>>大人のLINE術〜好きになった女性に毎日メッセージしない方がいい理由<<
しかし、逆に処理しないほうが男の関心を引くことができる部分がある。それが、「足の指」だ。
普段から露出することの多い、腕や足などは処理しておいたほうがいいだろう。日本においては、こういった部分をおろそかにしていると、ものぐさな性格だと思われてしまうところがあるからだ。手の指の毛なども、ふとした場面で目につきやすい。未処理だと、手入れが行き届いていないと思われ、残念な印象を与えてしまう。
ただ、足の指の毛は違う。足の指を見せる機会というのはあまりない。真夏に裸足やサンダルになる以外では、部屋に上がったときぐらいだろう。
部屋で男性と過ごし、いい雰囲気になり、いよいよベッドインという場面で靴下を脱いで素足を見せる。そこで男は、足の指に生える数本の毛を目にする。見てはいけないものを見たような気分になるが、悪い気はしない。普段は目にすることがないもの。まるで、女性の秘部を見たかのような気分になるのだ。
女性の秘密を知り、男性はどこか得をしたような優越感を持つ。それが欲情へとつながっていく。
ここで女性は、堂々としてはいけない。恥じらうことがポイントになる。サッと隠すようなそぶりがあってもいいかもしれない。靴下を脱ぐのをためらうのもいいだろう。隠すことで、男はそこに注意を向ける。恥じらうことで、男はよりリアルにそのありさまを捉え、欲情をかき立てられるのだ。
故に、足の指の毛を気軽に剃ってはいけない。1本では頼りなくても、束になれば強い味方になってくれるのだ。
文/恋愛ライター・小島康明
写真/Stiller Beobachter