レジャー
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レジャー 2008年04月17日 15時00分
皐月賞(JpnI 中山芝2000m 20日) 本紙・橋本記者がマイネルチャールズ陣営を直撃
700万円馬券が飛び出した桜花賞の興奮が覚めやらぬ中、今週は牡馬3冠の第1関門「第68回皐月賞」の火ぶたが切って落とされる。不確定要素の多かった桜花賞とは対照的に、皐月賞は確固たる軸馬がいる。破竹の3連勝でTR・弥生賞を制したマイネルチャールズだ。「勝ってダービーに弾みをつけたい」と自信満々に語る稲葉師を、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が直撃インタビューした。 −−まず、最終追い切りの感想をお願いします。 稲葉師「1週前に併せ馬(事実上の最終追い切り)をやっているので、今朝は単走でやった。これが厩舎のパターン“稲葉流”だし、満足のいく状態で臨めるのは何より」 −−重賞2連勝を振り返ってください。 稲葉師「京成杯は4角で被され、ダメかと思った。弥生賞は正攻法で2番手から抜け出す横綱相撲だった。2戦ともマークは厳しかったが、それを克服してきたのだから強い馬だ」 −−長所を挙げてください。 稲葉師「どこからでもスパートできるセンスの良さは、一流馬の証。勝負根性もすごくて、隣に馬が来ると噛みつきにいくほど(笑)。後ろから(差して)きた馬に負けたことがないのは自慢できるよ」 −−希望の枠順はありますか? 稲葉師「(今年3開催目の)最終週で馬場コンディションもだいぶ悪くなっているから、1番枠より真ん中の9、10番枠がほしいね」 −−ポジションはどのあたりが理想ですか? 稲葉師「センスのいい馬だから、ポジションは関係ないよ。しいて挙げれば、5、6番手の外。勝負どころの3角からペースが上がった時、(スムーズに進出できるように)馬群の中にいなければ大丈夫だ」 −−レースのポイントはどこですか? 稲葉師「スタート直後に“ガツン”と掛からず、向正面までスムーズに折り合いをつけること」 −−最後に意気込みをお願いします。 稲葉師「内、外両極端な枠順にならない限り、80%は大丈夫(勝てる)でしょう。勝ってダービーに弾みをつけたい。応援してください」
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レジャー 2008年04月17日 15時00分
内外タイムス盃クラウンC モエレラッキーが圧逃V
16日、川崎競馬場で行われた「内外タイムス盃・第11回クラウンC」(SIII 1600m)は、張田京騎手騎乗の3番人気モエレラッキー(牡3歳、大井・久保與厩舎)が楽にハナを奪うと、最後は6馬身差をつける圧逃Vで締めた。 着差もさることながら、勝ち時計の1分40秒2(稍重)は同日のB3より2秒も速いハイレベルなもの。初めて装着した深めのブリンカーも奏功し、スキのない走りを見せた。 なお、当馬は東京ダービーの出走権を得たものの、本格化は先と見て今後は東京湾C(SIII 船橋1700m 5月7日)→休養の予定。
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レジャー 2008年04月16日 15時00分
皐月賞 ブラックシェルが反撃の狼煙
「第68回皐月賞」(JpnI 中山芝2000m 20日)に出走する各馬の追い切りが16日、東西トレセンで行われた。今年の牡馬クラシックは意外にも(?)東高西低だが、栗東トレセンではそんな勢力図を塗り替えんとばかり、ブラックシェルが絶好の動きを披露。反撃の狼煙(のろし)を上げた。 東西随一の素質馬ブラックシェルが3歳牡馬戦線の完全制圧に踏み出す。 「今年は弥生賞もスプリングSもタイムが遅い。抜けた馬がいない証拠。その中で勝ち負けを狙える位置にいるのは間違いない」 松田国師は混戦模様の皐月賞で、上位馬の1頭に位置づける。 これまでクラシックではタニノギムレット、キングカメハメハをはじめ、数々のスーパーホースを世に送り出してきた。その偉大なGI馬にもヒケを取らない素質が開花し始めようとしている。 「今年の冬は雪の影響で思うような仕上げができなかった。でも、最近はケイコでも負荷をかけてやれている。その分、踏み込みが深くなり、筋肉も相当付いてきた。父のクロフネにソックリな体つきになってきた」 クラシックを制するだけの体力、そして精神力、さらに自信を身に付けた。皐月賞版レジネッタ、確実な末脚が大混戦を制する。 【最終追いVTR】3歳500万のミダースタッチとの併せ馬。1馬身後方から追走してラスト1Fで馬体を併せると、最後は武豊騎手のゴーサインに力強く伸びて併入。攻め駆けしないタイプとしては、動き自体はとてもいい。
