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エリザベス女王杯 トールポピー スランプ脱出へ手応え

 この秋、2戦していいところなしのトールポピーだが、仕上げは至って順調だ。
 「このレースに向けて調教メニューを計画通りこなしてきた。カイバ食いもしっかりしているし、本当、いいサイクルでここまできている」と清山助手はうなずいた。

 春先まではカイ食いが安定せず、調整に苦労させられた。いかにも繊細な牝馬といった印象だったが、この秋は確実にたくましさを増している。
 ではなぜ、2戦とも惨敗なのか。敗因ははっきりしている。まず前々走のローズS(6着)は出遅れて流れに乗れず。休み明けで仕上がりもいまひとつだった。
 そして、前走の秋華賞(10着)は「内がよく伸びる馬場だったうえに、先行馬が残る形だった。ひと押し欠いたけど、コースも合わなかったし…」と同助手は振り返った。まぎれの多い京都の内回り。その点、今回は同じ京都でも外回りだ。
 「オークスで見せた末脚でも分かる通り、直線が長く、馬群がバラける外回りの方がずっと競馬はしやすい。持ち味を生かせれば」と期待を込めた。
 ここ2戦の凡走は裏返せば、目いっぱいの競馬をしていないということ。「食欲を気にせずしっかり仕上げられた」という今回は一発、巻き返しがあって不思議ない。

 【最終追いVTR】池添騎手を背に坂路入り。牝馬の直前としては意欲的に追われた。坂の中腹付近から徐々にシフトアップ。ラストもしっかりとした脚取りで12秒9をマークした。この中間から坂路で追うようになって馬自身に覇気が戻ってきた。

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