レジャー
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レジャー 2007年08月27日 15時00分
先週の新馬勝ち馬(新潟)
25日(土)の芝1800m戦で大番狂わせを演じたのは単勝12番人気のベンチャーナイン(牡、父エイシンサンディ、母グラッドハンド)。所属する小桧山厩舎はビルトゥオーソ(12着)と2頭出しだったが、調教師の姿はなかった。勝ちタイムは1分50秒4(良) 憶測だが、まさか勝てるとは思っていなかったからだろう。実際、「乗り込んではいたが、厩舎では1回使ってからと話していた」と武士沢騎手も驚きの表情を隠せない。しかし、うれしい誤算は何度あってもいい。 武士沢騎手は満面に笑みを浮かべレースを振り返った。「上がりの競馬になると思って、自分のリズムで走らせたが、期待していた以上にいい脚を使ってくれました」 4角17番手から爆発させたメンバー最速の“鬼脚”(上がり33秒4)には、断然人気のレプラコーン(クビ2着)も防ぐ手立てはなかった。 26日(日)の芝1400m戦(牝馬限定)は、2002年のジャパンCなどGI8勝を挙げたファルブラヴの初産駒ラルケット(牝、母アズサユミ、美浦・和田厩舎)が好位から抜け出し、鮮やかな差し切り勝ちを飾った。勝ちタイムは1分21秒8(良)。 ハナ差の辛勝だったが、「追われてから反応が鈍かったのは、初めての実戦だったから」と小野騎手。「最後までしっかり伸びてくれた」勝負根性を讃えた。レコードに0秒4差と迫った勝ちタイムも優秀だ。 距離について小野騎手は、「もう少し延びても大丈夫」と含みを持たせたが、血統的に融通は利きそう。先々が楽しみな素材だ。
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レジャー 2007年08月27日 15時00分
キーンランドC クーベルチュールが古馬を粉砕
サマースプリンドシリーズの第4弾「第2回キーンランドC」(JpnIII 芝1200m)は26日(日)、札幌競馬場で行われ、4番人気のクーヴェルチュール(牝3歳 美浦・国枝厩舎)が待望の重賞制覇を成し遂げた。 道中は逃げるサープラスシンガーの直後をピタリと追走。直線で手応え良く先頭に踊り出ると、並み居る古馬勢を振り切った。勝ち時計は1分8秒6(良) 手綱を取った横山典騎手は「そう速くない流れの中、うまく2番手につけることができた。思い通りの競馬ができた」と納得の表情。一方で、「札幌の重い芝で斤量(51kg)が軽かったのも利いたね」と条件面で恵まれたことも指摘した。 この日の勝利も含め、これまでに挙げた4勝はすべて平坦の芝1200m。今後、中央場所で日の目を見るか…はたまたローカル巧者のまま“月見草”で終わるかは「相手関係」「坂」「斤量」の3つの課題克服にかかっている。
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レジャー 2007年08月27日 15時00分
新潟記念 ユメノシルシが重賞初V
サマー2000シリーズの第4弾「第43回新潟記念」(GIII 新潟芝2000m 26日)は、好位追走から直線で先頭に立った2番人気のユメノシルシが快勝し、初重賞制覇。ポイント争いでも14点で暫定トップに立った。2着に10番人気のトウショウヴォイス、3着には7番人気のヤマニンアラバスタが入り、3連単は27万円を超える波乱になった。 着差は0秒1でも、内容は横綱相撲。ユメノシルシが659mの長い直線を早め先頭から押し切り、待望の初重賞制覇を飾った。 「逃げる馬がいなければ行くことも考えていたが、できれば1、2頭、先へ行ってくれないかと思っていた」と大久保洋師。大外18番枠から抜群のスタートでポンと飛び出したが、内からトリリオンカットがくるとスッと控えて好位を追走。途中から引っ掛かり気味にトップガンジョーがハナに立ち、理想的な展開になった。 「ハナに立つことも考えたが、内からきてくれたからね。