レジャー
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レジャー 2007年06月18日 22時46分
新馬戦が各地でスタート
【福島】初日の芝1000m戦で一番星に輝いたのは、今をときめくタニノギムレット産駒のルミナリエ(牝、母スリークドレス=美浦・古賀史厩舎)。時計は57秒8(良)と水準レベルだが、叩き合いで競り勝った(半馬身差)勝負根性はアッパレだ。 柴田善騎手は「アクションが大きいから千という馬じゃない」と評価。一方、古賀史師は「思ったより味のある競馬だった。テンションが高いけど、能力はあるし、距離は延びた方が良い」と話した。次走はマリーゴールド賞(オープン 新潟芝1400m 7月21日)を予定している。 2日目の芝1200m戦では6500万円(米国セール)の高値通り、ダイワマックワン(牡、父ラングフール、母コートアウト=美浦・増沢厩舎)が順当勝ちを収めた。勝ち時計は1分9秒0(良)。 直線はギリギリまで追い出しを我慢する余裕。鞍上の手綱が動くと、一頭だけ違うスピードでゴール板を駆け抜けた。「雰囲気がいいね。思うように競馬ができたし、まだまだレースぶりに余裕がある」と柴田善騎手。距離もマイルぐらいまでは持ちそうで、3連勝で新潟2歳Sを制した同厩ダイワバンディット級の活躍が期待できそう。 今後は放牧に出され、マリーゴールド賞か、「ダリア賞」(オープン 新潟芝1400m 8月11日)に向かう予定。 【阪神】新馬開幕からいきなりクラシックを意識させる大物が登場した。初日の芝1600m戦を勝ったポルトフィーノ(牝、父クロフネ、母エアグルーヴ=栗東・角居厩舎)がそれだ。 レースは好スタートからハナを奪うとゴールまで追うところなしの5馬身差圧勝。勝ち時計1分36秒5(良)は平凡だが、ラスト3F34秒4を持ったままでマークしたのだからすごい。「スタートが良く、スッとハナに立てた。あとは余裕。相当に奥が深いですね」とは武豊騎手。来週早々には放牧に出され、成長を促される。今からカムバックが楽しみだ。 2日目の芝1200m戦で勝ち名乗りを挙げたエイシンパンサー(牝、父コロナドズクエスト、母ナナコフレスコ=栗東・平田厩舎)は、出脚ひと息ながらも中団追走から直線で外に出されると豪快に伸び、3馬身半差の完勝。時計は1分9秒7(良)と目立たないが、デビュー戦にして味な競馬を見せた。今後は時計短縮が課題となる。 【函館】初日芝1000m戦は新種牡馬ショウナンカンプ産駒のアイリスモレア(牝、母ユアアディクト=美浦・田村厩舎)が、2番手追走から逃げるイーサンディーバをゴール前で捕らえてデビュー勝ちを収めた。勝ち時計は58秒2(良)。 「内をブロックしながら走る余裕がある分、最後の踏ん張りが利いた。大人びたレースをしたね」と横山典騎手は話しており、センスの高さを感じさせる。祖父サクラバクシンオーの血は函館の芝で良績を収めているが、「血統による適性はあると思うよ」とディアレストクラブ代表の高樽秀夫氏。今後はラベンダー賞(オープン 函館芝1200m 7月21日)を目指す。 2日目の芝1200m戦は好スタートから先手を奪ったホウザン(牡、父タイキシャトル、母キハク=美浦・伊藤圭厩舎)が、評判馬シャドウデイルの追撃をクビ差振り切り、1分10秒9(良)で逃げ切り勝ちした。 「今日はスタートがすべて。他より1馬身速かった。まだ頼りない面はあるが、良いフットワークをしている」と藤田騎手。伊藤圭厩舎は毎年上位を賑わしながら惜敗が続く函館2歳S(JpnIII 函館芝1200m 8月5日)で悲願を果たしたいところだ。
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レジャー 2007年06月18日 22時44分
マーメイドS回顧
