レジャー
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レジャー 2008年09月25日 15時00分
神戸新聞杯追い切り速報 フローテーション半馬身遅れ
橋口師は控えめだ。「今回はダービーの上位馬が出てくるからね。ダービーと同じぐらい…真ん中あたりの着順(8着)になるんじゃないの」。渋い口調でフローテーションについて語り始めた。 「ケイコの動きがね。1週前がピリッとしなかったから」。確かに18日の追い切りは栗東坂路で800メートル53秒6、ラスト1Fは14秒5。重賞を狙うオープン馬にしては物足りない内容だった。 だが、フローテーションはこれまでも師の思惑をいい意味で裏切ってきた。期待すると走らず、気楽に見ていると好結果を出す意外性のあるタイプ。実際、3走前のスプリングSは11番人気ながら後のダービー2着馬スマイルジャックの2着に食い下がった。色気を持つより気楽に脚をためた方が持ち味が生きる。ここもツボにハマれば怖い存在といえる。 「ダービーではディープスカイと同じような感じで勝負どころから上がっていけた。あと100メートルで止まってしまったけど、内容は悪くなかった。距離も大丈夫だしね」 ダービーだから勝ちに行った。しかし、ここは思い切った“冒険”ができる。そう、スプリングSのように…。 【最終追いVTR】併走馬を1馬身前方に見ながらスタート。ゴール前では鞍上から右ステッキが3、4発叩き込まれたが、やや反応が鈍く、半馬身遅れ。いつもの鋭さに欠けた。
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レジャー 2008年09月25日 15時00分
カジノドライヴが国内最終追い切り
ベルモントS(米GI)は左後肢のザ石により、レース当日になって出走取消。兄、姉に続く兄弟3連覇の偉業を果たせず、失意のうちに帰国したカジノドライヴ(牡3歳、美浦・藤沢和厩舎)が再びアメリカへ飛び立つ。最大の目標である「ブリーダーズCクラシック」(米GI、オールウェザー2000メートル、サンタアニタパーク競馬場、現地時間10月25日)で見事、リベンジを果たせるか注目だ。 当初は9月上旬にも渡米する予定だったカジノドライヴが、ようやく臨戦態勢を整えた。 ミホ分場へ輸出検疫に向かう昨24日、美浦での最終調整を行った同馬は坂路をさっそうと駆け上がり、800メートル50秒3をマーク。1馬身ほど先行させたペディクラリス(古馬1600万)に、余力をもって併入した。先週17日の坂路(52秒1)では、併せたクリスタルウイング(3歳オープン)に脚色で見劣ったものの、この1週で気配は一変。いよいよ戦闘モードに突入してきた感を受ける。 「追い切りの動きは良かった。(アメリカへ)輸送しても今日ぐらいの体で出られれば」と藤沢和師は仕上がりに満足げな表情を浮かべた。 今春はベルモントSの前哨戦・ピーターパンSで5馬身3/4差をつける衝撃の“メジャーデビュー”を飾った。本番でも無敗の2冠馬ビッグブラウンの最大のライバルと目されていたが、左後肢のザ石のため、無念の直前リタイア。日本調教馬初の米クラシックV、ベルモントS兄弟3連覇の夢ははかなくもついえた。 それだけに、今秋にかける陣営の意気込みは並々ならぬものがある。「もう一度鍛え直して、秋にまた戻ってきたい」。当初からこう語っていた藤沢和師の期待に応えるように、カジノドライヴも日を追うごとに良化の一途をたどっている。 BCクラシックは古馬混合戦。わずか2戦のキャリアしかない同馬にとっては、ベルモントS以上の試練が待ち受ける。しかし、トレーナーはその厚い壁を乗り越えられるだけの可能性を感じていることは間違いない。 30日までミホ分場で輸出検疫を行い、いよいよ10月1日、決戦の地へと旅立つ。
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レジャー 2008年09月25日 15時00分
凱旋門賞1週前追い切り メイショウサムソン3馬身先着
