レジャー
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レジャー 2009年03月10日 15時00分
フィリーズレビュー(JpnII、阪神芝1400メートル、15日) 岩田と新コンビ パールシャドウが怪気炎
新馬(0秒7差)→ベゴニア賞(0秒2差)をいずれも圧倒的な強さで連勝。エリート街道に乗ったパールシャドウだが、その後は2連敗と精彩を欠いている。 しかし、敗因は歴然だ。「前々走(フェアリーS9着)は、直線で挟まれ全然競馬をしていないし、前走(クイーンC8着)も出遅れて、ただ回ってきただけだよ」と滝口厩務員は2戦とも力負けではないことを強調した。 この悪い流れは、元から断たないと変わらないと判断した陣営は、泣いて馬謖(ばしょく)を斬る思いで蛯名騎手とのコンビを解消。前走直後に岩田騎手に騎乗を依頼し、快諾を得た。 滝口厩務員は「能力はあるのは分かっているし、普通に走ってくればチャンスはあると思っている」と新たなパートナーを歓迎。起死回生の一発に意欲を燃やしている。 「ベゴニア賞を勝ったときは、ソエが痛かったけど、もう大丈夫。前2戦は、まともに競馬をしていないから、馬も傷んでいない。元気いっぱいだよ」 今回与えられた使命は最高で1着、最低でも3着。それを達成するため、最善を尽くして挑む。「金曜日(13日)に帯同馬のワールドコンパス(3歳未勝利)と阪神競馬場に入り、翌日はスクーリングをする手はずになっている」 そればかりではない。今回はちょっとした工夫も凝らす。 「気持ちが前向きで走りに集中しすぎるから、(気持ちをセーブするため)メンコを着けてきたが、今回は返し馬の前に外す」と秘密を打ち明けた。 外す理由は、初めての1400メートルを考慮してのこと。「メンコを外せばファイトして、前々で競馬ができるはずだからね」。陣営は退路を断って、この一戦に勝負をかけている。
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レジャー 2009年03月10日 15時00分
新重賞今昔物語 1999年4歳牝馬特別 フサイチエアデールと福永騎手の因縁
桜花賞TRと銘打たれているフィリーズレビュー(旧4歳牝馬特別)だが、最近はその座を1週前に行われるチューリップ賞に取られた感がある。 桜花賞と同じ距離で日程的にも余裕があるチューリップ賞と比べて、フィリーズレビューは距離が1F短い1400メートルで、本番まで中3週とこの時期の牝馬には強行軍だ。そのせいか、過去10年でこのレースを勝って桜花賞も制したのは2005年のラインクラフトのみとなっている。さて、今年はどうか。 1999年の勝ち馬フサイチエアデールも潜在能力は間違いなくGI級だったが、牝馬クラシックは無冠に終わった。シンザン記念で重賞初制覇を達成した勢いで、このTRに登場。武豊鞍上、牡馬相手に重賞を制した実績から単勝170円の圧倒的1番人気に支持された。 レースは、その期待に応える実に力強いものだった。逃げたコウエイロマンがつくるハイペースを5、6番手で悠々と追走。直線も文句なしの瞬発力を発揮して、2着のステファニーチャンに決定的な3馬身の差をつけた。 この勢いで桜花賞は2歳女王スティンガーと人気を分けあった。しかし、勝ったのは4番人気の伏兵プリモディーネで惜しくも2着に終わった。その後のオークス(5着)は伏兵ウメノファイバーの大駆けに遭い、最後の秋華賞(5着)は超大穴ブゼンキャンドルの決め手に屈した。さらに、古馬牝馬に挑んだエリザベス女王杯もメジロドーベルの2着と善戦止まりだった。 GIのタイトルこそ手中にできなかったが、勝ち馬が猫の目のように変わったこの年の牝馬戦線において、常に上位争いを演じた堅実さ、丈夫さは特筆すべきものがあった。結局、4歳暮れまで現役を続けたエアデールは重賞4勝と素晴らしい成績を残して引退、繁殖入りした。 GIの夢はその産駒に引き継がれ、クロフネとの間に産まれたフサイチリシャールが朝日杯FSを制した。その時の鞍上は福永。くしくも桜花賞で夢を砕かれたプリモディーネの鞍上にアダを恩で返してもらう格好となった。
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レジャー 2009年03月09日 15時00分
