レジャー
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レジャー 2008年05月27日 15時00分
ダート最強馬サクセスブロッケンがダービーへ殴り込み
無謀なチャレンジなのか、あるいは勝算のある戦いなのか?無敗のダート4勝馬サクセスブロッケンが、ダービーに挑戦状を叩きつけた。 同様のケースとしては1996年、ダート2戦2勝のアドマイヤビゴールが初芝で挑んだが、10着に惨敗している。当然ながら、ハードルはかなり高い。 「普通にユニコーンSを使っていればきっと勝っていただろう。でも、それじゃあ、面白くない。やはり出走できるならダービーを使いたいし、勝つ可能性は決してゼロではない」 藤原英師は出走の経緯についてこう語る。父シンボリクリスエスは2002年のダービー2着馬であり、母サクセスビューティは02年のGII・フィリーズレビューを勝利。両親ともに芝での活躍馬だった。血統からいえば、むしろダート専従できたキャリアの方が不可思議なくらいだ。 「ダートを使ってきたのは脚元が弱かっただけで、決して芝がダメだから使わなかったわけじゃないんだ。もちろん、こなせると確信している」 藤原助手は初芝にも自信をのぞかせた。そもそも手応えを感じていなければ、クラシック追加登録料(200万円)を支払ってまで夢舞台には出走してこないだろう。しかも、今年は傑出馬不在。未知の可能性を感じずにはいられない。 「初芝さえ戸惑わなければチャンスはあると思う。もちろん、希望を持って出走させる」 初芝でのダービー制覇…今回の挑戦を無謀とかたづけるのは危険だ。
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レジャー 2008年05月27日 15時00分
日本ダービーびっくりデータ編 “潜伏確変台”は柴田善と蛯名
今年のダービーの馬券を演出する騎手は、ヨシトミと蛯名。主役不在の混戦GIでは、過去のデータを分析して予想の一助にするのもアリではないか。 過去10年のダービーを調べるうちに、3着までの騎手絡みの意外なデータが浮かび上がってきた。3連対騎手そのものではない。その3騎手の隣接馬番(1着3番なら、2番と4番)の騎手に注目するのだ。 有力ジョッキーは対象にならないのでは、と早合点してはいけない。3連対した馬番の両サイド馬番には、リーディング上位の騎手がぞろぞろ入っているのだ。 今年のダービーで乗り馬がいる騎手では、(柴田)ヨシトミ(写真左)と蛯名(同右)が4回と3回で1、2位。ヨシトミは過去10年で9回騎乗していて連対は2着が1回だけ(06年アドマイヤメイン)。蛯名は10年連続騎乗していて馬券になったのは04年の3着ハイアーゲームだけ。 2騎手には申し訳ないが馬券で狙うより、“裏メーカー”としてのほうが頼りになる。パチンコでいえば“潜伏確変台”にあたるか。 関西の騎手は福永、四位らが2回までであまり頼り?にはならない。裏メーカーは関東の騎手というのもナンダカナーなのだが、予想には使えるのではないか。
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レジャー 2008年05月27日 15時00分
さきたま杯 適距離で復権目指すフジノウェーブ
今週の浦和競馬のメーンは「第12回さきたま杯」(JpnIII 1400m 28日)。連覇を目指すメイショウバトラーなど強豪JRA勢が殴り込みをかけてくるなか、待ちに待った得意の短距離戦で“GI馬”フジノウェーブが迎撃態勢に入った。中間は近走では一番のハードトレーニングを消化。痛恨の大出遅れで4着に終わった昨年の雪辱を期す。 昨年はJBCスプリントで地方馬初のJBC制覇を果たしたフジノウェーブだが、今年は試練の日々が続いている。 勝てない。歩様の乱れを見せ、まともな競馬ができなかったフェブラリーS(12着)は参考外だが、恵量52キロの伏兵デスモゾームに足元をすくわれたマイルGP(2着)、JRA勢の後塵を拝したかしわ記念(4着)と、いずれもゴール板が遠かった。 だが、敗因は歴然としている。今年3戦に共通するのは1600m戦。「一線級相手ではマイルだと厳しい。