レジャー
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レジャー 2007年06月13日 15時00分
北海道スプリントC アグネスジェダイが2連覇
唯一の1000mによるダートグレード「第11回北海道スプリントC」(JpnIII)が12日、旭川競馬場で行われた。 3歳馬のトロピカルライトが人気を集める中、好位からレースを進めたアグネスジェダイが、直線で力強く抜け出し、昨年の札幌で行われた同レースに続き、連覇を達成した。勝ち時計は1分0秒0(良)。 武豊騎手は「本来は控える形は良くないけど、今回は楽に差し切れた。この時季も合っているみたいで状態が上がっているんでしょう」と成長ぶりを評価していた。この後は「クラスターC」(JpnIII 水沢1400m 8月15日)に挑む予定だ。
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レジャー 2007年06月12日 15時00分
バーデンバーデンC “自分の庭”福島でクーヴェルチュールが怪気炎
夏のみちのく福島シリーズのオープニングは恒例のオープン特別「バーデンバーデンC」(芝1200m)で幕開けする。サマースプリントシリーズの第1弾・函館スプリントS(JpnIII、函館芝1200m 7月1日)を見据えた面々が、ここから熱い戦いを繰り広げる。 初の古馬相手も気後れはない。福島の“申し子”クーヴェルチュールは今から1年前、この福島でデビューしワンサイドの逃げ切り勝ちを飾った。鮮やかな勝ちっぷりとともに、フランスの高級チョコレートが由来となっている馬名が話題になった。 その後、福島2歳Sも優勝。これで福島は2戦2勝とパーフェクトを誇る。さらに特筆できるのは、全3勝を1200mで挙げていること。実際は、すずらん賞の1着降着(10着)があり、4勝していることになる。 国枝厩舎のスポークスマン・佐藤助手は「本質的には1200mの馬ですね」と勝利のお膳立てが整っていることを強調。盛んに腕を撫している。 桜花賞は悪夢の12着に終わり、リフレッシュ放牧に出された。美浦に帰厩したのは2週間前。久々に見た愛馬の印象を佐藤助手は「ちょっと細く感じたほど、体は仕上がっている」と言う。続けて、「休養中に精神面で成長し、オンとオフの気持ちの切りかえが上手になった。以前はエンジンが掛かったらブレーキが利かず、コントロールするのが大変だった」と笑う。すずらん賞の降着もそうした若さゆえ。 「でも、今は乗り役が指示を出すまで我慢できるようになった」。その成果が1週前追い切り(7日)にも現われた。坂路で50秒1を楽々マーク。「動きは抜群に良かった」と話す佐藤助手の笑顔が弾けた。「オープン、重賞では最後もうひと伸びしないと勝てないが、気持ちに余裕ができた今ならそれができる」とも。 3歳馬でハンデの恩恵も見込める。現にハンデを見るため、先週の中京・CBC賞にも登録するなど用意周到だ。“第二の故郷”福島で新生クーヴェルチュールをお披露目する。
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レジャー 2007年06月12日 15時00分
ローカル回想記 希代の名ステイヤー・ライスシャワーのデビュー当時を振り返る
宝塚記念の2週前登録が10日に行われた。俄然注目を集めるのは、ダービーで64年ぶりの牝馬戴冠を成し遂げたウオッカの出否だろう。参戦となれば、歴史を塗り替えた女帝がはたまた大記録を打ち立てるのか…興味は尽きないが、宝塚の季節がくると思い出すのが記録阻止の名ハンター・ライスシャワーだ。 宝塚記念の2週前登録が10日に行われた。俄然注目を集めるのは、ダービーで64年ぶりの牝馬戴冠を成し遂げたウオッカの出否だろう。参戦となれば、歴史を塗り替えた女帝がはたまた大記録を打ち立てるのか…興味は尽きないが、宝塚の季節がくると思い出すのが記録阻止の名ハンター・ライスシャワーだ。 