男女数人で集まった時、“体の固さ”について話題になることがよくあるはずだ。体の柔らかい女性にとっては、自分をアピールできる絶好の場となる。立ち上がって前屈の姿勢になり、床に手がベッタリとついた時、「おお~」と歓声が上がる。しかし、男の興味はそこまでだ。
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次に、体の固い女性が同じポーズに挑戦するとしよう。上半身を前に倒しても、手は床に届きもしない。だが、ここからがチャンス。少し苦しそうに、「あぁ…」と声を漏らすといい。
その声は、男には非常に色っぽく感じる。苦しそうでありながらも、どこか切なく、悩まし気な声。そんな声が耳に届くと、思考回路が一気に変換される。もっとその声を聞きたいという欲求が湧き上がり、できればベッドの上で…という衝動に駆られる。そして、2人きりで会いたいと思い始め、後日、「ご飯でも食べに行かない?」とお誘いが来ることになる。
気をつけたいのは、声の出し方だろう。ただ苦しみを伝えるような、「ウググッ…」といった声では、男の胸には響かない。やはり、「あぁ…」や「うぅ…」と吐息交じりの色っぽい声でなければならない。
もう1つ、体が固いことで得られるメリットがある。「柔らかくしたい」という状況に持ち込みやすい。「手伝って」と言って背中や腰を押してもらえば、自然とボディタッチを促せるのだ。男にとっては、いい口実ができたとありがたい限り。夢中になって触りまくるだろう。
故に、体は柔らかくすべきではない。風呂上がりにストレッチなんてせず、ダラダラと過ごしていればいい!
文/恋愛ライター・小島康明
写真/ThoroughlyReviewed