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天皇賞・秋(GI、東京芝2000メートル、11月2日) ウオッカ 新旧ダービー馬対決制す!

 切れ味のウオッカか、伸び盛りのディープか、地力のサムソンか…。3世代のダービー馬が登録する「第138回天皇賞・秋」(GI、東京芝2000メートル、11月2日)の最終追い切りが今朝(29日)、東西のトレセンで行われた。検疫を兼ね、すでに東京入りしているメイショウサムソンは出否未定だが、栗東で追われたウオッカ&ディープスカイはともに元気いっぱい。果たして世代間闘争を制すのは!?カウントダウンが始まった。

 もう性別は超越している。現役最強馬へ、ウオッカが万全の態勢だ。
 「非常にいい動きを見せてくれていて、以前のような調子の波がなくなってきた。完成の域に近づいてきた」と平間助手はうなずいた。
 調整過程は実に濃い。26日には栗東CWコースで3頭併せ。ポップロックとトーセンキャプテンを従え、鼻面をそろえてゴールする熱のこもった動きを見せた。
 毎日王冠からそれほど日が経っていない。しかも再度、東京への長距離輸送を控えている。普通の牝馬ならとてもレースの7日前に併せ馬はできないものだ。
 「以前は体重に気を使わなくてはいけなかったけど、今は輸送があってもそんなに心配しなくていいから」。春はドバイ遠征の影響が残り、仕上げには細かい気配りが要求された。今はいい意味で大胆に攻めることができる。
 言葉は通じないが、ウオッカはもう分かっている。「次第にピリピリして、オーラを発し始めている。それでいて馬体には幅が出てどっしりした風格がある」
 桜花賞と秋華賞で敗れた宿敵ダイワスカーレットがいる。ディープスカイには先輩ダービー馬としての意地を見せなくてはならない。最強馬の称号を得るには、超えなければならないハードルがある。しかし、平間助手は余裕すら感じる笑みを浮かべた。
 「豪華メンバーの天皇賞だけど、楽しみにしている」。大一番を前にしてなごやかなムードでいられるのも、すべてはウオッカに対する絶大な信頼からきている。

 【最終追いVTR】武豊騎手を背に坂路で単走追い。馬なりで軽く流されたが、課題のテンションも極端に上がることなくリラックスムードで駆け上がった。前走より体も引き締まっていて絶好の仕上がりだ。

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