レジャー
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レジャー 2007年06月20日 16時00分
宝塚記念(GI 阪神芝2200m) ダイワメジャー GI連覇だ
安田記念を優勝したダイワメジャー。GI4勝はメンバー最多を誇る。その割りに突出した人気がないのは、やはりマイラーの印象が強いからだろう。 距離の2200mについて上原調教師は、次のように話す。「以前はノドの心配があったのでマイル前後を使っていたが、手術が成功した今は距離の心配はなくなった。安田記念はスタートしてから押して行くぐらいだったし、いい意味でズブさも出てきた。守備範囲と思っている」 ちなみに、ノドの手術をしてからここまで6勝(うちGI3勝)と完全に本格化。また、2000mの皐月賞、天皇賞・秋を勝っていることからも距離のメドは立っている。「昨年(4着)はディープインパクトという傑出した馬がいたけど、今年は混戦」と腕を撫す上原師。メイショウサムソンも、ウオッカも恐るに足らずだ。 「昨年は距離に一抹の不安があったし、アンカツ(安藤勝)さんも騎乗停止で乗れなかった。四位(騎手)はテン乗りだったが、それでもあれだけの競馬をしてくれた」と評価している。 ステップは昨年と同じ中2週での挑戦だが、心技体とも完成の域に達し、今が円熟期。「今年はまだ2戦しかしていないから、馬が痛んでいない」と強調する。上原師のもうひとつの物差しは有馬記念。秋4戦目でディープインパクトの3着と好走したことが、自信になっている。 「普通に走ってくれば自ずと結果はついてくるはず」と師。5つ目のビッグタイトル奪取も夢ではない。 【最終追いVTR】5F標から単走でスタート。直線は前にいたコスモシウテクトリ(3歳未勝利)と偶然併せ馬の形になったが、それをよけるように内に入るとエンジンが点火。グイッとひと伸びし、1馬身突き放したところがゴール板だった。中2週も依然、デキは高いレベルで安定している。
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レジャー 2007年06月20日 16時00分
宝塚記念(GI 阪神芝2200m)メイショウサムソン万全
春の天皇賞を勝って古馬の頂点に立ったメイショウサムソン。自身、4つめのGI制覇に向けて、仕上がりは上々だ。「先週、しっかりやって体はできている。きっちり体調さえ整えば、結果が出るタイプだからね」と高橋成師は自信をみせた。 折り合いに不安のあった3200mの天皇賞を持ち前の粘り強さで快勝。精神面の成長を示したが、2200mの今回はさらに期待が高まる。 「騎手も距離短縮はプラスと言っている。それにこの時期は一番、充実している」と話していた。 【最終追いVTR】1週前に目一杯のケイコを消化。今朝も石橋守騎手を背に、終いの反応だけ確かめられたが、ゴール前での軽い仕掛けに抜群の伸び。心身ともに充実して文句なしの動きだ。
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レジャー 2007年06月20日 16時00分
宝塚記念(GI 阪神芝2200m) カワカミプリンセス完全復調
今度は違う。ヴィクトリアMは10着に大敗したカワカミプリンセスだが、敗因ははっきり。「放牧先からガレて帰ってきたからね」と柳田助手。馬体を戻すのに手間取った。 しかし、この中間は「馬体の張りが全然違う。攻め馬をしっかりやりながら体重が増えているぐらい」と話した。 その言葉通り、13日の1週前追い切りは素晴らしい切れ味。「惚れ惚れするようだった。中身が違うよ。前走は1番人気で動くに動けない展開だったから」と大駆けの気配が漂っている。 【最終追いVTR】かつてのパートナー・本田師を背にDWコース入り。ラスト1Fで追い出されると鋭く反応し、11秒4と“超抜”の切れ味を発揮。前走はアバラが浮き出るほどガレていたが、今回はフックラして馬体も回復。上積みは相当見込める。
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レジャー 2007年06月20日 16時00分
グランドマイラーズ ナイキアディライトが“圧逃”
19日、船橋競馬場で行われた「第10回京成盃グランドマイラーズ」(SIII 1600m)は、逃げた1番人気のナイキアディライト(牡7歳、船橋・川島正厩舎)が、直線で二枚腰を発揮し、後続を4馬身差突き放す圧巻のパフォーマンスを披露(勝ち時計1分39秒3・良)。重賞10勝目を挙げた。 「4角手前の手応えから、これで止まるわけはないと思った」3度目のコンビとなる内田博騎手には早々と勝利が見えていた。折り合いを欠き失速大敗した前走のうっ憤を晴らし、格の違いを見せつけた。
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レジャー 2007年06月19日 15時57分
