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フローラS 東の樫候補レッドアゲート陣営に本紙・橋本が迫る

 今週からいよいよ春の東京競馬が開幕する。オープニングを飾るのは、オークスTR「第43回フローラS」(JpnII 芝2000m 27日)。本番を占う上でも意義の深い一戦だが、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が白羽の矢を立てたのは、強い1勝馬のレッドアゲート。前走のフラワーCはわずかアタマの差で長蛇を逸したが、その確かな末脚は明らかに東京コース向き。「デビュー以来、最高のデキ」と自信を深めるケイコ役の町田助手を直撃インタビューした。

 −−まず、追い切りの感想からお願いします。
 町田助手「今までで一番良かった。こんなに気分良く追い切りができたのは初めてです」

 −−具体的に説明してください。
 町田助手「勝った直後からグングン調子が良くなり、倍近く(6〜7升)カイバを食べている。相乗効果でパワーがついて、一歩一歩の踏み込みが力強くなっている。毛むくじゃらだった毛ヅヤも、今はピカピカだよ(笑)。」

 −−前走のフラワーCはアタマ差の2着。惜しかったですね。
 町田助手「結果論になるけど、もう50mあったら差し切っていたと思う。終いは確実に伸びてくるので、直線の長い東京コースにかわるのは大歓迎です」

 −−セールスポイントはどこですか?
 町田助手「無駄な力を使わず、体全体を使って上手に走るところ。それと、ムキにならない(引っ掛からない)から力をためられるし、それが終いの爆発力につながっているのでしょう」

 −−マークする相手はいますか?
 町田助手「相手うんぬんより、自分の競馬をするだけです」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 町田助手「状態は良くなる一方だし、乗り役(内田騎手)は日本一勝っているジョッキー。大船に乗った気持ちでバトンを渡せますよ(笑)」
 田村師「ここは(オークスに向けて)あくまで通過点に過ぎないし、不利なく自分の競馬ができれば自ずと、結果はついてくると信じてます。応援してください」

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