レジャー
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レジャー 2008年10月14日 15時00分
秋華賞 今度は負けない トールポピーがこん身の仕上げ
今度は違う。牝馬3冠の最終章「第13回秋華賞」(JpnI、京都芝2000メートル、19日)で、オークス馬トールポピーが巻き返しを狙っている。前哨戦のローズSは6着に敗れたが、ひと叩きで急上昇。春からトライアル、本番と勝ち馬が変わる混戦模様だが、GI2勝の底力は一枚も二枚も上の存在だ。最後の冠は何としてももぎ取ってみせる。 信頼はまったく揺るがない。「今度は春の女王の意地を見せたい」と池添騎手は気迫に満ちた表情を見せる。最後の冠、秋華賞。世代最強牝馬を証明するため、オークス馬トールポピーは誰にもそれを譲るつもりはない。 前哨戦のローズSはよもやの6着。しかし、あくまで本番のここを見据えた仕上げだっただけに、陣営にショックはあまり感じられない。 「正直、あのころは八分ぐらいの仕上がりだった。それでもこの馬なら何とかなると思ったんだけど、そこまでは甘くなかった」と、鞍上は苦笑いを浮かべつつ振り返った。 スタートで出遅れる誤算もあった。「ゲートで隣の馬がチャカチャカしてなかなか入らず、その影響があった」。最後は懸命に追い上げたが、絶好調時の爆発力は発揮できなかった。 今度はもちろん、その爆発力に磨きをかけてきた。1週前追い切りは栗東の芝コース。ミクロコスモス、ウィローパドックという逸材新馬2頭をじっくり追いかけた。直線に向いてもかなりの差があったが、そこはやはりお姉さんだ。内にもぐって軽く仕掛けられると楽々並びかけた。本番を想定した末脚磨き。「刃」はぎりぎりまで研ぎ澄まされてきた。 「1回使ったことでバネが出てきたし、乗り味も抜群だった。もともと背中の柔らかい馬だけど、さらに良くなっているし、デキに関しては申し分ない」と池添は信頼感をさらに深めたようだ。 そして今度は馬具にも工夫を凝らしている。春に装着していたハミ革を前走では外して臨んだが、今回は改めて着ける予定だという。 「気性面が成長したからハミ革がなくても大丈夫と思ったんだけど、きょろきょろ物見をしてしまった。元に戻せば集中力も違ってくるはず」 反省を踏まえ、本番ではベストの状態までもっていく。GIに勝ち慣れた陣営の足取りに無駄はない。 「京都の二千は難しいコースだけど、この馬自身は未勝利勝ちしているように相性は悪くない。今度は底力を見せたい」。牝馬2冠へ、池添はもう一度、勝利への強い意欲を口にした。
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レジャー 2008年10月14日 15時00分
BCクラシックへ カジノドライヴ好発進
米国に遠征しているカジノドライヴ(牡3歳、美浦・藤沢和厩舎)は12日、カリフォルニア州サンタアニタパーク競馬場で行われた条件戦(オールウェザー1700メートル)に、エスピノーザ騎手との新コンビで出走。4角先頭の横綱相撲で2着ダコタフォン(Dakota Phone)に3/4馬身差をつけ、単勝1.4倍の圧倒的人気に応えた。勝ちタイムは1分42秒14(良)。 同馬はこれで無傷の3連勝。今後は25日に同競馬場で行われる「BCクラシック」(GI、オールウェザー2000メートル)に駒を進める予定。
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レジャー 2008年10月14日 15時00分
南部杯 ブルーコンコルド ディープインパクトに並んだ
「第21回マイルチャンピオンシップ南部杯」(JpnI、ダ1600メートル)は13日、盛岡競馬場で行われ、幸騎手が騎乗した2番人気のブルーコンコルド(牡8歳、JRA栗東・服部厩舎)が優勝。勝ち時計は1分37秒3(良)だった。 ブルーコンコルドは中団追走から徐々に進出。直線早めに抜け出したメイショウバトラーを捕らえると2馬身差をつけ、史上初の南部杯V3を果たした。同一GIレースの3連覇はJBCクラシックのアドマイヤドン(2004〜06年)以来、史上2頭目の快挙。また、GI勝利も「7」に伸ばし、シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、アドマイヤドンが持つ国内最多記録に並んだ。 当馬は11月3日に園田競馬場で行われる“ダートの祭典”JBCの優先出走権を獲得。前人未到のGI8勝目を目指す。
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レジャー 2008年10月11日 15時00分
毎日王冠(GII、東京芝1800メートル、12日) 藤川京子 誰が何と言おうとウオッカで決まり!
