ここ1年は勝ち星がありませんが、重賞では安定した走りを見せ、力をつけてきたことは間違いありません。
前走の福島民報杯は久々のオープン戦。結果は5着でしたが、1番枠で内に閉じ込められる形になり、動くことができませんでしたからね。瞬時に切れるタイプではなく少しジリっぽいので、徐々に仕掛けていかないとこの馬は良さが出せません。それでも、最後は内ラチ沿いをよく伸びてきていますから、内容は悪くありませんでした。また、小回りはあまり上手ではないですし、右回りでは決め手も欠くので条件も合いませんでした。
その点、左回りは前々走の中京記念で2着。東京でも3勝を挙げていますし、この回りではとにかく走りがスムーズです。
54kgのハンデも魅力。中間も引き続き好調をキープ。ケイコはあまり動かないタイプですが、暖かくなって体が柔らかくなってきた印象です。このメンバーなら勝ち負けが可能です。