前走の甲斐路特別は上手にスタートを切ると道中は中団の外めを追走。砂もさほど被らずスムーズに運べました。とにかく手応えは抜群で徐々にポジションを上げて4角2番手で直線へ。ハナを切って粘るメイショウゲンスイをゴール前で差し切りました。
そのゲンスイは、準オープンで今回出走のレオエンペラーとクビ差の勝負をしたことがある力量馬。それを物差しにすると、この秋、グングン成長を遂げているルーヴェにクラスの壁はないはず。ハンデも手ごろな54キロと落ち着きましたしね。
最近は道中、自分から動いて行けるようになり、脚質に自在性が出てきたのも好材料。初の中山でも十分対応できると思っています。何より、前々走の花背特別でマークしたダ1800メートル1分50秒0は、重馬場だったことを差し引いても立派。このタイムは、メンバー中2番目に速いものです。昇級戦で人気の盲点となりそうな今回は絶好の狙い目。タフな走りをここでも見せます。