宝塚記念 “世界王者”アドマイヤムーンがプライドを見せる
「第48回宝塚記念」(GI 阪神芝2200m 24日)はGI馬8頭を含む豪華な顔ぶれとなった。注目は凱旋門賞をにらむウオッカ、メイショウサムソンらに集中。これらの話題馬に対して世界王者としてのプライドを見せつけるか。ドバイデューティーフリーで国際GI勝ちを収め、日本の中距離路線のエースへと上り詰めたアドマイヤムーンが立ち上がった。まさに誇りをかけた戦いだ。 日本代表として戦った誇りがある。そして世界を制した揺るぎない自信がある。だからこそ、“至上最強”メンバーのそろったグランプリで燃えないわけがない。中距離界のエースとしての力を満天下に証明する。その絶好の機会がアドマイヤムーンに訪れようとしている。 「今年に入ってドバイ、香港と2度海外に遠征して輸送や環境の変化など厳しい状況に耐えてきた。それを経験して馬自身に貫録が出てきた。自信がみなぎっている」 松田博師は体全体からあふれる雰囲気に王者としての風格を感じ取る。 超一流アスリートしか漂わすことのないオーラ。今回からコンビを組むことになった岩田騎手もまた1週前追い切りで同様の感触を味わった。 「乗っていてゾクゾクする感じがある。前の馬を交わす時にはサッーと流れるような、周りの景色がまったく違って見えた。すごすぎました」 すごすぎる王者が挑むのは国内初のGI制覇だ。これまで弥生賞、札幌記念をはじめ、重賞は5度も制しながらGIでは皐月賞(4着)、ダービー(7着)、天皇賞・秋(3着)とまだ一度もその頂点を極めていない。国内最強の称号を得るためには是が非でもGIの勲章、“至上最強”のグランプリでの勝利が必要だ。 「帰国してからも順調に乗り込んできた。1週前追い切りではまだ少し体に余裕があったけど、レースまでには絞れてくると思う。いい感じで調整できている」 ドバイ、そして香港の激戦を戦ってきた疲れもすっかり癒えた。磐石の態勢で迎える戦い。それは世界王者としてのプライドをかけた戦いでもある。 「もちろん、ウチは海外のGIを勝っている馬だから。能力の比較ならもちろん、勝ち負けになると思っている」ダービー馬がナンボのもんじゃい!海外GI馬が唸りを上げた。
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レジャー 2007年06月19日 15時52分
宝塚記念(GI 阪神芝2200m 24日)コスモバルクが阪神で最終追い敢行
今年も昨年と同パターン。シンガポール航空国際Cを経由してコスモバルクが上半期のグランプリへと挑戦する。 「昨年はレースを勝った後に伝染病の疑いで、シンガポールで1週間足止めされた。その影響で宝塚では状態が最悪だった」榎並調教厩務員は8着だった昨年の敗因を振り返る。 その前走のシンガポールでは同じ日本馬の激走に海外GI連覇を阻まれた。先行したシャドウゲイトを直線で捕らえきれずに0秒2差負けの2着。惜しくも涙を飲んだが、有馬記念(11着)、大阪杯(8着)と続いた悪い流れにピリオドを打った。復活の手応えはつかんだ。 今朝は阪神ダートコースで67秒7(馬なり)。時計は平凡も非常にリラックスしたムードで、榎並調厩員との呼吸もピタリ。軽やかな脚取りでラスト1Fは12秒9をマークした。 「昨年は馬体を戻すだけで精いっぱいだったけど、今年は本当に順調にきている。阪神競馬場に滞在するのは今回が初めてだけど、環境も良く、落ち着いているよ」2004年の皐月賞2着から3年以上も追い続けてきた悲願の国内GI制覇へ態勢は整った。 「今年は本当に凄いメンバーになったね。でも、去年より期待できる状態なのでこのままいけば、いいレースができると思う」復活を遂げた道営の星がこのグランプリで再び輝きを取り戻す。
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レジャー 2007年06月19日 15時44分
宝塚記念(GI 阪神芝2200m 24日)人馬ともに絶好調!シャドウゲイト
「58kgを背負ってこのメンバーだからね。楽ではないよ」加藤征師の”泣き”がかえって不気味さを漂わす。 初の海外遠征、そして久々のGI挑戦。幾多のハンデを乗り越えてシンガポール航空国際Cを制したシャドウゲイトにとって、春のグランプリ制覇はもはや夢物語ではなくなった。 帰国後は検疫等の関係で白井を経由し、阪神へ直接入厩した。心配された空輸の疲れもなく、1週前(13日)にはダートで5F69秒5。ラスト1Fは12秒0と上々のフットワークを披露し、陣営を安心させた。 「馬体は500kgを超えるぐらいまで戻っている。当日は前走からほとんど変わりないぐらいで出せるんじゃないかな」 円熟の5歳を迎えた今年は中山金杯圧勝をはじめ、その後も強豪相手に互角の勝負を展開した。ハナを切った大阪杯にいたっては、メイショウサムソンと壮絶な叩き合いを演じ、最後の最後まで食い下がった。 「あのときは脚をためすぎたね。勝負どころの手前からスッとペースを上げ、4角で後続をもう少し引き離せていたら」 王者サムソンも乗り方ひとつで負かせない相手ではない。師からようやくホンネが聞かれた。 鞍上は目下関東リーディングを突っ走る田中勝。不名誉なGI連敗の記録も皐月賞初夏の仁川で大物食いをもくろむ。