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レジャー 2008年04月16日 15時00分
皐月賞 マイネルチャールズ 1冠奪取へ視界良好
1冠奪取へ、中山二千の鬼が豪快なデモンストレーションを披露した。「第68回皐月賞」(JpnI 中山芝2000m 20日)まで、あと4日と迫った16日早朝…主役の期待を集めるマイネルチャールズが最終追い切りを行った。感触を確かめた若武者・松岡騎手との息もピタリ。最高の仕上がりで本番へと挑む。 重賞2連勝でTRの弥生賞を制したマイネルチャールズ。この馬が優勝の最短距離に立っていることは疑いようのない事実だ。 例によって、前走後は放牧に出され、8日に帰厩。日は浅いが、「体に幅が出て、一段とたくましさを増している」と意を強くする白倉厩務員。1週前追い切りは10日に行われ、5F68秒6、ラスト1F11秒9をマーク。直線で仕掛けられてからの反応は抜群で、併走馬を1秒切って捨てた。 「弥生賞のときは体がしぼんでいたけど、今回は1週前に追い切った後もカイ食いが落ちない。火曜日の時点で462kg(前走452kg)ある」と渾身の仕上げをアピールする。 「道悪馬場?全姉のマイネルヌーヴェル(クイーンC)はうまかったから、大丈夫でしょう」と白倉さんは余裕しゃくしゃく。栄冠は目前だ。 【最終追いVTR】松岡騎手を背に、角馬場からポリトラックへ。前半はセーブ気味だったが、反応を確かめるように直線で仕掛けられると力強いストライドでラスト1F12秒2をマークした。馬体の張り、気合乗りともに満点だ。
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レジャー 2008年04月16日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(19)
前回では、日本競馬会への吸収、一本化をめぐる資産処理の問題で、日本レース倶楽部が農林省とすったもんだを展開したと触れた。今回はそれについて、もう少し詳しく記述していきたい。 1936(昭和11)年、競馬法が改正されると、翌1937(昭和12)年、他の倶楽部は、その年の前半に相次いで姿を消し、日本競馬会へと吸収されていった。しかし、日本レース倶楽部だけは10月まで解散がずれ込んだ。 そして、この時のあいまいな資産処理の仕方が敗戦後、根岸競馬場の行方をめぐって再燃することになるが、これについては、号を追って紹介していくことにしたい。 話は戻り、当時、日本レース倶楽部の理事長だったアイザックスは、1936年12月、新発足の日本競馬会理事の一人に選任された。同理事会ただ一人の外国人で、彼が日本競馬会にいかに重きをなしていたかがわかる。 また、日本競馬会に所属する形となった根岸の横浜競馬場の場長は、理事アイザックスが兼務し、旧日本レース倶楽部会員らは、他の旧クラブと同様、新たに設立された横浜競馬振興会の会員となり、同振興会の理事にはアイザックスのほか、旧クラブ理事らが就任した。こうして、わが国の洋式競馬の育成、発展に最大の功績と栄誉を担った日本レース倶楽部は姿を消したのだった。 一方、軍拡を進めていた国政は、1937年秋から各競馬場で、開催各日の1競走を「馬事国防献金競走」として施行することを決定する。これを受け、日本競馬会は、その売上金から政府納付金を除いた残りを陸軍の軍馬費用として献金することになった。このレースは競馬が中止される1943(昭和18)年秋まで続き、献金総額は832万円にまでのぼった。 話は前後するが、このころ、日本は東条英機内閣成立の下、1941(昭和16)年12月8日、ついに太平洋戦争突入を迎える。こうした昭和10年代の戦雲拡大のもとでも、横浜をはじめ全国11の競馬場では春秋2回のレースが続けられ、大いに盛り上がった。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
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レジャー 2008年04月15日 15時00分
皐月賞 弥生賞2着馬ブラックシェルがハードトレで究極の仕上がり
