レジャー
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レジャー 2008年11月13日 15時00分
内外HP版地方競馬予想 佐々木敦子の最終のおみやげ
佐々木敦子です。早いもので今週の大井競馬で今年のナイターもフィナーレです。イルミネーションに照らし出されたサラブレッドの走りを見るのは大好きですが、この季節になると、さすがに夜は冷えますからね。でも、今年も大いに楽しませてもらいました。 オフの日などはパチンコを開店から打って、夕方から大井、川崎のナイターなんて最高でした。パチンコで負けても競馬で挽回する機会もありましたからね!その逆もありましたが…(涙)。ともあれ、有終の美を飾りたいところです。 さて、今年最後のナイターは、ファイナルナイト特別(1200メートル)です。 このレースは近況抜群のブライトカラーズが抜けた存在です。馬旨指数も総数37と高い数値を示しています。カイテキボスも同じ数値ですが、差数が高いのが気になるところ。 そこで他の馬というと…いました!ツカサアローが!総数37、差数3と素晴らしい数字です。 その数字に反映されているのは前々走の走破時計1200メートル1分14秒9と上がり3F38秒3。これはブライトがマークした前々走の1分15秒2、上がり3F38秒1と遜色ありません。前走は4番人気で8着。人気を下げそうな今回こそ狙い目です。 【3連複】(7)軸→(11)(13)(10)(2)(6)(12) ※馬旨(ウマウマ)指数…前4走の成績と前3走の成績をそれぞれ数値化し、その合計の差がより低く、総合計が高い馬が軸候補の筆頭となるデータ馬券。データは3着までに入る確率がベース。予想の基本は3連複となる。<プロフィール> 佐々木敦子(ささき・あつこ)3月31日生まれ/B型/東京都出身/パチンコ・パチスロに特化し、タレント活動中。最近は馬券もデビュー。南関東を中心に、パチンコ・パチスロで培った勝負勘と独自のデータをもとにヒットを連発している。 パチンコ必勝ガイド・漫画パチンカー・パチスロパニック7ゴールドでコラムを連載中。スカパー!777chサイトセブンTVにレギュラー出演中。 まだまだ競馬は駆け出しの私ですが、馬旨指数で頑張ってます。応援よろしくお願いします!
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レジャー 2008年11月13日 15時00分
ハイセイコー記念 ナイキハイグレードV
「第41回ハイセイコー記念」は12日、大井競馬場で行われ、戸崎圭騎手騎乗の2番人気ナイキハイグレード(牡2歳、船橋・川島正厩舎)が1角で他馬に外に振られる不利を受けながらも、4角で先頭に立ち、そのまま押し切って快勝した。「前走で惚れ惚れする走りをしていたので、自信を持って乗った」という戸崎圭騎手。「まだ体がパンとしてないし、さらに成長するでしょう」と話した。 今後、全日本2歳優駿(JpnI、川崎1600メートル、12月17日)へ行くか来年に向けるかは未定も、川島正師は「瞬発力は相当だし、今後どう成長してくるか楽しみ」と大舞台を見据えて目を細めた。
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レジャー 2008年11月12日 15時00分
エリザベス女王杯 カワカミプリンセス 一昨年の汚名返上へこん身の仕上げ
借りを返す時がきた。「第33回エリザベス女王杯」(GI、京都芝2200メートル、16日)の追い切りが今朝行われ、カワカミプリンセスが絶好の仕上がりをアピールした。2年前、このレースには苦い思い出がある。1着入線しながら12着に降着。それ以来、勝ち星から遠ざかっている。もう一度頂点に立つためには、勝つしかない。 もう抑え切れない。リベンジの舞台に向け、カワカミプリンセスの気合がほとばしっている。 「スイッチが入ってしまいましたね」と深川助手は思わず苦笑いを浮かべた。5日に行われた1週前追い切りでは、栗東DWコースで6F76秒3という猛烈な一番時計を弾き出した。 「横山典さんが乗ってくれて、馬がその気になった。ただ、それでもカイバをしっかり食べて体も減っていない」 強く攻めることはいくらでもできる。