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レジャー 2007年06月19日 15時43分
スイープトウショウ 宝塚記念回避
宝塚記念に出走を予定していたスイープトウショウ(牝6歳 栗東・鶴留厩舎)は、右トモのハ行により同レースを断念することになった。 「日曜(17日)に鞍を置こうとした際に暴れて転倒。その時にやってしまったんだろう」と鶴留師。今後は秋まで休養に入る。
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レジャー 2007年06月19日 15時40分
ローカル回想記 北の大地をわかせたレディブロンド
2003年夏…彗星のように出現し、流れ星のように消えていった馬がいた。レディブロンドのことである。それはひと夏のメークドラマだった。 5歳の夏、函館でデビューしたレディブロンドはいきなり、1000万特別「TVh杯」(芝1200m)を快勝する離れ業を演じ、周囲の度肝を抜いた。それにしても、よその厩舎だったらここまで辛抱強く待てただろうか?。 “千里の馬は常にあれども伯楽は常にはあらず”。才能のある人材はたくさんいるが、その才能を引き出す指導者は少ないという意味である。厩舎の番頭格である葛西助手は「全体的に弱かったが、走るのは分かっていたのでテキ(藤沢和師)と、オーナーが相談して5歳まで待った」とデビューが遅れた経緯を話した。これこそ、当代随一の名伯楽・藤沢和師の面目躍如である。 TVh杯を皮切りに瞬く間に特別5連勝を達成。無限の才能を余すところなく発揮した。レディブロンドの華々しい活躍は、ファンに夏の夜空を彩る打ち上げ花火を彷彿(ほうふつ)させた。 スティンガー、シンコウラブリイ、ダンスインザムード。藤沢和厩舎が輩出した牝馬のGI馬はキラ星のごとくいるが、「それらと比較しても遜色ない」と葛西助手は断言する。そして、衝撃的なデビューから、わずか3カ月後に『その時』は訪れた。 母ウインドインハーヘア(Wind in Her Hair)が死亡。その後継馬として繁殖入りを余儀なくされる。「まだまだ活躍できた」(葛西助手)と惜しまれながら、連闘で挑み、初めて土がついた03年スプリンターズS(4着)が最後のレースになった。 不世出の名馬ディープインパクト(父サンデーサイレンス)の半姉としても、その名は永遠に不滅だ。現在は母親になり初仔(牡、父ジャングルポケット)が今年デビューする。新たなる“衝撃”との出会いが待ち遠しい。 レディブロンド 1998年3月20日生まれ/美浦・藤沢和雄厩舎/父Seeking the Gold/母Wind in Her Hair/牝/鹿毛/生産者=Orpendale & Barronst(米)/馬主=ロードホースクラブ/競走成績=6戦5勝/獲得賞金=8767万3000円
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レジャー 2007年06月18日 22時47分
福島競馬開幕 バーデンバーデンC(オープン 芝1200m 24日)クーヴェルチュールが競り勝つ
土曜福島メーンが3歳馬同士(1着クランエンブレム、2着ホクトスルタン)のワンツー決着。そして、日曜メーンも3歳馬クーヴェルチュールが勝利した。 ココナッツパンチ(目黒記念2着)、トロピカルライト(欅S2着)を例にとっても、今年の3歳はレベルが高い。ウオッカがダービーを制したように、とくに3歳牝馬は当たり年といっていいのかもしれない。 「内枠だったのでロスなくいけた。さらに前2頭がペースをつくってくれたので競馬がしやすかった」とは、吉田隼騎手のレース後のコメント。道中ロスなく運べたことにより、小回り向きのスピードが十二分に生かされた格好だ。「外から併せられてもよく我慢した。競り合いは強い。最後はその差が大きかった」という通り、勝負根性も光った。 これでクーヴェルは福島コース3戦3勝。国枝師が「いい競馬場だね。秋もここでスプリンターズSを開催してくれればなあ。地域活性化にもなるし(笑)」というのもうなずける。 コース、距離、斤量、展開、枠、少頭数、季節。今回は勝ってくださいといわんばかりの最高条件がそろった上でのハナ差勝ち。真の評価が下されるのは、次走に予定する直千スピード決戦「アイビスSD」(GIII 新潟芝1000m 7月15日)になろう。 2着には芦毛馬シルヴァーゼットが入線。「夏は牝馬、そして、芦毛」。競馬の格言が見事に体現され、2007年の夏競馬が開幕を告げた。
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