search
とじる
トップ > レジャー > 天皇賞・春(GI 京都芝3200m 5月4日) ポップロック 悲願のGI奪取へ躍起

天皇賞・春(GI 京都芝3200m 5月4日) ポップロック 悲願のGI奪取へ躍起

 メラメラとした闘志が戻ってきた。「休養明けを1度使ってテンションが上がったというか、馬が前向きになってきました」と前川助手はうなずいた。生涯最大のGIチャンスかもしれない春の大一番を前に、ポップロックが急上昇だ。

 前哨戦だった阪神大賞典は3着。道中は3番手を余裕たっぷりに追走、あとは抜け出すだけかと思われたが、いまひとつ反応が鈍かった。敗因は精神面にあったという。
 「落ち着きがありすぎた。人がアレッと首を傾げるぐらいだったから。それが今はガラッと変わった。この馬は闘争心を前面に出している時の方が結果はいい。いいムードになってきました」
 変身ぶりが注目された23日の1週前追い切りはCWコース3頭併せ。マゼラン、デマントイドリバーの格下2頭を先行させて、直線は内へ。馬なりで5F66秒2→52秒3→39秒3→13秒0。2頭に0秒2遅れと目立つほどのアクションではなかったが、ほとばしるような気合を溜め込んだ雰囲気は上々。噴火寸前といった感じだ。
 GIIはいくつも勝ち、有馬記念、ジャパンC、そして豪メルボルンCといった超A級のGIで2着もある。その底力は折り紙つきだが、いかんせん、GI勝ちはまだない。
 「一昨年のメルボルンCのように、平均して脚を使う傾向が強い長丁場の流れが合っている。三二は歓迎です」
 年齢的にも、メンバー的にもこれが最大にして最後のGIチャンスだろう。「種牡馬になれる馬だと思っていますから。何とかひとつ大きな勲章を取らせてあげたい」近づいてきた花道は自分の力で飾ってみせる。

 【最終追いVTR】内田騎手が栗東に駆けつけ、感触を確かめた。3頭併せで直線は内へ。ラスト1Fで鞍上から気合をつけられると、鋭い反応を見せた。前走で仕上がっていた分、上がり目は薄いものの、体調自体は引き続き好調だ。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