フィリーズレビュー(JpnII、阪神芝1400メートル、15日) ミクロコスモスが反撃ののろし
ウオッカ、シーザリオ、トールポピー…。角居厩舎を抜きにして、21世紀前半の名牝の歴史を語ることはできないだろう。今年、その系譜を引き継ごうとしているのがミクロコスモスだ。 父は、ロジユニヴァース、アンライバルドなどが活躍してブレイク中のネオユニヴァース。デビュー前から「うちのエースになれる」と陣営の期待は非常に大きかった。 昨年10月、東京のデビュー戦は素晴らしい決め手を発揮してV。うわさにたがわぬ性能の高さを披露した。続く阪神JFはブエナビスタの3着に終わったが、キャリアわずか1戦で残した結果はむしろ健闘といえる。すぐさま平場の500万戦を楽勝したのも当然の結果。しかし、その歯車は前走のクイーンCで狂ってしまった。 直線で前がふさがり痛恨の4着。「アクセルを踏むのとブレーキをかけるのの繰り返し。行き場をなくして、不完全燃焼に終わった」と清山助手は振り返った。 収得賞金900万円のままでは目標の桜花賞出走は抽選で出られるかどうか。微妙だ。それだけにこの一戦は単なる叩き台ではなくなった。 中間の調整にも熱がこもっている。4日、栗東CWで行われた1週前追いはトールポピー、デルタブルースという先輩GI馬に挟まれた3頭併せ。ブレッシャーをグイグイかけられながら5F71秒1、ラスト1F12秒1と、しっかり末脚を伸ばし食い下がった。 「順調にきています。前走は東京までの輸送のストレスか、体が減ってしまったけど、すっかり戻っている。ケイコもこれだけやれているし、ダメージはありません。前走の結果が決して能力ではないし、巻き返すつもりでやってきました」 名牝の宝庫・角居厩舎だが、桜花賞はまだ勝っていない。どうしても欲しいタイトルの前に、ここで結果を出すことが絶対条件になる。「距離は千四に短縮されるけど、ゲートからいい感じでハミを取っていくので気にはならない。彼女の素質を持ってすれば高い確率で答えが出るでしょう」 ここで軌道を修正し、ブエナビスタという大きな壁に一気に迫るつもりだ。
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レジャー 2009年03月09日 15時00分
中山牝馬S(GIII、中山芝1800メートル、15日) トールポピー 仕切り直しの一戦に全力投球
「ここから、もうひと花、ふた花咲かせなくてはね。このままでは終われない」。清山助手が力を込めて話した言葉には今年、古馬となったトールポピーへの願望が凝縮されていた。 2〜3歳時は栄光と屈辱を味わった。阪神JFを制して2歳女王に輝き、昨春はオークスも制した。GI2勝。しかし、それまで放っていた輝きは、秋を迎えて一気に消え失せてしまった。 ローズS6着。牝馬2冠を狙った秋華賞は1番人気に支持されたものの、中団からまったく伸びず10着に大敗した。難のあるスタート。そして、決して安定しているとはいえない食欲。ハマッた時の強烈な破壊力とは対照的なひ弱さを樫の女王は抱えていた。 思わぬ秋2戦の敗退に、陣営は早々と決断を下した。勇気ある撤退…エリザベス女王杯には見向きもせず、前走後は宮城県の山元トレセンへ。疲れを癒し、成長を促した。「あちらでもしっかり乗ってきた。栗東に戻ってもカイバはきっちり食べているし、体も見るからにふっくらしてきた。いい雰囲気になってきたよ」と同助手はうなずいた。 少女から大人へ。ひと冬で脱皮に成功したようだ。体質がしっかりした今なら調教も手加減せずにやれる。4日、栗東CWで行われた1週前もその思いが伝わってきた。 3頭併せ。中のミクロコスモス、外デルタブルースを追いかけ、5F70秒5、ラスト1F12秒0。時計以上に中身は厳しく実戦が近づいたことを愛馬に知らせるには十分な内容だった。騎乗した池添騎手は「反応が良かったし、だいぶ気合が乗ってきた」と好感触。さらに6日には、坂路で800メートル58秒8をマークした後に、ゲートから13秒6→13秒6→13秒5→13秒3と実にハードなメニューを消化してきた。 清山助手が「心配はどこにもない。力が十分あるのも分かっている」と言えば、池添も「いろんな経験をしてシンがしっかりしてきた。ぜひ、ここで結果を出したい」と口元を引き締めた。 もうすぐ春。可憐なひなげしがまた咲き誇りそうだ。
