レジャー
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レジャー 2008年05月01日 15時00分
青葉賞 良血ファビラスボーイ陣営を本紙・橋本が直撃
今週の東京メーンは、3日に行われるダービーTR「第15回青葉賞」(JpnII 芝2400m)。美浦黄門こと本紙・橋本記者が注目したのは、ダービー馬の父ジャングルポケットに、秋華賞の母ファビラスラフインを持つ未完の大器ファビラスボーイだ。戦国ダービーを制す馬は「この中から出る」と断言する堀井師に迫った。 −−まず、中間の調整過程を聞かせてください。 堀井師「2連勝して疲れが出たため、山本トレセンへ放牧に出しました。帰厩したのは4月8日。牧場で乗ってもらっていたこともあり、帰厩してから調整がしやすかったし、ここまですこぶる順調にきています」 −−休養中に変わった点はどこですか? 堀井師「体質が強化され、状態は放牧前より格段に良くなっている」 −−遅生まれ(6月2日)のハンデを抱え、ここまで苦労があったのではないですか? 堀井師「まだ完成途上で体ができていないから、ケイコを進めるのにもしんどかったですよ(笑)」 −−それで、2戦2勝ですから驚きです。 堀井師「とくに2戦目(セントポーリア賞)は体調面に不安があって、半信半疑の気持ちで見ていたが、素晴らしい勝ち方をしてくれた。改めて走る馬だと実感した」 −−レース直後に後藤騎手が、『きょうはまだ五、六分のデキだった』と言っていたのが、非常に印象的でした。今回は吉田隼騎手に乗りかわりますが…。 堀井師「皐月賞は断念したが、青写真はあった。しかし、その時点で後藤騎手に先約があったのでワンポイントではなく、ダービーまで乗ってもらえる騎手ということでハヤト(吉田隼騎手)に白羽の矢を立てた。伸び盛りの騎手だし、まったく不安はない」 −−本番と同じ距離については。 堀井師「(ダービー、ジャパンCを勝っている)父と(ジャパンC2着がある)母から血統的な裏づけがあり、心配はしていない」 −−最後に意気込みをお願いします。 堀井師「まだ中身が伴っていない不安もあるが、期待の方が大きい。応援してください」
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レジャー 2008年04月30日 15時00分
天皇賞・春(GI 京都芝3200m 5月4日) ポップロック 悲願のGI奪取へ躍起
メラメラとした闘志が戻ってきた。「休養明けを1度使ってテンションが上がったというか、馬が前向きになってきました」と前川助手はうなずいた。生涯最大のGIチャンスかもしれない春の大一番を前に、ポップロックが急上昇だ。 前哨戦だった阪神大賞典は3着。道中は3番手を余裕たっぷりに追走、あとは抜け出すだけかと思われたが、いまひとつ反応が鈍かった。敗因は精神面にあったという。 「落ち着きがありすぎた。人がアレッと首を傾げるぐらいだったから。それが今はガラッと変わった。この馬は闘争心を前面に出している時の方が結果はいい。いいムードになってきました」 変身ぶりが注目された23日の1週前追い切りはCWコース3頭併せ。マゼラン、デマントイドリバーの格下2頭を先行させて、直線は内へ。馬なりで5F66秒2→52秒3→39秒3→13秒0。2頭に0秒2遅れと目立つほどのアクションではなかったが、ほとばしるような気合を溜め込んだ雰囲気は上々。噴火寸前といった感じだ。 GIIはいくつも勝ち、有馬記念、ジャパンC、そして豪メルボルンCといった超A級のGIで2着もある。その底力は折り紙つきだが、いかんせん、GI勝ちはまだない。 「一昨年のメルボルンCのように、平均して脚を使う傾向が強い長丁場の流れが合っている。三二は歓迎です」 年齢的にも、メンバー的にもこれが最大にして最後のGIチャンスだろう。「種牡馬になれる馬だと思っていますから。何とかひとつ大きな勲章を取らせてあげたい」近づいてきた花道は自分の力で飾ってみせる。 【最終追いVTR】内田騎手が栗東に駆けつけ、感触を確かめた。3頭併せで直線は内へ。ラスト1Fで鞍上から気合をつけられると、鋭い反応を見せた。前走で仕上がっていた分、上がり目は薄いものの、体調自体は引き続き好調だ。
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レジャー 2008年04月30日 15時00分
