ここが4カ月ぶりのハンデを抱えているが、降級するこの日を首を長くして待っていただけに、仕上げに抜かりはない。格上のフサイチアウステル(5歳オープン)、フサイチジャンク(4歳1600万)に胸を借りて再三、併せ馬を消化、ほぼ万全といえる出走態勢が整っている。
もともと、久々は苦にしないタイプで、やはり4カ月余のブランクがあった衣笠特別(1000万)を快勝しているのは心強い限り。続く、準オープンの冬至Sでいきなり小差3着と好走したのを見ても、ここでは役者が一枚上。福島はきんせんか賞を勝っているゲンの良いコースだし、能力全開は間違いないだろう。差し切りが決まる。
相手は強い3歳馬のシベリアンバード。NHKマイルC4着をはじめ、重賞で好戦してきた実績と実力は脅威。54kgなら逆転も夢ではない。