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日本ダービー追い切り速報 伏兵レインボーペガサスが怪気炎

 皐月賞の悔しさはダービーで晴らす。競馬の祭典「第75回日本ダービー」(JpnI 東京芝2400m 6月1日)の最終追い切りが28日、東西のトレセンで行われ、皐月賞4着馬レインボーペガサスが反撃態勢を整えた。前走はスローペースがたたり、メンバー最速の上がり3F34秒3をマークしながら涙をのんだが、力は見せつけた。今回は広い東京、距離延長と条件がそろい、陣営も巻き返しに意欲満々だ。

 混戦ではこんなタイプが頼りになる。レインボーペガサスが上々の仕上がりだ。
 皐月賞は4着。キャプテントゥーレには逃げ切られたが、差は0秒3。内容は渋く、強かった。
 「なかなか前が開かなかったからねえ。やっと伸びてきたのはゴール前。まともならもっといい競馬ができたはずだし、悔しいレースだった」と鮫島師は振り返った。
 皐月賞で脚を余し、悔し涙を流した馬がダービーで巻き返した例は多い。そのための準備はしっかり整えている。前走後は栗東でじっくり乗り込まれた。1週前追い切りは坂路で800mを54秒4→13秒3。時計自体は平凡だが、動きは素軽く、力強かった。
 「疲れもそれほどなく、早い段階から乗り込んできた。間隔があった分、余裕を持って調整できたし、今の時点ではすごくいい状態できている」
 速い時計は出す必要がない。トータルで密度の濃い仕上げができた。
 鮫島師にとって、レインボーペガサスは特別な思い入れのある1頭だ。母のギャンブルローズは開業当時の厩舎を支えてくれた思い出深い馬。「その子どもでダービーという大舞台に出られるのは本当にうれしい。でも、出すだけではない。前走の内容から広い東京は間違いなくいいし、無事にゲートを迎えれば結果はついてくる」
 夢に自信を携えて、大混戦に挑む。

 【最終追いVTR】シルクウィザード(古馬1600万)との併せ馬。1馬身後方から追走して、道中はスピードに乗った走りを見せた。追われてからはズブさを見せ、トップギアに入らないまま併入フィニッシュとなったが、これはご愛敬。体の張りは抜群で抜かりなく仕上がっている。

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