レジャー
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レジャー 2008年04月23日 15時00分
アンタレスS(GIII ダ1800m 27日) メイショウトウコン 得意の京都で決める!
芝はサムソン、ダートはトウコン。そう並び立ちそうなほど、メイショウトウコンは力をつけてきた。距離の短かったフェブラリーSこそ8着に崩れたが、前走の名古屋大賞典で即巻き返した。 「コンスタントに使っているけど、まったく疲れがない」と松下助手。16日の1週前追い切りはBコースで実に鋭い走り。6F77秒6、ラスト1F11秒6と極限の切れ味を発揮した。 「コーナー2回のフェブラリーSは手前をかえなかったけど、4回あった前走はきっちりかえていた。この後は帝王賞だけに、きっちり決めておきたい」 今回はコーナー4回。得意の舞台設定ならまず負けられないだろう。 【最終追いVTR】もともと坂路は動かないタイプ。けさは残り1Fで鞍上が仕掛けると首を左右に振って嫌がった。時計も800m54秒9と平凡だが、この馬はいつもこんな感じなので問題ない。
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レジャー 2008年04月23日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(20)
戦時中の緊迫の時局にもかかわらず、国内に戦火が及ぶまでの日本は競馬人気が過熱し、にぎわいを見せていた。そんなせいか、当時は「保て競馬の品位と秩序」「愛せよ競馬 忘るな公徳」「馬は兵器だ汚すな競馬」といった呼びかけ標語が並んだ。根岸競馬も例外ではなく、同競馬76年の歴史のなかで、最も大衆に愛され、隆盛を極めたのはこの昭和初期の約15年間であった。 昭和の競馬ファンの多くは、市電終点から、根岸競馬場まで山元町(現・横浜市中区山元町)の一本道を行き来した。道路沿いの店々は、2階の居間までをお客に開放するほどにぎわった。競馬帰りの人の群れは二色に分かれ、景気のいい組は、山元町2丁目から右へ折れ、麦田(現・中区麦田町)に下りて、チャブ屋(外国人向けの休息所から発展した洋風花街)のある本牧へと流れてゆく。 競馬場の秋の終わった後の様子だが、競馬のない普段の根岸周辺は、ひっそりと静まり返っていた。馬場の中のゴルフ場には、プレーを楽しむ人の姿が見られた。このゴルフ場のキャディにはすぐ近くの山元尋常高等小学校の高等科の子どもたちがよく駆り出された。9ホールひと周りで15〜20銭になり、子どもたちの格好のアルバイトだった。 さて、根岸競馬の組閣人事では太平洋戦争勃発の直前に、場長のアイザックスが辞任することとなる。文献によると、その事由は「老齢ノタメ」とあるが、緊迫高まる対米英関係の反映で、さしもの功労者も引退を迫られる状況になった。 このような中でも根岸競馬は、真珠湾攻撃まであと数カ月と迫る1941(昭和16)年9月に2日間、10月に5日間の日程で秋季競馬が行われた。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
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レジャー 2008年04月23日 15時00分
ホッカイドウ競馬29日開幕 北のトップジョッキー 五十嵐冬樹に迫る
2006年のシーズン最終週。それまで、5年連続リーディングの座を守ってきた五十嵐冬騎手は、宇都宮から移籍し、初のフル参戦となった山口竜騎手に8勝差をつけられ、2位に甘んじていた。 しかし、初日と2日目で5勝を挙げ、その差を縮めた五十嵐冬に、勝利の神様が最終日に降りてきた。前半から勝ち鞍を積み重ね、第8競走でプリティネイムを勝利に導いた時、リーディング争いを見守る場内のファンもどよめいた。 「この時はさすがに自分も鳥肌が立ちましたね」と、五十嵐冬は当時を振り返る。その後サクラハーンでも逃げ切り、山口竜に勝ち鞍で並び、2着の数でリーディングの座を守った。 そして昨年、シーズントップから快進撃が始まり、146勝と31年ぶりに年間最多勝利数を更新。7年連続8度目のリーディングを最高の形で飾った。 「いい馬に乗せて頂いた結果だし、今年も感謝の気持ちを持って乗るだけです」と、不動のリーディングジョッキーでも謙虚な姿勢は今でも変わらない。 「昨年は馬インフルエンザの影響で中央に乗りに行く機会が少なかったので、また夏の北海道シリーズで結果を残したいですね。それと、うちの厩舎の2歳馬は粒ぞろいなんで、楽しみにしています」と08年のシーズンに意欲を燃やす。努力を惜しまない北の荒鷲は、さらなる飛躍を目指す。
