レジャー
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レジャー 2008年05月29日 15時00分
安田記念1週前追い切り スズカフェニックス順調
スズカフェニックスは28日、例によって坂路で追い切られ、800m50秒4の好時計をマークした。もともと攻め馬で動くタイプだが、前半から気合満々で鞍上の武豊騎手との呼吸もバッチリ。仕掛けてからの反応も抜群で迫力満点にゴール板を駆け抜けた。 「すごく元気がいい。具合も良さそうだね。改めてエンジンのすごさを痛感したよ」と武豊も満足げな表情を浮かべていた。 同日に追われたカンパニーは当初、坂路でリアルコンコルドと併せる予定だったが、併走馬が前へ行きすぎたために実質、単走追いとなった。 時計(800m51秒5)、動きはともに悪くないが、「太めが残っているので、もっとビッシリやりたかった」と音無師。目いっぱいのケイコを想定していただけに、不満の残る内容となった。
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レジャー 2008年05月29日 15時00分
さきたま杯 古豪リミットレスビッドが優勝
交流重賞「第12回さきたま杯」は28日、浦和競馬場で行われ、2番人気のリミットレスビッド(牡9歳、JRA栗東・加用厩舎)が好位から力強く抜け出して重賞8勝目を挙げた。かきつばた記念からの重賞連勝を狙った1番人気のコンゴウリキシオーはスタートでつまずいて出遅れ、9着に終わった。 「今日はスタートがよく、いい位置を取れたのが勝因」と手綱を取った岩田騎手。今後は「第13回プロキオンS」(GIII 阪神ダ1400m 7月13日)に向かい、その後は放牧を予定。秋以降はJBCスプリントを大目標に調整していくことになる。
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レジャー 2008年05月28日 15時00分
日本ダービー追い切り速報 伏兵レインボーペガサスが怪気炎
皐月賞の悔しさはダービーで晴らす。競馬の祭典「第75回日本ダービー」(JpnI 東京芝2400m 6月1日)の最終追い切りが28日、東西のトレセンで行われ、皐月賞4着馬レインボーペガサスが反撃態勢を整えた。前走はスローペースがたたり、メンバー最速の上がり3F34秒3をマークしながら涙をのんだが、力は見せつけた。今回は広い東京、距離延長と条件がそろい、陣営も巻き返しに意欲満々だ。 混戦ではこんなタイプが頼りになる。レインボーペガサスが上々の仕上がりだ。 皐月賞は4着。キャプテントゥーレには逃げ切られたが、差は0秒3。内容は渋く、強かった。 「なかなか前が開かなかったからねえ。やっと伸びてきたのはゴール前。まともならもっといい競馬ができたはずだし、悔しいレースだった」と鮫島師は振り返った。 皐月賞で脚を余し、悔し涙を流した馬がダービーで巻き返した例は多い。そのための準備はしっかり整えている。前走後は栗東でじっくり乗り込まれた。1週前追い切りは坂路で800mを54秒4→13秒3。時計自体は平凡だが、動きは素軽く、力強かった。 「疲れもそれほどなく、早い段階から乗り込んできた。間隔があった分、余裕を持って調整できたし、今の時点ではすごくいい状態できている」 速い時計は出す必要がない。トータルで密度の濃い仕上げができた。 鮫島師にとって、レインボーペガサスは特別な思い入れのある1頭だ。母のギャンブルローズは開業当時の厩舎を支えてくれた思い出深い馬。「その子どもでダービーという大舞台に出られるのは本当にうれしい。でも、出すだけではない。前走の内容から広い東京は間違いなくいいし、無事にゲートを迎えれば結果はついてくる」 夢に自信を携えて、大混戦に挑む。 【最終追いVTR】シルクウィザード(古馬1600万)との併せ馬。1馬身後方から追走して、道中はスピードに乗った走りを見せた。追われてからはズブさを見せ、トップギアに入らないまま併入フィニッシュとなったが、これはご愛敬。体の張りは抜群で抜かりなく仕上がっている。
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レジャー 2008年05月28日 15時00分
日本ダービー追い切り速報 皐月賞の借りは返す マイネルチャールズが渾身の仕上げ
