レジャー
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レジャー 2008年04月26日 15時00分
アンタレスS(GIII 京都ダ1800m 27日) 本紙・谷口はフィフティーワナーに自信の◎
運も実力のうち。勝負の世界にはこんな格言もあるだけに、毛頭、戴冠にケチをつけるつもりなどないが、“展開”というものの魔性の怖さを痛感させられた皐月賞直後だけに、ひとつの勝利のファクターに過ぎないと分かっても、このアンタレスSの予想においては、いつもより余計に展開面にウエイトを置いてしまう。 そんなシチュエーションの中では、メンバーを見渡し、安田隆師がじっくり吟味、「とくに逃げにこだわる馬もいないようだし、有力馬のほとんどが追い込み脚質ですからね」とニヤリ不敵な笑みを浮かべるフィフティーワナーに目を奪われるのも無理はないだろう。 叩き2走目の仁川Sを定石通りに完勝。「どんな競馬になっても負けない」という絶対なる自信を持って登場した前走のマーチSがよもやの完敗3着。「ショックは相当に大きかった」と師はその胸中を吐露したものの、ふと冷静に敗因を分析すれば、「中山のダートで前半の3Fが36秒5は相当に速いラップ。勝った馬は向正面ではケツにいましたからね。しかも、カイバを全然食べずに当日はマイナス6kg。それに58kgのトップハンデ」と負けるべくして負けた極まりない悪条件。その条件下を勘案すれば、「むしろ、3着ならよく頑張っている方。負けて強しですね」の声も、決して、負け犬の遠吠えには聞こえない。 「シビアに見れば仁川Sの勝ち時計が平凡だが、上がり自体は速かったし、状態面や能力が2年前のアンタレスS時と変わっているとは思わない。そのアンタレスSは前半36秒2で飛ばしてラスト3Fを36秒1で上がる完ぺきな勝利。今回は地元競馬で体も前回よりはプラス6kg以上で出せる。前走のテツは踏むまいと一応チャレンジャー精神でぶつかりますが、結果を出せる自信はありますよ」 展開に泣かされたフィフティーワナーが、一人旅の展開で今回は笑う。
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レジャー 2008年04月25日 15時00分
メトロポリタンS アベコーは叩き2戦目のニュービギニングを狙い撃ち
今週から舞台は東京へ。初日(26日)のメーンを飾るのは、オープン特別の「メトロポリタンS」(芝2400m)だ。次週に控える天皇賞・春に挑戦するには少々家賃が高い一長一短のあるメンバー構成。加えて微妙なハンデが混戦に拍車をかけている。アベコーこと阿部幸太郎は展開も加味したうえで、ニュービギニングを本命にピックアップした。 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 先週の皐月賞はまたまた前残りの決着。トライアルの弥生賞、そしてスプリングSが、いずれも前残り。結局、行ったもの勝ち。優勝したキャプテントゥーレは前哨戦の弥生賞で4着。とくに速い馬が見当たらず、このときはキャプテンが楽に先行できると思い本命。ところが余りにも消極的な作戦。そのため、終始、外々を回り4角も大外。この騎乗に川田騎手を酷評したものですが、皐月賞は何が何でもという気迫で主導権。結果的にこれが大正解でした。とはいえ、レース後の診断で、骨折とはなんという運命。またまたダービーが混戦模様になった印象があります。 さて、今週から東京と京都競馬がオープン。ドラマチックGI戦線の突入です。 東京のメーンは「メトロポリタンS」。開幕第1週目でもあり、逃げ、先行馬にポイントを置いて推察したのですが、どうもスローは期待できそうにもないのです。おそらく、ドリームフライトかテイエムプリキュアが主導権。ところが、ヒカリシャトル、ピサノパテックなどが早めの競馬に出てきそうな気配。 となると、菊花賞2着のアルナスライン、目黒記念2着のココナッツパンチの末脚に期待したくなるものですが、前者は菊花賞以来。長休明け2戦目の後者は日経賞の内容から、あとひと叩きほしい印象。 で、狙ったのが4歳馬のニュービギニング。ご存知ディープインパクトの半弟。前走の大阪―ハンブルクCは2カ月ぶりの実戦ながら1番人気。結果はインに入り、まったく競馬にならず凡走。昨秋の京都・古都Sが半年ぶりの実戦。惜しくも3着だったものの、このとき5着がブラックアルタイル。今年のAJC杯でエアシェイディの3着した馬。これに先着した意義は大。 暮れの中山・クリスマスCでも前記アルタイルを相手に0秒3差4着。新馬→ホープフルSを連勝、その勢いで共同通信杯4着。クラシック候補だった期待の逸材。距離2400mも松籟Sで優勝と問題なし。叩き2走目、ラスト3F33秒台の脚を披露した東京。直線一気の末脚に期待です。
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レジャー 2008年04月25日 15時00分
メトロポリタンS 藤川京子 得意の東京でセンカクに勝機到来よ!