しかし、その後の状態維持に気を使うのが繊細な牝馬の難しいところ。だが、女傑にそれはいらぬ心配だったようだ。 500キロを超すたくましい馬体。休み明けだった前走の府中牝馬Sはあと一歩の粘りを欠き2着に敗れたが、今度はすべての面で大きな上積みが見込める。 カワカミにとって、このレースは避けて通れない。「2年前のリベンジを果たす」。西浦調教師の号令のもと、陣営はこん身の仕上げで挑んできた。 2006年のエリザベス女王杯。フサイチパンドラ、スイープトウショウといった強豪を楽々と退ける圧勝かと思われた先頭ゴールの次の瞬間、栄光は暗転した。直線で進路を妨害したため12着に降着。その後は故障も重なり、勝ち星から遠ざかっている。 ウオッカ、ダイワスカーレットのワン・ツーで決まった天皇賞・秋を持ち出すまでもなく、今の競馬は女の時代。1つ前の世代の女王として、これ以上後れを取るわけにはいかない。 「能力が落ちた感じはまったくしない。金鯱賞の時もゴールしてから勝った馬を捕らえにいったように、牝馬ながら本当にすごい勝負根性をしている。3着に負けはしたけど、あれでまたこの馬を見直した」 2強のいない牝馬限定GIなら勝つだけではない、勝ち方にこだわる必要がある。 「前に馬を置いて流れに乗れば、相当な瞬発力を発揮してくれる。期待してます」 悪夢は自分の力で振り払う。 【最終追いVTR】先週に目いっぱいやっている関係で、今朝はDWコースで軽く感触を確かめる程度。それでも、直線では自らハミを取って好気合を見せた。休み明けを叩かれ、馬体もシェイプアップ。抜群の気配だ。
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レジャー 2008年11月12日 15時00分
エリザベス女王杯 トールポピー スランプ脱出へ手応え
この秋、2戦していいところなしのトールポピーだが、仕上げは至って順調だ。 「このレースに向けて調教メニューを計画通りこなしてきた。カイバ食いもしっかりしているし、本当、いいサイクルでここまできている」と清山助手はうなずいた。 春先まではカイ食いが安定せず、調整に苦労させられた。いかにも繊細な牝馬といった印象だったが、この秋は確実にたくましさを増している。 ではなぜ、2戦とも惨敗なのか。敗因ははっきりしている。まず前々走のローズS(6着)は出遅れて流れに乗れず。休み明けで仕上がりもいまひとつだった。 そして、前走の秋華賞(10着)は「内がよく伸びる馬場だったうえに、先行馬が残る形だった。ひと押し欠いたけど、コースも合わなかったし…」と同助手は振り返った。まぎれの多い京都の内回り。その点、今回は同じ京都でも外回りだ。 「オークスで見せた末脚でも分かる通り、直線が長く、馬群がバラける外回りの方がずっと競馬はしやすい。持ち味を生かせれば」と期待を込めた。 ここ2戦の凡走は裏返せば、目いっぱいの競馬をしていないということ。「食欲を気にせずしっかり仕上げられた」という今回は一発、巻き返しがあって不思議ない。 【最終追いVTR】池添騎手を背に坂路入り。牝馬の直前としては意欲的に追われた。坂の中腹付近から徐々にシフトアップ。ラストもしっかりとした脚取りで12秒9をマークした。この中間から坂路で追うようになって馬自身に覇気が戻ってきた。
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レジャー 2008年11月12日 15時00分
エリザベス女王杯 本格化ポルトフィーノが一気に頂点へ
秋のGIシリーズ第5弾は牝馬ナンバーワン決定戦「第33回エリザベス女王杯」(京都芝2200メートル、16日)。12日、東西のトレセンで最終追い切りが行われた。注目は女傑エアグルーヴを母に持つ良血、ポルトフィーノ。桜花賞は直前でのハ行、オークスは骨折とクラシックの舞台に立つこともなく、春シーズンを終了したが、休み明けの前走を快勝し、ひと夏を越して成長著しいとろをアピールした。いよいよ迎える秋の大舞台。悲願のGI出走を前に陣営はやる気満々だ。 春に続き、秋も不運に見舞われたポルトフィーノ。賞金的に出走のボーダーライン上にいた秋華賞では、投票直前にプロヴィナージュが出走を決定。無念の除外となった。しかし、雪辱を期して挑んだ準オープン戦を快勝。