世界最高峰のレース「凱旋門賞」(仏GI、ロンシャン芝2400メートル、10月5日)に向け、現地で調整しているメイショウサムソンが24日、仏シャンティ競馬場で1週前追い切りを行った。 武豊騎手を背に芝コースに入り、6F付近から帯同馬のファンドリコンドル(古馬500万)を3〜4馬身先行させてスタート。残り1Fで前を射程に入れると、並ぶ間もなくパートナーを交わし、3馬身先着を果たした。 「すごく元気で動きも良かった。コースにある坂の上り下りも上手にこなしていたし、何も気になるところはない。このひと追いでさらに良くなるんじゃないかな」と武豊騎手は好感触。 愛馬の動きを見届けた高橋成師も、「栗東にいるときと同様、上がり2F25秒を切るくらいのケイコができた。精神的にも落ち着きがあって、カイバもよく食べている。フランスの環境が合うみたいだね」と笑顔で話していた。 父のオペラハウスは1993年の凱旋門賞で2番人気に支持されたものの、惜しくも3着に終わっている。その雪辱を果たせるか。
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レジャー 2008年09月24日 15時00分
神戸新聞杯追い切り速報 ダービー馬ディープスカイ 上々の仕上がり
ダービー馬ディープスカイが「第56回神戸新聞杯」(JpnII、阪神芝2400メートル、28日)でいよいよ始動する。夏休みを順風満帆に過ごした“真打ち”は、今朝(24日)の追い切りでも久々を感じさせない力強い動きを披露。本来は使い込んで良くなるタイプだが、いきなり王者の貫録を見せつけてくれそうだ。 ダービー馬は悠然と秋を迎えた。「久々だけど、ここまで順調に乗り込んできました」と堂本助手はうなずいた。夏休みを終えたディープスカイが成長した姿を見せるときがきた。 放牧先から札幌、そして栗東へ。焦らず、少しずつ負荷をかけてきた。1週前のDWコースの動きも絶品。直線の鋭いアクションはさすがGIホースという迫力だった。馬体にはいくらか余裕があっても、十分力を出せそうな仕上がりだ。 ただ、堂本助手には気になることがひとつある。それは気性だという。「のんびりしたタイプで、春の成績でも分かる通り、使い込んでどんどん良くなってきたでしょう。そのあたりがどうか」。もちろん、それを見据えた対策は取られてきた。札幌滞在時から四位騎手が調教に騎乗してきたのもそのため。実戦の勘を少しでも早く取り戻させようという作戦だ。 「あれでだいぶ走る気が出てきた」。しかし、菊花賞に行くにせよ、天皇賞・秋に行くにせよ、大目標はここではない。「それだけに体つきには余裕がある」ことも認めた。 もっとも、今の状態でここを勝てば同世代との力の差は歴然となる。春にはNHKマイルC→ダービーを連勝し、キングカメハメハに続く史上2頭目の変則2冠馬に輝いた。 「底力に期待します」。今後の勢力図を占う意味でも、秋初戦でどのようなパフォーマンスを見せるか、注目が集まる。 【最終追いVTR】四位騎手を背に、坂路で追われた。久々だが、フットワークが乱れることなく走りは非常にスムーズ。ゴール前の見せムチにも機敏に反応し、自らハミを取る気合乗りの良さを見せた。体も太め感はなく、上々の仕上がりだ。
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レジャー 2008年09月24日 15時00分
オールカマー追い切り速報 今度は負けない! マツリダゴッホが盤石の布陣
今週の中山は天皇賞・秋の前哨戦「第54回オールカマー」(GII、芝2200メートル、28日)が行われる。注目は昨年の覇者マツリダゴッホだ。復帰戦の札幌記念(2着)で減っていた馬体も回復。今朝(24日)の追い切りでも元気いっぱいの動きを見せ、叩き上昇を強烈にアピールした。 連覇を目指す昨年のグランプリホース・マツリダゴッホにとって、ここは天皇賞・秋に向けた通過点にすぎない。 実際に、佐藤助手からは「負けられない気持ち」と勝利宣言が飛び出している。昨年は馬インフルエンザ騒動に巻き込まれ、札幌記念で7着と凡走。スタートからつまずいたが、今年の札幌記念はレコードの2着と上々の滑り出しを見せた。しかも、自分から勝ちに行ってのクビ差惜敗だ。 「結果論だけど、追い出しをもうひと呼吸遅らせたら、勝っていたかもしれないね。内容は負けて強し」と強調する佐藤助手。「使った後も順調そのもの。つくべきところに筋肉がついたし、体に張りが出てたくましさを増している。(追い切る前で)500キロぐらいある」というから頼もしい。 中山は3歳時に落馬したセントライト記念を除けば、有馬記念Vを含めて<6110>のスペシャリスト。“自分の庭”に戻ったここは、ド派手なパフォーマンスを演じてくれそうだ。 【最終追いVTR】鞍上は蛯名騎手。坂路を1本登った後、Dコースに入り、6F78秒0、上がり3F36秒8→12秒0を馬なりでマークした。躍動感あふれるフットワークは目立っており、使われた上積みは大きい。馬体もふっくら見せている。
