースはスピード競馬に持ち込もうと外から内に切れ込むようにローレルゲレイロがハナを奪うにいくが、そうはさせじとエムオーウイナーがこれに馬体を併せるように絡んでいく。さらに、直後にはフサイチリシャールがピタリとつけ、展開は縦長。前半3F通過は33秒4のハイペースが刻まれた。 こうなればいくらなんでも追い込み馬の展開。あとは、いかに前の壁があくか、あかないかだけ。先に抜け出したフサイチリシャールをめぐり、馬群を割ってきたキンシャサノキセキがラスト50mで先頭に躍り出る。それをゴール直前、外から一気に末脚を伸ばしたファイングレインが最後の最後でクビ差差し切った。 「余計なことは考えず、馬の出たままに任せようと思っていました。馬が競馬を知ってますね。直線に入っても手応えは十分でしたし、必ず届くと確信していました」と幸騎手。ラスト十数mの逆転Vにもクールにレースを振り返ってみせた。 一方、長浜師は「これだけの馬です。無理使いは絶対しません。目標を定めて、馬に合わせて使っていきます」と厩舎のエースにさらなる期待を寄せた。 4番人気での勝利だったとはいえ、これで電撃戦は無傷の3連勝。上がり3Fを33秒2でまとめた瞬発力、そして、レースレコードをコンマ3秒更新したスピードは、切れ味自慢としてビリーヴとともに一時代を築いたあのデュランダルをほうふつさせる。久しくスターホースが出ていなかったスプリント路線に、ようやく大物と呼べるニューヒーローが誕生した。
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レジャー 2008年03月29日 15時00分
高松宮記念 アベコーの気になる本命は!?
春のGIシリーズ到来。オープニングを飾るのは、テクニカルでタイトな中京芝1200mを舞台に展開される「第38回高松宮記念」(GI、30日)だ。実力拮抗したメンバーが出そろったなか、アベコーこと阿部幸太郎が注目したのは東から殴り込みをかけるキンシャサノキセキだ。 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 中山のメーンはGIII・マーチS。ダ1800mのハンデ戦。このレースはこれまでオープンクラスから臨んできた馬が、圧倒的に強い傾向にあります。それは1600万勝ちしたばかりの馬のハンデの負担が大きいこと。例えば今回、オープン初挑戦になるナナヨーヒマワリ、パレスショットガンはともに55kgのハンデ。オープン・師走S優勝のサイレンスボーイが54kg。エルムS2着、平安S3着のマコトスパルビエロが56kg。この比較をみても不思議なくらい1600万勝ちの馬に分が悪いのです。であるなら、それを逆手に取って予想をしました。予想は中山11Rの紙面をご覧ください。 さあ、お待たせいたしました。春のGI第1弾「高松宮記念」です。 まず、枠順を見てビックリしました。主導権を取りたいローレルゲレイロにエムオーウイナーが16番と17番枠。前で対応したいナカヤマパラダイスにマイネルシーガル、プリサイスマシーンも外目の枠順。逆に、外枠を引きたかったスズカフェニックスが皮肉にも1番枠。この枠順では最後方に下げて外を回るか、あるいは壁になる危険性を覚悟でイン狙いに徹するか、初コンビとなる福永騎手の思案はいかに…。 ちなみに、3年前は2ケタの馬番が上位3着を独占。一昨年も同様。昨年も2、3着が2ケタ馬番。それも、差し馬の活躍が目立っています。 期待はキンシャサノキセキ。昨秋、芝1200mのセントウルSでサンアディユの3着。当時は休養明け、スタートで出負け。それでも1分7秒9、ラスト3F34秒0はトップクラスの6F戦でも十分通用することを実証できたといえます。 前走の阪急杯は1400mで折り合いを欠き、終始、外々を走らされるロス。1、2着馬は終始、内々の経済コース。開幕週でもあり、この差は小さくはなかったはず。さらに4角でハイソサエティーに弾き飛ばされる大きな不利。それで0秒6差5着は称賛ものです。 左回りで4戦2勝、3着1回。なおかつ、中3週の臨戦過程は2戦2勝とバッチリ。1200mで折り合いの不安もなし。今回は岩田騎手との最強コンビ。強気に買いです。
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レジャー 2008年03月29日 15時00分
高松宮記念(GI 中京芝1200m 30日) 藤川京子 スズカフェニックスが末脚一閃よ!