ミホノブルボンの3冠(1992年菊花賞)、そしてメジロマックイーンの天皇賞・春3連覇(93年)をストップさせた希代の名ステイヤーは阪神・淡路大震災に見舞われた95年の宝塚記念、阪神から京都へと代替されたGI3勝の舞台で非業の最期(左第一指関節開放脱臼により、予後不良)を遂げた。その死を偲び、ライスの記念碑は京都競馬場をはじめ、ゆかりの地に点在している。当コラムの初回は、そのライスのデビュー当初について触れてみたい。 ライスがデビューしたのは91年夏の新潟。現在は夏のローカルからクラシックを見据えた距離体系が確立されているが、当時、この時季におろされる新馬は早熟のスプリンターというイメージが否が応でも強かった。その1年後、ライスが“ステイヤー”として大成するとは誰も想像がつかなかったことだろう。 記者もその一人だった。牡馬としては小柄な440kg前後の馬体。いかにも仕上がり早といえる体つきだったライスは調教でも小気味の良いフットワークを見せていた。そして、2番人気に支持された芝1000mの新馬戦で見事に初陣を飾った。58秒6という好時計勝ちに、規定路線の新潟3歳S(芝1200m※現2歳S=芝1600m)への期待は高まった。 鞍上はその年にデビューしたばかりの水野騎手(現調教師)。今にして思えば大変恐縮だが、新潟の天狗山で「おっ、いきなり重賞のチャンスかい」と減量ジョッキーだった彼をチャカしていたことが懐かしい。また、この場を借りて彼にお詫びもしなければならない。水野騎手は新潟3歳Sの1週前に騎乗停止となってしまったのである。記者仲間の間で余計なプレッシャーを与えてしまったのが遠因としてあるのではないかと反省している。 ライスはその3歳Sで菅原泰騎手(現調教師)にバトンタッチ。3番人気に推されるも、出脚がつかず11着に終わる。もっとも、後々分かる適性を踏まえれば、負けるべくして負けたレースだったかもしれない。 交通網が未発達だった当時は直前輸送が当たり前となった現在と違って、滞在馬がほとんど。話は前後するが、3歳Sの中間は飯塚厩舎にはよくオジャマさせてもらった。 「距離適性?ウ〜ン、千八ぐらいまでかな。勝負根性はいいものを持っているから、先々はマイル路線で芽が出ればいいね」 担当の川島文夫厩務員はライスの将来性についてこう語っていた。謙虚な人だっただけに、ホンネはどうだったか分からない。ただ、この時、翌年の菊花賞馬に輝くとは思いもしなかっただろう。ともあれ、この類まれな勝負根性が3000m級の消耗戦で真価を発揮したことはいうまでもない。 「いいかい、皆さん。菊花賞というのは、追ってからグイッと体を沈め、首をうまく使って走る馬が勝つんだよ」菊花賞翌週のことだった。ミホノブルボンを手掛けた故戸山為夫調教師が、まるでライスに敗れるのを察していたかのように、栗東の坂路小屋で囲まれた報道陣に淡々とこう話していたのを思い出す。 美浦トレセンにWコースがやっと完成し、坂路がまだなかった時代。南馬場の大外Dコース(ダート)を外ラチいっぱいに力強く駆け抜ける黒鹿毛の“小さな巨人”は、今もなお脳裏に鮮明に焼きついている。
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レジャー 2007年06月12日 15時00分
マーメイドS 夏女サンレイジャスパーが雪辱誓う
得意の季節がやってきた。大好きな夏が近づきサンレイジャスパーが調子を上げている。「第12回マーメイドS」(GIII 阪神芝2000m 17日)は昨年2着した得意のレース。このところ敗戦続きだが、勢いを取り戻すには絶好の舞台だ。 自慢の末脚で「サマー2000シリーズ」の2代目王者へ突っ走る。夏は女の季節。それを地でいくサンレイジャスパーには、うれしい初夏の日差しだろう。 「体調はずっと高いレベルで安定している。何しろ夏場は強い馬だからね」と高橋成師は笑みを浮かべた。 その言葉を裏付けるように1週前追い切りも素晴らしかった。