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レジャー 2009年03月09日 15時00分
弥生賞(JpnII、中山芝2000メートル、15日) ロジユニヴァース無傷のV4で皐月賞に王手
皐月賞TR「第46回弥生賞」(JpnII、芝2000メートル)は、8日の中山メーンで行われ、大本命(単勝130円)のロジユニヴァースが優勝。無敵の4連勝で皐月賞に王手をかけた。勝ちタイムは2分3秒5(稍重)。 スタート直後の場内にどよめきの歓声が上がった。何とロジユニヴァースが意表を突いて逃げに出たのだ。ところが、奇抜に見えた作戦(?)も、最終追い切り終了時に綿密な打ち合わせを行っていた横山典騎手、萩原調教師にとっては「想定内だった」というから心憎い。 さらに、感心してしまうのが、4連勝の決まり手がすべて違うこと。この日、一人旅を決めたことにより、逃げ、先行(ラジオNIKKEI杯2歳S)、差し(新馬、札幌2歳S)とあらゆるスタイルで結果を出した。まさに変幻自在だ。 それにしても、直線のパフォーマンスは、史上2頭目の無敗の3冠馬に輝いたディープインパクトをほうふつさせるものがあった。最後は流す余裕を見せながら、2馬身2分の1差と決定的な着差をつけてのフィニッシュだ。「負荷のかからない競馬ができたのは何より。本番が待ち遠しくてわくわくしている」と横山典騎手。心の中では、すでに人差し指を天高く突き刺していたに違いない。 一方、ひと際印象的だったのは、久米田正明オーナーのこの感想。「トキノミノルの10連勝を超えたいですね」。リーチザクラウンにセイウンワンダー…。これまでのレースでライバルたちとの勝負付けは済んだ。往年の名馬超えも、もはや夢ではなくなった。
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レジャー 2009年03月09日 15時00分
ダイオライト記念(JpnII、船橋2400メートル、11日) フリオーソ連覇へ、仕上がり万全
2連覇へ死角なし。南関の雄フリオーソが7日、船橋競馬場(左回り・重)で最終追い切りを敢行した。 佐藤太騎手を背に、ナイキアースワークとの併せ馬で5F65秒5→50秒1→37秒7(強め)を計時。パートナーを楽々と2馬身振り切って見せたが、それでも物足りないとばかり、ゴール後にも気合をつけられた。このハードトレにも当のフリオーソはケロリ。早々と息を整え、悠然と歩くさまは貫録さえ漂う。 「追い切りの動きもいいし、川崎記念に比べて相手に恵まれたからね。楽にペースを握れると思うし、2連覇といきたいね」。愛馬の動きをチェックした川島正調教師も納得の表情を見せた。 その川崎記念では、2008年のダートグレード最優秀馬カネヒキリとマッチレースを演じ、2分の1馬身差2着。後にフェブラリーSを制すサクセスブロッケン(3着)には3馬身先着を果たした。JRAのトップクラスを相手に互角の走りができたことは人馬ともに大きな自信となった。 今回、出走馬のなかでGI馬はフリオーソただ一頭。かしわ記念(JpnI)で再びライバルたちを迎え撃つためにも、どう勝つかが問われる一戦となる。
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レジャー 2009年03月07日 15時00分
弥生賞(JpnII、中山芝2000メートル、8日) 絶好調の赤羽浮馬はモエレエキスパートを狙い撃ち
今年も粒ぞろいのメンバーが顔を並べた皐月賞TR「第46回弥生賞」(JpnII、中山芝2000メートル、8日)。セイウンワンダー、ロジユニヴァースの2強で断然のムードが漂っているなか、先週、日曜阪神6Rの3連単28万8290円をブチ当て、ノリノリの赤羽記者は爆穴モエレエキスパートに敢然と◎を打った。咋年の札幌2歳Sでそのロジと好勝負を演じた実力馬。公営出身だけに道悪も歓迎。アッと驚く大激走がある。 ロジユニヴァースとセイウンワンダーの2強対決を高見の見物といくつもりだったが、ロジが今週の追い切りで出した坂路800メートル47秒9のおバカな時計(明らかにやりすぎでしょう)を見て、ムラムラとスケベ心が。セイウンにしても3カ月ぶりの休み明けで初めての2000メートル。