天皇賞・春(GI 京都芝3200m 5月4日) メイショウサムソン 王者復権をかけ盤石の態勢
天皇賞3連覇という大偉業目指して、メイショウサムソンが巻き返し気配を漂わせている。 前走の大阪杯はよもやの6着。得意の2000mにもかかわらず、まったく精彩を欠いた。「具合は悪くなかったんだけどね。有馬記念の後、海外に行くかどうかで紆余曲折があって、馬の気持ちに影響が出てしまった」と高橋成師は振り返った。 その後は栗東でじっくり乗り込み、状態は上向き。今度は天皇賞と目標ははっきりしており、調整に狂いはない。23日の1週前追い切りは武豊が騎乗して栗東DWコース。6F78秒0、ラスト1Fを11秒8と本来の力強さと鋭さが戻ってきた。 「気合が前面に出てきたし、ケイコの動きだけなら上向いている。巻き返せるんじゃないかな」 実績は文句なしのナンバーワン。5つめのGIタイトルを手にする態勢が整った。 【最終追いVTR】直前は武豊騎手が騎乗することが多いが、今朝は北海道出張のために不在。体重の重い助手を背に追われて6F79秒台の好時計をマークしたのは価値がある。最後も気合満々に力強く伸びて1馬身先着。本来の闘志が蘇った。
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レジャー 2008年04月30日 15時00分
しらさぎ賞 アストリッド逃げ切りV
「第46回しらさぎ賞」は29日、浦和競馬場で行われ、1番人気のアストリッド(牝5歳、船橋・川島正厩舎)が逃げ切り、重賞初制覇を飾った。 「馬込みに入るとよくないので、行けたら行ってしまった方がいいという指示を出していた」と川島正師。作戦通りの勝利に初コンビの戸崎圭騎手も「気持ちよく行けたし、直線の反応も抜群でした」と振り返った。 次走は「第12回さきたま杯」(JpnIII 浦和1400m 5月28日)を予定している。
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レジャー 2008年04月28日 15時00分
天皇賞・春 史上2頭目の盾3連覇へ メイショウサムソンが必勝の布陣
今週からいよいよ春の6週連続GIシリーズへと突入する。その一発目は古馬の頂点を決する「第137回天皇賞・春」(京都芝3200m 5月4日)だ。主役はもちろん、盾3連覇の偉業のかかるメイショウサムソン。有馬記念に続き、復帰戦の大阪杯もまさかの敗退を喫したが、陣営は捲土重来に熱い闘志を燃やしている。 何かが足りない。いつものメイショウサムソンではない。6着に終わった大阪杯のレース後、鞍上の武豊騎手は首をかしげっぱなしだった。 「前回は本当、いつもの姿ではなかった。どうしてなのか、よく分からない。でも、今回は相性のいいレース。天皇賞と聞いて馬も目覚めると思う」 天才でさえ、つかめなかったまさかの大ブレーキ…。休養明けのブランクを割り引いたとしても、GI馬らしからぬ凡走だった。 一方、指揮官の高橋成師は敗因についてこう分析している。「前走は少し太め残りだったし、トモもさびしかった。何より精神面でおとなしすぎた」欠如していたのは、いつもの気合だという。 それを取り戻すため、この中間、追い日以外の通常メニューは坂路のほかにコースを取り入れた。コースで長め長めを乗ることで、サムソンの眠っていた闘志を引き出そうという作戦だ。 それが奏功し、1週前の追い切り(23日)では、唸るようなサムソンが戻ってきた。DWコースで武豊を背に6F77秒6の一番時計をマーク。“鬼の形相”で併走馬を4馬身ちぎった。 「いい動きだった。時計も良かったからね。状態さえ持ち直せば強い馬だから」手綱を取った鞍上は満足げな表情を浮かべた。 前走で不足していた気迫を取り戻し、昨年の王者が蘇った。 「あれだけ速い時計が出れば何もいうことはない。それに、もともと自分で体をつくっていくタイプ。仕上がりに関してはまったく心配していない。何よりうるささが出てきたのはいい傾向。この馬はそれくらいの時の方が走るんや」 身震いするほどの強烈なオーラを発する愛馬に、トレーナーも自信を取り戻した。 2001年春のテイエムオペラオー以来、史上2頭目となる盾3連覇へ。“冬眠”から目を覚ましたメイショウサムソンが、春の淀で雄たけびを上げる。
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レジャー 2008年04月28日 15時00分
