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ハッシーの中央競馬新馬セレクション【12/26阪神・12/27中山】

【今週デビューの注目馬】

☆ロードギガース
 2020年12月26日(土)阪神第5Rダート1800m戦に出走予定のロードギガース。馬名の由来は「冠名+ギリシャ神話の巨人」。牡、栗毛、2018年4月2日生。栗東・杉山晴紀厩舎。父ダンカーク、母ダイヤモンドローズ、母父ダノンシャンティ。生産は新ひだか町・棚川光男氏、馬主はロードホースクラブ。愛馬会法人・ロードサラブレッドオーナーズの募集馬で総額2300万円。半兄には芝の1400mで2勝を挙げているセイウンパワフル(父ストロングリターン)がいる。本馬は各パーツにしっかりとした筋肉が豊富についており、どっしりとした重量感のある好馬体の持ち主。跳びが大きくダイナミックな走りで、追い切りではラストの時計はかかったが、全体の時計は出ており素質の片鱗を見せている。ダートでデビューするが、バリバリのパワータイプといった感じではなく、軽い走りをしており、芝でもやれそうな印象だ。距離はマイルから2000mあたりが良さそう。なお、鞍上は松山弘平騎手。

☆ホウオウサンデー
 2020年12月27日(日)中山第5R芝2000m戦に出走予定のホウオウサンデー。馬名の由来は「冠名+母名の一部」。牡、鹿毛、2018年2月2日生。美浦・奥村武厩舎。父キングカメハメハ、母サンデースマイルII、母父Sunday silence。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は小笹芳央氏。2018年セレクトセール当歳市場において1億2420万円(税込)で落札された。半兄には15年チャレンジC(GIII)を制したフルーキー(父Redoute’s Choice)や、半姉には19年アネモネS(L)を勝ったルガールカルム(父ロードカナロア)がいる。本馬はセレクトセール高額馬というだけあって、小顔でバランスが良く、皮膚も薄く、弾力のある上質な筋肉の持ち主。ただ、ボリュームという点ではこれからといった印象で、本格化は先になりそう。切れよりも長く良い脚を使うタイプで、2000m前後の距離で活躍しそうだ。なお、鞍上は武豊騎手。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。

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