武豊騎手を背に芝コースに入り、6F付近から帯同馬のファンドリコンドル(古馬500万)を3〜4馬身先行させてスタート。残り1Fで前を射程に入れると、並ぶ間もなくパートナーを交わし、3馬身先着を果たした。
「すごく元気で動きも良かった。コースにある坂の上り下りも上手にこなしていたし、何も気になるところはない。このひと追いでさらに良くなるんじゃないかな」と武豊騎手は好感触。
愛馬の動きを見届けた高橋成師も、「栗東にいるときと同様、上がり2F25秒を切るくらいのケイコができた。精神的にも落ち着きがあって、カイバもよく食べている。フランスの環境が合うみたいだね」と笑顔で話していた。
父のオペラハウスは1993年の凱旋門賞で2番人気に支持されたものの、惜しくも3着に終わっている。その雪辱を果たせるか。