「第75回日本ダービー」(JpnI 東京芝2400m 6月1日)の最終追い切りは28日、東西両トレセンで行われ、出走各馬が態勢を整えた。なかでも、目を引いたのは皐月賞3着の巻き返しに燃えるマイネルチャールズだ。松岡騎手を背に、美浦Wコースで軽快な動きを披露。これ以上ない仕上がりで競馬の祭典に挑む。 あれから10年。マイネルチャールズの白倉厩務員に大きなチャンスが巡ってきた。 10年前に担当したクリールサイクロン(スプリングS、新潟2歳S)は皐月賞7着、ダービー15着といずれも苦い思いを味わった。白倉さんは今の心境を話してくれた。 「厩務員になって今年で43年目。定年まで残り2年を考えると、こんな大きなチャンスはこれが最初で最後でしょう」とこん身の仕上げでダービーを勝ちに行く決意を示した。 1度レースを使うと放牧に出すのがパターンだったが、皐月賞3着後はそのまま自厩舎にとどまって、じっくり調整されてきた。「前走まではレースの10日間前に帰厩していた影響か、神経がピリピリしていて夜つけたカイバが朝まで残っていた。それが、今回はきれいに食べている」と状態の良さをアピールする白倉さん。 勝算について聞くと、「ヨーイドンの瞬発力勝負になったら分が悪いけど、競り合う展開になれば。勝負根性は抜群だからね」と答えが返ってきた。あとは松岡騎手にすべてを託すだけだ。 【最終追いVTR】坂路を1本上がった後にWコースへ。終始、手応えは抜群。ゴール前で軽く仕掛けられると、グッとハミを取り、ラスト1F12秒0を計時した。馬体も大きく見せて充実著しい。
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レジャー 2008年05月28日 15時00分
日本ダービー(JpnI 東京芝2400m 6月1日) “POG大魔王”こと丹下日出夫が先行予想!!
ディープスカイの末脚さく裂!史上まれにみる激戦といわれる競馬の祭典、「第75回日本ダービー」(JpnI 東京芝2400m 6月1日)。昨年度の競馬専門紙回収率ランキング1位の競馬評論家、丹下日出夫氏はディープスカイがNHKマイルCで見せた33秒台の末脚を再現、GI連覇に太鼓判を押す。 今年の皐月賞は、夜来の雨もあって、馬場は良発表とはいえ渋っていた。前半5F61秒4というスローペースもあったが、同日に行われた古馬1000万の鹿野山特別2分2秒3と、わずかコンマ6秒差。過去10年間で、下から数えて2番目の、2分1秒7では、レベル的に心もとない。 もともと今年の明け3歳世代は、「これ」という時計やラップを有する有力馬は少なかったが(いたとしても、ダービー前に全滅だったりする)、そうした数字面の不備が多い前哨戦において、ひと際異彩を放つ存在が、ディープスカイの制したNHKマイルCですか。 当日は、稍重というよりは重馬場に近い、時計の出にくい芝もあって、芝1600m1分34秒2は若干平凡に映るものの、上がり3Fはレースのソレ(35秒0)を1秒1も上回り、ただ1頭だけ33秒台の末脚で他馬を串刺し。皐月賞6着のブラックシェル(2着馬と0秒1差)を、悠々2馬身近く振り切る完勝だった。 そのブラックシェルとの着差を比較すれば、皐月組を凌駕。2400mへの距離延長が課題になるが、2走前の毎日杯(芝1800m)では、マイル通過・1分33秒8というハイペースをさばき、1分46秒0という好タイムで勝ちあがっている(これなら2〜3Fの延長にも対応が利く)。 なんせ近年のダービーはスローの瞬発力勝負が大半。マイラー有利の傾向が強い。馬体のつくりというか完成度も、3歳世代ではちょっと抜けた存在なんだよなぁ。 相手本線も、前記毎日杯2着を経由して、わずかキャリア3戦でダービーに到達したアドマイヤコマンドのセンス。 道中、舌越ししたり、フワフワとして若さを残すものの、前走の青葉賞は、好位のポケットから、鞍上のゴーサインに鋭く反応し、メンバー中最速の34秒4をマーク。 確かに、前走比12kg減の馬体は気がかりだが、典型的なスローの上がり勝負だっただけに、まだオツリはある。 一角崩しがあれば、皐月賞3着のマイネルチャールズですか。 皐月賞というレースは、1コーナーにさしかかるまでに、勝敗の大勢が決まるようなところがあるが、発馬でモタつき、道中後手。圧倒的な1番人気を背負っていたこともあって、動くに動けず。 他馬のマークを一身に集め、中団でもまれっぱなしの中、何とか地力で3着に追い上げたが、今度は比較的マークも薄くなる。鞍上の松岡クンも、気楽というか。果敢に立ち回れるだろうし、一角崩しはあると思うよ。 「皐月賞で、もっとも印象に残った末脚を使った馬こそが、ダービーの穴馬」という格言にならえば、惑星はレインボーペガサス(雨よ降れ)。 以下、連下に大崩れのないタケミカヅチ。クリルタルウイング、モンテクリスエスの青葉賞2、3着馬。極端な不良馬場になった際のサクセスブロッケンを大穴に一考。〈プロフィール〉 丹下日出夫(たんげ・ひでお) ガンジーと浜崎あゆみと同じ10月2日生まれ。競馬専門紙ホースニュース「馬」の本紙予想を長く担当して、現在フリーの競馬評論家。昨年は専門紙の年間回収率ランキング首位だった。グリーンチャンネル、UHFの「中央競馬ワイド中継」などでも活躍していた。POGの専門家で自称POG大魔王。特別編集長を務めた「最強のPOG」(青本、KKベストセラーズ刊)が好評発売中
