レジャー
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レジャー 2008年10月27日 15時00分
天皇賞・秋 軍配はどちらに… 女傑2頭が闘志メラメラ
競馬も女が強い。中距離古馬のナンバーワンを決める「第138回天皇賞・秋」(GI、芝2000メートル、11月2日)。今年はウオッカとダイワスカーレットの4歳牝馬が堂々の主役を務める。対する牡馬もダービー馬ディープスカイなど層の厚い布陣だが、これまで性別を超越した強さを発揮してきた女傑2頭が一歩も二歩もリードしている格好だ。夏の北京五輪も女性の躍進が目立ったが、秋もその流れは続きそうだ。 数々の名馬を育ててきた角居厩舎のスタッフも驚いた。「前走から間隔が詰まっているのに、さらに状態が一気に上向いてきた感じです。すごい馬ですよ」と平間助手は笑みを浮かべた。その舞台の重みを、そこで自分がなすべきことを、ウオッカは一番分かっている。 極上の仕上がりだ。前走の毎日王冠を叩かれ、定石通り、いやそれ以上の上昇カーブを描いている。「レース後、もっと疲れが出ると思っていたんだけど、まったく問題なかった。体にはボリュームが出てきたし、何より馬自身が戦闘モードになっている。スイッチが入りましたね」 それをはっきり示したのが、23日の1週前追い切りだった。栗東坂路。800メートル52秒7、ラスト1Fは12秒4と素晴らしい切れ味を発揮した。朝一番のきれいな馬場状態だったとはいえ、その動きは男馬も震え上がる迫力だった。 脚部不安で凱旋門賞を断念した昨秋、そしてドバイ遠征の疲れが尾を引いた今年の春。ダービーを制した後は万全といえる体調でレースを迎えることが少なかったが、この秋は違う。「夏場を栗東での調整にあてたことですごく順調にきた」と自信を持って再度、東京に乗り込める。 毎日王冠は2着だったが、スローペースのために思わぬ逃げ。勝ったスーパーホーネットの格好の標的になってしまった。しかし、天皇賞・秋は例年、ハイペースだ。「自分の形で競馬ができれば本当に強い」。今度はじっくりためて切れ味を生かせるはず。体調の上積みを考慮すれば、十分勝利に届く計算が成り立つ。 ダービー馬ディープスカイなど牡馬もメンツがそろったが、今年の「秋盾」は女の舞台。ダイワスカーレットとの女王対決へ、そして史上最強の牝馬の座へ。何も不安のなくなったウオッカが、大きく踏み出そうとしている。 休み明けと侮れるなかれ。マツクニ流のハード調教で、ダイワスカーレットがきっちり仕上げられてきた。 圧巻だったのは23日の1週前追い切りだ。まず角馬場で2000メートルのダクを乗られ、坂路で800メートル58秒8をマーク。たっぷりと汗をかいた後の坂路2本目がいよいよ本番だ。テンから飛ばして4F52秒0、ラスト1F12秒9。この中身の濃さはまさに男勝り。ビルドアップされた栗色の馬体は、休養前といささかも変わっていない。いや、それ以上の輝きを発している。 「少し行きたがったけど、動きや息の入りは休む前とまったく一緒。いい感じできている。ここまで何本も追い切ってきたし、跳びのリズムも変わりない。ちょっとイライラしてテンションが高いのが気になるけど、この1週前調教がいいガス抜きになれば」と安藤勝騎手はうなずいた。 大阪杯を圧勝した後、脚元に不安が発生。春のGIは全休せざるを得なくなった。しかし、もう心配いらない。失われた時間を取り戻す態勢は整った。 注目を集めるウオッカとの同世代女王対決。昨年の牝馬3冠のうち、2頭が出走した桜花賞と秋華賞はいずれもスカーレットの完勝に終わっている。古馬の頂上舞台で3度宿敵を下せば、最強牝馬、いや現役最強馬の座を手にすることになる。 「繊細な牝馬だけに初めての東京が気になるけど、そのあたりは返し馬でじっくり落ち着かせたい。上がりの速い今の東京はこの馬向き。力を信頼して乗る」 逃げて、上がり3Fを33秒台でまとめる驚異の瞬発力と持久力。ミスパーフェクトが力を出し切れば、だれも追いつけない。
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レジャー 2008年10月27日 15時00分
菊花賞 オウケンブルースリ 菊Vの価値は…