メトロポリタンSは◎センカクが得意の東京で巻き返します。 ここ1年は勝ち星がありませんが、重賞では安定した走りを見せ、力をつけてきたことは間違いありません。 前走の福島民報杯は久々のオープン戦。結果は5着でしたが、1番枠で内に閉じ込められる形になり、動くことができませんでしたからね。瞬時に切れるタイプではなく少しジリっぽいので、徐々に仕掛けていかないとこの馬は良さが出せません。それでも、最後は内ラチ沿いをよく伸びてきていますから、内容は悪くありませんでした。また、小回りはあまり上手ではないですし、右回りでは決め手も欠くので条件も合いませんでした。 その点、左回りは前々走の中京記念で2着。東京でも3勝を挙げていますし、この回りではとにかく走りがスムーズです。 54kgのハンデも魅力。中間も引き続き好調をキープ。ケイコはあまり動かないタイプですが、暖かくなって体が柔らかくなってきた印象です。このメンバーなら勝ち負けが可能です。
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レジャー 2008年04月25日 15時00分
メトロポリタンS(オープン 東京芝2400m 26日) 本紙・橋本はコース巧者のチェストウイングから
メンバー屈指のコース実績を誇るチェストウイングが絶好の狙い目だ。 全6勝中、5勝を東京で挙げているのだ。そのうち、3勝がここと同じ2400m。東京を得意にしている秘密は、出張馬房を抜きには語れない。神経質なため、コースが近い中山は騒音公害により、戦意喪失しているのが常だ。 その点、東京は静かな環境にあり、存分に力を発揮できる。また、ハンデ戦で3勝を挙げている典型的なハンデキャップホースでもある。このメンバーで53kgはアドバンテージだ。内田騎手への乗りかわりも強調材料で差し切りが期待できる。 相手は菊花賞2着馬のアルナスライン。
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レジャー 2008年04月25日 15時00分
福島牝馬S(GIII 福島芝1800m 26日) 本紙・長田はザレマに自信の◎
先週の福島芝コースは馬場が荒れに荒れ、クラスを問わず時計がかかった。「いまの福島はグチャグチャ。並の道悪巧者じゃこなせないよ」とは今週、福島に愛馬を送り出す某調教師。この中間にも降雨があり、重馬場は避けられそうもない。 ◎にはザレマを推す。 重馬場だった前走・京都牝馬Sでは、重賞3勝馬のアドマイヤキッスに0秒1差と肉薄。キストゥヘヴンやブルーメンブラットなどの強敵を見事に抑えこんだように、時計がかかる勝負はめっぽう強い。 ネンザでひと息入ったが、帰厩後はじっくり乗り込み、順調そのもの。九分通り仕上がっており、態勢にも不安はない。
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レジャー 2008年04月25日 15時00分
オーストラリアT(オープン 京都芝1800m 26日) 本紙・谷口は素質上位オーシャンエイプスを中心視
なかなか、重厚感のあるオープン特別になったが、いまひとつピンとくるような…ハートをくすぐる馬はいない。そんななか、唯一、手応えありの感触を受けたのが、叩き2走目のオーシャンエイプスだ。 ディープインパクトの再来とまで絶賛された“衝撃”のデビュー戦を思えば、現状は何とも微妙な歯がゆさ。ただ、今回はアクシデント続きで臨んだ久々のダービー卿CTとは対照的に、至極順調にくることができた。 「中2週なんでケイコは馬なりで十分。前走が急仕上げだった分、上積みは大きいし、何より、外回りで坂の下りを利して追い込める京都の千八はピッタリ」と言う井上助手の言葉が頼もしく記者の心に突き刺さる。
