レジャー
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レジャー 2008年10月30日 15時00分
美浦黄門・橋本記者がエアシェイディを送り出す伊藤正師を直撃
4歳牝馬の2強対決に注目が集まっている「第138回天皇賞・秋」(GI、東京芝2000メートル、11月2日)。だが、ひと筋縄では終わらないのが府中の2000メートル。まして牝馬2頭ですんなり決まるほど、競馬は簡単ではない。そこで、本紙・橋本記者は府中でめっぽう強い古豪エアシェイディに目を付け、管理する伊藤正徳調教師を直撃した。 −−最終追い切りは坂路で800メートル49秒9、ラスト1F12秒0(馬なり)と速いタイムが出ました。 伊藤正調教師「50秒ぐらいの予定だったが、併せ馬をした関係で速くなった。それも、最後の時間帯で馬場が荒れていたにもかかわらず、このタイムだからね。もっと早い時間帯なら48秒台が出たと思う。いい内容のケイコができたし、最近では一番の状態で臨める」 −−以前と比べてどこが変わりましたか? 伊藤正調教師「昨年の秋くらいから走るフォームが変わってきた。それまで後ろ脚だけで走っていたが、前脚も使って“四輪駆動”で走れるようになった。だから、坂路でも無理せず速いタイムが出る。精神面でもゆったりしてきたし、その成果が今年のAJC杯での初重賞制覇で実を結んだと思う」 −−あと足りないのはGIタイトルだけですね。 伊藤正調教師「そのチャンスは今回かもしれない。天皇賞・秋が一番合っていると思って、1年半計画で馬をつくってきて、ここまでは青写真通りにきたし、ディープインパクトと同じ最強世代の1頭として頑張りますよ」 −−東京の2000メートルについては? 伊藤正調教師「2歳時から中距離馬と確信していたし、条件はベストでしょう。千六を何回か使ったのは、瞬発力をつけるため。それはできたと思っている」 −−最後に意気込みをお願いします。 伊藤正調教師「現時点でやれることはすべてやったし、人事を尽くして天命を待つ心境。ジョッキーには相手のペースに合わせるのではなく、自分でアドバンテージを持つレースをしてほしい。自分の競馬に徹すれば、結果はあとからついてくると信じています。応援してください」
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レジャー 2008年10月30日 15時00分
TCKディスタフ パフィオペディラム連覇
「第5回TCKディスタフ」は29日、大井競馬場で行われ、左海誠騎手騎乗、1番人気のパフィオペディラム(牝5歳、船橋・岡林光厩舎)が連覇を達成。重賞3勝目を飾った。 3番手追走から直線で満を持して追い出されると、しぶとく脚を伸ばし、追い込んだダイワオンディーヌをクビ差退けた。 「最後はゾクゾクしたけど、やっぱり牝馬同士なら負けちゃいけないと思っていた」と左海誠騎手。岡林光調教師も「南関牝馬ではいい位置にいるという証明ができた」と改めて地力上位を強調。また、「今回の結果で斤量泣きすることもはっきりわかった。今後も軽いところを選んで行くつもり」とも話した。 次走は「第54回クイーン賞」(JpnIII、船橋1800メートル、牝馬、12月10日)を予定。JRAの強豪と激突する。
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レジャー 2008年10月29日 15時00分
天皇賞・秋(GI、東京芝2000メートル、11月2日) ウオッカ 新旧ダービー馬対決制す!
