レジャー
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レジャー 2008年12月18日 15時00分
内外HP版地方競馬予想 佐々木敦子の最終のおみやげ
佐々木敦子です。先週の船橋の最終日、最終Rは予想がバッチリで馬券がハズレという最悪の結末でした。何しろ3連単25万円馬券でしたからね。3連複でも2万円馬券です。まあ、肝心の軸がこなかったので何とも複雑な思いですが、改めて競馬の奥深さを痛感しました。くれぐれも軸を外してヒモで買おうなんていわないで下さいね。 今週は川崎が今年の最終開催です。フィナーレは「30thホワイトクリスマス賞」、1500メートル戦です。来週は、もうクリスマスですからね。クリスマス馬券といきたいものです。 さて、このレースは、2番アーツエンクラフツの数値が安定しています。総数のトップは7番アイノレオですが、バランス的には2番が上です。では、この2頭で決まり! って、それでは穴党としては面白くないので、伏兵を探すと…5番サタンゴールドがいるじゃないですか!! 前5走で、1500メートルで3着までにきている馬は3頭しかいませんが、そのうちの一頭がこの馬です。8月6日の1500メートル戦は1分36秒0。時計はほかの2頭と互角ですが、上がりではトップです。逆転があるならこの馬! と信じて軸に指定します。前走から乗りかわった戸崎圭騎手も、前走で手応えをつかんだと私は勝手に解釈します。 相手は2番アーツエンクラフツ、6番セントプラチナ、7番アイノレオ、10番ムーンハウリング、今開催絶好調の内田厩舎の転入馬3番ドリームタイガーまで。3連単マルチ勝負です。【3連単】(5)軸(2)(6)(7)(10)(3) ※馬旨(ウマウマ)指数…前4走の成績と前3走の成績をそれぞれ数値化し、その合計の差がより低く、総合計が高い馬が軸候補の筆頭となるデータ馬券。データは3着までに入る確率がベース。予想の基本は3連複となる。<プロフィール> 佐々木敦子(ささき・あつこ)3月31日生まれ/B型/東京都出身/パチンコ・パチスロに特化し、タレント活動中。最近は馬券もデビュー。南関東を中心に、パチンコ・パチスロで培った勝負勘と独自のデータをもとにヒットを連発している。 パチンコ必勝ガイド・漫画パチンカー・パチスロパニック7ゴールドでコラムを連載中。スカパー!777chサイトセブンTVにレギュラー出演中。 まだまだ競馬は駆け出しの私ですが、馬旨指数で頑張ってます。応援よろしくお願いします!
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レジャー 2008年12月17日 15時00分
有馬記念(GI、中山芝2500メートル、28日) メイショウサムソン ラストランへこん身の仕上げ
有馬記念が泣いても笑ってもラストランになるメイショウサムソンにとって最大の“追い風”が、主戦・武豊騎手の復帰だ。 11月23日の新馬戦(京都)で落馬。右腕の尺骨骨幹部骨折という重傷を負い、年内の復帰は絶望的といわれたが、超人的な回復力を見せ、今週の朝日杯FSで復帰することが決定。この朗報を聞くや、高橋成調教師の顔が緩んだ。 「絵になる男やからな。そういう星のもとに生まれてきたジョッキーとともに有馬記念に出られるのはうれしい。いい状態で出したい」 武豊“不在”で迎えた国内復帰戦のジャパンCは6着。復活を望んだファンにとっては少々、不満の残る結果となったが、指揮官は下を向いていない。 「インコースの馬場が良かったら、もっと伸びていた。上がりの速い競馬では持ち味が出せない。それでも0秒5差しかなかったんだからね。このクラスの競馬は展開ひとつで着順は変わってくる」 敗因も探せばないわけではない。遠征先のフランス、検疫中の東京競馬場ではいずれもコースだけの調整。栗東の勾配のきつい坂路をメニューに取り組めなかったことが、サムソンに何らかの影響を与えたという可能性はある。 今回は坂路→コースのいつもの調整パターン。師が「元気がありすぎて困る」と苦笑いするほど、この中間は、本来の姿を取り戻している。過去の有馬記念の結果、(5)(8)着が示すように、毎年、冬は状態が下降線をたどっているが、「今年はいつもの秋口の状態をキープできている。去年とは違う」と断言する。 「厄介なことになると思えば彼は乗らないはず。“絶対乗る”という意気込みを聞いて、こちらも一生懸命調整している。どちらにとってもこれは素晴らしいことじゃないかな」 果たして、感動的なフィナーレを迎えることができるのか。グランプリはあと11日に迫っている。 【1週前追いVTR】坂路を1本軽く上がった(800メートル82秒1)後の2本目に追われた。パワフルな走りは依然、健在。ラストで軽くハミをかけられると馬体を沈ませ、力強くゴール板を駆け抜けた。降雨の影響で馬場コンディションが悪いなか、800メートル53秒3→39秒1→13秒1の時計が出れば及第点。気合乗りも上々で、ラストランへ向け、態勢は着々と整いつつある。