内を見ながら行けたから、外枠も良かった。馬場のいい外々を通っていたら、直線で自然と先頭に立ってしまった。1頭になると気を抜くところがあるので、それだけに気をつけて追った。早いかなと思ったけど、よく頑張ってくれた」と殊勲の吉田豊騎手。2005年の鳴尾記念(メジロマントル)以来の重賞Vに「1年半ぶりですね。自厩舎の期待馬で重賞を勝ててよかった」と白い歯がこぼれた。 馬インフルエンザ騒動に揺れたここ2週の中央競馬だが、実はユメノシルシもその被害に遭うところだった。「たまたま厩舎の都合で放牧先から早めに戻したんだ。うちは使っている馬は10日前に戻すことも多いからね。もし、そうしていたら移動禁止でアウトだったから、運が良かったよ」と師は苦笑い。 これで今年に入って5勝目。2月に500万を走っていた馬がステークスウイナーにまでのぼりつめ、サマー2000シリーズも14ポイントでトップに立った。 「札幌記念に連闘?いやいや、そんな無理はしないよ。秋の目標は天皇賞。もともと能力のあった馬だし、ここにきて競馬の形ができてきたからね」と師。一方で、「本当は放牧に出してリフレッシュしたいが、移動できない。どうしたものかな」とつぶやいた。 次走は未定だが、毎日王冠をステップに本番へ向かうローテーションが有力。ユメノトビラのサクセスストーリーはまだ始まったばかりだ。
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レジャー 2007年08月25日 18時47分
新潟記念 アドマイヤモナーク豪脚炸裂 藤川京子が自信の◎
長い新潟の直線でモナークの決め手が爆発よ!サマー2000シリーズの第4弾「第43回新潟記念」(GIII 芝2000m)はあす26日、新潟競馬場で行われる。ただでさえ荒れやすいハンデ戦に加えて、馬インフルエンザ問題で調整過程に微妙な狂いが生じた馬も…。女馬券師・藤川京子はそれらを踏まえた上で、アドマイヤモナークにこん身の◎を打った。 モナークにチャンス到来!サマー2000シリーズ・新潟記念はアドマイヤモナークが大外一気を鮮やかに決め、重賞初制覇を飾ります。近走の成績を見てもわかるように一線級馬相手に安定した走りを見せており、ここへきてグングンと力をつけています。 前走の七夕賞は最後方からの競馬。4角15番手から直線勝負に懸けましたが、いざ追い出されるとエンジンの掛かりが微妙。ようやくスピードに乗り、追い込んできましたが、あと一歩届かずの2着でした。反応がイマイチというか、少しズルさがあるというか、一頭になるとフワフワしてしまう普段の悪い癖が出てしまったように感じました。 しかし、点火してからの伸び脚はやはり鋭いですね。上がり3Fこそ勝ったサンバレンティンと同タイムの35秒7でしたが、スムーズにスピードに乗っていれば逆転まであったと思いますし、不器用な脚質にして小回りであれだけやれたのは収穫でした。また、これまで長めの距離を使ってきた割には、まだまだ折り合いに課題がある馬。七夕賞の走りを見てもこの2000mは意外と合っているのではないでしょうか。 そして、今回は距離は同じでも、ゆったり行ける広い新潟の外回り。競馬は一層しやすくなっています。外差しが利く馬場もいいですね。小回りコースのようにあと一歩届かず、という前走のようなこともないはずです。直線ではハンデ戦らしく横一線の追い比べになりそうですから、横に馬を置きたいモナークにはいい材料。もう一頭でソラを使って、反応が悪いなんてこともきっとなくなるはずです。 それに何といっても、イチ押しの理由は状態の良さにあります。昨年の春の天皇賞から重賞街道を突っ走ってきましたが、春当時は馬体が緩かったり、硬さが残っていたりと本調子を欠いていた印象です。それが前走からやっと動きが良くなり、馬体も引き締まって復調気配を見せ始めました。柔軟なフットワークはまるで別馬のようで、中間はさらに上昇ムードです。 メンバーもいくらか手薄になった今回、モナークの実力が浮き彫りになることでしょう!