ウオッカがいよいよ秋初戦を迎えます。 前走の安田記念は0秒6差の大楽勝だったわけですが、ウオッカが底力を身につけたのは、まさに春のドバイ遠征の経験があったからこそだと思います。 それは以前とレースぶりを比較すれば一目瞭然。今までは後方から運ぶことが多かったのですが、「世界に行って戦うにはそういう競馬をしていたんじゃ絶対に勝てない」とみた角居師は、ドバイデューティフリーで武豊騎手にスタートから押して行かせたのです。好位に取り付いたウオッカは流れについて行くのも大変そうでしたが、東京同様、気の遠くなるような長い直線を頑張りぬいて4着を確保しました。 遠征後のVマイルは、過去最低の478キロでの出走。万全とはいい難い状態でしたが、2着と意地は見せました。そして安田記念。抜群のスタートで道中は3番手追走。もまれると結果を出せなかったウオッカが、大人の女へと変貌を遂げたことを証明してみせたレース。前であの脚を使えれば、もう敵はいません。あの強さが今のウオッカなのです。 夏を順調に過ごせたのは何よりだし、乗り込みは7月から行って、調教量も豊富。鉄砲は利きますから、得意の東京なら、どの馬にも先は譲ることはないでしょう。負けられません。
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レジャー 2008年10月11日 15時00分
毎日王冠(GII、東京芝1800メートル、12日) アベコーの気になる本命は!?
みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 神戸新聞杯を制したディープスカイが天皇賞・秋に挑戦宣言。その年のダービー馬の天皇賞出走は史上初。さぞかし見ものですが、迎え撃つ古馬陣も昨年のダービー馬ウオッカ、一昨年のダービー馬メイショウサムソン。3世代のダービー馬がそろい踏み。まさに超豪華版です。そして、今週はその前哨戦「毎日王冠」と「京都大賞典」が東西で行われます。 京都大賞典では今春の天皇賞馬アドマイヤジュピタに、菊花賞2着のアルナスライン。そして、休養明けの朝日CC2着だったトーホウアラン。とくに自在の脚が使えるトーホウアランは、現在、賞金面で微妙な立場にあり、ここは天皇賞出走に向けて全力投球の一戦。 さて「毎日王冠」です。ほとんどの馬が休養明けで、最終日の天皇賞に向け、ステップレースという色合いが強く出ています。圧倒的人気のウオッカも天皇賞、そしてジャパンCを念頭に置いた一戦。元来、休養明けよりは使い込んで良くなるタイプ。取りこぼしのケースも十分に考えられます。 また、今年は、昨年のコンゴウリキシオーやダイワメジャーといった強力な逃げ、先行馬が不在。どの馬が主導権を取るのか、カンパニーは横山典騎手で前に出るのか、展開が読みづらい一戦です。 で、◎は宝塚記念以来でもドリームパスポートに決めました。昨年の長期休養明けに出たジャパンC以降、不振続きですが、それでも、京都記念ではアドマイヤオーラと0秒2差。続く大阪杯でも女傑ダイワスカーレットと0秒2差。この内容からは立ち直りつつあるパスポートが見て取れました。現在5歳馬でメイショウサムソンと同じ世代ですが、レコード決着の菊花賞でクビ差2着。続くジャパンCではディープインパクトの2着。能力はサムソンより上だという見方をしています。長期休養明けだった昨年のジャパンCを除けば、東京はダービー3着とジャパンC2着。まさしくベストコース。今、話題の若き獅子、三浦騎手を背に天皇賞へ飛躍の一番です。
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レジャー 2008年10月11日 15時00分
毎日王冠(GII、東京芝1800メートル、12日) 先週30万円馬券的中 関西本紙・谷口記者の狙い馬はこれだ!
毎日王冠の名を聞けば、いよいよ古馬GI戦線オープニングの重厚感に胸が高鳴る。なかでも歴戦の牡馬相手に57キロを背負っても、群を抜く存在感を誇る歴史的名牝、ウオッカが絶対本命だ。 角居厩舎の、いや、今や世界の至宝として注目される管理馬を、この夏も手元に置いて、角居師自らが再三、細心の注意を払って攻め馬にまたがってきた。 「暑い時季を考え、ビシビシとケイコをしながらもバテる手前で寸止めし、キッチリいい感じに持ってこられた。ちょっと競馬を忘れているかなと感じるところもあるが、競馬に行くと力んで走るタイプですからちょうどこれぐらいでいいでしょう。仕上げがうまくいかず断念した昨年とは、調整過程が全然違いますからね」と角居師は言い切る。 また「今回、脚をためる形で競馬ができれば、当然、JCという話になるでしょう。この秋をどうやっていくか探るレース」と位置付ける。文字通り負けられない一戦で天皇賞→JCへ向け、圧倒的なパフォーマンスで、歴史的名牝に恥じない王道を目指す。
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レジャー 2008年10月11日 15時00分
毎日王冠(GII、東京芝1800メートル、12日) 本紙・橋本はウオッカ中心
昨年のダービー、今春の安田記念と東京でGI2勝を挙げている女傑、ウオッカで軸は堅い。 確かにベストは阪神JF、安田記念を含め7戦5勝、2着2回とパーフェクト連対を誇るマイルだが、二四のダービーで後の菊花賞馬アサクサキングスを3馬身突き放しているように、破壊力、能力ともここでは抜きんでている。 千八が死角になることはあり得ない。斤量57キロも許容範囲。もちろん、仕上げに抜かりはなく、久々でも力の違いを見せつける。 当面の相手は、スーパールーキー・三浦騎手とコンビを組むドリームパスポート。生涯最高のデキに仕上がった。
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レジャー 2008年10月11日 15時00分
京都大賞典(GII、京都芝2400メートル、12日) ジュピタはお客さん 本紙・谷口が切り捨てた理由とは!?