千四以下がベスト」。主戦の御神本訓騎手は悔しさをにじませる一方で、愛馬の適距離をそう語っていた。 そして、迎えた久々の適鞍。名誉挽回に向け、高橋三師の気合もみなぎる。24日に大井競馬場で行われた最終追い切りではビッググラスと併せ、6F75秒6→61秒8→49秒5→37秒0(良)を計時。鞍上の坂井英騎手が軽く仕掛けただけで、一杯に追われたビッグにクビ差先着した。 御神本騎手のケガにより、ピンチヒッターを務める坂井英騎手は「背中がいいし、力があるね。チャンスはあると思う」と好感触。この後、ウェーブはゲート周辺を回る運動を挟み、1400mのスタート地点から馬場をもう1周。高橋三厩舎ではおなじみのハードトレーニングだが、ウェーブがこのメニューを消化するのは久しぶりのこと。勝利へ燃える陣営の思いがヒシヒシと伝わってくる。 今回は斤量59kgがカギだが、ここまでの調整過程は順調そのもの。「59kgは気になるけど、スタートさえ互角なら。あとは切れ味を生かす競馬をするだけ」と高橋三師。できる限りの手は尽くした。得意の電撃戦でフジノウェーブが復権を目指す。
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レジャー 2008年05月27日 15時00分
高知競馬からJRAに移籍し、63戦目で初勝利を挙げた鷹野宏史騎手に迫る
43歳の新人ジョッキーの努力が実を結ぼうとしている。 今年3月、高知競馬からは初めてとなるJRAへの移籍を果たした鷹野宏史騎手(美浦・二ノ宮厩舎)が18日、待望のJRA初勝利を挙げた。かかとを骨折しながら根性でクリアした2次試験を経て見事に合格。そして、移籍から2カ月半、63戦目での勝利だった。 鷹野騎手は地方競馬通算2190勝を誇るトップジョッキーの一人。だが、高知競馬ではJRAの認定レースが行われておらず、JRAでの騎乗経験はない。すべてが一からのスタートだった。 「目にするものすべてが新しく規模も大きい。井の中の蛙(かわず)って、こういうことかと思い知った」 そんななか、彼は43歳にして騎乗フォームの改造に挑んでいる。地方と中央では勝手がまるで違うからだ。「高知では10ある馬の力を11、12出す騎乗が必要だったが、中央では10ある力を10出し切ることが要求される。馬を動かすというよりも、馬に合わせる感じ」 ダートと芝、馬そのものの能力の違いなど、今までと一緒では対応しきれないことを痛感させられた。「高知時代は腰を据えて重心を後ろに置いていたが、こちらではもう少し前に置いて乗らないといけない。調教での時計の感覚も今までとは全然違う」 高知ではリーディングにも輝いたが、そんなことは関係ない。一人の新人騎手として新しい「鷹野宏史」を作り上げるという大きな課題にチャレンジしている。「40歳を超えての挑戦はとても不安だったが、今は競馬漬けの毎日が楽しい」 3年後には実現するであろう、JRA騎手学校1年生の次男・文裕君との親子対決が今から楽しみだ。
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レジャー 2008年05月26日 15時00分
日本ダービー(JpnI 東京芝2400m 6月1日) キングカメハメハ以来の変則2冠へ ディープスカイがこん身の仕上げ
その軌跡は、名馬のそれと重なる。2003年のキングカメハメハ以来、NHKマイルCとダービーの変則2冠へ、ディープスカイが挑む。 最高潮だ。素晴らしい末脚でマイルCを制した後、さらにデキは上向いている。それをはっきり示したのが22日の1週前追い切りだった。栗東坂路で800mを51秒2→36秒5→12秒1という猛烈なタイムを弾き出した。 騎乗した四位騎手は驚きを隠さなかった。「あれが本追い切りのつもりで乗ったんだけど、オーバーワークにはならないようにしたつもり。それであの時計でしょう。正直、ビックリした」と笑みを浮かべた。柔らかく、素早い身のこなし。肌が初夏の日を鋭く照り返し、ぎこちなさがどこにもないのは体調がいいからこそだ。 見届けた昆師も興奮気味だ。「皐月賞をパスしたから、まだ上積みはあると思っていたけど、それにしても素晴らしい時計、動きだった。