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レジャー 2008年05月28日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(24)
先週に続いて昔の根岸競馬場を知る関係者のインタビューをお届けする。 W(元理事) スタンドは昭和4(1929)年にできたんだよ。ここで昭和17(1942)年まで競馬をやっていたが、その前の昭和15(1930)年だったか、コースの改修工事をやっていたんだよ。ほかの競馬場に比べて、ここは坂が急できつい変わったコースだった。幅員が20メートルと狭く、1マイルともいって、スタートしてすぐ下がっていった向正面でまた上がる。スタンドから観ると、かなたに海が広がり横須賀まで一望できる見晴らしのよさだったね。そうしたコースが改装工事でどう変わったのかな? B(元騎手) 15年にはもういなかったのでコースを直したのはよく分からないな。 K(元騎手) 僕も復員してきて、あれっ?直したんだなと思ったんだよ。 B その前の何年ごろだったか、5頭くらいがころんだことがあったが…。 N(元騎手) …そうそう、昭和8年ごろだった。新抽(しんちゅう)の競馬だったが、加藤義雄さんのトリーポアが1番馬だった。第1コーナーを曲がったところでころんだ。ブァーッと砂塵が立って、あとからつっかかって決勝線に入ったのは4頭だけだった。それで加藤さんが亡くなったんだ。そのあと中山で7頭ころがったのよ。 W うん。中山のときは青山市之進が亡くなったんだね。横浜の第1コーナーは本当に怖かった。ロックパークで第1回皐月賞とった時だったが、馬が、むこうずねを痛がってね。ぼくは乗るのがいやでいやでね。スタート前に、てくてくジョグ(速足)で、時間をかけて歩かせてね…。 …この続きは次回に。
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レジャー 2008年05月27日 15時00分
ベンチャーナイン、スマイルジャックの2頭出しで夢舞台に立つ小桧山師
今週は競馬の祭典「第75回日本ダービー」(JpnI 芝2400m 6月1日)が東京競馬場で行われる。この夢の舞台にスマイルジャック、ベンチャーナインの管理馬2頭を出走させるのが小桧山悟調教師(美浦・54歳)だ。とくにベンチャーナインは高額馬が並ぶ出走馬の中で、わずか420万円のリーズナブルな馬。「幸運にもベンチャーという宝物に出合えた」という“へそ曲がり”トレーナーが、熱い胸の内を語った。 8150分の18。05年に産声を上げたサラブレッドが今年のダービーに出走できる確率である。厩舎を開業して12年目の小桧山師は、この一生に一度の晴れ舞台に2頭の管理馬を出走させる。 02年ダービー馬タニノギムレットを父に持つスマイルジャックと、未出走のエイシンサンディが父のベンチャーナインだ。とりわけ、ベンチャーナインはエリートが集うダービーの舞台にあって、雑草のたくましさを持つ。 当馬は06年のサマーセール取引馬で、購買価格は420万円。出走登録馬26頭中14頭を占めるサンデーサイレンス系産駒の1頭だが、ほかの高額馬と比較すると何ともリーズナブルだ。 そんなベンチャーナインを「1頭(個人)馬主の“希望の星”と言ってるんです」と笑う小桧山師。自分自身を「へそ曲がり」というだけに、その発想もユニークそのものだ。 「高い馬が手に入らないというか、高い馬を買える馬主さんとは付き合っていない。だから発想も自然と逆になってね。手に入る馬でそういった馬(血統馬)を負かす方向でいくしかないと。イジケ根性ですね」 それが“小桧山流”のポリシーであり、開業以来、そのスタンスは一貫して変わることがない。トレーナーは限られた予算の中での牧場視察やセリへの参加を感慨深げに、こう例える。 「ボクはある意味で、宝物のない場所で宝探しをしているのかもしれない。でも、幸運にもベンチャー(ナイン)という宝物に出合えた」 宝探しの話になると子どものように目が輝いた。 