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レジャー 2008年09月24日 15時00分
BCクラシック追い切り カジノドライヴ反応良化
10月25日に米サンタアニタ競馬場で行われる「ブリーダーズCクラシック」(GI、ダ10F)に出走を予定しているカジノドライヴ(牡3歳、美浦・藤沢和厩舎)は24日、渡米を前に美浦トレセンでの最後の追い切りを行った。 坂路でペディクラリス(古馬1600万)を相手に余力を持ったまま1馬身先着。800メートル50秒9、ラスト1F12秒9と先週に比べると反応もだいぶ良くなってきた印象だ。この後、輸出検疫を受けるため、ミホ分場に移動。10月1日に帯同馬のシャンパンスコール(3歳未勝利)とともに離日する。
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レジャー 2008年09月24日 15時00分
日本テレビ盃 ボンネビル “レコード”V
「第55回日本テレビ盃」は23日、船橋競馬場で行われ、2番人気のボンネビルレコード(牡6歳、JRA美浦・堀井厩舎)が優勝。1800メートル1分47秒8は従来の記録を1秒上回るレコードだった。 レースは隊列が縦長になるハイペース。中団に位置したボンネビルは向正面から進出を開始すると、直線では1番人気のフリオーソとの叩き合いを制した。「3角手前で(前にいた)2頭の間があいていたのでそこを突いた。あのあたりで前につけないときついからね。フリオーソを負かせてうれしい」と的場文騎手は振り返った。 次走は優先出走権を獲得した「第8回JBCクラシック」(JpnI、園田1870メートル、11月3日)へ向かう予定。ただ、園田競馬の規定により、的場文騎手の騎乗は難しい情勢となっている。
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レジャー 2008年09月22日 15時00分
神戸新聞杯 変則3冠を目指すディープスカイがいよいよ復帰
前人未到の領域へ、いよいよ発進だ。変則2冠馬のディープスカイが「第56回神戸新聞杯」(JpnII、阪神芝2400メートル、28日)から始動する。夏場の充電を終え、ひと回りパワーアップした3歳王者は、理想的な状態に仕上がってきた。この先、菊花賞へ向かうのか、それとも天皇賞・秋で古馬に挑戦するのか。すべてはここの内容、勝ち方にかかっている。まだどの馬も成し遂げていないマイルから3000メートルまでの「変則3冠」へ自信を持って踏み出すためにも、重要なステップになる。 余計なことはしなくてもいい。馬が勝手にスイッチを入れ、闘志をむき出しにしてくれる。そんなしびれるような感触が戻ってきた。四位騎手ははっきり感じ取った。 「近くに馬がいるとそれに負けまいと自らハミを取っていく。いいころの気配が漂ってきたね」と静かにうなずいた。 ディープスカイがいよいよ戦闘モードに突入だ。18日の栗東DWコース。格下のヒルノラディアン(3歳1000万)を先行させ、それを見ながら徐々に間合いを詰めていった。そして直線、軽く仕掛けられると軽々と抜き去った。未明から降り続いた雨に馬場はかなりぬかるんでいたが、そんなこともお構いなしだった。馬体にも無駄がなく、ただ硬質で厚みのある筋肉が雨粒を弾いていた。 6F80秒0、ラスト1Fは12秒3という鋭さ。「相手が走る馬じゃなかったのでああいう形を取った。ラストはサッといい感じで抜き去ってくれたね」。そう語る四位には不安なことがひとつあった。札幌でまたがったとき、感触がやや物足りなかったのだ。だが、もう心配ない。「なんだかまだ牧場にいると勘違いしているような…だけどトレセンに帰ってきてピリッとしたね。さすが」と笑みを浮かべた。 NHKマイルCを制し、その勢いでダービーもぶっこ抜いた。史上2頭目の変則2冠馬として春に確固たる王者の地位を築いた。だが、この秋もキーワードは挑戦。守りに入っている暇はない。道は2つだ。菊花賞で前人未到の変則3冠に挑むか、天皇賞で古馬に挑むか。どちらも魅力的な選択肢ではあるが、やはりマイルから3000メートルまでのGIを勝つという離れ業を見てみたい。 四位は言う。「変則2冠馬が秋も活躍した例はないから」。先輩のキングカメハメハはこの神戸新聞杯を勝った後、屈腱炎に倒れ、引退を余儀なくされた。だからこの言葉に力を込めた。「とにかく無事にいってほしい。そうすれば…」。無事に走り、そして距離への不安を払拭すれば、その先にはだれの蹄跡もない。