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レジャー 2007年08月25日 15時00分
新潟記念 アベコーが着目したのは新潟巧者の馬
今週も暑かったですね〜。皆さん、お元気ですか! アベコーこと阿部幸太郎です。 今週は無事競馬が開催されて、ホッとしていますが、異例の調教態勢で臨んでくる馬や、ほとんど軽い調教だけでレースを迎える馬。今回の馬インフルエンザ騒動の波紋は馬を送り出す調教師サイドも、それを判断し、馬券を購入されるファンの方も、相当頭を痛めていることと思います。 予想をする上で、体調の良し悪しは基本となる部分。圧倒的な人気馬がなんとも不可解な凡走でレース後のコメントが、調教過程が変わったので本調子ではなかった、では済まされません。いい加減な状態、不安が残る状態でレースに臨んできてほしくありません。体調が悪かったら即刻回避すべきです。それが馬券を買って頂くファンへのマナーだと思います。 さて、「新潟記念」は、異常とも思える暑さの中で、有力馬が次々に回避。ハンデ戦ということもあり、大変難解レースとなりました。 で、最大のキーポイントと考えたのが、昨年の真夏の新潟で良績を残した馬です。それが、今回本命に指名したフェイトトリックス。昨年の夏は小倉の博多S(準オープン)で3着。その後、新潟の天の川Sに挑戦。このレースが今回の新潟記念を占う上で、大きなきっかけとなっています。距離が2000m。結果は4着でしたが、超スローペースで、余りにも消極的な騎乗の仕方。ゴール前で勝ち馬に0秒1差まで肉薄しながら届かず。当時のラスト3Fが出色の33秒3。いかにも脚を余して負けた印象です。しかも雨が降り、稍重の発表でのもの。とはいえ、この強烈なパンチ力は、直線の長い新潟では掛け値なしに最大の武器となります。 今年、AJC杯で独走したマツリダゴッホを、昨年暮れの冬至Sで一蹴したときが2000m。この距離では無類の強さを発揮します。暑さに強く新潟がピッタリ。ハンデの54kgも有利。阪神の米子Sを叩いて今回は2戦目ですが、たっぷりレース間隔を取り、入念に仕上げた池江泰郎師流ならではの調整法。とくと拝見したいものです。
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レジャー 2007年08月25日 15時00分
新潟記念(GIII 新潟芝2000m 26日)本紙・橋本はマヤノグレイシーで大胆に勝負!
有力馬がインフルエンザの犠牲になり、相次いで戦線離脱。風雲急を告げる事態になったが、他人の不幸は我が身の幸せといわれる勝負の世界である。 どの陣営もチャンスに虎視眈々。その中でマヤノグレイシーに白羽の矢を立てた。8歳馬だが、度重なる休養(合計3年4カ月)でキャリアは<6326>と4歳馬並み。無理使いされていないから、心身とも若い。 8歳のここまで辛抱強く使ってきたのを見ても、この馬にかける関係者の期待のほどがうかがえる。一時代を築いた名牝ビクトリアクラウンの近親という、血統的な裏づけもあり本来なら、とっくの昔に重賞の1つや2つ勝っていて不思議はない。 果報は寝て待てというが、ついに千載一遇のチャンスが到来した。<2100>と群を抜く“鉄砲”実績に加えて、ハンデ54kgなど勝利のお膳立ては整っている。
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レジャー 2007年08月25日 15時00分
キーンランドC(JpnIII 札幌芝1200m 26日)本紙・古谷はクーヴェルチュール中心
クーヴェルチュールはアイビスSD後、ファンタストクラブで調整され、10日前入厩で札幌へ。インフルエンザ騒動で移動ができなくなる直前だっただけに、運の強さも兼ね備えている。バーデンバーデンCで見せたしぶとさが身上といえるが、無念の降着となった昨年のすずらん賞(1着入線)で見せた瞬発力も非凡なものだった。斤量面でも有利なだけに、重賞初制覇のチャンスと見る。 強敵は函館スプリントSで内から鋭く抜けたアグネスラズベリ。頭の高い走法ながら、馬群にひるまない勝負根性は、フルゲートの大混戦では強みとなる。ブラックバースピンの前走は枠順の差での惜敗。逆転も十分。
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レジャー 2007年08月24日 15時00分
三面川特別(新潟芝1800m 25日) アベコー 鉄砲は2戦2勝、アクロスザヘイブンが決める