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レジャー 2008年12月17日 15時00分
有馬記念(GI、中山芝2500メートル、28日) マツリダゴッホが連覇へ向け、乗り込み急ピッチ
グランプリ2連覇に王手をかけたマツリダゴッホ。昨年は9番人気が示す通り、その他大勢の一頭にすぎなかったが、今年は押しも押されもしない真打ちとして登場する。 国枝調教師は今年の最大目標を有馬記念一本に絞り、札幌記念(2着)から始動。用意周到に仕上げてきた。なにしろ、ジャパンC(4着)でさえ「有馬記念のステップレース」と位置づけたほどで、グランプリ2連覇にかける執念はすごい。 そのJC時のデキは、最終追い切りを終え、9.8点を与えていた。では、今回は? 「9.9か10点、いや、10.1かもしれない。いずれにしても、前走以上なのは間違いないよ」ときっぱりだ。 早くも昨年2着のダイワスカーレットとの一騎討ちムードに包まれている下馬評について、「競馬だからやってみないとわからないけど、お互い自分の力を出し切ればそうなるんじゃないの」と確かな自信をのぞかせた。 そして、「相手うんぬんより、ペースがカギになる」とキーポイントを指摘。「自分のリズムで走れれば自ずと結果はついてくる」と強調した。 国枝師は常々、「中山コースは、馬が競馬を知っている」と冗談交じりに話しているが、戦績を見れば誰もが納得する。有馬記念を含めて重賞5勝、<7111>と連対率は実に8割を誇る。 「今の心境? 人事を尽くして天命を待つだね」。現時点では調整過程に一点の曇りもない。 【1週前追いVTR】蛯名騎手を背に、坂路で1本ウオーミングアップを行った後、南Dコース入り。単走で追われ、6F81秒5→65秒6→51秒5→38秒4→12秒5をマークした。終始、馬任せながらも、全身を使った躍動感あふれる動きは前走時以上。直線も真一文字に伸びてきた。
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レジャー 2008年12月17日 15時00分
朝日杯FS追い切り速報 セイウンワンダー仕上がり抜群
真夏に見せたど根性は健在だ。2歳チャンピオン決定戦「第60回朝日杯FS」(JpnI、中山芝1600メートル、21日)の最終追い切りが17日、東西のトレセンで行われ、栗東ではセイウンワンダーが休み明けを感じさせない動きを見せた。不良馬場だった新潟2歳Sを大外一気で制した卓越した決め手を磨くため、この中間はじっくり調整に努めてきた。脚元の不安もすっかり解消。父グラスワンダーに続く父子制覇に挑む。 ほんの少し生じた狂いもすぐ修正できた。この中間、蹄球炎を発症して、東スポ杯2歳Sを自重したセイウンワンダーだが、大一番にはきっちり間に合わせてきた。 「体形的なものもあってポッテリ映るかもしれないけど、決して太めではない。脚元の心配もなくなったし、スカッとした状態でレースを迎えられる」と領家調教師はうなずいた。 10日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りは6F84秒9、ラスト1F12秒6。前週のやや重苦しかった動きから一変。併せた相手を1秒以上突き放す本来の鋭い決め手が戻ってきた。 その武器を最大限生かしたのが前走の新潟2歳Sだ。スタートで後手を踏み、道中は最後方。1番人気の馬が不良馬場で一番後ろに控えざるを得ない展開に、スタンドは大きくざわめいたが、さらにわいたのが直線だ。荒れた馬場の内側を避け、馬群が馬場の真ん中を通る中、ワンダーはさらに外ラチ沿いへ進出。長い直線をフルに生かして差し切った。 1999年の有馬記念でスペシャルウィークをぎりぎり差し切った父グラスワンダーを思い起こさせるスパートだった。その父も97年に制した朝日杯。一度しかチャンスがない父子制覇をぜひ決めたい。 「レコード勝ちした馬もいるけど、こちらは雨でも晴れでも力を出し切れる強みがある。この馬の力さえ出せば好勝負になる」と期待していた。 【最終追いVTR】単走で終い重点に追われた。直線でビッシリ追われるとグイッとハミを取って力強く伸びた。やや頭の高い走法だが、反応は上々。一頓挫あった影響もなく、仕上がりは抜群だ。
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レジャー 2008年12月16日 15時00分
朝日杯FS(JpnI、中山芝1600メートル、21日) ブレイクランアウト 今度は完璧な走り見せる!