本気だ。ハードトレーニングで鳴らすマツクニ流で、ブラックシェルが混戦打破に乗り出す。 「フレンチデピュティ系の馬は余分なものが実になりやすい。それをそぎ落としていかなくてはならない」と松田国師はうなずいた。父のクロフネも師が鍛えに鍛えてGIを2勝させた。母のオイスターチケットも師の管理馬だった。この血統を知り尽くすからこその勝負手が打たれたのだ。 それをはっきり示したのが、9日の1週前追い切りだった。まず坂路で発汗を高めてからCWコースへ。6Fから積極的に飛ばして81秒6、ラスト1Fは13秒2。さすがに最後は脚が上がったが、併せたココシュニック(3歳500万)を気迫でねじ伏せた。 騎乗した武豊騎手が「調教で走る馬じゃないけど、元気ないい動きだった」と話せば、師は「脂肪を燃焼させるいいケイコができた」と笑みを浮かべた。確かに鹿毛の馬体はアバラがうっすら浮き上がり、ギリギリの仕上がりに見える。前走とは明らかに違う。 その前走、弥生賞は2着。中団から懸命に追い上げたが、前で粘るマイネルチャールズをわずかに捕らえ切れなかった。しかし、当時は先行馬が圧倒的に有利な馬場状態。肉体面の上積みも加味すれば、十分逆転できる手応えをつかんだ。 師は言った。「この1週間でさらに引き締めるつもり。弥生賞の結果をひっくり返せるように」クラシックの勝ち方を熟知するトレーナーの言葉が不気味だ。
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レジャー 2008年04月15日 15時00分
皐月賞 スプリングS快勝でひと皮むけたスマイルジャック
入厩当初から高い素質が評価され、期待通りに新馬戦を快勝したスマイルジャック。前途洋々に思われたが、あえて「強い相手にぶつけてきた」(小桧山師)こともあって、その後は(2)(2)(3)(3)(2)着と勝ち切れないレースが続いた。 しかし、デビュー以来、最高ともいえる状態でスプリングSに臨むと、これまでの詰めの甘さを一掃する横綱相撲でV。皐月賞の切符を手に入れた。師は「開業して13年目になるけど、これほど可能性を感じさせる馬を手掛けるのは初めてだよ」とジャックの高い潜在能力を再確認。本番へ向け、万全の仕上げを施すことを誓った。 気になる反動については「疲れもなく、中間は順調にきています」と芝崎助手。10日の1週前追い切り(Wコース)では、その言葉を裏付けるように、シャープな脚さばきで5F66秒3→51秒0→37秒6→12秒7をマークした。 「気持ち時計が速かった。今は攻め馬が楽しくてしょうがないといった感じで走っているからね。中間は(前走で減った)体の維持に努めているが、うまくできている。前走同様、ムダ肉がそがれて引き締まった体だよ。これなら期待できる」と師も順調な調整ぶりに納得の表情だ。 師が常々「優等生」と評してきた馬が紆余曲折を経て、やっとたどり着いたクラシックの舞台。単なる優等生で終わらないためにも、まずはこの舞台で力を示したいところだ。
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レジャー 2008年04月15日 15時00分
内外タイムス盃・第11回クラウンC(SIII 川崎1600m 16日) 前日発売を実施
16日(水)に行われる「内外タイムス盃・第11回クラウンC(SIII)」の前日発売を、15日(火)に行う。◇10R内外タイムス盃第11回クラウンC(SIII)1600m 14頭(20・15)(1)(1)ビービーダークラ 55 山崎誠(2)(2)モエレラッキー 55 張田京(3)(3)トミノプラネット 53 吉田稔(3)(4)バルバンクール 55 今野忠(4)(5)ギャンブルオンミ 55 内田博(4)(6)ベストフェット 55 桑島孝(5)(7)オーラガイア 55 石崎隆(5)(8)キングサラディン 55 山田信(6)(9)エスケイゴー 55 石崎駿(6)(10)ドリームスカイ 55 的場文(7)(11)ブライトフェース 55 佐藤博(7)(12)ハルノシンゲキ 55 坂井英(8)(13)ヴァイタルシーズ 57 酒井忍(8)(14)モエレマジックマ 55 御神訓
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レジャー 2008年04月14日 15時00分
皐月賞 中山2000mの鬼マイネルチャールズが1冠奪取へ万全の仕上がり