「59キロを背負っても、やっぱり今年のGIホースが一番強いんとちゃうの」 広い栗東トレセン中を秋風に乗って東奔西走する記者の耳に飛び込んでくるのは、各陣営のこのセリフばかり。いわずもがな、記者も全登録を見渡し、同じ思いを抱いていたが、栗東中学の同級生で三十数年来の悪友(現・友道厩舎スタッフ)にその仕上がり具合を聞きに厩舎を訪れると、友人は思いもよらない鬼の形相で、「この馬に関してはノーコメントやな。テキに聞いてくれ」と、吐き捨てた。 ワンマンオーナーや、マンモスブリーダーの意向に逆らっては、昨今の厩舎運営は困難とはいえ、最も馬の状態を把握しているのは馬の背中の柔らかさをだれよりも知る騎乗者。 とても記事にできないオフレコの裏話を、怒りの感情とともに腹に飲み込んだ記者が下した結論は、今春の天皇賞馬アドマイヤジュピタのノーマークだ。 そんな不協和音とは対照的に好ムードが充満していたのが“未完の大器”アルナスライン陣営。「天皇賞はもうちょっと早めに動いていれば結果(10着)も違っていたと思うんだけどね。レース後、全然走っていなかったのか、ケロッとしていたから」とよもやの大敗をサラリと振り返る指揮官・松元師の柔和な表情を見れば、いかにこのひと夏を順調に越せたかがうかがい知れる。 「間隔があいている分、まだ体には少し余裕があるが、うまくリフレッシュできたし、もともと、大型馬でもいきなり動けるタイプだからね。ギリギリ間に合った骨折明けの去年のこのレースでも初の古馬相手に堂々の3着。順調さを考えれば、今週のひと追いで十二分に力は出せると思うよ」と師。 「現時点では天皇賞は考えずにジャパンCを狙っているし、ここは勝ってぜひ賞金加算しておきたいんだ」 大いなる野望を前に、仕上げには一点の曇りもない。
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レジャー 2008年10月11日 15時00分
藤川京子の一口馬主日記withキャロットクラブ Vol.24
今週から東京、京都開催が始まりました。日曜日は天皇賞・秋の前哨戦として毎日王冠と京都大賞典が行われます。本番に向けて、どちらも見逃せない一戦です。 来週、京都競馬場で行われる秋華賞には、キャロットクラブを代表するオークス馬トールポピーが出走予定。東京の府中牝馬Sではヴィクトリアマイル3着のブルーメンブラットが秋初戦を迎える予定ですから、活躍馬たちがこの秋もめじろ押しです! 期待が高まりますね〜。 先週は札幌のオーロラ特別(1000万、ダ1700メートル)をプラテアードが勝利。さらに、500万を2日間で3頭も勝ち上がるなど、クラブの勢いはとどまるところを知りません。 一線級で戦っている子や、どんどん力をつけていっている子たちの情報はいつでも知りたいところですが、それは会員専用の公式ホームページで確認することができるんです。クラブ所属馬の近況や今後の出走予定レース、調教タイム、競走結果など予想にも役立っちゃう情報が満載です。 あと会員には「エクリプス」(月刊)という会報誌が送られてくるのをご存じですか?所属馬の近況や募集馬のことが詳しく載っていて、競馬コラムなんかもあるんです。でも、なんといってもキレイな写真がいっぱい出ているところがいいんです!会員からの投稿コーナーもあって、愛馬を撮ったプロ並みの写真からは会員の半端じゃない愛情を感じてしまいます。 そうそう、8月号と9月号では私の愛馬ブレイクランアウト=写真=とフィフスペトルが表紙になったんですよ!愛馬の写真が会報に載るといつもウハウハしていますが、なんと表紙ですからね!特にフィフスは「衝撃のメイクデビュー」という特集まで組まれました。初めての経験だったので、超〜感動もの。私の宝物に加わりました〜☆ さて、キャロットクラブの今週の注目馬は京都3R(2歳未勝利、芝1600メートル)に出走のドナシュラーク。マイナス12キロと絞れていた前走は3着。2番手追走から最後まで食い下がる上々の内容でした。ゴール前で少しスピードが落ちていたので、1Fの距離短縮はプラスに働きそうです。素直でレースセンスがある子なので、勝利は目前です。
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レジャー 2008年10月11日 15時00分
南部杯(JpnI、盛岡1600メートル、13日) 本紙・古谷はワイルドワンダー◎
本命にはワイルドワンダーを狙った。 対ブルーコンコルドは昨年のこのレースをはじめ、フェブラリーS、かしわ記念でも先着を許しており、確かに分は悪いが、ブルーがかしわ記念以来に対し、こちらはプロキオンSで2着後、3カ月間、ここを目標にビッシリ調整されてきた。仕上がりは万全だけに、雪辱を果たすならこの舞台しかない。 強敵はそのブルーコンコルドだが、マイペースで行けそうなコンゴウリキシオーの前残りに警戒が必要。
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