東スポ杯2歳Sで、クビ差2着と長蛇を逸したブレイクランアウトがリベンジに燃えている。 その前走の敗因を戸田調教師は次のように分析する。「並んでから相手を見て、(馬が)相手の動きに合わせてしまった」と経験不足を指摘。さらに、「前々走(いちょうS4着)がチグハグな競馬だったので、その影響があったのかもしれない」と付け加えた。 チグハグな競馬とは、直線で内の馬と接触、さらに前が詰まる不利が重なったことを指す。前2戦とも敗因は明確で、あれが実力ではないということをトレーナーは言いたかったわけだ。もっとも、東スポ杯2歳Sは上がり3F33秒4、ラスト1F11秒3とメンバー最速の差し脚を繰り出し、3着を1馬身1/4突き放しているのだから…。 一番強い競馬をしながら、勝てなかったことにわだかまりが残った師は、朝日杯FS挑戦を決断した心の内をこう明かした。「ここ2戦がふがいなかったし、幸い馬に疲れも残っていない。このまま使わずに間隔をあけるのはデメリットの方が大きい」。つまり、「前2戦の教訓を糧にして、学習させることが次のステップアップにつながる」と確信している。 馬にダメージがないことは、1週前追い切り(11日)が如実に証明している。南ポリトラックで2歳未勝利のトレジャーバトルを追走し、5F66秒2→50秒5→36秒5→12秒3をマーク。最後は楽々1馬身先着した。 トレジャーバトルに騎乗した師は、「やればいくらでも動くけど、成長期だし、オーバーワークに注意しながら、闘争心を引き出すことに重点を置いた」と説明。臨戦過程に寸分の狂いもないことを強調した。 鞍上は前走に引き続き武豊騎手に依頼。右腕の骨折のため、戦列を離れているが、症状は快方に向かっており、本人も今週からの騎乗に前向き。週の半ばにも決断を下す見通しだ。 その名の通り、“天才ハスラー”ユタカが、ノーミスでライバルたちを蹴散らすか。
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レジャー 2008年12月16日 15時00分
新重賞今昔物語 1998年朝日杯3歳S
人生っていいときばかりじゃない。だけど、悪いことばかりでもない。アドマイヤコジーンの刻んだ蹄跡を見つめていると、そんな思いが浮かんでくる。 滑り出しは誰よりも輝いていた。当時のトレンド種牡馬の一頭だったコジーンを父に持つ芦毛馬は、1998年秋にデビュー。初戦こそ道悪の影響で3着に敗れたが、折り返しの新馬戦、東スポ杯3歳Sを連勝して朝日杯3歳Sに向かった。 強敵と目されたのは、デイリー杯3歳Sを勝ち上がってきた武豊騎乗のエイシンキャメロンだ。しかし、アドマイヤコジーンは堂々の1番人気だった。先日行われた第2回ジョッキーマスターズにも出場したM・ロバーツに操られ、道中は5、6番手を追走。直線は一歩先に抜け出したキャメロンを確かな末脚で追い詰める。ゴール前の急坂でさらに加速すると、きっちりクビ差捕らえてGI制覇を達成した。 4戦3勝、うち重賞2勝。その年の最優秀3歳牡馬に選出されることに異論を挟む余地はなかった。管理する橋田厩舎はその年の秋の天皇賞で、スーパーエース・サイレンススズカを突然の骨折→競走中止で失っていた。 厩舎を包んだ深い悲しみ。勢いに満ちあふれた若駒の台頭は、そんな雰囲気を打ち消してくれた。だが、コジーンの行く先も突然、暗転してしまう。ミホノブルボン、ナリタブライアンといった朝日杯を制してダービー馬に上り詰めた歴代の名馬と比較され始めた矢先の99年1月、右トモを骨折。スズカを襲った悪夢がまた繰り返されたのだ。当然、クラシックは出走すら不可能になり、皮肉なことにその年のダービーは同厩舎のアドマイヤベガがものにしていた。 その間、アドマイヤコジーンは静養に努め、ようやく復帰のメドが立ってきたころ、今度は左トモを骨折。結局、休養期間は1年7カ月にも及んでしまった。 復帰後は勝てない日々が続いた。しかし、2度の手術で眠りについていた能力は、2002年を迎えて目覚めた。東京新聞杯で久々の勝利を挙げると高松宮記念2着。そして、安田記念を大外から見事な末脚で勝ち取った。 朝日杯から実に3年半の日々が流れていた。仕上がり早で、しかも逆境にめげない成長力。それは産駒のアストンマーチャンにも受け継がれた。
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レジャー 2008年12月15日 15時00分