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レジャー 2008年09月22日 15時00分
オールカマー マツリダゴッホ“最低でも金”
28日の中山競馬場では、天皇賞・秋の前哨戦「第54回オールカマー」(GII、芝2200メートル)が行われる。主役の期待を集めるのは、もちろん昨年のグランプリホース・マツリダゴッホだ。始動戦となった前走・札幌記念は2着に敗れたが、ここは昨年、十八番(おはこ)の早め抜け出しで勝っているレース。“最低でも金”が求められる。 もはやマツリダゴッホの代名詞ともなった早めに抜け出してからのロングスパート。前走・札幌記念でも(5)(4)(4)(1)のレース通過順が示す通り、自分の形に持ち込んだ。しかし、ゴール前でタスカータソルテの差し脚に屈し、クビ差2着に敗れた。 「みんな札幌記念の敗因が知りたいんだろう?もう終わったことじゃない(笑)」と国枝師は煙に巻いたが、有馬のように弾け切れなかった原因を挙げるとするなら馬体の細化だ。 馬体重は昨年の天皇賞・春以来となる470キロ台。前々走の日経賞に比べると、18キロも減っていた。古馬になってから挙げた4勝がいずれも480キロ以上だったこと思えば、やはり、本調子には遠いデキだったのだろう。 ただ、毎年、この時季から上昇カーブを描くタイプ。指揮官も「こっちに帰ってきてからは精神的に落ち着いている。昨年より(馬体の)戻りが早く、前走から10キロくらいは増えているんじゃないか。ここからグングンと良くなるはずだよ」と、“ここからが本番”とでもいいたげな口ぶりだ。 事実、昨年もここを勝って、有馬記念を制した。今秋予定する天皇賞・秋→ジャパンC→有馬記念の王道路線に気分良く向かうためにも、連覇を達成してひとまず溜飲を下げたいところだ。
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レジャー 2008年09月22日 15時00分
セントライト記念 9番人気ダイワワイルドボアが菊のチケットをゲット
菊花賞トライアル「第62回セントライト記念」(JpnII、中山芝2200メートル、21日)は、1角過ぎで起きた“大クラッシュ”の影響を受けなかった9番人気ダイワワイルボアが優勝、貴重な本番へのチケットをゲットした。ただ、漁夫の利を得た感は否めず、後味の悪い結末となってしまった。2着に1番人気のマイネルチャールズ、3着には5番人気のノットアローンが入った。 まず触れなければならないのはレース前半での“大惨劇”だろう。 全馬が1角を過ぎようとした時、後方を追走していたリノーンリーズンの脚元が急にフラフラになり(レース後、急性心不全と判明)、まず真横にいたナリタダイコクに激突。その反動で近くにいたタケミカヅチ、ダイバーシティが弾かれた。さらにその直後、リノーンがフジヤマラムセスに突っ込み、鞍上がともに落馬。そして、すぐ後ろにつけていたロードニュースター、アイティトップ、ドットコムは大幅に左へ振られてしまう。競走を中止した2頭を除くと、計6頭が致命的な不利を受けたことになる。 1〜3着馬はその“惨劇”の前方にいた組。優勝したダイワワイルドボアにまったく罪はないものの、後味の悪いレースとなってしまった。 殊勲の北村宏騎手は先週、落馬骨折から復帰したばかりで、快気祝いの重賞V。「春に比べてフットワークが良くなった。すごく手応えが良かったし、何とかなると思った。もっともっと良くなりそうなので、本番が楽しみ」と前向きに語った。アクシデントはあったが、春の実績馬マイネルチャールズ、ノットアローンを封じたのだから、ひと夏を越してグンと成長していることは確かだ。 上原師も「新潟を2回使って動きが素軽くなってきた。体と能力がようやく噛み合ってきた。(ダイワ)メジャーに比べるとおとなしいし、三千にも十分対応できる」と、本番(菊花賞)への手応えを感じている様子だった。 もともと“メジャーの後継者”として期待をかけていただけあって、この勝利は格別な味だろう。悔やまれるのは、スポットライトが別のところに注がれてしまったことか…。
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