アンタレスS 桜花賞男・小牧がまたも波乱を演出 ワンダースピードが優勝
「第13回アンタレスS」(GIII ダ1800m)は27日、京都競馬場で行われ、7番人気の伏兵ワンダースピード(牡6歳、栗東・羽月厩舎)が好位追走から粘るフィフティーワナーをラスト100mで捕らえて優勝。初の重賞制覇を飾った。勝ち時計は1分50秒5(良)。逃げた1番人気のフィフティーワナーはゴール前で相次いで差され、4着に終わった。 好発を切ったワンダースピードは逃げるフィフティーワナーを目標に、2、3番手で大名マーク。直線に入ると、追い出しを待つだけ待って、計ったように前を捕えてみせた。桜花賞を制して乗っている男・小牧騎手がここでも魅せてくれた。 「きょうはスタートが良かったが、先頭に立つならゆっくりと考えていたので、あの位置になった」とジョッキー。「最後に抜け出してからはソラを使っていたけど、この馬は強いよ。実は以前からGIを狙いたいと密かに思っていただけにうれしい」と喜びを爆発させた。 この後、中央ではダートのビックレースはなく、当面の目標は「帝王賞」(JpnI 大井2000m 6月25日)になる見込みだ。
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レジャー 2008年04月28日 15時00分
フローラS 混戦オークスにニューヒロイン誕生 内田博
オークスTR「第43回フローラS」(JpnII 東京芝2000m 27日)は、1番人気に支持されたレッドアゲートが後続に1馬身4分の1差をつけて快勝した。勝ち時計は2分0秒5(良)。2着に6番人気のカレイジャスミン、3着には8番人気のキュートエンブレムが入り、それぞれオークスの出走権を獲得。注目を集めていた白毛のユキチャンは7着に終わった。 レッドアゲートが勝つべくして勝ったレースだった。道中は前半1000mの通過が61秒1とかなり落ち着いた流れになった。開幕週で前が止まらないことを考えれば、これまでの後方待機策ではまず届かない。しかし、「馬場は昨日の雨の影響もなく、いい状態だったので、中団より前につけたかった。返し馬の感じが良く、いいキャンターを踏んでいたので、これなら好スタートが切れると思った」というジョッキーの思惑通りにことは運んだ。 「3〜4角でもスルスル上がっていけたし、あとはどれくらい伸びてくれるか、だけだった。いつもなら逃げ切られるパターンだったけど、あそこ(坂上)からよく伸びてくれた。勝つときはすべてがうまくいきますね」。JRA移籍後、初めての重賞勝ちに最高の笑顔を見せた内田騎手。オークスへ向けても「いい脚が長く使えるし、根性、闘争心もあるから馬込みに入れても出てこれる」と手応えをつかんでいた。 一方、桜花賞3着のソーマジックとともに、樫へ愛馬を送り出すこととなった田村師は「前走でくやしい思いをしたし、桜花賞をスキップしてオークス一本を目指していたから、負けられないと思っていた」とまずはホッとした様子。 「前々走の東京二四で牡馬相手にいい競馬をした時点で、ハッキリと(オークスを)意識した。小柄な牝馬だが、暖かくなってからカイバをモリモリ食べているし、古馬の男馬と同じ調教メニューをこなしている。いまは体調がすごくいい。追われる立場になるが、うれしいね」と本番へ期待に胸を膨らませていた。 強い馬が勝つ。―当たり前のことが当たり前に終わらない、混迷を極めている今年のクラシック戦線に、ようやく出口が見えてきた。
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レジャー 2008年04月26日 15時00分
フローラS(JpnII 東京芝2000m 27日) 今週も大荒れ!? アベコーが強力プッシュするダークホースとは