あす30日(日)は、中京競馬場で「第38回高松宮記念」(GI 芝1200m)が行われる。春の短距離ロードの頂点を目指し、東西のスピード自慢が18頭参戦。手に汗握る激しい攻防が展開されそうだ。女馬券師・藤川京子は、昨年の覇者スズカフェニックスに自信の◎。一時期、崩していた体調もすっかり戻り、阪急杯は負けて強しの2着。身上の末脚で連覇達成だ。 高松宮記念は◎スズカフェニックスが連覇を達成します。 昨年のこのレースで初GI制覇。春のスプリント王に輝きました。重馬場も苦にせず、後続を2馬身半突き放す圧倒的な強さ。スプリント界の新星が誕生し、大いに盛り上がった瞬間でした。 秋の短距離王に期待された昨秋のスプリンターズSは、まさかの9着。ただ、馬インフルエンザの影響で帰厩が遅れてしまい、予定通りの調整ができませんでしたから、これは参考外といえるでしょう。その後は使われつつ状態を戻し、ここ3戦ではしっかり結果を残しています。 前走の阪急杯は別定59kgの酷量。普段よりも前めの位置どりから内を突き、馬群を割って伸びました。2kg軽い勝ち馬にはあと一歩及びませんでしたが、アタマ差まで詰め寄った力はさすがGI馬。前走より1F距離も短縮されますので、この柔軟な競馬がここで生きてくると思います。 中京開催は最終週で内馬場が荒れてきています。外差しのスズカにとって、1番枠はいいとはいえませんが、スムーズにさばいてくれば、底力で突き抜けられると思います。そういえば当日は雲行きが怪しいですね。スズカのベストは良馬場ですけど、実際、昨年は重で勝利していますからね。ここは確実に決めて、短距離王の座を確立させます。
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レジャー 2008年03月29日 15時00分
高松宮記念(GI 中京芝1200m 30日) 本紙・長田はファイングレイン◎
ファイングレインを狙い撃つ。 3歳時にはNHKマイルCで2着した素質馬で、実力は優にGIクラス。その後はスランプに陥っていたが、2走前、デビュー戦以来となる6F戦へ出走したことをキッカケに立ち直った。その淀短距離Sは出遅れながら上がり3F33秒4の切れ味で完勝し、続くシルクロードSも直線だけで11頭をかわす豪快な差し切り勝ち。5歳になり、ようやく適鞍を得た格好だ。 中間はDWでビシッと追われ、5F66秒5、ラスト1F11秒9をマーク。鋭い伸び脚を見せ、デキの良さを存分にアピールした。 差し脚質だけに中京の短い直線が気になるところだが、「最終週なら外差しが決まるから大丈夫」と幸騎手。普段は慎重な発言の多いジョッキーの、この自信にかける。
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レジャー 2008年03月29日 15時00分
マーチS(GIII 中山ダ1800m 30日) 本紙・橋本はフィフティーワナー本命
遅れてきた大物外国産馬、フィフティーワナーで九分九厘勝てる。 ダートはデビュー戦の3着を除けば、GIII・アンタレスSを含め6連勝中と無敵の強さを誇る。そのアンタレスSはヒシアトラスを手玉に取り、ワンサイド(0秒4差)の逃げ切り勝ちだった。 しかも、1年10カ月のブランクがあってこの成績だから、潜在能力はヴァーミリアン級といっても過言ではない。前走の仁川Sはトップハンデ57.5kgをものともしなかったし、58kgでも心配無用。どの角度から見ても死角は見当たらない。 相手は馬体の立て直しに成功したドラゴンファイヤーと、逃亡宣言のサンツェッペリン。
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