歴史に残る大混戦となった「第69回菊花賞」(JpnI、京都芝3000メートル、26日)はオウケンブルースリが1番人気に応えた。終い勝負に徹した前走とは一転、3角から動く積極策が功を奏し、最後の1冠をもぎ取った。勝ち時計は3分5秒7(良)。2着には15番人気のフローテーション、3着に9番人気のナムラクレセントが入り、3連単は50万円を超える高額配当となった。 何でもあり…の様相を呈したクラシック最終戦。先週、1000万円馬券が飛び出した秋華賞の余韻が残る淀のターフに“マイホーム馬券”を夢を見たファンもさぞかし多かったことだろう。ところが、終わってみれば1番人気オウケンブルースリの完勝。主役が完ぺきなるヒーローを演じたことで、払戻金は“一家・香港旅行”レベルで落ち着いた(?)。 レースは予想外の流れとなった。アグネススターチの一人旅と誰もが思っていた矢先、2角を回るあたりでノットアローンが“暴走”。前半5Fのレースラップ、12秒9→12秒2→11秒0→11秒7→11秒0が示す通り、出入りの激しい展開になった。 他馬が乱ペースに苦しむなか、オウケンは中団でピタリと折り合った。3角すぎで早くも追い出しにかかると、4角ではすでに5番手の絶好のポジション。最後はフローテ−ションの強襲に遭ったものの、持ち前の強じんな末脚を発揮し、結果的には1馬身1/4差をつける横綱相撲だった。 JRAクラシック初勝利となった内田騎手は「京都の直線は平坦なので、のんびり構えていると前の馬にやられてしまう。後方一気は難しいと考えていたので、早め早めに動いた。強いオウケンを見せれたと思う」と、してやったりの表情。後方一気で敗れた前走・神戸新聞杯とは一転して積極的な仕掛け。勝てば官軍とはいえ、鞍上の学習能力の高さは特筆されていい。 「前走は次のレースを見越し、折り合いに専念して最後の直線だけの競馬。京都の特殊性は何回か騎乗して分かっていたし、長くいい脚を使える馬だと思っていたからね」 一方、管理する音無調教師は「今日は少し違った乗り方になったが、ウチパクさんが研究してくれてのもの。これでまた違った持ち味が出た」と最大級の賛辞を贈るとともに、「直線の長い東京コースが合いそうなので、無事に行けば次はジャパンC」と明言した。 ただし、喜んでばかりもいられない。ディープスカイ、ブラックシェルなどの一線級は軒並み不在。「菊花特別」と揶揄されたほどの低レベルなメンバー構成だっただけに、いわばこの勝利は鬼の居ぬ間に得たものと位置付けるのが妥当だろう。現実に今日は前出のペースを考えればレコードに近い時計が出てもおかしくはなかった。それでいて、勝ち時計は近5年で一番遅かった。 順調なら世代の一等星ディープスカイとの再戦は、11月30日に行われるジャパンC(GI、東京芝2400メートル)。“アチョー”の評価はそこまでおあずけ…といったところか。
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レジャー 2008年10月27日 15時00分
BCクラシック カジノドライヴ まさかの惨敗
カジノ惨敗。米国競馬の祭典「ブリーダーズC」は25日、カリフォルニア州のサンタアニタパーク競馬場で各GIレースを行い、メーンの「BCクラシック」(オールウェザー2000メートル)に出走したカジノドライヴ(牡3歳、美浦・藤沢和厩舎)は最下位の12着に終わった。優勝はレイヴンズパス。連覇を狙ったカーリンは4着だった。 デビュー以来、無傷の3連勝。今春のピーターパンSの圧勝で本場でも認められたカジノドライヴに思わぬ落とし穴が待っていた。 まさかの逃走。テンを主張する馬がおらず、発馬直後のホームストレッチでハナに立ったカジノは歴戦の猛者たちの格好の目標とされてしまった。わずかキャリア3戦の若駒には、あまりにも厳しいレース展開。4F通過は47秒台半ば。ペースそのものが極端に速かったわけではないが、プレッシャーそのものがこれまでとは違う。4角で後続に並びかけられた時点ですでに余力は残っていなかった。 「スタート後、押し出される形でハナに立った。馬にとっては悪いペースではなかったし、気持ち良く流れに乗っていたと思いますが、4コーナーで並ばれた後は反応がなくなってしまいました」 手綱を取ったエスピノーザ騎手はこうレースを振り返ったが、スタッフからみれば、「負けて悔いなし」の騎乗だったとは言い難い。 「予想外の展開でした」。藤沢和調教師がポツリと漏らしたひと言が暗に“乗り違い”を強調しているようにも感じた。もっとも、敗因はそれだけではない。「スケジュール的に急仕上げになった」。渡米から約1カ月の間にステップレースを挟んで本番という過酷なローテーション。この夏、牧場から美浦への帰厩が当初の予定より遅れたことも少なからず尾を引く形となった。 歯車がすべて噛み合っても頂点を極めるのは難しい北米最高峰のレース。カジノはあくなきチャレンジャーとして臨んだが、今回はハンデが多すぎた。逆に不完全燃焼に終わった分、希望の光もある。「また来ますよ」。トレーナーは静かにそう語った。伸びしろがまだまだ見込める3歳馬。来年以降のリベンジに期待したい。
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レジャー 2008年10月25日 15時00分
菊花賞(JpnI、京都芝3000メートル、26日) 19日(日)東京8R75万円馬券ゲット 石沢記者の狙いはこの馬だ!