丹下日出夫の虎の巻 朝日杯FS シェーンヴァルトはウオッカ以上の逸材
2008年中央競馬もラス前。今週は中山競馬場で「第60回朝日杯FS」(JpnI、芝1600メートル)が行われる。来春のクラシック候補生が東西から出そろったなか、競馬評論家の丹下日出夫は、ウオッカ以上の蹄跡を残してきたシェーンヴァルトをイチ押し! 多士済々の伏兵陣も含め、今年の2歳王者決定戦をぶった切った。 「強い馬」という概念をどこに置くかにはいろいろあるだろうが、基本は走破タイムとラップ。「強い馬」は上がり3Fのラップの中に、キラリと光る蹄跡を残しているものだ。 その典型的なサンプルを見ることができるのがウオッカ。同馬の起点は芝1600メートル1分33秒1で走った2歳暮れの阪神JF。そして、ラスト2Fを連続して10秒5〜8前後の途方もないラップで固めたダイワスカーレットとの桜花賞の一騎打ちが、そもそもの出発点だったように思う。 となると、今年のデイリー杯2歳S。阪神JFよりももっと早い段階で芝1600メートル1分33秒1というレコードで走ったシェーンヴァルトは、よほどの早熟かアクシデントでもない限り、後々、GIの1つや2つは取れる計算になる。 なんて、もう1つ前の札幌芝1800メートルを1分49秒3という、父ジャングルポケットの札幌2歳Sをほうふつさせる記録で勝ち上がった段階で、デ杯のアレコレはある程度、予測できていた。しかも、マイルではなく、中距離ベースの競馬で確たる記録を叩き出したということは瞬発力だけではなく、クラシックを乗り切るだけの、「底力」の証明にもなる。 ちなみに、デ杯で退けたホッコータキオンは、1走前の野路菊Sを芝1800メートル1分46秒8のレコードで駆けている。デ杯のレコードは、二重三重の記録が積み重なって生まれたという点で、付加価値も相当高い。 まっ、パドックで着用している、あのパシュファイアーがミョーに怪し気だが(笑)、気難しさと、北村友騎手がGIにビビりさえしなければ、久々にクラシックまでを見据えた朝日杯馬が誕生するはずだ。 当面の敵は、前記ホッコータキオンということになるが、一角崩しがあるとすれば、まずは東スポ杯2歳S2着のブレイクランアウトと、サンカルロ。本年の東スポ杯は、前半1000メートル通過が61秒0のスロー。11秒6→11秒4→11秒3(34秒3)という上がり3Fのレースラップが示すように、マイラーにはとっても走りやすいスローの瞬発力勝負となった。そこで、2着に競り負けたブレイクランアウトは、「最後は隣の馬をチラチラ見て、本気で走らないようなところがあった」と、武クン。それらを踏まえると、ブレイクラウンは集中力の持続しやすいマイルの流れの方が合うだろうし、個人的には距離も1600メートルまでがベストのように思う。折り合いに苦労していたサンカルロにも、同じことがいえるのかもしれない。 新潟2歳Sの覇者セイウンワンダーも、もちろん軽視はできないが、中間、順調さを欠いた上に、今年は秋以降の中央場所でデビューした馬たちのレベルが高い。ここは正念場だろう。 ホッコータキオンとの兼ね合いがカギだが、ミッキーパンプキン(父ダンスインザダーク)は、決して非力な逃げ馬ではない。惑星に警戒。京王杯2歳Sのゲットフルマークとフィフスペトルはレースっぷりを見ると、1400メートルが限界。レベルが高くなると、スプリンターにマイルはキツい。
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レジャー 2008年12月15日 15時00分
阪神JF 末脚一閃 2歳女王はブエナビスタ
「第60回阪神JF」(JpnI、阪神芝1600メートル、14日)は、安藤勝騎手が騎乗した1番人気のブエナビスタが、目の覚めるような差し切り勝ちを収めた。勝ち時計は1分35秒2(良)。2番人気のジェルミナルは直線伸びを欠いて6着、3番人気のダノンベルベールは鋭く追い込むも勝ち馬には及ばず2着に終わった。 未勝利を勝ったばかりでの参戦だったブエナビスタだが、4角16番手からケタ違いの末脚を披露。ゴール前は流す余裕を見せながら、2着馬に2馬身2分の1差をつける圧勝を飾った。 ショウナンカッサイ、シゲルキリガミネが引っ張ったレースは、3F通過が35秒2、5Fが59秒6とマイル戦としてはスロー。それでも、ブエナビスタは道中後方のままジッと動かず、直線勝負にかけた。