今のデキを維持できれば大丈夫じゃないかな」大丈夫という言葉に力を込めた。一生に一度の舞台、競馬関係者だれもが一番あこがれるそのレースを前に、大丈夫といえる自信はすさまじい。 NHKマイルCは強かった。馬込みを苦にせず、ゴーサインが出ると俊敏に反応。なおかつ長く末脚を持続させ、後方から一気に内を突いて突き抜けた。そのパフォーマンスは毎日杯を凌が。よほど東京が脚にフィットするのだろう。 今回は距離延長が唯一の不安ともいえるが、師は「前走はゴールを過ぎてもまだ伸びていた。折り合いもつくからね」とまったく意に介していない。確かに体形も胴がゆったりしたつくりで、受けるイメージはむしろ2000m以上でこそだ。 昨年のウオッカから連覇がかかる四位も力が入ってきた。「距離はこなせると思って乗るし、デキに文句はないからね。無事なら結果はついてくる」 不安のかけらも見当たらない。マイルと2400mのどちらも強いという現代型名馬がまた一頭、誕生するか注目だ。
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レジャー 2008年05月26日 15時00分
日本ダービー(JpnI 東京芝2400m 6月1日) 悲願のクラシック制覇 今度は負けられないマイネルチャールズ
「少し馬体重が減っていたけど、状態そのものは良かった。流れが緩くても折り合えたし、もう少し速いペースだったら…」と、主戦の松岡騎手が唇をかみ締めた悔しい敗戦。2冠目となるダービーで、ぜがひでもリベンジを果たしたいところだ。 中間は疲れもなく元気いっぱい。放牧へは出さず、厩舎でじっくり調整してきた。大一番を翌週に控えた1週前(21日)に、実質的な追い切りとなる併せ馬を敢行。「まあ順調にきているよ」と稲葉師は好感触だ。松岡騎手も「(併走)相手も走る馬だったから。勝ち負けはともかく、思い通りの競馬はできると思う」とデキに不安がないことを強調した。 皐月賞時に比べるとさすがにトーンダウンした陣営だが、物は考えようだ。皐月賞は稲葉師、松岡騎手ともに、GIで初めての1番人気。相当な重圧があったはずなのに、チャールズへの信頼が強すぎたためか、あまりにも楽観的に臨んでいた節があった。皐月賞の敗戦が逆に、いい意味でガス抜きになったとも考えられる。 松岡騎手は「巻き返したい」とリベンジに意欲満々。稲葉師も静かに闘志を燃やしている。「まだ460kg近くあるからな。これでキッチリ仕上がるだろうし、来週は単走で軽くやる。前走より落ち着きがあるし、いい方に向かっている」。 デビューから陣営がクラシックを意識してきた逸材。人馬ともまさかの皐月賞敗退をカテに、今度こそ悲願のGI制覇に王手だ。
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レジャー 2008年05月26日 15時00分
日本ダービー これぞ史上初の珍事 明暗を分けた4頭とは!?
ダービー戦線異状アリ!今年で75回目を迎える「日本ダービー」(JpnI 東京芝2400m 6月1日)だが、長い歴史の中でもこれほど混迷を極めた年はないだろう。収得賞金が分散した結果、重賞勝ち馬が除外対象となる珍事まで起こっているなか、不気味なオーラを放つのはダービーTRでちゃっかり(?)出走権をゲットとした900万組だ。アグネススターチ&モンテクリスエス。運のある馬が勝つといわれるダービーだけに、この2頭、マジで軽くは扱えない。 速い馬が勝つのが皐月賞、強い馬が勝つのが菊花賞。そして、運のある馬が勝つといわれているのがダービーだ。 では、今年のメンバーで最も運があるのは?答えは簡単。重賞勝ち馬2頭を除外候補に押しやり、ファイナリストに名を連ねた収得賞金900万の“条件馬”2頭だ。しかも、この両陣営…不気味なことにオリンピック精神では臨んでこない。ともに一発逆転に虎視たんたんだ。 まずは、アグネススターチ。TR・プリシンシパルSでは後続を引き離す大逃げでスタンドをわかせ、見事に2着をゲット。プラチナチケットを手に入れた。 栗東一・豪放らい落な性格で有名な大根田師は「同期の調教師で一番最初に(管理馬を)ダービーに出せるのは気分がいい」とニンマリだ。 3年前にもチャンスはあった。