「ダービーに出られる馬も宝物だけど、自分の中では40回、50回と、5歳、6歳まで厩舎にいて競馬をしてくれる馬を見つけるのも宝探しと思ってる。3戦3勝で引退する馬と、50回、60回走って2つ、3つしか勝ってない馬とどっちが面白いか、甲乙付けがたい」 決して背伸びをせず、身の丈にあった、分相応の厩舎経営にこだわる小桧山師の姿勢に、共感を覚えるファンも少なくないだろう。 「見るだけのレースと思っていたダービーに、2頭も参加させられるのは調教師冥利に尽きる。ボクらは結果を受け止める仕事なので、他馬のジャマをせず、人様に迷惑をかけないで走ってきて、それで結果が良ければ最高」 荒れ模様のダービーだけにベンチャーナイン、スマイルジャックの伏兵2頭が、人気の高額馬にひと泡ふかせるシーンも十分。小桧山師は気負うことなく、静かにその時を待っている。〈プロフィール〉 ◆小桧山悟(こびやま・さとる) 1954年1月20日兵庫県生まれ。81年4月より畠山重厩舎で調教助手を務め、95年に調教師免許を取得。同年、美浦で厩舎を開業した。主な活躍馬にイルバチオ(03年アイビスサマーダッシュ)、スマイルジャック(08年スプリングS)がいる。また、大相撲小結の稀勢の里の私設応援団長の顔も持つ。
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レジャー 2008年05月27日 15時00分
優等生スマイルジャックが混戦を断つ
デビュー時から小桧山師が「優等生」と評し、将来を嘱望されていたスマイルジャック。スプリングSを制して臨んだ皐月賞は4番人気と伏兵視されたが、結果はまさかの9着。デビュー以来、初めて複勝圏から外れる屈辱を味わった。 だが、芝崎助手は「緩い馬場が影響したのか、息を入れず、気負って走っていたからね。掛かり気味になったのもそのせい」と実力負けを否定。「疲れは多少あったが、今は持ち直している。今年は抜けた馬がいないし、折り合いがつくようなら」と巻き返しを誓う。セールスポイントは相手なりに走れる堅実さ。混戦の追い比べとなれば、浮上の余地は十分。
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レジャー 2008年05月27日 15時00分
末脚の破壊力はナンバーワン ベンチャーナイン
ダービー路線の中で最も地味なTR・プリンシパルSを制して乗り込むベンチャーナイン。僚馬スマイルジャック同様、惜敗が続いていたが、プリンシパルSではこれまでのうっ憤を晴らすかのような圧勝劇で地力強化を印象付けた。 年明けの京成杯では皐月賞3着のマイネルチャールズにクビ差まで詰め寄ったように、能力は相当なもの。また、全9戦のうち、実に7回もメンバー最速の上がり(3F)をマークしており、切れ味だけなら現3歳でも屈指の存在だ。 「右回りはササるが、左回りは本当にスムーズ。とにかくタフな馬で連戦の疲れはないし、前が引っ張ってくれる展開なら」と芝崎助手。ハマれば“混戦”を切り裂くだけの破壊力はある。
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レジャー 2008年05月27日 15時00分
距離経験は大きな強みアドマイヤコマンド
遅れてきたダービー候補アドマイヤコマンドが一気に頂点を狙う。 青葉賞は強かった。4、5番手にサッとつけると直線はメンバー最速の鋭い伸び脚であっさりと突き抜けた。史上まれにみる混戦ダービーだけに、同じ距離と舞台を経験している強みは大きい。 3月の阪神でデビューして今回が4戦目。これでダービーを制覇すれば3戦目で制したフサイチコンコルドに次ぐ最少キャリアになる。しかも、その中身はライバルより濃いかもしれない。 「青葉賞が上がりの競馬なら、その前の毎日杯はハイペースの厳しい競馬だった。2つの違ったパターンの競馬を経験し、結果を出しているんだからね。キャリア不足は十分補えると思う」と橋田師は強調した。 デキもいい。1週前の追い切りは栗東坂路で800m53秒8。時計は平凡だったが、「重い馬場は走らないから格下馬に遅れたのも気にならない。その前の週のケイコがすごく良かったし、馬自身は一戦ごとに良くなっている」とうなずいた。 毎日杯ではNHKマイルCを制したディープスカイに完敗したが、伸びシロと2400mの経験値を加味すれば逆転は十分可能だろう。 「能力は相当なものを秘めている。期待しています」 アドマイヤベガ以来、2度目のダービー制覇が師の視界には入っている。
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