春の東京競馬のオープニングを飾るのは、オークスTR「第43回フローラS」(JpnII 芝2000m 27日)だ。桜花賞が大波乱に終わったことで、ますます混とんとしてきた樫戦線。ここも個性的な面々がそろい、ひと筋縄ではいかないムードが漂っている。アベコーこと阿部幸太郎はテイクバイストームに白羽の矢を立てた。 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 現在、東西のオープンクラスには、9歳以上の馬が14頭もいます。7歳、8歳となると大変な数です。競走馬の世界も高齢化の時代を迎えているのでしょうか。 そういえば、日曜の京都ではGIII「アンタレスS」が行われます。ダ1800mに砂の巧者が顔をそろえました。この中にピットファイターの名前が見えます。彼は3年前のこのアンタレスSの勝ち馬。今年で9歳を迎えました。年間5勝を稼ぎ出した4歳時と、ウエートはほとんど同じ。7年間も走り続けているピットファイター。また来年も会いたい馬です。 ところで、このレースの期待馬はチャンストウライ。2走前の佐賀記念で独走。それもレコード勝ち。平安S3着、マーチS2着のマコトスパルビエロを、ちぎり捨てた圧巻の内容に注目です。 さて、東京では早いものでオークスTR「フローラS」。8年前から日程が繰り上がり、今年も桜花賞出走馬、忘れな草賞組は合わせて1頭だけ。大混戦の3歳牝馬クラシック。樫の出走権獲りに、まさに全力投球です。 で、本命に推したのがテイクバイストーム。正直なところ熟考に熟考を重ねての結論でしたが、エイ!とばかりに◎の決断。 未勝利戦を勝ち上がったばかり。ただし、その内容がケタ違い。2番手からゴール前で軽く気合を入れただけで、なんと6馬身差の圧勝です。脚抜きのいいダートが幸いしたともいえますが、500kg台の大型馬。加えてスタミナ型の血統背景。実戦を2度使われて軌道に乗ったという見方がより正解。そうなると、今回、距離が2000mに延長されるのは、間違いなく歓迎材料です。 そこで、問題は芝の適性。芝は3走前の新馬で経験。結果は3着でしたが、見せ場十分の0秒3差で、優勝馬がライムキャンディ。勝ち馬は2戦目の重賞クイーンCで強豪リトルアマポーラの2着。そう考えると、そのライムと接戦したテイクバイストーム。芝はなんら問題ありません。馬体も新馬当時より研ぎ澄まされて、スケールアップ。さらに、大きなフッワークで断然東京向き。6番枠もラッキー。大駆けの舞台です。
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レジャー 2008年04月26日 15時00分
フローラS(JpnII 東京芝2000m 27日) 藤川京子 レッドアゲートが末脚一閃よ!
フローラSは◎レッドアゲートが抜群の勝負根性で差し切りVを決めます。 前走のフラワーCはブラックエンブレムからアタマ差の2着。道中はスローの流れを後方で折り合って追走し、4角では11番手。前を捕らえるのは少し厳しい位置取りに思えましたが、馬場の真ん中から強烈な鬼脚で追い込みました。上がり3F34秒9はメンバー最速で、追えば追うほど伸びるタイプです。 この馬のセールスポイントは終いの爆発力、反応の良さ、そして、馬込みにも入れる強い精神力です。とにかく器用なレースセンスが光りますよね。もっとも、脚質を考えると断然、東京向き。コースがわりは間違いなくプラスです。 420kg台の小柄な馬体ですが、中間は前走の疲れもなく元気いっぱい。動きも抜群で、実質的な追い切りとなった先週にはポリトラックで5F66秒台をマーク。さらに調子を上げています。 オークスに出走するためには絶対に負けられない。非凡な闘争心で、開幕週の馬場をどこまでも突き抜けます。
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レジャー 2008年04月26日 15時00分
フローラS(JpnII 東京芝2000m 27日) 本紙・橋本はレッドアゲート中心
充実著しいレッドアゲートが絶好の狙い目。 3走前の未勝利勝ちをきっかけに変身を遂げ、まさに別馬のごとしだ。とりわけ食欲はおう盛で、以前の倍近い6〜7升のカイバを食べているというから頼もしい。毛むくじゃらだった毛ヅヤもピカピカしている。 デキの良さとパワーアップの跡は、成績を見ても一目瞭然。昇級戦は出遅れる不利がありながら、牡馬相手に4着と健闘。前走のフラワーCはメンバー最速の差し脚でアタマ差2着と肉薄しており、実力を疑う余地はない。 持続力のある末脚は東京の2000mと最適の条件を得て、一段と威力を増すことは必定。好走条件が整ったここは、一気呵成に初重賞制覇を達成する。 相手筆頭は“白馬”のユキチャン。前走のミモザ賞は休み明け、昇級戦、一気の800m延長という“三重苦”を克服したように、実力も備わっている。
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