西のダービー最終便・京都新聞杯でコメディアデラルテがハナ差2着。賞金的にダービーへの出走権を確保したが、レース後、能失に近い骨折が判明し、戦線リタイアを余儀なくされた苦い経験がある。それだけに、スターチにかける期待は大きい。 「とにかく、左回りだと走りがいいし、コーナーが広くて緩い東京はピッタリ。控えてはまったく持ち味がないので、今回も出ムチをくれてハナに立つよ」とやる気満々。 「強い馬が相手を見ながら優等生の競馬をするより、例え、テレビ馬といわれようと、ガンガン行く方がファンも楽しいし、負けても納得。ダービーは年に一度のお祭りなんだし」と言って北島三郎の“祭りだ”を口ずさんだ。 成績にムラはあるが、これまでハナを切った競馬では<2100>と崩れはまったくない。自分の形に持ち込めれば、アッと驚く逃走劇があるかもしれない。 一方、モンテクリスエスもトライアルの青葉賞で3着と、土壇場でダービーへの最終切符を掴んだ惑星だ。松田国師はいつもながらの理路整然とした話しぶり。NHKマイルC2着のブラックシェルとの2頭出しだが、「今年は傑出した馬がいないしチャンスは十分ある」と色気たっぷりだ。 馬房からブラック、モンテの両馬を引き出して、カメラマンに写真撮影をさせながら、松田国師の口調は滑らかで力強い。 「栗東の方が冬場に雪が多く、DWや坂路が閉鎖されたのが痛かった。普段は540kg前後もある馬にとって“メタボ”との戦いでもあったんだ。暖かくなって関東馬との力関係が逆転したね。大型馬だが、筋肉が付き過ぎることもなく、アバラが浮いている」 まずは状態の良さに太鼓判を押すと、「完歩が大きい馬だから府中の2400mはぴったり」ダービーに手応えありの意欲的コメントが続いた。 さらに「ダービーに2頭出しさせてくれたスタッフに感謝している。私も1番人気のキングカメハメハとタニノギムレットでダービーを勝っている調教師ですから」とキッパリ。ダービー制覇へ超強気だ。 青葉賞はアドマイヤコマンドの3着だが、差はわずかにコンマ4秒と逆転圏内。「もう少し前で流れに乗れていれば、もっと際どい勝負になっていたはず。もちろんチャンスはあると思っています」と同師のトーンは上がる一方だ。 史上に残る戦国ダービーだけに、収得賞金900万のアグネス、モンテの両馬が、アッと驚くワンツーフィニュッシュをしても不思議ではない。 逆に、混戦ダービーの被害者になってしまったのが、現在、補欠の1番手に甘んじているオリエンタルロックとフサイチアソートだ。この2頭の名前を見て、「ん?」と思われた方もいるだろう。 そう…2頭ともに重賞勝ちのある実績馬なのだ。1984年のグレート制導入以降、ダービーでタイトルホースが除外されたケースは一度もない。この2頭はまさしく今、前代未聞の憂き目に遭おうとしているのだ。 フサイチアソートは昨秋の東スポ杯2歳Sをわずか1戦のキャリアで制した。その後、休養を挟んでの叩き3戦目。ダービーでのばん回を期していたが、蚊帳(かや)の外に追いやられてしまった。 皮肉にも、「皐月賞の後、デキはグングン良くなっているんだよね。実績のある東京で今度はこそは!と期待していたんだけど」と岩戸師。「完全に予定が狂った。1頭やめたとしても抽選だし…。もう神頼みするしかないよ」とボヤいていた。 一方、“ついていない”もう一頭のオリエンタルロックは、昨夏の札幌2歳Sを勝った際、厩舎ではスタッフ一同、万々歳したという。 「厩舎初の(所属馬の)ダービー出走がかなったと思ったからね」と大賀助手。当馬は除外を見越し、中京の白百合Sに回る予定だ。しかし、ダービーに対する思いは捨てたわけではない。 「その後はJDD(ジャパンダートダービー)に行こうと先生(田所秀師)に進言しようと思ってるんだ(笑)」 東京がダメなら大井があるさ…。大賀助手はもう笑うしかないといった感じだった。
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レジャー 2008年05月26日 15時00分
オークス 2歳女王トールポピーが復活V