悲願のGI出走を力でもぎ取った。 「控える競馬だったけど、スムーズに折り合っていた。直線でも手応え通りのいい伸びで、中身の濃い勝利だった」と清山助手は振り返る。 条件戦とはいえ、1分32秒5の好時計勝ち。改めて素質の高さを印象付けるとともに、ネックだった気性面での成長も十分に感じさせた。 「春は常に精神的にスイッチが入った状態だったけど、今はリラックスしている時間が増えている。コントロールが利くようになっていい方向へ向いてきた」 父クロフネに、母は名牝エアグルーヴ。世代ナンバーワンの素質に、精神面での成長が加わった今ならGI勝利も夢ではない。清山助手もトールポピーをしのぐ手応えを感じている。 「能力はみなさんが知っている通り。あとは豊さんにすべてを任せるしかない」 春の悔しさを胸に、いよいよ大舞台に出撃だ。 【最終追いVTR】武豊を背にCWコースを軽く流した。先週はやや折り合いを欠いたものの、今朝は鞍上との呼吸もピタリ。最後までスムーズなケイコができた。精神面で落ち着きが出てきたのは何より。
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レジャー 2008年11月11日 15時00分
ハイセイコー記念(SII、大井1600メートル、12日) ノーステイオーが万全
鎌倉記念に続き、2つ目のタイトルを狙うノーステイオーが、目イチの仕上げで臨む。 「中間の追い切りで半マイル52秒くらいをやる予定が、ほぼ馬なりで5F64秒9→49秒8→36秒7。この時計にはビックリしたよ。少しオーバーワークになったかなと思ったが、それでも(左海)誠二は『まだ重い』って言うからね」。予想外のパフォーマンスに林正人師は驚かされたという。 1週前の時点ですでに態勢は整い、7日に行われた最終追い切りは軽めに流す程度だったが、トレーナーは「体も締まってきたし、気合も乗っている。前回、大井を使ったときよりもウンと状態はいいね」と胸を張った。 このレースの後は休養に入る予定。すでに視線は春のクラシックへ。「ここでキッチリ決めて賞金を積めば、京浜盃くらいまで休ませてもいい。本当に良くなるのは来年だからね」。まだ未完成だからこそ、成長を待つ時間が必要。そのために今、一番のデキで2歳戦を締めくくる。
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レジャー 2008年11月11日 15時00分
エリザベス女王杯 一昨年1着降着の雪辱だ カワカミプリンセス
歴史的名牝はここにもいる。一昨年の2冠牝馬カワカミプリンセスが完全復活を目指す「第33回エリザベス女王杯」(GI、芝2200メートル、16日)。天皇賞・秋はウオッカ、ダイワスカーレットのワンツーフィニッシュで決まったが、1歳上の先輩も黙ってはいられない。最強牝馬の座をもう一度目指すためにも、ここは負けられない一戦だ。 1週前にして、カワカミプリンセス陣営から早くも堂々の勝利宣言が飛び出した。「うん、このまま無事にいけば、負けないと思う」 手のひらに残るしびれるような感触を楽しみながら、横山典騎手は静かにうなずいた。東の名手がそこまで自信を深めたのは、5日に行われた1週前追い切りだった。前走の府中牝馬Sに続き2度も栗東に駆けつけたのも異例だが、さらに驚かされたのがその中身だ。 DWコース。テンからグイグイ飛ばしながら、道中、さらにアクセルを踏み込んでいくと、男勝りの馬体は風に近づいた。6F76秒3、ラスト1F13秒4はぶっちぎりの一番時計。その日の荒れた馬場コンディションを考慮すれば、まさに破格のタイムといっていい。 「1週前ビッシリやるのは予定通り。元気いっぱいだし、前走とは違う素軽さが出てきた。機嫌も随分良くなってるよ」 鞍上は独特の言い回しで前走からの上積みを強調した。その前走・府中牝馬Sは5月の金鯱賞以来、5か月近いブランクがあった。2着に敗れはしたが、筋肉痛明けでベストとはいえない状態だっただけに、底力は十分示した。 そして横山典にとっての何よりの収穫はイメージの大きな変化だったという。「レース前は乗り難しいイメージがあったが、問題なかった。パドックでは少しうるさかったけど、2番手で折り合いがついたし、最後までリズム良く走っていた」 さすが名牝はセンスが違う。そこにこの上積みがあれば…横山典の勝利宣言はハッタリでも何でもない。 天皇賞・秋のウオッカ、ダイワスカーレットのワンツーを持ち出すまでもなく、今の競馬は牝馬が強い。1歳上の2冠牝馬カワカミも負けてはいられない。西浦調教師は「カイバをしっかり食べて体に張りが出てきた」と言葉に力を込めた。一昨年のエリザベス女王杯で1着から12着に降着して以来、勝ち星から遠ざかっている。再び女王道を歩むには、同じ舞台で苦い記憶を払しょくするしかない。