「女の争い」を制したのは、6歳馬ディアチャンスだった。阪神競馬場で行われた「第12回マーメイドS」は2番人気のディアチャンスが、2着サンレイジャスパーを1馬身4分の1突き放し、重賞初制覇を達成した。 大逃げを打ったシェルズレイがゴール前の坂で失速すると、そこをディアチャンス、サンレイジャスパーが一気に突っ込んだ。外々を通らされたジャスパーとは対照的にチャンスは終始、経済コースのイン。武豊騎手にも迷いはなかった。 「前が飛ばしていたが、速すぎると思って気にならなかった。追い比べでインにもぐり込み、ラスト300mからゴーサインを送ったら、ゴールまで鋭く駆け抜けてくれた」 デビューから28戦目。陣営にとっても、やっとつかんだ重賞タイトルだった。体に余裕があった休み明けのエメラルドSを快勝。そして、今回は12kg減ときっちり絞れていた。デキの良さが勝利をもたらした。 一方、このレースは競馬の難しさ、奥深さを改めて知る一戦でもあった。前半の3歳未勝利戦で1分45秒5(芝1800m)のコースレコードが飛び出す高速馬場。その割にマーメイドSの勝ち時計1分58秒4はレースレコードながら見方をかえれば物足りない。ちなみに9F通過ラップは、その3歳未勝利の3-5着馬と同じ1分46秒3だった。 各馬がマイペースを守れば、今日の馬場なら全馬がこの時計で走れていたはず。だが、シェルズレイが各馬が息を入れる向正面で11秒台(前半3F〜7F)のハイラップを刻み続けたことで、後方各馬の仕掛けのタイミングが一気に難しくなった。 レースの上がり時計(3F36秒7)と勝ち馬のそれ(34秒5)の差は実に2秒2。これだけ差が開くと逃げ馬は最下位付近に沈むものだが、シェルズは上がり3F37秒0と失速しながらも4着に踏みとどまっている。前出の武豊の言葉にある「速すぎると思って気にならなかった」。これぞペースの妙…自ら前を捕まえにいけば、時計は短縮された可能性が高いが、相手の自滅を待った結果がレースレコード止まりにつながったといえるかもしれない。
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レジャー 2007年06月18日 22時08分
宝塚記念 3歳牝馬には負けられない! メイショウサムソンが闘志メラメラ
負けるわけにはいかない。古馬の、そして牡馬のメンツにかけて、メイショウサムソンが立ちふさがる。牝馬でダービーを制したウオッカの挑戦で盛り上がる「第48回宝塚記念」(GI 阪神芝2200m 6月21日)。だが、GI3勝を誇る最強馬が意地と誇りを見せる構えだ。 その意気やよし。「今度はメンバーがそろうけど、51kgの牝馬だけには負けたくない」高橋成師はそう言い切った。 昨年の皐月賞、ダービー、そして前走・春の天皇賞とGI3勝。最強馬ディープインパクトが去った後、古馬王者の座に上り詰めたメイショウサムソンには強烈なプライドがある。 牝馬として64年ぶりにダービーを制したウオッカの急きょ参戦で盛り上がる今年の上半期グランプリ。たとえ相手に勢いがあろうと、負担重量に7kg差があろうと、古馬の、牡馬の意地にかけて負けるわけにはいかない。 13日の1週前追い切りにもその意欲がにじんでいた。栗東のDWコース。テンからぐいぐいペースを上げて、1200mが76秒8の猛時計。それでもラスト1Fを12秒0でまとめ、併走馬をあっさり突き放した。末脚に磨きがかかり、円熟味も増してきた。 「1週前にこれだけやれれば直前は坂路で軽く乗ればいい。天皇賞の後はさすがに疲れが出て、立て直すのに四苦八苦したけど、10日ぐらいで回復してくれた」と師はうなずいた。 長丁場への不安が少なからずあった天皇賞。しかし鞍上・石橋守との見事なコンビネーションと強靭なロングスパートで激闘をものにした。 皐月賞やダービー、また大阪杯の完ぺきなまでの強さからベスト距離は2000m前後。「距離短縮は好材料」と師も話すように、2200mのこの舞台なら現役最強を証明できるはずだ。 「転厩3戦目を迎えて僕自身もこの馬の特徴をしっかり把握できるようになった。天皇賞より胸を張れるデキにもってこられたし、状態さえ良ければ実戦できっちり結果を出せる。あの馬だけには…」 高橋成師はもう一度つぶやいた。秋にはフランスの凱旋門賞で再度激突するかもしれない両雄。世界戦を前に、どうしても譲れないガチンコ対決だ。
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レジャー 2007年06月16日 15時00分