切れ味のウオッカか、伸び盛りのディープか、地力のサムソンか…。3世代のダービー馬が登録する「第138回天皇賞・秋」(GI、東京芝2000メートル、11月2日)の最終追い切りが今朝(29日)、東西のトレセンで行われた。検疫を兼ね、すでに東京入りしているメイショウサムソンは出否未定だが、栗東で追われたウオッカ&ディープスカイはともに元気いっぱい。果たして世代間闘争を制すのは!?カウントダウンが始まった。 もう性別は超越している。現役最強馬へ、ウオッカが万全の態勢だ。 「非常にいい動きを見せてくれていて、以前のような調子の波がなくなってきた。完成の域に近づいてきた」と平間助手はうなずいた。 調整過程は実に濃い。26日には栗東CWコースで3頭併せ。ポップロックとトーセンキャプテンを従え、鼻面をそろえてゴールする熱のこもった動きを見せた。 毎日王冠からそれほど日が経っていない。しかも再度、東京への長距離輸送を控えている。普通の牝馬ならとてもレースの7日前に併せ馬はできないものだ。 「以前は体重に気を使わなくてはいけなかったけど、今は輸送があってもそんなに心配しなくていいから」。春はドバイ遠征の影響が残り、仕上げには細かい気配りが要求された。今はいい意味で大胆に攻めることができる。 言葉は通じないが、ウオッカはもう分かっている。「次第にピリピリして、オーラを発し始めている。それでいて馬体には幅が出てどっしりした風格がある」 桜花賞と秋華賞で敗れた宿敵ダイワスカーレットがいる。ディープスカイには先輩ダービー馬としての意地を見せなくてはならない。最強馬の称号を得るには、超えなければならないハードルがある。しかし、平間助手は余裕すら感じる笑みを浮かべた。 「豪華メンバーの天皇賞だけど、楽しみにしている」。大一番を前にしてなごやかなムードでいられるのも、すべてはウオッカに対する絶大な信頼からきている。 【最終追いVTR】武豊騎手を背に坂路で単走追い。馬なりで軽く流されたが、課題のテンションも極端に上がることなくリラックスムードで駆け上がった。前走より体も引き締まっていて絶好の仕上がりだ。
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レジャー 2008年10月29日 15時00分
天皇賞・秋(GI、東京芝2000メートル、11月2日) ディープスカイ 古馬退治に盤石の態勢
さらなる高みへ羽ばたく準備は整った。ディープスカイが青写真通りの良化を描いている。 「前走はチグハグな仕上げで内臓面も気持ちも仕上がり切っていなかった。今度は相当な上積みが見込める」と昆調教師はうなずいた。 威風堂々。栗色の馬体は筋肉が盛り上がり、究極のアスリートを思わせる。23日に栗東坂路で行われた1週前追い切りは800メートル52秒4→37秒9→12秒4の鋭さだった。 「馬場状態もあってダービーのときほど時計は出ていないけど、2F目が11秒9だし、ラストまでよく動いている。文句なしの走りだった」 師が振り返ったように、前走の神戸新聞杯は今ほどのオーラを発していなかった。夏の札幌競馬場から順調に乗り込まれたものの、もともとが叩き良化型。体に張りがなく、覇気も物足りなかった。 しかし、終わってみれば早めの仕掛けからあっさり押し切った。当時、3着に退けたオウケンブルースリが菊花賞を快勝したことからも、3歳世代では断然の能力があることを改めて証明した。 もちろん菊花賞へ向かう選択肢もあった。それをあえて厳しい古馬との戦いに身を投じたのは、ディープへの信頼と、舞台設定に魅力を感じたからだ。 春にはNHKマイルCとダービーを圧勝した東京。ここも勝てば前人未到の「東京3冠」という快挙を達成する。そして距離もいい。 「これまでのベストパフォーマンスはNHKマイルC。二四のダービーは何とか勝ってくれたという印象だった。距離は千六から二千がピッタリでしょう。この条件なら少々の不利もはねのけられる」とうなずいた。 ウオッカがいて、ダイワスカーレットがいて、古馬の男たちも実に層が厚い。だが、山は高ければ高いほど登りがいがある。 「チャレンジャーとして力まずに臨める。どんな競馬をしてくれるか、楽しみだね」 トレーナーの視界には、雲ひとつない青い空が広がっている。 四位騎手を背に坂路入り。スタートからゆったりとした走りで、最後まで仕掛けられることなく終了。直前は「静」に徹したが、動きは前走時より明らかに素軽く、使って馬体にもボリュームが出てきた。叩いた上積みは相当だ。
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レジャー 2008年10月29日 15時00分