今週は牡馬3冠レースの第1弾「第68回皐月賞」(JpnI 芝2000m 20日)が、中山競馬場で行われる。東西から3歳の精鋭が勢ぞろいしたが、主役を務めるのは唯一の重賞2勝馬マイネルチャールズ。中山の2000mは京成杯、弥生賞勝ちを含め、<3100>のベストコース。1週前追い切りの動きも文句なしで、1冠奪取へ、態勢は整った。 それは昨年10月のことだった。ふだんは寡黙な稲葉師がわれわれ記者のもとへ上機嫌で歩み寄ってきた。 「今週、すごい馬がデビューする。今年の“マイネル”の一番馬だ。覚えておいた方がいいぞ」 その馬こそ、皐月賞に不動の主役として臨むマイネルチャールズだ。 そのデビュー戦は4着に敗れたものの、チャールズは師の期待に応え、その後、4戦3勝、2着1回の快進撃でいまや関東のエースへと成長。前哨戦・弥生賞では正攻法の競馬で他馬をねじ伏せ、皐月賞候補の最右翼に躍り出た。 師は「勝つには勝ったが、勝負どころで多少掛かっていたように、まだまだ課題がある」と厳しいジャッジを下したが、それも将来を嘱望するからこそだ。 中間はビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出され、8日に帰厩した。1週前の10日には主戦の松岡騎手を背にPコースで追われ、5F68秒6、上がり3F38秒4→11秒9をマーク。終い重点ながら鞍上のGOサインに鋭く反応し、併走馬をあっという間に1秒突き放した。 「ズッ、ズッ、ズッて(伸びてくるときの)ストライドがすごいだろう。放牧先でも坂路でやってきたから状態がいいんだ」とトレーナー。ここまで青写真通りに調整が進んでいることもあり、「どんな競馬でもできるし、後ろから抜かれたことがないほど勝負根性もある。いい状態で臨めれさえすれば」と自信をさらに深めていた。 一方、騎乗した松岡騎手も「前回より動き、追ってからの反応が良くなった。精神的にも落ち着きがあり、乗った感じは今までで一番。ケイコに乗るまでは不安と期待で半々だったけど、今はもう期待だけです」と好感触を得ている。 「1番人気になるだろうけど、プレッシャーは感じないし、それにふさわしい馬だと思う。失うものはないし、自分の馬が一番だと思って乗ります」 まずは1冠。美浦の若武者は愛馬に全幅の信頼を寄せ、皐月の大舞台に挑む。
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レジャー 2008年04月14日 15時00分
桜花賞 08年クラシックは大波乱の幕開け 伏兵レジネッタが700万円馬券を演出
世紀の大番狂わせだ!!牝馬クラシック第1弾「第68回桜花賞」(JpnI 芝1600m)は13日、阪神競馬場で行われ、12番人気の伏兵レジネッタが中団から鋭い末脚を繰り出し快勝した。勝ち時計は1分34秒4(良)。2着には15番人気のエフティマイアが入り、3連単は700万超の大波乱。1番人気に支持された2歳女王のトールポピーは10kg減が響いたのか、見せ場なく8着に惨敗した。 あまりにも衝撃的な結末だった。レースは前半3F通過が34秒6と淀みのない流れ。このペースにうまく乗じたレジネッタの末脚が、桜の大舞台で見事に弾けた。 今年2つ目の重賞Vが自身初のGI制覇となった小牧騎手は「全国のフアンのみなさん、お待たせしました。勝てて良かったです。これまで悔しい思いばかりしてきたし、半ばあきらめた時期もありました」と感極まった様子で目頭を熱くさせた。 “男”にしてくれたレジネッタについては、「追い出しをできるだけ辛抱して、勝ち急がなかったのが勝因。折り合いもついたし、前回よりだいぶ馬ができていて、しっかり伸びました。もっと良くなると思うし、勝負根性も抜群。一戦一戦大事に乗って、どんどん大きいところを獲っていきたい」と期待に胸を膨らませていた。 一方、浅見師も「うれしいですね。賞金的に1番下だったのに、チャンスを生かせました。馬券をもっていた人は気持ち良かったと思うが、私はもっと気持ち良かった」と満面の笑み。「ゲートで少し興奮していたが、中で1度立ち上がったら落ち着いた。道中の手応えが良かったから弾けてくれると思った。それにしてもよく走ってくれた」と感心しきりだった。 次走については、「できればオークスに行きたいが、とりあえず放牧へ出します」と今後の状態を踏まえながら決める予定だ。 これで桜花賞を終えても重賞2勝以上馬が不在と、今春の牝馬クラシック戦線はさらに混戦に拍車がかかってきた。この日も勝ち馬レジネッタから9着エアパスカルまでが実に0秒5差内にひしめき合う大激戦。いまだ確たる主役馬は不在だ。 今後、オークスまでの道のりで、重賞はトライアルのフローラSを挟むことになる。そのフローラSでも新星が誕生となると、いよいよオークスを制すのはいまだタイトルとは無縁のダークホース…ということになる!?
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