「菊花賞」です。本当ならば京都に遠征して、この目で菊花賞を体感したかったのですが、東京競馬場のウイナーズサークルで、昼休みに菊花賞の予想検討会。お相手は本紙でもおなじみの藤川京子さん。これは楽しみです。彼女のセクシー予想を、ぜひ東京競馬場でご堪能ください。
この日、TBSラジオは特別番組を放送。まあ、ラジオ版TBS感謝祭です。そこで午後の「爆笑問題の日曜サンデー」の中で、爆笑問題の田中さん、雨上がり決死隊の蛍原さん、そして、この私で菊花賞予想。リスナーの方に3人に対して投票してもらうということに。それぞれの番組対抗でもあり、何とか見事的中! といきたいものです。
さて「菊花賞」ですが、今年は異例ともいえる一戦です。皐月賞優勝のキャプテントゥーレが故障で休場。ダービー馬でTRの神戸新聞杯を制した横綱ディープスカイが来週の天皇賞・秋にシフト。ダービー3着、神戸新聞杯2着のブラックシェルが故障でリタイア。次元をひとつ下げた菊花賞となりました。ゆえに大混戦の様相です。
で、ロードアリエスに◎です。今年2月のデビュー。それゆえ5戦のキャリア。それでも、3戦目のJpnII・京都新聞杯では勝ち馬に足をすくわれた形でアタマ差2着。内容的には優勝したに等しいもの。そして、夏を休養し、秋に備えて充電。この藤原英厩舎のすごいところは、素質を認めた馬は決して無理をさせないことです。
それが早速、成果となって出たのが前走の菊花賞TRの神戸新聞杯でした。3カ月半の休養明けで22キロ増の馬体重。さすがに重め残りかなと見ていたら、何とディープスカイの5着に健闘。それも好位置で脚を温存して、初めての2400メートルに対応。勝ち馬と0秒4差。鋭く追い込んだオウケンブルースリと0秒3差。オウケンが夏に順調にレースを使い込んでいたことを考えれば出色の内容。前を行く馬と馬の間を割って出た勝負強さも特筆ものです。
父はスタミナ系のシンボリクリスエス。母はTCK女王盃優勝のレディバラード。使われたことによる学習能力も絶大。ズバリ単!です。