天皇賞・秋(GI、東京芝2000メートル、11月2日) メイショウサムソン 出否はあす決断
東京競馬場で着地検査中のメイショウサムソンは、昨28日に続きダートコースで軽めの調整を行った。ファンドリコンドルとともにダクで1周した後、16〜17秒台のキャンターで1周。最後にダクで1周し、引き揚げた。中田厩務員は「日に日に落ち着きを増している。現在は鞍を置いて530キロくらいあると思う」と話した。 現時点ではジャパンC(11月30日)直行の可能性が高いが、出否は明日、高橋成調教師が駆けつけ、追い切りの動きを確認した後に発表する予定。
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レジャー 2008年10月29日 15時00分
天皇賞・秋(GI、東京芝2000メートル、11月2日) ダイワスカーレット 久々も不安なし
秋のGIシリーズ第4弾は「第138回天皇賞・秋」(GI、東京芝2000メートル、11月2日)。GI馬6頭をはじめ、豪華メンバーがそろい、最強馬決定戦にふさわしい熱戦が期待される。最終追い切りは29日に行われ、昨年の最優秀牝馬ダイワスカーレットが久々を感じさせない絶好の動きを披露。馬体、気合乗りとも申し分なく、満点の仕上がりをアピールした。 いよいよダイワスカーレットが始動する。9月5日にトレセンへ帰厩して1カ月半あまり。松田国調教師は理想通りの調整過程に胸を張る。 「強い負荷をかけながら、故障がないようにいろんなパターンのケイコで工夫してやってきた。1週前追いでは坂路で15-15のキャンターをやった後に、追い切りで52秒0。これだけやれる馬はほかにまずいないよ」 牡馬を越えるこのタフネスぶりで、ここまでハードな調教をクリアしてきた。まさにGI仕様といえる調教過程で、女王復活の準備は整った。 「最近は精神面でスイッチの切り替えがとても早い。だから逍遥馬道なんかでもリラックスするようになり、余裕が出てきた。ここまで順調に調整できているし、状態もいいので、初戦からこの馬の走りを見せられると思う」 昨年の最優秀牝馬としてのプライドを3歳馬に、そしてウオッカに、見せつけるはずだ。 【最終追いVTR】安藤勝騎手を背に、坂路で追われた。牝馬の直前、さらに輸送を考慮して前半から馬任せ。最後まで鞍上の手綱が動くことはなかったが、フットワークは実に軽快だった。馬体にも張りがあり、ブランクを感じさせない仕上がりだ。
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レジャー 2008年10月28日 15時00分
TCKディスタフ(SIII、大井1800メートル、29日) 主役馬はコレだ
毎回主役が入れ替わる混戦模様の牝馬戦線。骨折を不屈の闘志で乗り越えたド根性娘ミスジョーカーが、トゥインクルレディー賞の借りを返すべく頂点を狙っている。 「佐藤隆騎手が移籍当初からJRAや重賞を狙おうと期待していたのが、ルースリンドとこの馬だった」と故人を懐かしむように話すのは矢野義調教師。3歳の秋、ジョーカーはロジータ記念を前に骨折に見舞われ、11カ月の休養を余儀なくされた。ひと足先に復活を遂げ、厩舎の大将となったルースのたどった道と非常に似ており、不思議なめぐり合わせを感じるとトレーナーはいう。 昨夏に復帰後はブランクの影響が抜けるまでに時間を要したが、徐々に立ち直り、前走は重賞で2着惜敗。「3歳のころは砂を被ると嫌がったが、(今春の)しらさぎ賞で砂を被って追い込む競馬を経験してから、馬が目覚めたようでレースにも幅が広がった」と目を細めた。 「距離が延びるのは好材料。今回は別定戦だが、前回と変わらぬいい状態で臨めるのでチャンスはある」。待望のタイトル獲得へ、機は熟した。
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レジャー 2008年10月28日 15時00分
天皇賞・秋 史上3頭目の3歳馬盾制覇へ視界良好ディープスカイ
秋の東京競馬の前半戦のハイライト「第138回天皇賞・秋」(GI、芝2000メートル、11月2日)は、GI馬6頭を含めた新旧勢力が入り乱れ、まさに食うか食われるかの大激戦。とくにウオッカVSダイワスカーレットの女帝対決に注目が集まっているが、牡馬も負けてはいられない。敢然と古馬に挑んでくる変則2冠馬ディープスカイ、完全復活を遂げた一昨年の2歳王者ドリームジャーニーにスポットを当てた。 バブルガムフェロー(1996年)、シンボリクリスエス(2002年)に続く史上3頭目(戦後)の3歳Vへダービー馬ディープスカイが敢然と挑む。今年は例年以上に古馬の壁は分厚い。しかし、強力なライバルを前にしても栗東の若大将はひるまない。