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レジャー 2008年11月11日 15時00分
エリザベス女王杯 オークス馬の底力見せる トールポピー
本来の切れ味はどこへ行ってしまったのか。 1番人気に支持された秋華賞。牝馬2冠を目指したトールポピーは10着に大敗した。 その前のローズS(6着)は休み明けに出遅れもあっただけに情状酌量の余地もあったが、秋華賞は7、8番手の絶好位で流れに乗りながら、まったく伸びなかった。 もちろん、このまま終わるわけにはいかない。シーザリオ、ウオッカなど名牝を育てた角居調教師は考えた。 そして至った結論はフォームの改良。オークスで見せた瞬発力をもう一度引き出すため、伸縮の利いたバネのある走法を取り戻すことに取り組んだ。 そこで陣営は、この中間から坂路調整を取り入れた。これまでのCWコースでは距離が長く、どうしてもだらだら走りがちになってしまう。背中をしっかり使い、集中して走るには坂路が最適というわけだ。「1週前は坂路でサッとやったけど、いい感じで動けるようになってきました」と平間助手はうなずいた。 11月に入って1日に800メートル59秒1、ラスト1F14秒6、2日に55秒2→12秒8、4日に54秒5→13秒4、そして6日に54秒7→12秒3をマークした。まさに妥協なき仕上げ。これだけ密度濃く時計を出すのは異例といえ、巻き返しへの意欲がヒシヒシと伝わってくる。 「前走の疲れもなく順調そのもの。距離が延びるのも、広い外回りにかわるのも、この馬にはプラスだから。チャンスはあると思います」 確かに秋華賞は先行馬に有利な流れになってしまった。直線の長い外回りなら思う存分末脚を生かせるだろう。大混戦が続いた今年の牝馬クラシック。世代トップといわれた実力馬が、ここで突き抜けるか。
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レジャー 2008年11月10日 15時00分
丹下日出男の虎の巻 エリザベス女王杯はあの上がり馬が怖い
今週は京都競馬場で「第33回エリザベス女王杯」(GI、芝2200メートル、16日)が行われる。秋の牝馬ナンバーワン決定戦とはいえ、今年はウオッカ、ダイワスカーレットが不在とあり、事実上、暫定金メダルをかけた争いとなる。果たして、この2トップへの挑戦権を手にするのは…。丹下日出男は裏街道を歩んできたポルトフィーノに熱視線を送る。 秋のGIシリーズも中盤戦。大波乱の秋華賞に続き、菊花賞が馬単2万円台。一転して先週の天皇賞・秋は1〜3番人気が上位を独占するガチガチの決着となった。一連のGI戦線からポイントを探ってみると、主に3歳・古馬の混合戦は(1)レコードを含む高速決着(2)世代間闘争―の2つがキーワードとなって展開している。 その象徴ともいえるのが、ウオッカ&ダイワスカーレットの4歳牝馬が変則2冠の3歳馬ディープスカイを退け、究極の2センチ差勝負の叩き合いを演じた天皇賞・秋。時計は周知の通り、芝2000メートル1分57秒2という歴史的なレコードだった。 そして、この後のシーズンを戦い抜くにあたり、もうひとつテーマに上げられるのが疲労蓄積。これはエ女王杯にも当てはまる。とくに3歳馬の扱いには注意が必要だ。秋華賞はレコードに0秒3差と迫る芝2000メートル1分58秒4で決着。「3歳牝馬は低レベル」という下馬評を覆す激走を見せたが、その反動を憂慮したのか、本来なら主役を演じるはずの勝ち馬ブラックエンブレムは早々と回避。2着のムードインディゴ、そしてトールポピー、レジネッタといった秋華賞の人気馬は一応、参戦を表明しているものの、自身の能力を超えた時計で走った馬も何頭かはいるに違いない。 