蔓延する馬インフルエンザの収束を待たず、今週から中央競馬が再開する。出走するのは昨23日の検査で陰性となった健康体の馬だが、いかんせん開催が決定したのは、すでに追い切りを済ませた馬も少なくない22日(水)の夜。各陣営によって異なる調整のサジ加減が波乱へとつながる可能性は十分ある。土曜の新潟メーン「三面川特別」(1000万 芝1800m)。アベコーこと阿部幸太郎はアクロスザヘイブンで強気に攻める。 ナイガイをご愛読の皆さま、こんにちは〜。アベコーこと阿部幸太郎です。暦の上では処暑(しょしょ)を迎えましたが、相変わらずの猛暑に、さぞかしウンザリされている方も多いと思います。 さあ、夏競馬もラストスパートに突入。先週、開催中止で取りそこなった馬券を、ぜひともゲットと行きましょう。ただし、馬インフルエンザによる影響で、今週は調教過程に、厩舎によっては、大きな狂いが生じています。 通常時の水曜追い切りが、木曜に変更、そして土曜日の開催目指して金曜輸送。酷暑の季節でもあり、疲労残りがどうしても気がかりです。今週の競馬全般にも通じることです。 新潟メーンは「三面川特別」です。ポイントは前記した仕上がり具合。そして外回りの1800mで展開が、大きなカギだと思います。 顔ぶれから主導権を楽々取れそうなのがスルーレート。おそらく楽なマイペースです。それゆえこの馬の逃げ残りまで考えましたが、日本最長の直線コース。やや厳しい条件かもと考えて、狙いはアクロスザヘイブン。5カ月半ぶりの実戦ですが、夏の新潟戦を目標に入念な調教。しかも、このアクロスは、過去休養明けが2戦2勝。いわゆるポン駆けに、絶大な強さを見せている馬なのです。前2走は苦手とする道悪馬場。参考外の一戦です。 注目してほしいのが、3走前のGIII「京都牝馬S」。何と重賞級の馬を向うにまわし、ほとんど差がない5着。先の小倉記念を制したサンレイジャスパーと、わずかアタマ差の大接戦。アグネスラズベリ、ウイングレットと馬体を並べていたことからも、この1000万条件では、相当に評価度の高い一戦だと確信しています。 良馬場、GI以外の1マイル以上では、これまで<3011>。抜群の実績です。京都牝馬Sのときと同じケースで、逃げ馬の直後で流れに乗り、直線抜け出してくれるものと期待しています。 相手はオークス3着の看板を持つラブカーナの強襲。さらに単騎逃げが打てるスルーレートは準オープンでクビ差2着がある実力派。そして休養明けのタイキマドレーヌも不気味。
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レジャー 2007年08月24日 15時00分
三面川特別(新潟芝1800m 25日) 藤川京子 良馬場ならアクロスザヘイブンよ
アクロスザヘイブン、始動!一口出資馬の“アクロン”が5カ月半ぶりにターフに帰ってきます。未来予想図には反しますが、そこはワタシの愛馬ですから…お許しを(苦笑)。 ここ2戦は(13)(16)着と惨敗。でも、敗因はともに道悪とはっきりしています。関係者の方々によると手応えはあっても、これからスパートというときに体を丸めてしまっていたそうです。今回も一番のポイントとなるのは馬場ですが、土曜日はお天気のようですからひとまず安心です。 良馬場でのパフォーマンスは今年初戦の古馬牝馬重賞・京都牝馬S(5着)を持ち出すまでもないでしょう。何より、今回は降級戦でもありますからね。 当初は5月30日に美浦トレセンに帰厩後、1か月後のレースに向かうはずだったのですが、脚元や腰に疲れが出たため出走を見合わせ、焦らず無理せず、じっくりじっくりと出走を待ちました。 今週の競馬開催が微妙だったため、最終追い切りは馬なりで流した程度ですが、牝馬ですし、毎回直前は余裕を持たせていますからね。現実に、力を出せる仕上がりと中野隆先生も太鼓判を押しています。 「新潟は新馬戦で経験しているし、千八だったら持ってくれるだろう。ペースもそんなには速くならないだろうし、例え速くなっても時計は持っているからね」と自信に満ちたコメント。 8か月ぶりでの未勝利勝ち、約5か月半ぶりで500万勝ちと休み明けはめっぽう走る“アクロン”。「欲をいえばもう少しふっくらしてほしいんだけど。牝馬は一度調子を狂わすとなかなかよくならないから」と懸念材料を挙げましたが、「乗りやすい馬だし、息もできているから3走前くらい走ってくれればいうことないよ」と期待も見え隠れしているようでした。 実績はナンバーワン、負けず嫌いの闘志が新潟で大爆発を起こします!
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レジャー 2007年08月24日 15時00分
三面川特別(新潟芝1800m 25日)本紙・橋本は秋華賞へ向け負けられないレインダンス
馬インフルエンザ騒動のなか、疑心暗鬼になるなという方が無理だが、厳しい検査をクリアして出走して来た以上、公正競馬は確保できたと信頼したい。 本命にはレインダンスを推す。その根拠として、桜花賞、オークスの両GIで(6)(7)着と好戦してきた実績を第一にあげたい。次に、前走の勝ちっぷりがまた素晴らしかった。前半の5F60秒9とスローな流れを克服、メンバー最速の差し脚で突き抜けた強さは本物だ。 確かに3kg減の恩恵はあったが、それ以上に歴戦の古馬を一蹴した内容を評価したい。昇級戦になるが、春の実績を考えたらクラスの壁など皆無に等しい。まして、ここは牝馬同士。2連勝で秋華賞に弾みをつける可能性は高い。 強敵はオークス3着馬ラブカーナ。
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