6日の栗東坂路で800m51秒6→37秒6→24秒6→12秒5。男勝りの均整の取れた馬体を鋭く回転させた。全体の時計を51秒台でまとめながら、勾配のきつくなるラスト2Fで25秒を切るのは至難の業。文句なし、絶好調とみていいだろう。 父ミスズシャルダン。偉大な種牡馬サンデーサイレンスが他界したとはいえ、今の日本の生産界は欧米が注目するほどの良血馬があふれている。そのなかで地味な血を受け継いだジャスパーの活躍はキラリと光る。 頭角を表したのは昨年の夏だった。格上挑戦したマーメイドSで2着すると、新潟記念、府中牝馬Sも2着。勝利にはあと一歩届かなかったが、末脚の切れ味は居並ぶ良血牝馬を圧倒する迫力だった。 今年に入ってからの成績はいまひとつだが、師は悲観していない。 「前走のヴィクトリアマイル(14着)は前残りの展開。馬群の中で身動きできず、まったく持ち味を生かせなかった。3走前の中山牝馬Sは道中から大外を回るロスが響いた。普通なら惨敗してしまうケースだけど、よく6着まできた。あのあたりが馬の能力。本当に惜しい内容ばかりだった」 かみ合わなくなった流れを食い止めるには、マーメイドSは絶好の舞台だ。しかも今年は追い込みの難しい京都の2000mから阪神にかわる。 「阪神なら展開のまぎれが少ない。距離もぴったりで条件はそろった。今年はサマー2000シリーズの優勝を視野に入れているからね。このレースで弾みをつけたい」 夏の女王に向け、一瞬で決める。
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レジャー 2007年06月11日 15時00分
地方競馬 2つ目のタイトルがダービー 南関の成長株・戸崎圭太騎手の素顔に迫る
「数字は気にしません。結果は後からついてくるものだと思います」コツコツと一歩一歩着実に進む努力型だ。 6日の東京ダービーを制し、ダービージョッキーの仲間入りを果たした戸崎圭太騎手(26歳、大井・香取和厩舎)は1998年にデビューし、昨年は南関東リーディング5位にランクイン。一方で重賞制覇は一昨年のトゥインクルレディー賞(コウエイソフィア)以来、実に1年9カ月ぶりとなった。「重賞制覇自体がすごいこと。ダービーがすごいという特別な気がしなかったのが、かえって良かったのかも」大一番に前にしても余計なプレッシャーを感じず、自然体で臨めたことが好騎乗につながった。 アンパサンドには2度目の騎乗だったが、初騎乗の羽田盃時に相性の良さを感じ、いつもより自信を持ってレースに臨んだという。こんな感覚を覚えたのも、ひと鞍ひと鞍、確実に実力を積み重ねてきた過程があるからだろう。 さらに、超強力なサポーターの存在も大きい。「奥さんの誕生日に見にきてもらったときも勝てたんですよね」。ダービー当日は麻衣子夫人とまな娘の麻帆ちゃんが応援に駆けつけた。口取りでは、真っ先に麻帆ちゃんを抱き抱え、涙ぐんだ戸崎圭騎手の姿が印象的だった。10月には第2子が誕生予定。応援団が増え、手綱さばきはますます磨きがかかりそうだ。 結果がすべての勝負の世界で「数字は気にしない」と言い切ることは難しい。だが、コツコツと積み上げたモノがゆるぎない戸崎圭太を支えている。
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レジャー 2007年06月11日 15時00分
CBC賞 ブラックバースピン=四位が技ありV