先週の秋華賞で1000万円馬券を演出したブラックエンブレムがくれたヒントは、栗東滞在の重要性でもなければ関東馬の底力でもない。前走・ローズS15着からの巻き返し。いかに陣営がトライアルを“捨て切れた”か、だ。まして、いい意味で混戦、悪い意味でドングリの背比べの今年に限れば、余力の有無は重要なポイントになる。 1番人気が濃厚なオウケンブルースリにとって、前走・神戸新聞杯は叩き台の意味合いが強かったとはいえ、力試しの側面もあったはず。 一方で22キロ増と余裕あるつくりだった◎ロードアリエスは明確なひと叩きだった。それでいてオウケンとの差はわずか0秒3。約4カ月ぶりを使った上昇度を加味すれば逆転は十分に可能だ。 “TR仕様”だったその前走も不利な展開を克服しての5着だった。前半5Fが61秒3のスローで完全なヨーイドンの競馬。決め手のある差し、追い込み勢にとってはシメシメの展開のなか、アリエスは4角手前からスパート。舞台は直線に急坂が待ち構える阪神の外回り。終いバタバタの大惨敗まで考えられた。しかし、最後まで脚色は衰えず、結局、掲示板に載った先行勢はアリエスただ一頭。“捨てレース”にしてはできすぎだろう。 今回は「逃げ宣言」をしているアグネススターチが飛ばす淀みのない展開。例年、ダラダラペースで流れる菊だが、今年は極度のスローは考えにくい。さらに、絞れた効果と直線が平坦コースにかわることで最後の粘りはグッと増す。オウケンの鬼脚惜しくも届かず…が今年のシナリオだ。
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レジャー 2008年10月25日 15時00分
菊花賞 藤川京子 オウケンブルースリが末脚一閃よ!
日曜日は東京競馬場のゴール前特設ステージにて、阿部幸太郎さんと一緒に菊花賞の予想イベントを午前11時25分ころから行いますので、皆さん、ぜひお立ち寄りくださいね。 さて、菊花賞は◎オウケンブルースリが豪快な末脚を披露します。 今年4月にデビューしてまだ6戦のキャリア。中京、阪神、新潟とそれぞれの競馬場で3連勝し、センスと潜在能力の高さを見せました。前走の神戸新聞杯は試金石の一戦となりましたが、この見極めは、もちろん「金」。負けたとはいえ、4角では最後方から2番手。絶望的な位置取りからものすごい瞬発力を発揮し、ディープスカイ、ブラックシェルから差のない3着ですからね。立派のひと言です。 折り合いに気を使う馬ですが、前走を見る限り、内田騎手とのコンビネーションはバッチリ。3000メートルも無難に乗り切ってくれるはずです。長く脚を使えるので外回りも合うし、勝ちパターンである3角過ぎからのロングスパートがピタリとハマりそうなムード。遅れてきた大物が最後の1冠を制します。
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レジャー 2008年10月25日 15時00分
菊花賞 アベコーの気になる本命は!?
みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 「菊花賞」です。本当ならば京都に遠征して、この目で菊花賞を体感したかったのですが、東京競馬場のウイナーズサークルで、昼休みに菊花賞の予想検討会。お相手は本紙でもおなじみの藤川京子さん。これは楽しみです。彼女のセクシー予想を、ぜひ東京競馬場でご堪能ください。 この日、TBSラジオは特別番組を放送。まあ、ラジオ版TBS感謝祭です。そこで午後の「爆笑問題の日曜サンデー」の中で、爆笑問題の田中さん、雨上がり決死隊の蛍原さん、そして、この私で菊花賞予想。リスナーの方に3人に対して投票してもらうということに。それぞれの番組対抗でもあり、何とか見事的中! といきたいものです。 さて「菊花賞」ですが、今年は異例ともいえる一戦です。皐月賞優勝のキャプテントゥーレが故障で休場。ダービー馬でTRの神戸新聞杯を制した横綱ディープスカイが来週の天皇賞・秋にシフト。ダービー3着、神戸新聞杯2着のブラックシェルが故障でリタイア。次元をひとつ下げた菊花賞となりました。ゆえに大混戦の様相です。 で、ロードアリエスに◎です。今年2月のデビュー。それゆえ5戦のキャリア。それでも、3戦目のJpnII・京都新聞杯では勝ち馬に足をすくわれた形でアタマ差2着。内容的には優勝したに等しいもの。そして、夏を休養し、秋に備えて充電。この藤原英厩舎のすごいところは、素質を認めた馬は決して無理をさせないことです。 それが早速、成果となって出たのが前走の菊花賞TRの神戸新聞杯でした。3カ月半の休養明けで22キロ増の馬体重。さすがに重め残りかなと見ていたら、何とディープスカイの5着に健闘。それも好位置で脚を温存して、初めての2400メートルに対応。勝ち馬と0秒4差。鋭く追い込んだオウケンブルースリと0秒3差。オウケンが夏に順調にレースを使い込んでいたことを考えれば出色の内容。前を行く馬と馬の間を割って出た勝負強さも特筆ものです。 父はスタミナ系のシンボリクリスエス。母はTCK女王盃優勝のレディバラード。使われたことによる学習能力も絶大。ズバリ単!です。
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レジャー 2008年10月25日 15時00分
菊花賞 本紙・谷口はアグネススターチに攻めの◎
今週は3冠クラシック最終関門の菊花賞。ダービー、NHKマイルCの変則2冠馬ディープスカイは天皇賞・秋への挑戦を決断し、ダービー3着馬ブラックシェルは屈腱炎発症で戦線離脱。にわかに風雲急を告げる菊絵巻は、出走18頭全馬に戴冠の可能性があるといっても過言ではない。 そんななか、8/9の出走確定の抽選も済まぬ1週前の時点でアグネススターチの大根田調教師は「“勝てるんちゃうの”とオレは思ってるんや」。記者も言いたかった同じ言葉を耳元でささやいたのだ。ちなみに同師は記者と栗東中学からの無二の親友。この不思議なデジャヴ感は4年前、カルストンライトオでスプリンターズSを制し、GIトレーナーの仲間入りを果たしたあの時とまったく同じだ。 もっとも、親しければ親しいほど、かしこまったやり取りは気恥ずかしくてできないもの。 「兵庫特別を勝った直後、赤木が馬上から『ディープスカイがいない菊なら十分に勝ち負けできますよ』と言ってくれたんや。それに、春とはストライドの伸びやかさが全然違うわ」 もうこの言葉だけで十分すぎるほどだが、さらに記者の意を強くさせてくれたのが調教役の吉永助手。「不器用じゃなくて、体が柔らかく器用すぎるから、手前をかえずに走り切れる。4走前、川田騎手が『この馬、手前をかえられるようになったらすごい馬になりますよ』と言ってくれたんだが、前走はうまく手前をかえてくれたし、道中、バランスよく走っている分、終いのひと踏ん張りが利いた」と成長著しいことを強調。「三千の菊花賞は後ろで折り合いに専念しなくちゃならない馬より、気分良く先行できる馬の方が有利なのは、ウチの父(故吉永猛調教師)の管理馬だったタマモハイウェイ(5着)で分かっているからね。放牧からガレて帰ってきたので、ボクが先生に『TRは回避して下さい』と頼んだんだけど、今、この素晴らしい状態にあるのは、使い出しを遅らせる決断をして下さったテキのおかげです」の説得力あふれるコメントで“大勝負”の腹は据わった。 史上空前の乱菊を制するはデビュー以来、最高の状態に仕上がったわが友の管理馬アグネススターチだ!!