その自信を胸にいざ東上だ。 昆調教師が下した決断。それは古馬との戦いだった。「二四のGIを勝っていれば、それで十分に世界と戦っていける。正直、それ以上の距離でGI勝ちの必要はない」。今後を見据えた時、ディープにとって不可欠なのは“世界標準”ともいえる10〜12Fでのビッグタイトル。指揮官は菊花賞を回避した理由を含め、独自の理論を展開した。 もちろん、参戦するからには成算がある。抜群に切れたNHKマイルC、そして力でねじ伏せたダービー。これまでGIで圧倒的な強さを見せてきたのはすべて東京だった。相手があっての競馬とはいえ、これほど魅力的な舞台はない。 「これまで4度使ってすべて連対している。デキの悪い時を含めてこの結果だから評価できるよ。右回りだとモタれる心配があるんだけど、左回りだと本当にスムーズな走りを見せてくれる」 前走後は青写真通りの過程を歩んできた。1週前には栗東坂路で800メートル52秒4と豪快に動いた。「調整過程がチグハグだった」前走時とは比べものにならないほどの順調さだ。 「古馬との力関係は正直、よく分からない。でも、斤量差もあることだからね。東京ならいいイメージを持って臨めるし、どれだけやれるか楽しみにしているんだ」 次走の予定は同じく東京で行われるジャパンC。ここで結果を残せないようでは世界うんぬんはいっていられない。府中の鬼が世代交代を狙い、いよいよ羽ばたく。
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レジャー 2008年10月28日 15時00分
天皇賞・秋 完全復活ドリームジャーニーが虎視たんたん
半信半疑だった春の姿とは違う。今度は堂々と桧舞台に立つ。完全復活した一昨年の2歳王者ドリームジャーニーが、朝日杯FS以来のGI奪取に燃える。 「朝日CCは先行馬に有利な流れだった。そこを後方から早めに動いて、力でねじ伏せる勝利。本当に充実してきたね」。小倉記念に続く、重賞連覇に池江寿調教師も自信をのぞかせた。 ここ2戦はコーナーが4つある小倉2000メートルと阪神2000メートルが舞台だった。しかし、今回はコーナーが3つの東京2000メートル戦。これが唯一の課題だ。 「確かにコーナーは4つあった方がいいけど、3つでも折り合いはつく。東京でも実績を残しているし、もともと右手前で走りたがる癖のある馬。左回りの方がより走りやすいと思っているんだ」 トレーナーが語るように昨年のダービーでは5着、コーナーが2つしかない1800メートル戦の東スポ杯2歳Sでも3着している。再び軌道に乗った今なら、当時以上のパフォーマンスを披露してくれることは間違いないだろう。 「今回はメンバーが相当強くなる。でも、相手うんぬんではなく、自分の競馬をするだけ。力を出し切ればチャンスは十分にあると思う」 長かったトンネルの先に、2つ目の大きな勲章がはっきり見えてきた。
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レジャー 2008年10月28日 15時00分
スワンS スズカフェニックスがGI馬の底力を見せつける
今週の京都競馬場では、マイルCSの前哨戦「第51回スワンS」(GII、芝1400メートル、11月1日)が行われる。主役の期待を集めるのは6歳の古豪スズカフェニックス。昨暮れの阪神C以来、勝利の女神から見放されているが、堅実なレース運びは依然として健在だ。 スズカフェニックスが捲土重来を期し、仕切り直しの一戦に挑む。 前走のスプリンターズSは4着。大外から脚を伸ばしたものの、前を捕らえることができなかった。セントウルSを叩いての2戦目。思惑通りのローテーションで臨んだつもりだったが、横山典騎手は「もうひとつ弾けてくれなかった。まだ調子が戻り切っていなかったのかも」と振り返った。 確かに、前走時は直前追いで暴走。実戦でも右手前のまま走り続けていた。体はできていても精神面で何か欠けていた部分があったのかもしれない。しかし、それもスプリンターズSがいいガス抜きになった。 実際に、中間は見違えるほど体調がアップしている。レースから10日余りしか経っていない17日に、早くも坂路で初時計をマーク。1週前追い(23日)もラスト1F12秒4と切れに切れた。 中内田助手は「申し分のない動きだった。すこぶる順調にきているし、条件的にも今は千四の方が競馬がしやすい。ジョッキーも2度目だし、癖はつかんでくれたはず」と巻き返しに確かな手応えを感じ取っていた。 舞台は身上の末脚をフル回転できる京都の外回りコース。王座奪回へ、反撃のおぜん立ては整った。
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