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レジャー 2008年04月22日 15時00分
フローラS 良血カイゼリンが樫へ一直線
桜の季節が終わってもまだ、樫の行方は分からない。混とんとした牝馬クラシック戦線に新星誕生なるか。目下2連勝中のカイゼリンが「第43回フローラS」(JpnII 東京芝2000m 27日)でオークスの権利奪取に挑む。母はダートの短距離戦線で大活躍した名牝ブロードアピール。母とは一味違う長距離適性を生かして主役の座を狙う。 やはりこれが血の力か。じわじわと、そして確実に、カイゼリンは大舞台の匂いが近づいてきたことを嗅ぎ取っていた。 「この2戦、時計、内容ともに良かったね。芝の二千を続けて2分0秒台で走り、勝てたことに価値がある。それも男馬を相手にね」 松田国師は余裕たっぷりにうなずいた。 最初は地味だった。デビューは昨年11月。父内国産限定の新馬戦にもかかわらず、8番人気。結果は4着。続く未勝利戦も4番人気で5着と、ここまではどこにでもいる馬でしかなかった。 しかし、暮れから春にかけてのパワーアップを図った休養がカイゼリンを目覚めさせた。師の言う通り、ここ2戦は好時計の連勝。好位、あるいは中団から自在の立ち回りで牡馬を蹴散らし、クラシック戦線に乗った。 父はダービー馬アドマイヤベガ、母はダート重賞を中心に13勝した名牝ブロードアピール。文句なしの名血だ。 師が手掛けた母は短距離馬だったが、「母親はピッチ走法だったけど、子供は父の血が出ているのか、柔らかな走りをする。その分、距離が持つんだね」と分析した。 16日の1週前追いは栗東坂路で53秒6→38秒9→12秒9。「強い負荷をかけても耐えているし、1戦ごとに成長を感じる。牝馬同士なら重賞でもと思わせるし、権利を取ってオークスへ」 昨年はダイワスカーレットを擁しながら、オークスは出走回避。遅れてきた大物で、松田国師がその分を取り返す構えだ。
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レジャー 2008年04月22日 15時00分
アンタレスS メイショウトウコンが重賞V2へ万全
春の京都競馬は「第13回アンタレスS」(GIII ダ1800m 27日)で幕開けする。東西から指折りのダート巧者が顔をそろえるなか、主役の期待を集めるのはメイショウトウコン。前走の名古屋大賞典で4つ目のタイトルを手にした同馬が、昨年1番人気を裏切った舞台で雪辱を果たす。 いよいよ勝負の年だ。今年で6歳。サラブレッドにとって、完熟の年を迎えたメイショウトウコン。 「以前に比べると今は体が丈夫になって使い減りしなくなった。その分、レースぶりも安定してきた。それに精神面でも落ち着きが出てきて、長距離輸送も心配なくなった」 安田伊師は心身ともに大人の貫録が備わってきた6歳馬に満足げな表情を浮かべる。 前走の名古屋大賞典では3角からの早めスパートで押し切る横綱相撲。まさに地力の違いを見せつけた。その後はこのレースに目標を絞って、鋭意調整なされてきた。1週前の16日には栗東Bコースで6F77秒5の一番時計をマーク。仕上げに抜かりはない。 「とてもいい動きだった。状態は前走同様、すごくいい。昨年はここで3着に敗れているけど、京都千八は相性がいいからね。重賞連勝といきたい」 今年は12月に阪神で行われるJCダートを最大目標に据える。世界の頂点に向け、着実に前進していくためにもここは負けられない。
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レジャー 2008年04月21日 15時00分
フローラS 白毛馬初の快挙なるか ユキチャンが勇躍出陣