10日(日)、中京競馬場で行われた「第43回CBC賞」(GIII 中京1200m)は道悪決戦(重)になり、単勝10番人気の伏兵ブラックバースピン(四位騎手)が、1分9秒1のタイムで快勝した。 土砂降りの雨は上がったが、馬場の悪いインを走らなければならない枠順(3枠)で、半ばあきらめの心境だった四位が、絶妙な手綱さばきでバースピンに重賞初制覇をプレゼントした。 「人気どころは、どうせ馬場のいい外を通る。で、イチかバチかインを突いた。4コーナーから少しでも馬場のいい外へ出そうと思ったけど、うまくいった」とご機嫌の四位だ。 中京コースは2戦目。昨年暮れの尾張Sでは追い比べで不利を受け6着だから、能力は証明しているが、手塚師は「お昼に準オープンの特別に登録したんだけど、オープンに上がっちゃいましたね。千二〜千四がベスト。サマーシリーズは、もちろんスプリント路線で行きます」とうれしい誤算に大喜びだった。 ラストの追い比べで、スピニングノアールが落馬。安藤勝己騎手が負傷する激しいレースだったが、掲示板入線馬はすべてがハンデ55kg以下。58kgを背負ったペールギュント、フサイチリシャールは完敗。雨が明暗を分けた一戦だった。
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レジャー 2007年06月11日 15時00分
関東オークス(JpnII 川崎2100m 13日)地元川崎でライバルたちを迎え撃つピュアーフレーム
南関東の注目馬はプリンセス賞2-4着の3頭。地元川崎でライバルたちを迎え撃つのはピュアーフレームだ。 8日には小向トレセンで追い切られ、併せたフォアボーダーを直線で5馬身近くちぎる圧巻のパフォーマンスを披露。「前回より動きは良くなった」(内田勝師)と万全のデキで臨む。転入初戦の前走は発馬で後手を踏み後方追走も、直線で猛然と追い込む見せ場たっぷりのレース。当時は転入直後で馬体回復に努めざるを得なかった経緯を考えれば、伸びしろは3頭の中で最もありそうだ。 距離は延びていいタイプだし、乗り替わりも内田博騎手とはJRA所属時にコンビを組んだ経験があり心配無用だろう。唯一、課題を挙げるとすればプリンセス賞時、的場文騎手が「砂を被ると嫌がる面がある」こと。1番枠の発走がカギになる。
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レジャー 2007年06月11日 15時00分
エプソムC “道悪の”フレンチデピュティ産駒が大暴れ
オーラス東京を飾る「第24回エプソムC」(GIII 芝1800m 10日)は、上がり馬エイシンデピュティが初めて重賞を手にした。道悪が味方し、底力勝負になったことが大きかった。勝ち時計は1分48秒3(稍重)。2、3着も道悪を得意とするフレンチデピュティ産駒が入り上位を独占した。 フレンチデピュティ産駒のワン・ツー・スリー。クビ+ハナの大接戦を制したのは、5番人気のエイシンデピュティだった。2着ブライトトゥモロー、3着サイレントプライドが大外を回ったのに対し、デピュティは馬場の真ん中。コース取りが明暗を分けた。 「直線で外を見たら、ゴチャついていたから、真ん中へ。あそこしかなかった」と殊勲の田中勝騎手。「内、外離れていたから、最後まで分からなかったよ。いざ追い出したらフワフワしていて、手応えほど反応が良くなかったが、ゴール前にきてようやく伸びてくれた。春の最後に重賞を勝って、ボク自身もいい形でローカルへいける」と、皐月賞ジョッキーの笑顔が弾けた。 5歳の春を迎え、これで心斎橋S→豪州Tに続く3連勝で初重賞V。先週の安田記念にも登録があったが、確勝を期してこちらへ回ったのが、まんまと図に当たった形だ。 野元師が中京に出張していたため、代理を務めた日吉助手は「しぶとかったね。馬場も味方してくれたけど、今、本当に馬が充実しているから」と胸を張った。 「去年の秋、体が大きくなって放牧から戻ってきたのが良かったんでしょう。その増えた分が今、筋肉になって使えるようになっているから。まだまだこれからの馬。この後は未定ですが、多分、夏休みにして、秋の大きなところへ備えることになるでしょう。もうひと回り大きくなって帰ってきてくれれば、楽しみですね」 飛躍の秋に向けて、ほしかった勲章も手に入れ、まさに前途は洋々としている。
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レジャー 2007年06月09日 15時00分
血統ビーム(最終回) 亀谷敬正はミスティックエイジで有終V狙う