マーメイドS(GIII 阪神芝2000m 17日)「谷やんの儲かりまっせ!」今年の“人魚姫”はミスベロニカで決まり
「谷やんの栗東ぶっちぎり情報でガッポリ儲けさせていただきました」と我が内外タイムスレース部に数多くのファンの皆様方から感謝の声が寄せられ、記者冥利に尽きるとはこのこと。そして、勝負弱い記者に有終の美を飾らさせてくれたエプソムCの推奨馬エイシンデピュティには感謝、感謝。このモチベーションを高める結果と目下の勢い、栗東生まれの栗東育ちという地の利を生かして、この新コーナーにも、全身全霊を持って挑みたい。 “畳と女房は新しい方がいい”の格言がこの奥深き競馬道に当てはまるかは疑問だが、GI・ヴィクトリアマイルでは13、14、15着と仲良く枕を並べて馬群に沈んだおつぼね様方にはまったく魅力を感じない。もっとも“味噌と女房は古い方が味が良い”という対極の格言もあるようだが、ここはトレーナー、鞍上、そして、当の推奨馬とすべてにおいてフレッシュさが目に飛び込んでくるミスベロニカで勝負だ。 平田厩舎の3歳牝馬といえば、いの一番に先のオークスでは無念のハナ差に泣いたベッラレイアが思い浮かぶが、「ベッラは“守ってあげたい女の子”って感じだけど、こちらは、女馬とは思えないほどの“闘争心の塊り”なんだ」と師。 「でも、そんな気性で一人で返し馬もできず、デビュー戦なんか、どんなレースになるかのか想像だにできなかったのに、わずか4戦目で重賞に挑戦できるんだからね。前走でも引っ掛かって男馬相手に押し切るんだもの。体質、精神力はベッラより上。相当な馬だよ」とオークス2着馬にも匹敵する高評価。 さらに「何といってもまだ3戦のキャリアだけど、その分、未知の魅力はある。秋にはベッラレイアと同じ舞台(秋華賞)に立たせたい馬」とまでいい切るほど、ほれ込んでいる。 もちろん、「重賞は初騎乗、与えてもらったこのチャンスをぜひ、ものにしたい」と、まだあどけなさが残る荻野琢磨騎手も闘魂騎乗を誓う。 48kgのハンデは裸同然。ミスベロニカが今年の人魚姫だ。
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レジャー 2007年06月16日 15時00分
バーデンバーデンC(オープン 福島芝1200m 17日)先週はエプソムC&CBC賞をゲット 絶好調・長田記者の本命は?
先日、『マー君』こと楽天の田中将大投手が西武松坂以来となる高卒ルーキーの6月での4勝という快挙を成し遂げた。それほどの大物でも、“あと一球”の場面では「最後は150kmのストレートで三振」と力んでストライクが入らずピンチに陥っていた。結果的には完封したわけだが、やはり『色気』を出すとロクなことがない。先週のCBC賞的中で、予想が“大振り”にならないように気をつけたいが…。 7歳といっても今が旬。バーデンバーデンCの本命は、安定した末脚が魅力のトーセンザオーだ。 準オープンを勝ち上がるのに10戦を要したが、掲示板を外したのは前々走・春風Sのわずかに1回。1秒4差の9着に敗れたものの、スタートで不利があっただけに参考外だ。鞍上の藤田騎手も「ゲートさえ良くなればもっとやれる馬」と、その能力を高く評価している。 そして、その言葉通りだったと思わせたのが前走の飛騨S。苦手なゲートを互角に出ると楽に中団につけて脚をタメ、4角で先行勢を射程圏にとらえると、これまでのうっぷんを晴らすような豪脚を見せて快勝。0秒1差と僅差の勝利ではあるものの、着差以上の強さを感じさせた。 また、差し馬だけに開幕週の馬場が気になるところだが、1分7秒台の持ち時計があり心配無用だ。全5勝すべてがローカルという無類の平坦巧者で、もちろん、福島も1戦1勝と相性のいいコース。今回は12頭と少頭数の競馬で、いつものように馬群をさばく手間もない。ゲートさえ五分なら連勝濃厚だ。
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レジャー 2007年06月16日 15時00分
バーデンバーデンC(オープン 福島芝1200m 17日)本紙・橋本はクーヴェルチュールをイチ押し!