2回東京競馬の開幕週を飾るのは、27日(日)に行われるオークスTR「第43回フローラS」(JpnII 芝2000m)。樫を目指す若き乙女たちがそろったが、最大の注目はユキチャンだ。白毛馬の重賞出走は日本競馬史上初で、重賞制覇となれば1922年のフランス2000ギニーを制したモントブランク(登録上は栗毛)以来2頭目となる世界的快挙。ここまでくればもはや“色物”扱いはできない。 ユキチャンが南調教スタンドに現れると、ある調教師がやっかみを込めてこう話した。 「ほら、ユキチャン様のご登場だぞ。本当に真っ白でかわいい顔してるよ。それでいて2勝もするんだから、チヤホヤされて当たり前だよ。オレも携帯カメラでパシャパシャしといた方がいいかな」 冗談半分ながら、純白のドレスに身を包んだ彼女が、いまだ“色物”扱いされていることを如実に示す内容だ。 とはいえ、連勝でトライアル重賞に駒を進めてきたのだから、樫候補の一頭にのし上がったことは間違いない。その白毛馬ユキチャンの蹄跡をたどると…。 同じ白毛馬の全兄ホワイトベッセルが先に2勝を挙げていたこともあり、ユキチャンの初勝利を驚く声はそうは聞かれなかった。しかし、次のミモザ賞Vは誰もが目を丸くした。約4カ月ぶりに加え、「正直、勝ち負けまでは期待していなかった」(後藤師)完調とはいえないデキ。さらに、ダ1200mから芝2000mという極端な舞台がわり。一流馬でも屈しそうな悪条件でアッサリと白毛馬による史上初のJRA特別勝ちを収めたのだ。後藤師も驚きを隠さない。 「休み明けで一気に条件をかえるという手荒い使い方は本当はしちゃだめなんだ。しかも、状態もそこまで良くなかったでしょう。それでも2つ勝っちゃうんだから、馬が強いとしかいいようがないよ」 2勝目を挙げてからはここを目標に調整。中間は日を追うごとに「馬体に柔らかみが出ている」(後藤師)という。1週前追い切りではポリトラックで5F66秒0、ラスト1F12秒6(馬なり)。父クロフネ譲りの跳びの大きいフットワークで駆け抜ける姿に、「白毛馬=虚弱体質」という概念はもはやない。 「走らないで騒がれるのは嫌だけど、走って騒がれる分にはね。騒がれることは、もう覚悟を決めていることだし、想像以上のことをしでかしそうな期待は持っているんだ」 “泣き”のコメントが多いことで有名な指揮官にしては珍しく強気な姿勢。誰もがアッと驚く結末が待っているかもしれない。
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レジャー 2008年04月21日 15時00分
皐月賞 ダービー戦線異状アリ!! 伏兵キャプテントゥーレが優勝
20日(日)に行われた牡馬クラシック第1弾「第68回皐月賞」(JpnI 中山芝2000m)は、7番人気の伏兵キャプテントゥーレがまんまと逃げ切り勝ちを収めた。勝ち時計は2分1秒7(良)。2着には6番人気のタケミカヅチ、1番人気のマイネルチャールズは3着だった。勝負を分けたのは極度なスローペースと緩い馬場。これでは差し、追い込み馬に出番は回ってこないのは明白だ。 レース後、敗れ去ったジョッキーが異口同音に敗因を「展開」と「馬場」に求めたのも無理はない。 ペースは過去10年間で2番目に遅い前半1000m通過61秒4という超のつくスロー…さらに、良馬場発表とはいえ、中間の降雨の影響で地盤が緩々になった最終週のバッドコンディション。この2つの恩恵があれば、戦前、距離が長いと危ぐされていたマイラータイプのキャプテントゥーレでも楽々と逃げ切れてしまう。 勝ち時計の2分1秒7も過去10年間で2番目に遅いタイム。上位3頭は弥生賞上位馬の着順をシャッフルしただけ。その弥生賞で2着だったブラックシェルこそ先行有利の展開、馬場に苦労し6着に沈んだが、結局、同トライアル組の強さだけが際立つレースとなった。 手綱を取った川田騎手は「後ろの馬の足音が聞こえなかったから、最後はビジョンを見れるぐらいの余裕があった。気持ちがいいものだね」と、自身の初GI制覇にも涼しい顔。 それはそうだろう。ハナ候補のショウナンアルバは妙に折り合いがつき、ノットアローンも控える形。ロスなくハナに立つと、あとは自分のペースを守るだけだったのだから…。 後続馬も直線勝負にかけざるをえず、道中、動くに動けない“金縛り”状態。1400mまで12秒を切ったラップは2F目の一度だけ。サンツェッペリンとのハナ争いに競り勝った末、逃げ切った昨年のヴィクトリーとは、“価値”が違ってくる。 「母の血統が短距離型なので、あと2F…一生懸命やれば大丈夫だと思う」これはダービーに向けての川田の見解だが、どうみても、2000mが限界の印象。牝馬と同じく牡馬クラシック戦線も1冠を終えたというのに、いまだ本命馬は不在。今年の3歳頂上決戦は主役抜きのままダービーを迎えることになった。
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レジャー 2008年04月21日 15時00分
マイラーズC カンパニーが直線抜け出し重賞V2