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レジャー 2008年04月24日 15時00分
アンタレスS 老いてますます盛ん ナナヨーヒマワリが絶好調をアピール
今後のダート中距離戦線を担う強豪が集まった「第13回アンタレスS」(GIII ダ1800m 27日)。なかでも、いま勢いがあるのが7歳にして本格化を迎えたナナヨーヒマワリだ。前走で重賞初制覇を成し遂げ、追い切りも勢いそのままの豪快さを見せつけた。 衝撃的な末脚だった。前走のマーチS。最後方に構えて、3角から一気の進出。ナナヨーヒマワリは見事な切れ味で重賞初制覇を飾った。 先行馬が圧倒的に有利な中山のダ1800m。そこで見せた追い込みは決してフロックではない。7歳にして本格化した印象だ。 「千八を使うようになって安定感が出てきた。若いころは腰の悪かった馬で、乗る場所を坂路から負担の少ないDWコースにかえたのも良かったみたい」と小原騎手は変身の裏側を分析した。 うだつの上がらない条件馬が生まれ変わったように走り出す。その姿はかつて小原厩舎にいた大先輩、名馬タマモクロスをほうふつさせる。だが、ヒマワリの血にはそれだけの裏付けがある。 母のナナヨーウイングは1997年のオークスでメジロドーベルに肉薄して2着した。体さえパンとすれば活躍できる下地は持っていたのだ。 この中間も順調にケイコを積んできた。「条件馬のころは間隔を詰めて使っていたけど、オープンに入ってからはレースを選んで間隔をあけられるようになった。腰が甘かったような馬だから、回復に十分時間をかけられるローテーションもいいんだと思う。いい感じですよ」とうなずいた。 今回が48戦目。「これだけレース数を使って一変した馬も珍しい」と鞍上は笑ったが、気負いはない。取る戦法はただひとつ。タマモクロスと同じ、追い込みだ。 【最終追いVTR】小原騎手を背に、DWコースで6F86秒5、上がり3F40秒2→11秒7をマーク。スタート直後はやや折り合いを欠いたものの、その後はスムーズな走り。最後は鞍上の仕掛けに対してシャープに伸びた。馬体も引き締まっており、デキ落ちはない。
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レジャー 2008年04月24日 15時00分
フローラS 東の樫候補レッドアゲート陣営に本紙・橋本が迫る
今週からいよいよ春の東京競馬が開幕する。オープニングを飾るのは、オークスTR「第43回フローラS」(JpnII 芝2000m 27日)。本番を占う上でも意義の深い一戦だが、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が白羽の矢を立てたのは、強い1勝馬のレッドアゲート。前走のフラワーCはわずかアタマの差で長蛇を逸したが、その確かな末脚は明らかに東京コース向き。「デビュー以来、最高のデキ」と自信を深めるケイコ役の町田助手を直撃インタビューした。 −−まず、追い切りの感想からお願いします。 町田助手「今までで一番良かった。こんなに気分良く追い切りができたのは初めてです」 −−具体的に説明してください。 町田助手「勝った直後からグングン調子が良くなり、倍近く(6〜7升)カイバを食べている。相乗効果でパワーがついて、一歩一歩の踏み込みが力強くなっている。毛むくじゃらだった毛ヅヤも、今はピカピカだよ(笑)。」 −−前走のフラワーCはアタマ差の2着。惜しかったですね。 町田助手「結果論になるけど、もう50mあったら差し切っていたと思う。終いは確実に伸びてくるので、直線の長い東京コースにかわるのは大歓迎です」 −−セールスポイントはどこですか? 町田助手「無駄な力を使わず、体全体を使って上手に走るところ。