「第69回オークス」(JpnI 東京芝2400m 25日)は4番人気のトールポピーが優勝。阪神JFに続くGI制覇で3歳牝馬の頂点に立った。アタマ差の2着には桜花賞2着のエフティマイア(13番人気)、3着には桜花賞馬レジネッタ(5番人気)が入り、3連単は44万円を超す波乱となった。 2歳女王の鮮やかな復活劇だった。第69代の樫の女王の座についたのは4番人気のトールポピーだった。 前日からの雨であいにくの稍重馬場となったが、「午前中に乗って確かめたら、内側はそう悪くなかったから」と池添騎手。前半は迷わず中団のインにつけた。勝負どころの直線で急激に内に切れ込み、審議の対象(危険な騎乗により2日間の騎乗停止)になる場面もあったが、最後まで伸び脚は衰えず、エフティマイアの猛追をアタマ差抑えて栄光のゴールへ飛び込んだ。 「最後でみんなに迷惑をかけてしまったのが反省点ですね」ちょっぴり後味の悪い勝利に、ジョッキーの表情は硬さが見られたが、何はともあれ1番人気に推された桜花賞8着の借りは返した。「あの悔しさはオークスで晴らそうと思っていた」兄はクラシックを迎えると同時に急失速したフサイチホウオー。戦前は周囲の雑音もあったが、“血の宿命”を見事に打ち破ってみせた。 「体重が増えていたのは何より。体がしっかりして、返し馬ではいいフットワークで走っていた。桜花賞よりいい雰囲気だったし、直線の反応も良く、しっかり伸びてくれました。2歳の夏から絶対にオークス向きだと思って、厩舎スタッフとともにやってきた馬。結果を出せて良かった」 阪神JFに続くGI制覇で、名実ともに3歳牝馬の頂点に立ったトールポピー。今後について、角居師は「まだ未定」と前置きしたうえで「アメリカンオークスも選択肢に入っている」と荘大なプランを口にした。日米オークスを制した厩舎の偉大な先輩・シーザリオに続くか、注目だ。
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レジャー 2008年05月26日 15時00分
東海S 今年は大波乱 13番人気のヤマトマリオンが優勝
25日の中京メーンで行われた「第25回東海S」(GII ダ2300m)は、13番人気のヤマトマリオン(牝5歳、栗東・安達厩舎)が2分24秒0(重)のタイムで優勝した。2着には最低16番人気のラッキーブレイクが入り、3連単500万超の大波乱。1番人気のワンダースピードは4着に終わった。 レースはアルドラゴンがハナを切り、ラッキーブレイクがこれをマーク。勝ったヤマトマリオンは前に壁をつくり、中団のインを進んだ。最後の直線に入ると、マリオンはためていた脚を爆発。先に抜け出したブレイクを並ぶ間もなく捕らえ、2分の1馬身抜け出たところがゴール板だった。 「こういう馬場が合ったのでしょうか。でも、最後は後ろから他の馬がくるのではと祈るような気持ちでした」小林徹騎手は相棒の期待以上の走りに時折、照れ笑いを見せていた。 それにしても、誰もが目を丸くしたこの大駆け。勝因は前が詰まることを恐れずにラチ沿いをピタリと追走、長丁場をロスなく立ちまわれたことに尽きるだろう。人気馬ではできない無欲の騎乗が大金星をもたらした。
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レジャー 2008年05月26日 15時00分
大勝軒の大将が競馬場デビュー
オークスが行われた25日の東京競馬場のVIP席「ダービールーム」には、本紙おなじみアベコーこと阿部幸太郎の隣に大勝軒創業者の山岸一雄さん(74)の姿があった。 つけ麺の元祖として全国的に有名な同店は、古くは「ホースニュース・馬」で記者をしていた若かりし井崎脩五郎・アベコーらが足しげく通い、競馬関係者の胃袋を満たしてきた。 山岸さんもアベコーに劣らない40年来の競馬ファンでありながら、ラーメン作りにかける情熱から一日も店を空けなかったため、まだ一度も競馬場には訪れたことがないという泣ける逸話の持ち主。 この度、人生で初めて来た競馬場に山岸さんは「芝が美しくて、元気が出る」と感激。肝心の予想の方は穴党らしく、オークスの(1)-(6)、(5)-(6)の枠連は惜しくも当たらなかったが「ぜひ、またきたい」と元気に語った。
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