19日に阪神競馬場で行われた「第39回マイラーズC」(GII 芝1600m)は、1番人気に支持されたカンパニー(牡7歳、栗東・音無厩舎)が優勝。勝ち時計は1分33秒6(良)だった。 後方一気のパターンから一転、前走・中山記念では誰もが驚く先行抜け出しで4つ目の重賞をもぎ取った同馬。この日は好位のインをロスなく進むと、直線では前が開いた馬場の三分どころをすかさず突き、後続の追撃を退けた。 「年齢を重ねてレースがうまくなった。重いと聞いていたのですが、反応は良かったですよ。これで先が楽しみ」と横山典騎手騎手は、春の大目標・安田記念(GI 東京芝1600m 6月8日)に向けて好感触。一方、音無師は「まだ太いし、レース後の息の入りも悪い」と“トライアル仕様”であったことを明かした上で「それだけ(次は)上積みがあるということ」と、しかと春のマイル王の座を視界に捕らえた様子だった。
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レジャー 2008年04月21日 15時00分
中山GJ マルカラスカルが大差で圧勝
障害レースの最高峰「第10回中山グランドジャンプ」(J・GI 芝4250m)は、19日の中山メーンで行われ、2周目のホームストレッチで先頭に立った3番人気のマルカラスカル(牡6歳、栗東・増本厩舎)が、昨年の最優秀障害馬メルシーエイタイムに大差をつけて優勝した。勝ちタイムは4分57秒7(重)。 3カ月の休み明けで22kgの馬体減も能力に影響はなかった。「スタッフが仕上げてくれたので信頼していた」感謝の言葉を捧げる西谷騎手の目が潤んでいたのが印象的だった。「(フォレストダンスが)ペースを引っ張ってくれて、スタミナをうまく温存できた」その貯金が最後にモノをいい、セーフティーリードをさらに広げ、実に2秒2の大差をつけて栄光のゴールを駆け抜けた。 西谷騎手、増本師はとも中山GJは初勝利。一昨年の「中山大障害」と合わせて変則2冠を達成した。
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レジャー 2008年04月21日 15時00分
噂の3歳馬 ドットコムがダービーへ望みつなぐ2勝目ゲット
【中山】19日(土)の「山藤賞」(500万 芝2000m)は3番人気のドットコム(牡、父ブライアンズタイム、母ビューチフルドラマ=美浦・戸田厩舎)が優勝。ダービー挑戦に夢を広げる2勝目を飾った。勝ちタイムは2分5秒4(重)。 テン乗りで見事勝利に導いた松岡騎手は、「前から乗りたいと思っていたけど、想像通り走る馬ですね」と会心の笑みを浮かべた。ゴール寸前、計ったようにクビ差、差し切って見せたあたりは、若手の成長株である松岡騎手の面目躍如だった。 「まだ未完成だけど、このまま順調にいってくれればいいね」とジョッキーが言えば、戸田師も「距離は延びれば延びるほどいいタイプ。次走?青葉賞(JpnII 東京芝2400m 5月3日)を予定しているよ」と期待に胸を膨らませていた。 同日の500万(芝1600m)は、休み明け+道悪馬場(重)+初の1600mという“三重苦”を克服した398kgの小兵キョウエイストーム(牡、父スウェプトオーヴァーボード、母レガシーパーパス=美浦・中川厩舎)が待望の2勝目をゲットした。勝ちタイムは1分39秒4だった。 8番人気での勝利を村田騎手は次のように振り返った。「体は仕上がっていたし、気のいいタイプだから久々は心配していなかった。流れが向いたのもあるけど、よくしのいでくれた」 2番手から抜け出し、2分の1馬身振り切った愛馬の勝負根性を称えた。距離は1600mが限界のようだ。 【阪神】20日の「はなみずき賞」(500万 芝1800m)は、3番人気のオースミスパーク(牡、父アドマイヤベガ、母シルクスパークル=栗東・南井厩舎)が鮮やかな逃亡劇を決めた。 フワッとスタートを出ると、誰も行かないとみるや、道中は2番手以下を3馬身程度引き離しての逃げ。けん制し合う各馬を尻目に、直線半ばでは早くもセーフティーリード。後続に影をも踏ませぬ2馬身半差の完勝を収めた。 「内にモタれる癖のある馬で、ハナを切ってからはラチ沿いを走るようにしました。リラックスして走ってくれました」と秋山騎手はしてやったりの表情。自らペースをつくり、1分46秒5(良)の時計は立派。次走は「青葉賞」(JpnII 東京芝2400m 5月3日)を予定している。
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