それと、ムキにならない(引っ掛からない)から力をためられるし、それが終いの爆発力につながっているのでしょう」 −−マークする相手はいますか? 町田助手「相手うんぬんより、自分の競馬をするだけです」 −−最後に意気込みをお願いします。 町田助手「状態は良くなる一方だし、乗り役(内田騎手)は日本一勝っているジョッキー。大船に乗った気持ちでバトンを渡せますよ(笑)」 田村師「ここは(オークスに向けて)あくまで通過点に過ぎないし、不利なく自分の競馬ができれば自ずと、結果はついてくると信じてます。応援してください」
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レジャー 2008年04月24日 15時00分
羽田盃 11番人気ニックバニヤンVで大波乱
羽田盃優勝5回を誇る名手のムチがうなった! 南関東クラシック3冠の1冠目「第53回羽田盃」は23日、大井競馬場で行われ、直線早めに抜け出した的場文騎手騎乗の11番人気ニックバニヤン(牡3歳、大井・佐々洋厩舎)が、ディラクエの追撃を3/4馬身振り切って優勝。単勝1万980円の大波乱を演出した。 「ディラクエに勝つには前で待つしかないと思っていた」的場文の腹はレース前に決まっていた。羽田盃までこの日、3勝の勢いをそのままにゴール板を駆け抜けた。「砂を被らなければ力は出せる。一発狙っていた」と愛馬を信じた佐々洋師はうれしい重賞初制覇がクラシックVとなった。 次走の「東京ダービー」(SI 大井2000m 6月4日)では、過去26回の挑戦で2着8回の的場文が悲願を達成し、“大井の七不思議”のひとつが終えんを迎えるのか。大井リーディングを独走する名手が新たな見どころをつくった。
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レジャー 2008年04月23日 15時00分
フローラS 今週も川田の出番! 樫の秘密兵器シングライクバードが勇躍東上
東京競馬の開幕週を飾るのはオークスTR「第43回フローラS」(JpnII 芝2000m 27日)。樫を目指す素質馬たちが東西から勢ぞろいしたが、中でも未完の大器といわれているのがシングライクバードだ。前走のフラワーCでは3着に敗れたが、今回は大目標に向け、出走権を賭けた戦い。もちろん勝って本番だ。 皐月賞を制した川田騎手を背にシングライクバードがオークスの切符をつかむ。 「開幕の東京は前有利の馬場だって? そんな次元の馬じゃない。差し切る脚はあるし、ここでは負けられない」 杉村助手はこう豪語する。 前走のフラワーCでは逃げた馬が残るスローの展開。じっくりと後方から構えていった同馬には不向きな流れとなった。それでも直線では最速の上がりで3着。負けはしたが、素質の一端を垣間見せた。 「3角からペースアップする中山コースは、ノンビリと行くこの馬には不向きだった。ずっとオークスを目標にしてきたので、慌てさせる競馬はしてこなかったんだ。結果は負けたけど、あの位置からよく追い込んでいる」 今回はじっくりと構えていける東京。デビューからオークス向きといわれてきた素質馬にとっていよいよ本領発揮の舞台がやってきた。 「まだ教えることはたくさんあるけど、古馬になればとんでもない化け物になる。それくらいの素質を秘めているし、3歳のこの時期ならポテンシャルの高さだけで押し切れる」 西の最終兵器がいよいよそのベールを脱ぐ。 【最終追いVTR】川田騎手を背に単走で追い切られた。ゴール前は鞍上の手綱がわずかに動いたが、その仕掛けに鋭く反応。馬体減りも見られず、引き続き好調子だ。
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