疑い出すときりがないが、2頭で絶対とはいえなくなってきた。 白羽の矢を立てたのは、モエレエキスパート。公営在籍時は札幌でクローバー賞を快勝、札幌2歳Sではロジユニヴァースと0秒4差(3着)の好勝負をした実績の持ち主だ。 中央初戦の前走・シンザン記念は10着と凡走したが、「マイルは短すぎたし、長距離輸送も響いた」(新畑助手)と敗因ははっきりしている。中間は短期放牧でリフレッシュ。帰厩後はここを目標に入念に乗り込まれてきた。 5日に行われた今週の最終追い切りではWコースで6F81秒8をマーク、楽々と併せ馬で先着する絶好の気配を披露。「だいぶ水に慣れてきたし、デキも申し分ないね」と同助手も納得の表情だった。 ジワジワと脚を伸ばすタイプで距離延長は望むところだし、今の渋った馬場もプラス材料だ。鞍上の松岡騎手も2度目の騎乗で手の内に入れており、アッといわせるシーンがあっていい。
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レジャー 2009年03月07日 15時00分
HP版!!狙え「アベコーのハッピー馬券」
中山11レース 弥生賞3連複 (7)軸(10)(6)(4)(9)(5)3連単 (7)(10)→(7)(10)(6)(4)→(7)(10)(6)(4)(9)(5)
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レジャー 2009年03月07日 15時00分
弥生賞(JpnII、中山芝2000メートル、8日) アベコーの気になる推奨馬は!?
みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。 うっかりとは、よくあることですが、実は1月4日に中山競馬場で購入した的中馬券。これを名刺入れの中に入れて、いつでも競馬場で取りかえられるとの気持ちでいたのですが、ふと思い出して確認したのが3月6日(金)のこと。有効期間は何と3月5日まで。ああ、なんという不手際。私がうかつだったとはいえ、何とか有効期間は開催週末の日曜までにしてくれないものかと、ボヤきたくなります。今回の場合でいうと3月6日まで有効なら、その週の日曜3月8日までと…。それに勝ち馬投票券には60日間有効とは記載してあっても、○月○日とは書かれていないのです。同じような思いをされているファンの方も多いのではないでしょうか。 ところで、11日の船橋競馬場で、私のトークショーがあります。司会はおなじみの荘司典子さん。その日の「ダイオライト記念」を中心に、予想と貴重な競馬グッズのプレゼント。昼過ぎから出演の予定です。 さて、今週の中山「弥生賞」にはクラシックを左右する大将格の2頭が登場。ご存じセイウンワンダーと、ロジユニヴァース。新潟2歳S→朝日杯FSを連勝した勝負強さが売り物のセイウンワンダー。対する抜群の競馬センスで3戦3勝のロジユニヴァース。皐月賞と同じ舞台を走る重要な一戦。必見です。 私は、過去4年の連対馬は、必ず新年を走っていたということを重要視。 ここは一番、狙いはハイローラー。それというのも、昨4、5回京都でダートを2連勝し、臨んだレースが京成杯。初芝、初距離、急坂の中山。そして初めての重賞というハードルがあったにもかかわらず、優勝したアーリーロブストから0秒2差。当時、2着が東スポ杯2歳S優勝のナカヤマフェスタ。前半5F通過が62秒0という超スロー。いわゆる前残りの競馬だったにもかかわらず、差す形でこの好走は立派です。前走のきさらぎ賞はスタートで出遅れたうえ、道中、前に他の馬に入られ、手綱を引いたりする大きな不利があったもので参考外。距離延長は文句なしに歓迎の血筋。ズバリ! 大勢逆転を狙います。
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レジャー 2009年03月07日 15時00分
HP版!!狙え「藤川京子のフォーキャスト馬券」
中山11レース 弥生賞馬単 (9)(2) (9)(3) (9)(10)3連単 (9)(2)→(9)(2)(3)(10)(8)(5)(7)→(9)(2)(3)(10)(8)(5)(7)
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