先週の日曜日の中京メーン・飛騨SはCBC賞と同コース。1、2着馬のトーセンザオー、コレデイイノダはともにバブルガムフェロー産駒であった。バブルガムフェローはサンデーサイレンスの産駒ではダート指向の強い種牡馬である。 また、先週の中京芝1200mはテイクザホークが12人気で3着、エターナルサーガが15人気で3着など、近走でダートを使っていたようなダート指向の強い産駒が穴を出していた。 今の中京は時計が速いので、スピード決着に対応する血も重要だが、それは出走メンバーにはほぼあるので、ダートへの強い対応力もある血を持った馬を狙うのがポイントになるだろう。 本命はミスティックエイジ。父SSは今年の高松宮記念でも1、2着になったように、中京芝1200mのスピード競馬にも強い適応性を誇る血である。 母父のイースタンエコーはダマスカス系。アメリカのダート血統であり、米国的な要素、ダートの要素が強く問われる今の馬場ではセールスポイントといえる血だ。 高松宮記念では本紙で同じSS産駒のペールギュントを本命にしたが、これは同馬がSS独特の高齢化による「短距離モード」にシフトしていると判断したから。ミスティックエイジもペールギュント同様、今なら芝1200mの方が集中して走れそうだ。 対抗はタガノバスティーユ。父ブライアンズタイムはダート指向の高いヘイルゥリーズン系種牡馬。先週、15人気で3着に激走したエターナルサーガもブライアンズタイム産駒だ。 さて、本日をもってナイガイタイムスでの私のコラムは終了いたします。長い間、ご愛読ありがとうございました。
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レジャー 2007年06月09日 15時00分
エプソムC 穴党・赤羽の本命はブライトトゥモロー
春の東京競馬のフィナーレは「第24回エプソムC」(GIII 芝1800m)。力量差の少ないメンバー構成で、混戦ムードが漂っているが、本紙の穴記者・赤羽浮馬が白羽の矢を立てたのは、上がり馬のブライトトゥモロー。前走の新潟大賞典Vを含め、左回りは3戦3勝というサウスポーが、重賞連覇で春競馬を締めくくる。 春競馬で笑った人も、泣いた人も、終わり良ければすべて良し。ブライトトゥモローにズバッと最後を飾ってもらおう。 ちょうど出張中で、前走の新潟大賞典をライヴで見たが、その強かったのなんの。道中は中団で満を持し、直線で前があくや、一気に抜け出してきた。やや早仕掛けかと思われたが、上がり3F33秒7で最後までしっかり伸びて初重賞V。着差はクビでも、内容は完勝といえるもので、1分57秒7の走破タイムも優秀だった。テン乗りだった木幡騎手が「早いかと思ったんですけどね。手応えが良かったから、行っちゃいました。乗りやすいし、本当にいい馬に乗せてもらいました」と、3年半ぶりの重賞勝ちに笑顔いっぱいだったのが印象的だった。 これで右回りが13戦2勝に対して、左回りは3戦3勝という典型的なサウスポー。その中身も濃く、2歳時は中京2歳Sをレコード勝ちしているし、東京のテレビ静岡賞(準オープン)ではレース前に放馬するアクシデントがありながら、上がり3F33秒3であっさり差し切ってみせた。聞くところによると、石坂師は本気で天皇賞・秋を狙っているそう。得意の左回りなら一発あっておかしくないと記者もみている。 いずれにしても、ここを勝ってからの話だが、前走後はこのレースを目標にしていただけあって、中間は順調そのもの。今週の追い切りでは坂路で800m52秒8をマークし、1馬身先着する絶好の動きを披露。馬体の張りも目立っており、パーフェクトといえる仕上がりを誇っている。 1800mは3勝を挙げているベスト距離。鞍上がオークス優勝、ダービー2着と春の東京のGIで大暴れした福永騎手にかわるのも魅力だ。その馬名通り、「輝く明日」へおぜん立ては整っている。
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