特に5F通過が58秒6という乱ペースを深追いした先行馬や、ハイペースを利して上位入線を果たした馬は怪しい。ましてや、レースのたびに勝ち馬がコロコロと変わる3歳世代。疲労蓄積や地力を考えると、配当面でハイリターンが期待できる穴馬はともかく、“利回り”の小さい人気馬に全幅の信頼を置くのはどうかと思う。 しかし、ただ一頭。同じ3歳馬でも別路線を歩んできたポルトフィーノだけは話は別。秋華賞は除外になったが、やむなく出走した同日の清水S(1600万、芝1600メートル)では、前半5F通過が57秒7というハイペースを引っ張ったまま中団追走。レースの上がり3Fを1秒も上回る33秒8という切れ味で他馬を一蹴。走破タイムは1分32秒5。スタート後の1Fを除けば、すべて11秒台という猛烈なラップを積み重ねたハイレベルの一戦を制した実力は素直に評価していい。 何より、強調できるのは前出の秋華賞組とは対照的に、目いっぱいの競馬をしていないこと。道中はほぼ馬なりでの追走だったしね。だから、疲労度も少ない。 ちなみに、昨年と今年では当然、馬場差はあるだろうが、去年のマイルCSの勝ちタイムは1分32秒7。記録面においても、ほぼGIレベルに達している。課題だった折り合いもクリア。これなら距離延長もOKだ。本格化した今なら、同世代の3歳はもちろん。クロフネ×エアグルーヴという超良血を考えれば、古馬の牝馬相手にも一歩もヒケを取らないはずだ。 相手本線は府中牝馬Sを経由してきた古馬勢。その筆頭は、明らかな重め残りを叩かれたカワカミプリンセス。同じく府中牝馬S3着のベッラレイアが3番手。アテにならない3歳勢は、あくまで連下まで。枠準や展開に恵まれたムードインディゴよりは、秋華賞でまったく競馬をしていない、あまり疲れていないだろうトールポピーにレジネッタが上だろうか。
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レジャー 2008年11月10日 15時00分
AR共和国杯 スクリーンヒーローが重賞初V
伝統のハンデ戦「第46回AR共和国杯」(JpnII、東京芝2500メートル、9日)は、3番人気のスクリーンヒーローが快勝し、重賞初制覇。管理する鹿戸雄調教師は今年3月の開業以来、重賞初勝利となった。勝ち時計は2分30秒8。2着には2番人気のジャガーメイルが入り、1番人気のアルナスラインは3着に終わった。 直線の中ほど、逃げ込みを図る49キロのテイエムプリキュアに襲いかかったのは、3番人気の53キロ、スクリーンヒーロー。上がり3F33秒7の末脚で一気に交わすと、あとは独壇場。2着ジャガーメイルに1馬身半の差をつけて重賞初制覇を飾った。 「前走(2着)のレースも見ていたし、どんな競馬でもできそうだったからね。ハンデも軽かったので、思い切った競馬をしようと思っていた」と蛯名騎手。早め早めの作戦が図にあたり、笑顔いっぱい。「直線も手応え十分だったし、最後まで我慢してくれると思った。3歳のころに乗っていた時より、気性がしっかりして、まじめに走るようになったね。長い距離を上手に走るところがいい」 管理する鹿戸雄調教師はこれが今年3月の開業以来、うれしい重賞初勝利となった。「いい馬をいっぱい預からせてもらったおかげ。(師匠にあたる)藤沢和先生や(管理馬を引き継いだ)矢野進元先生からアドバイスをもらいながらやってきた。ふたりが勝たせてくれたようなもの」とにっこり。「前走で乗った横山典騎手が上でもやれるといってくれたし、一戦ごとに成長していたから、期待は持っていた。骨折で1年休んでいた馬。まだまだ伸びしろがあるよ。目標は来年の天皇賞・春といってきたけど、これで冗談じゃなくなったね」 気になる次走については「オーナーと相談してから」と明言しなかったが、「今日は思っていた以上に強い競馬をしてくれたからね。自分から動いていって勝ったし、完勝といっていいでしょう。もうワンランク上のところを目指したい。ジャパンC、有馬記念を含めてね」とGI挑戦の意向を明かした。 父グラスワンダー、母父サンデーサイレンスに加え、祖母が重賞を4勝したダイナアクトレスという超良血。遅れてきた大物から今後も目が離せない。
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