サマースプリントシリーズ第一弾「函館SS」を見据えた面々が熱い火花を散らす。波乱含みのハンデ戦だけに予断を許さないが、イチ押しは唯一頭の3歳馬クーヴェルチュール。 桜花賞以来、約2か月間のブランクがあるが目標レースだけに、仕上げに抜かりはない。最終追い切りで坂路の1番時計を叩き出したことがその証明だ。 精神的にも成長を遂げ、乗り役が指示を出すまで我慢できるようになった。それが終いの瞬発力アップにつながると確信する。6Fは十八番の距離だがとりわけ、福島は2戦2勝とパーフェクトを誇る。 裸同然のハンデ49kgも勝利へ後押しする。差し切りだ。 当面の相手はシルヴァーゼットと、ツルガオカハヤテ。
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レジャー 2007年06月16日 15時00分
マーメイドS(GIII 阪神芝2000m 17日)藤川京子はサンレイジャスパーを狙い撃ち
マーメイドSは調子を上げてきた◎サンレイジャスパーを狙います。 前走のヴィクトリアマイル(14着)は後方からの競馬になった上、ゴチャついて動けない状態。マイルは少し忙しい感じもしましたし、自分のレースがまったくできなかったので仕方のない結果でした。 確かに一連のレースを振り返ると器用さに欠ける面があり、仕掛けのタイミングがいつも課題と陣営も頭を抱えています。でも、最後は必ずいい脚を使ってくれるのはすごいところ。小回りコースでは差し切るまでは難しいですが、今回は条件もグッと良くなりますからね。内回りといっても、阪神は幅員やコーナーが広くなっていて従来よりも走りやすくなっているし、直線は357mあるのであと一歩届かずということもなさそう。 しかも、この時季は毎年調子を上げてきます。実際に調教も素軽く、体も大きく見せていますからね。坂を苦手としている馬が多い中、こちらはスピードの持続力を備えており、力でねじ伏せられるタイプ。軽い馬場も気にしません。 昨秋の府中牝馬Sでデアリングハート、ディアデラノビアと互角に走ったジャスパー。能力は上位。佐藤哲騎手が再び勝利に導きます。
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レジャー 2007年06月15日 15時00分
福島市制施行100周年記念(福島芝1800m 16日)本紙・橋本は地力上位のリメインオブザサン◎
満を持して出走するリメインオブザサンが絶好の狙い目。 ここが4カ月ぶりのハンデを抱えているが、降級するこの日を首を長くして待っていただけに、仕上げに抜かりはない。格上のフサイチアウステル(5歳オープン)、フサイチジャンク(4歳1600万)に胸を借りて再三、併せ馬を消化、ほぼ万全といえる出走態勢が整っている。 もともと、久々は苦にしないタイプで、やはり4カ月余のブランクがあった衣笠特別(1000万)を快勝しているのは心強い限り。続く、準オープンの冬至Sでいきなり小差3着と好走したのを見ても、ここでは役者が一枚上。福島はきんせんか賞を勝っているゲンの良いコースだし、能力全開は間違いないだろう。差し切りが決まる。 相手は強い3歳馬のシベリアンバード。NHKマイルC4着をはじめ、重賞で好戦してきた実績と実力は脅威。54kgなら逆転も夢ではない。
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レジャー 2007年06月15日 15時00分
安芸S(阪神ダ1200m 16日)本紙・谷口は叩き2走目のエアアドニス◎
叩き2走目で定石通りに上昇ぶりを誇示する関東馬・エアアドニスが本命。 芝は<0007>とからっきし適性はないが、ダート戦においては<4114>とまるで別馬のようの好成績。休み明けと1F長かった前走の立夏Sでは手応えほど弾けなかったが、3勝を誇る自身ベストの千二になる今回はズバリと突き抜ける。 相手は帯に短しタスキに長しの面々で超難解。休み明けながらも地力上位の関東馬・アントニオマグナム、サクラビジェイを上位にとったが、1F短縮で変わり身が期待できるナトゥーアをはじめ△勢も差はなく、ゴール前は紙一重の大混戦になりそうだ。
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レジャー 2007年06月15日 15時00分
TVh杯(函館芝1200m 16日)本紙・古谷は千二がベストのウエスタンビーナス◎
ウエスタンビーナスは2歳時にフェアリーS2着、3歳ではファルコンS4着という重賞実績があり、芝の1200mは得意な距離。それに、スリーアベニューやナカヤマパラダイスといった重賞好走馬と接戦を演じていることからも、この条件は恵まれた。 ラッシュライフは05年の函館2歳Sで、外々を回る形ながら2着に好走。今春はオープン特別でも差のない競馬を続けており、これも降級の恩恵は十分。北海道の芝は合うフサイチバルドルが次位争い。
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