「スタートが進歩しててあの位置は楽に取れました。いつでも抜け出せる手応えがあったし、最後は遊んでいました。ステッキを3発入れたのは気を抜くところがあるから」と安藤勝騎手。「この馬は強いと思っていたし、その通りに強い競馬をしてくれました」。直線大外に出し、仕掛けを最後の最後まで遅らせたのはパートナーの力を信頼しているからこそだった。 一方、松田博調教師は「上がり(勝負)には自信があったので、包まれなければいいと思っていた。落ち着きがあったし、直線外に出したので、安心して見ていられた」と満面笑み。今後については未定だが、「兄(アドマイヤオーラ)と似て瞬発力がすごい。入厩当初はちょっと硬い気がしたけど、レースを使い出してから柔らかくなったから、距離もむしろ長い方がいい。来年以降はすべて獲りたい」と早くも堂々3冠宣言だ。 コンスタントに走る馬を輩出するサンデーサイレンス系種牡馬にあって、ブエナビスタの父スペシャルウィークはシーザリオなど、ときとして突出した産駒を送り出す。とりわけ、今年の2歳はこれまでになく粒ぞろいで、牡馬でも先週、千両賞を3馬身差で楽勝したリーチザクラウンがいる。来年のクラシック路線はスペシャルウィーク産駒が総ナメにしてしまうかもしれない。
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レジャー 2008年12月15日 15時00分
カペラS ビクトリーテツニーが優勝 来春はドバイへ
今年、新設されたダートの短距離重賞「第1回カペラS」(JpnIII、ダ1200メートル)は、14日の中山メーンで行われ、横山典騎手が騎乗したビクトリーテツニーが、1分8秒7(重)のレコードで優勝。歴史にその名を刻んだ。 レースは中団後方のマイポジションを「リズム良く走っていた」と横山典騎手。直線に向くと満を持してスパート。ここからが真骨頂だった。「ステッキを入れたらすぐにエンジンがかかり、すごい伸び脚で伸びたよ。楽勝だったね」と全身で喜びを爆発させた。 2着スリーアベニューに1馬身4分の3と決定的な差を付け、栄光のゴールを駆け抜けた。これで2連勝達成と本格化著しい。 森調教師は「次走は根岸Sを予定。その後は、ドバイ(ゴールデンシャヒーン=3月28日)に遠征します」と青写真を披露。3歳春以来となる2度目の挑戦に意欲を見せていた。
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レジャー 2008年12月15日 15時00分
先週の2歳特別戦
14日の中京で行われた「中京2歳S」(オープン、芝1800メートル)は上村騎手が騎乗した7番人気の伏兵メイショウドンタク(牡、栗東・安田伊厩舎)が逃げ切りV。勝ち時計は1分49秒3(良)だった。 好発を決めたドンタクの鞍上・上村は絶妙にペースを操り、前半1000メートル通過は61秒7のスロー。スタミナを見事に温存させ、後続の追撃を振り切った。安田伊調教師は「気難しい面があるけど、きょうはしっかり走ってくれた。力さえ出し切れば、このぐらいはやれると思っていた」とオープン入りを決めた愛馬にご満悦だった。 14日の阪神で行われた「エリカ賞」(500万、芝2000メートル)は4番人気のアーリーロブスト(牡、栗東・本田厩舎)が軽快な逃げ脚を披露し、後続に3馬身差をつけて圧勝した。勝ち時計は2分03秒4(良)。 「ポンと出てマイペースで運べた。スタートが良くて抑えも利くし、スッと動けて乗りやすい」と吉田豊騎手。逃げたにもかかわらず、上がり3Fはメンバー中2位と、単に展開に恵まれたとはいい切れない好内容。出世レースとして知られるここを勝ったことで、今後が大いに楽しみになった。 13日の中山で行われた「黒松賞」(500万、芝1200メートル)は、道中2番手を追走した断然人気のエイシンタイガー(牡、栗東・西園厩舎)が、2馬身突き放す圧倒的な強さで2勝目を挙げた。 重賞でも(4)(3)着と好戦してきた実力はダテではなかった。「時計(1分8秒9=良)も速いし、力通りのレースで完勝でしたね」と、西園調教師は胸を張った。次走については「連闘で朝日杯FSに挑戦する予定。まだ八分ぐらいのデキで走っているから、疲れはない」と意慾満々だった。
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