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レジャー 2008年10月25日 15時00分
藤川京子の一口馬主日記withキャロットクラブ Vol.26(最終回)
先週、東京競馬場で行われた府中牝馬Sでキャロットクラブのブルーメンブラットが重賞初制覇を飾りました。今年は重賞で常に掲示板を死守。5歳になって本当にたくましく成長したなぁと改めて思いました。 それから先週、注目馬として挙げた京都9R・堀川特別のマルティンスタークが6番人気ながら優勝。続いて京都10R・清水Sのスピリタスはポルトフィーノに屈しましたが、ハナ差の2着。将来的には大きいところを取れる器だと思っていますので要注目です! さて、この新聞が店頭に並ぶころには、私の愛馬ブレイクランアウトが出走する東京9R・いちょうSは結果が出ているでしょう。土曜日はラジオ関西で競馬番組をやっていますので、神戸で結果を知ることになります。ドキドキ☆結果がついてくればすごくうれしいけど、とにかく無事に走ってほしいです。 愛馬が出走する日は、自分が走るわけではないのに、前日からソワソワして緊張して眠れないことが多いんですよ。そして、当日は暇さえあればオッズを見て人気を確認します。 愛馬のレースは私の中では大、大イベント。愛馬にはいつもパワーをもらい勇気づけられます。レースは過酷で命をかけて走っているわけですから、そのエネルギーは半端じゃありません。その姿を見て自分も頑張ろうって思うんです。落ち込んだり、挫折しそうになったり…いろいろなことがありましたが、今までどれだけ愛馬たちに助けられたことか。本当に心から感謝しています。 人が癒されるものはさまざまですが、私の場合は愛馬という存在がすべて。これからも一生懸命応援していきたいと思います! さて、キャロットクラブの今週の注目馬は、福島10R・西郷特別(1000万、芝1800メートル)に出走のプリンシペデルソルです。休み明けですがポン駆けが利くし、追い切りの動きも合格点。前走Vと同じ条件なら昇級の壁はないはずです。 最後になりますが、今週でこのコラムは終わりです。愛読してくださった皆さま、ありがとうございました。これからもキャロットクラブの馬たちの活躍を見守ってくださいね!
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レジャー 2008年10月25日 15時00分
ユタカ超えた 三浦皇成 70勝達成
やったぜ、皇成、天才超えだ! スーパールーキー・三浦皇成騎手(美浦・河野厩舎)は25日の福島1Rで1番人気のアドバンスヘイローを勝利に導き、今年70勝目をマーク。 先々週の東京競馬で並んだ武豊騎手の持つ新人最多勝記録を21年ぶりに更新した。
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レジャー 2008年10月24日 15時00分
菊花賞(JpnI、京都芝3000メートル、26日) 特捜班は栗東滞在の小桧山厩舎2頭を指名
今週も東から嵐が吹くか。ダービー1、3着馬不在の中、波乱必至の大混戦となった「第69回菊花賞」(JpnI、芝3000メートル、26日)。先週の秋華賞は栗東に滞在した関東・小島茂厩舎所属のブラックエンブレムとプロヴィナージュが1、3着を占め、3連単1000万円超えのビッグな配当が実現した。今週、その再現を狙っているのが小桧山厩舎のスマイルジャックとベンチャーナインだ。神戸新聞杯の後は栗東に居残り、トレーニングに励んできた。滞在効果てきめんの2頭が、菊の冠を7年ぶりに美浦に持ち帰る。 馬券だけでなく、いろいろと穴が好きな特捜班もぶったまげた。先週の秋華賞。1着は11番人気のブラックエンブレム、2着は8番人気のムードインディゴ、そして3着は16番人気のプロヴィナージュで決まり、3連単はGI史上最高の1098万2020円。リーマンショックも吹っ飛びそうな超特大の配当が飛び出した。 まともな推理ではとてもたどりつきそうにないこの結果だが、何の脈略もなさそうで、実はある。 1着馬と3着馬はともに関東の小島茂厩舎所属。そして2頭とも、美浦からの直前輸送ではなく、前哨戦のローズSの前から栗東に滞在して、本番に備えていたのだ。ともに前のレースで惨敗したため人気が急落したが、春には重賞戦線でちゃんと実績を残していた実力馬。調子は上がっているのに完全に人気の盲点だった。 今回、同じシチュエーションの馬がいる。小桧山厩舎のスマイルジャックとベンチャーナインだ。 ともに前走の神戸新聞杯後から栗東に滞在しており、スマイルの梅沢調教厩務員は「美浦より静かな栗東で、しかも逍遥馬道を使って運動できたから短期間でも急激に力をつけている」とうなずいた。ベンチャーの須藤厩務員も「美浦より勾配のきつい栗東の坂路で乗って、さらにコースを2周するなど、豊富に乗り込んできた」と2頭ともかなり攻めを強化されている。 神戸新聞杯の前はどちらも寂しい体つきだったが、この中間はこれだけ負荷をかけても「プラス体重で出走できる」と口をそろえた。これぞ滞在効果。スマイルの前走は折り合いを欠き9着だったが、落ち着きのある今ならダービー2着の底力を信頼していい。梅沢調厩員は「ダービーのように折り合いさえつけば、好勝負になる。チャンスはかなりある」と色気たっぷり。また、前走4着と健闘したベンチャーも、須藤厩務員は「体に張りが出て状態は上向き。折り合いさえつけば切れるよ」と勝ち負けを意識している。 GI馬もダービー1、3着馬も不在の今年なら、金銀独占も十分ありそうだ。
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